My First Travel to Europe by Trans-Siberian


いきさつ、準備

It was in 1988.
In my first travel to Europe, I decided to make my dream of riding a Trans-Siberian Railway become true!
I used a ship from Kobe to Shanghai, and many trains on the Eurasian continent.
Here, I would like to write about each day of the travel.

きまぐれな企画ですけれども…

初めてヨーロッパに行った際の道中記をきままに書いてみたいと思います。
自宅を出たのは2月15日でしたので、まずは事前のしたく話から。
(現在と制度などが全く違うことをご承知置き下さい。)

毎年一緒にスキーを楽しんでいた仲間で、この年はスイスで滑ろう!という話になりました。
インターラーケンのホテルへ現地集合。
各自、思い思いのルートで行くこととなりました。

シベリア鉄道でヨーロッパまで行きたい!というのは子供の頃からの夢でした。
日本から大陸まで、できれば船で渡りたいと欲張ってもいました。
トーマスクックを開いてみると、論文発表が終わってから集合の日までに、なんとか地面を這って現地へ行けそうです。

当時、ソ連の沿海州への入り口;ナホトカ港への航路は冬季欠航。
そこで、神戸から上海行きの船に乗り、鉄路を伝って、北京へ留学中の友人を訪ねながら、モンゴルを経てソ連を横断し西欧へ至る日程が、自然と定まりました。

後年、時折訊かれましたが、通過国の政治思想に思い入れはありませんでした。当時はユーラシア大陸を横断しようとすれば、避けて通れなかっただけです。今から思えば、とても良い経験でした。


さて、日程に沿って書きましょう。

前年の12月26日
1)新しいパスポートを申請。
2)ソ連専門の旅行会社を訪ねました。

1月5日
旅行会社に希望の日程表を持参。
  神戸発上海行きの船をまず予約。
  週に1便でした。
  混む時期なので、これを先に押さえたと記憶しています。
  船室選びというのは始めての経験でわくわくしました。

1月9日
新しいパスポートを受け取りに行きました。

1月12日
1)旅行会社に行きます。
  神戸からウィーンまでの日程表、見積書を貰い、頭金を払います。
  5カ国のビザの取得順序という大切なノウハウを教えて頂きました。
  ソビエト社会主義共和国連邦のビザは、
    旅行日程が決まってから発給される、
  モンゴルのトランジットビザは、
    ソ連のビザが無いと発給されない、 などなど。

2)その足で、東京、狸穴のソ連大使館へ、ビザの事前申請に行きました。
  アンケートという履歴書のような書式を提出。
  過去の著作を問われ、名前の出たペーパーを幾つか書きました。
  領事部の窓口が不在でしたので、片言のロシア語で「すみませんが」と問い掛けると、待合室に居合わせたおばさんが親切にアドバイスをくれました。いわく、今、カレンダーが届いて分け合っているところだから、邪魔してはいけないと。

3)最後に、チェコスロバキア大使館へ、トランジットビザ申請に行きました。
  パスポートを預けたものの、受け取り書も何もなく、いささか不安でした。
  ビザ発給は6日後とのこと。
                    (1/18へ続く)


ソ連国鉄、ウラジミール・レーニン60型25kV50Hz交流電気機関車、
  ↓   旅客用サブタイプで、シリコン整流器搭載のもの

準備の続き

1月18日
1)チェコスロバキア大使館でビザを受け取ります。
  旅行までに、なんとかスロバキア語の挨拶くらいは覚えたかったものの、
  良いテキストに巡りあえませんでした。
  (図書館探しが不足でしたね。)
2)フランス大使館にて、観光ビザを即日発行してもらいます。
  領事部員のネクタイが、音符をデザインしたもので、とても洒落て見えました。
  申込者が大勢いてもどかしい反面、西側の国という安心感がありましたよ。
3)最後に、中華人民共和国のビザ取得を依頼するため、旅行社へ行きました。
  これだけは、自己申請不可でしたので、手数料を払って代行してもらいました。

(繰り返しで恐縮ですが、かなり現状とは異なっております。)
                    (1/25へ続く)

1月25日
1)旅行社にて、中国ビザの取れたパスポートをピックアップ。
2)ソ連大使館へ、ビザの本申請に行きました。
  周辺の警戒のお巡りさん、寒い中ご苦労様です。
  大使館員みなさんの生活ってどんなだろう?と思いながら、
  大使館敷地内の宿舎風のビルを眺めていました。
3)最後に、有楽町そごうにあったユースホステル案内所へ。
  国際学生IDカードを発行してもらいました。
                    (1/28へ続く)

旅行目的はスキー…と申しましたが、リフトの代わりの交通手段はこれでした。
(但し、画像は筆者が利用する約10年前のものです。)


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