義母の介護日記・・住宅改造の巻き・・


「お母さん、一人で入れたね」浴槽のまわりに手すりをつけたら、あまり手を貸さなくても自力でお風呂に入れた。よくそうに入るのが一番苦労だったのに。「これでは介護保険の認定が自立と判定されるかもしれないね」と笑った。
骨粗しょう症で一人では歩けなくなった86歳の義母が10月から我が家に同居することになった。日曜大工が得意な夫が床を平らにして段差をなくしたり、玄関やトイレなど15箇所に手すりをつけたりした。おかげで義母はひとりでなんとか手すりにつかまってトイレなどに行く。住宅改造はすごい。 我が家は利用しなかったが、中野区に住宅改造サービスがあり。所得に応じて限度額の何パーセントかを補助してくれる。現在の限度額は浴室で40万円。トイレで42万円と場所ごとに受けられる。しかし介護保険では手すりや段差の解消は2つで各0万円までとなる予定。区独自の工夫が必要です。1999/11

自分でケアプランを作ったの巻

素人が作るのは無理といわれたが、勉強のためチャレンジ。まずは今までサービスを受けていたところへ、4月からもお願いしますと電話。デイサービスと車椅子の貸し出しはとりあえず電話申し込みでOK.そして介護保険課の窓口に行って用紙をもらいその場で各事業者の番号や点数などを素人にわからない数字を教えてもらって書き込む。電卓で利用数回をかけて費用を計算。区の職員にチェックしてもらい提出。同じものを各事業者にFAXなどで送って手続き完了。これを毎月繰り返すのでパソコン好きの連れ合いが表を入力。より簡単に作れるようにした。頼み事業者が決まっていて介護保険課に教えてもらえばケアプランはすぐに作れることがわかった。でも改めて仕組みの複雑さと介護にはたくさんの費用がかかることを実感。義母は「要介護度2」サービス費用の上限額は月194800円。現在週二回のデイサービスと週一回のホームヘルプと車椅子貸出料も含めて利用額は74000円。自己負担額は1割で7400円。まだ限度額まで余裕があるので新たにリハビリを受けたいと思って区のホームページで探してみると、訪問リハビリはなし、通所リハビリはたったの3箇所。ケアプランの難しさは必要なサービスを選ぶことの難しさ。2000/4

続・ケアプランを作ってみようの巻

前回の「自分でケアプランを作ってみた」の記事はいろいろ反響があり。ボランティアコーナーの方々から自分のケアプランを作ってみる学習会も開かれた。一般的にケアプランは民間のケアマネーjジャーが作るので区は区民がどのようなケアプランで介護サービスを受けているかの情報を得ることができない。しかし自己ケアプランは区の介護保険課の窓口に出す。区の職員とも相談ができ発見もある。たとえば、利用料は1割負担と言われているが、ほんのわずかだが1割以上の負担になっていることを発見。保険負担分の計算が小数点以下切捨てになり、切り捨てられた金額が利用者負担分に加えられるためだ。事業者と直接交渉する。区内では見つからないといわれたショートステイも運がよかったのか電話した区内の施設が空いていてすぐに決まった。毎月ケアプランを出す面倒くささはあるが、自分で選んで決めることが実感できる。手続きをできるだけ簡単にして誰もが自分でもケアプランを作れるようになればよいと思う。介護保険の問題点を実感するためにも自己ケアプランにチャレンジを。2000/8<br>

介護保険になって何がよくなったかふりかえるとあまりありません。我が家ではデイサービス利用料は週2回で1万円もかかるようになり負担が増えました。負担は増えてもサービスが利用し易ければいいのですが、デイサービスの回数は増やせないし、家ではお風呂に入れる人は入浴は遠慮ということでサービスに制限があるのは介護保険導入前とかわりありません。また手続きが大変煩雑です。毎月の介護保険点数の計算、ケアプランの作成、各事業者からの請求がばらばらに来るなどなど。認定も半年ごとで義母も9月にまた85項目の調査をうけました。また医者の認定審査会にかけ、保険から医者にし晴れあう経費がけっこうかかる制度です。介護保険はこれでいいのかと考えさせられることがたくさんあります。皆さんのご意見もお寄せください。2000/11<br>

議会で、要介護の人が自立と判定された例をあげ、調査や認定のあり方を問題にしていたら、私の義母にも要介護2から1に介護度が軽くなった認定結果の通知が来た。一年前よりできないことが多くなったのに。さっそく介護保険課の苦情係へ行って、調査票や認定審査会資料のコピーをもらってきた。前回の調査票と比べると特記事項の記述が少なくて、本人の状態が伝わっていない。納得できないので再申請する。 (ひろこ)2001/1

遅いよ!認定は約2ヵ月後
 1年半前は要介護度2だった義母が要介護度1の軽い判定になったのはおかしいと再申請する。調査員(いままでは民間の調査員だったが今度は区の職員)が来て、再調査をし、認定結果が送られてきたのは1ヶ月以上たってからだった。そして要介護度は2に戻った。申請を出してから認定結果が届くまで2ヶ月もかかったという話をよく聞く。それで厚生委員会で質問して驚いた。普通は30日以内に結果をだすことになっているのに、期間内に認定通知がこない人が申請者の約7割。その中の8〜9割は50日もかかっているとのこと。「原因は」と質問すると、「調査に行く日が家族の同席の都合で遅くなることが調査員の不足など」と課長は答える。これでは、サービスが早く受けられない。区は改善を検討中。2001/7

「介護保険一年たって
介護保険・一年たってとテーマに懇談会南中野地域センターと江古田地域センターで「介護保険・一年たって」とテーマに懇談会を開きました。家族の方やヘルパー、ケアマネージャー、在宅介護支援センター職員など、様々な立場の方々の参加があり、充実した意見交換ができました。一部をご紹介します。

Aさんー武蔵野市の在宅介護支援センターで仕事をしている。武蔵野市は認定調査を市の職員が全部やっている。調査は行政の職員がやるべきだ。直に声を聞き、情報を得ることができる。
Bさんー持病がある。いざという時にどこのケアマネージャーに頼んだらいいのかわからない。

Cさんーケアマネージャーをしている。認定調査の時には特記事項をたくさん書いてもらい、状態を詳しく知らせた方がよい。
Dさんーヘルパーの資格を取ったが、報酬が安くてそれだけでは生活していけないのは問題。

(ひろこ)2001/8

階段から足をすべらせ骨折。私はギブス状態に。その数日後、義母が腰を痛めて、寝たきり状態に。毎 日オム ツ交換のヘルパーさんにきてもらわなければ大変。一日に何回も来る巡回型のヘルパー事業者はいっぱいで断られる。今まで来てもらっていたところに日数を増やしてもらって毎日ヘルパーが入る事に。しかし、限度額がはみ出さないか心配。今までは要介護二。寝たきりになる前に、更新のための調査員が来たばかり。状態が急に変わったので、もう一度調査にきてほしいと電話するが、申請手続きのやり直しに。認定がされるのは一ヶ月後。介護保険はたいへんだ。
(ひろこ)2001/11