★ラジオ放送の感想は
*こちら*2006年5月の上演時の録音。発売元はこちら
大手のレーベルではありませんが、フェニーチェでの公演を積極的に発売しているそうです。この公演、テレビカメラが入っていたという情報も頂いてますので、いずれDVDになる可能性もナキニシモ…ですが、CDが先行して2007年5月に発売されました。
一応、有名オペラの全曲CDとしては初めて…と言ってもいいかな?
・HMV や・タワーレコードでも扱ってますが
・こちら とか ・こちら
・会員制ショップ
等でも積極的に扱っているようです。
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元々ヴェルディ初期の頃の《声ひけらかし》タイプの作品は食わず嫌い、この作品も、彼が歌わなかったら多分、聴く機会すら持てなかったと思われるので、あまり詳しいことは語れません。以下、独断と偏見で…ということで、悪しからず。
ライブ放送の録音とのことですが、恐らく何日かの公演を編集しているのでしょう。歌だけではなく、背後の「音」の出方なども微妙に違います。
ラジオ放送の一発勝負ライブ時のほうが、彼の調子は良いような気がしますし、演奏自体も熱気があるような気がします。
これまで実演やネット放送で聴いてきた感じから私が受けている彼の印象ですが、どちらかと言うとスロースターター、演奏が進むにつれて徐々に熱が入ってきて調子を上げていくタイプだと思ってます。なので、出だしでいきなり聴かせどころのアリアがあるような作品だと、こちらのほうがハラハラして、落ち着かないのですが…
ラジオ放送の時は、出だしの「やつが力強く幸せになるためには〜Il mio sangue, la vita darei」のアリアを、いい感じで、かなり熱っぽく歌っていたのですが、CDの方は今ひとつ乗り切れてないような感じがします。上演当時の批評で「音程が不安定…」とか「若すぎる」というのもあったそうですが、確かにそうね…と思うところも、多々あります。
…でもまぁ、一回ごとに体調、気分の入り方が違ってくるのは当然でしょうし、調子に波があるのも、ファンとしては目が離せない理由の一つだったりするので(^^; これはこれでいいのかな、という気がしています。また何年か経ったあとで、もしこの役を歌うことがあれば、また違った解釈、表現を聴かせてくれるかもしれませんし。
個人的な聴き所は、聴かせどころの大きなアリアよりも、それ以外の何気ないフレーズ、歌を聴いているだけでちょっとした細かい仕草が目に浮かぶようなところや、得意のアンサンブルで合わせるところに加えて…
(これはこの作品に限った話ではないんですけど)ところどころで聴かせてくれる、無条件で胸がキュンとなってしまう、私の大好きな彼の弱声、でしょうか。
・1幕最終部の、ロドルフォとのやり取り。激し方がラジオ放送よりも微妙に控えめなのが、少し物足りないんですが(^^ゞ
・2幕2場冒頭(CDだとちょうど2枚目の冒頭で、キリがいいです^^;)の、秘書ウルムと伯爵の密談。ここのところは、バス2人の重唱。ウルム役のアルチュン・コチニアンも若手のバスで、多少歌い急ぐような感じもしますが、篭った声ではないのがいい感じです。
・無伴奏での伯爵、ウルム、ルイザ、フェデリーカの4重唱。こういうところでは本領発揮。出過ぎずに上手く合わせている…と思います。
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