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SPECIAL_REVIEW
たのみこむ/Dave Design「Visor専用アルミニウムボディー」レビュー 


 限定受注生産型WEB通販サイト「たのみこむ」で、200個限定で作られた「Visor専用アルミニウムボディー」が届きましたのでレビューをご紹介したいと思います。

 PalmIIIやIIIcなどのアルミケースも製作しているDave Designが製造を担当したこの商品は、Visorの純正ボディーと取り替えて使ういわゆるリプレイスメントケースで、名前の通りアルミニウム製。色は、たのみこむオレンジ(チタニウムオレンジ)とクリアーシルバーの2色があり、今回紹介するのはチタニウムオレンジです。
 
 「たのみこむ」のシステムは、提案された商品企画に賛同者が集まり実現可能と決定された場合、メーカー選定や価格を決定して商品案(メーカーや価格、生産数など)をサイトに掲載、購入希望者があらかじめ設定された数を越えると数量限定で生産開始、という流れになっています。
 今回のケースは「Visor用代替ボディー商品化運動」を行っていたVisor'z Fanのgoさんが商品企画提案をされ、2/13から購入希望の仮受付を開始。設定された200個の申し込み数を3月中旬に達成し限定生産が決定されました。手元に到着したのは7/29でした。

 なおVisor用のアルミ製リプレイスメントケースは、今回製造を担当したDave DesignのWEBサイトでも発売されていますが、アメリカ在住の人しか買えないようです。また日本国内では、「たのみこむ」が独占販売権(ライセンス)を所有しており、Palm IIIc用やTRGpro用のようにアスクから輸入品が販売されることはない(とDave Designのサイトに書いています)ようです。

【購入店・価格】
 「たのみこむ」のWEBサイトから購入しました。購入価格は商品代29800円+送料1050円+消費税1542円(計32392円)でした。
 なお、この代替ケースは200個限定の生産となっており、現在は購入できません。

【対応機種】
 Visor Deluxe/Platinum用です。PrismやEdgeでは使えません。

【ファーストインプレッション】
 精巧な作りは、さすがにこれまでに多くのアルミ製リプレイスメントケースを作っているDave Designという感じです。完成度も高く満足できるものになっている思います。
 しかし、写真を見て頂くと一目瞭然ですが、ボディー表面の仕上げはこれまでのDave Designのケースとは異なり、鏡面仕上げではなく「ミリングマーク」と呼ばれる旋盤で削りだした痕をそのまま残したデザインでした。
 また、色も「たのみこむオレンジ」(チタニウムオレンジ)ということでしたので、Visor Deluxeのオレンジのような色をイメージしていたのですが、明らかにゴールドでした。

 これらの点については「まとめ」で後述しますが、生産中に行われた商品説明が十分でなく、実際に商品を受け取った際にイメージと違っていた人がたくさんいるのではないでしょうか?

【詳細レビュー】
 では順番に詳細をレビューしていきます。 写真をクリックすると大きめの画像で見ることができます。

 まずはパッケージの内容ですが、アルミケースの他に、精密ドライバー、ねじ8本(予備が2本)と写真には写っていませんが英文の取り付けマニュアルが入っています。
 日本語のマニュアルは「たのみこむ」のサイトからダウンロードする形になります。
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dave02  色合いの比較です。ご覧頂いておわかりの通り、左からVisor Platinum、今回のケース、Visor Edgeの順です。
 先に書いたように「たのみこむオレンジ」(チタニウムオレンジ)ということでしたので、Visor Deluxeのオレンジのような色をイメージしていたのですが、到着してびっくり。
 ゴールドといった方がふさわしいと言うか、明らかにゴールドですね。
 背面側のボディーの内側です。Visor Platinumのものと比べてみました。電池ケースの部分を除けば全く同じ形に精巧に再現しており、非常によくできていると思います。
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dave04  ボディーを正面から見たところです。
 表面には、アルミを削り出した際にできる「ミリングマーク」という痕があります。ボタン周りに縦縞が入っているように見えるのがその痕です。
 「たのみこむ」の説明では、「VisorはPalm III、IIIcやTRGと違って表面がフラットなため、同様に仕上げると単調な印象がある」ための処理なんだそうですが、個人的にはフラットな面を多用しているEdgeが単調なデザインであるとは思いませんし、好みの分かれるところだと思います。
 裏面です。「ミリングマーク」はこの写真の方がわかりやすいでしょうか。
 また、電池ケース部分の蓋は精巧に作られており、開け閉めに特に問題はありませんでした。スプリングボードスロットのカバーは付属していません。
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dave06  実際に、Visor Platinumのボディーと取り替えてみました。ややオリジナルのケースよりも重くなりますが、重厚感がありシックな感じになります。
 ボタン部分はシルバーになっています。
 また4つのアプリケーションボタンには、それぞれ「予定表」「住所録」「To Do」「メモ」をイメージしたオリジナルのマークが入っています。
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dave08  ボディーの左サイドには、赤外線用の穴が2つ開けられています。写真にはありませんが、右サイドはスタイラスを収納できるようになっており、標準付属のスタイラスはきっちり収まります。
 また、両サイドはフリップカバーを取り付けられる穴のようなものがあります。Visorには元々、純正のフリップカバーっていうのはないんですが・・・。
 ボディー下部からの写真です。
 1つ上の写真でもおわかり頂けるかと思いますが、正面側と背面側のボディーの合わせがずれている部分もなく、非常に精巧に作られています。
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dave10  背面側です。「ミリングマーク」の様子がっさらによくおわかり頂けると思います。
 スプリングボードスロットのカバーがないので、Visor Platinum標準のカバーを付けてみましたが似合いませんね・・・。
 できればこの部分も同じ素材で作って欲しかったところです。
 背面にあるリセット穴の近くには、Dave Designのロゴと200個の限定生産であることを示すシリアルナンバー(xxx/200)が入っています。
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【ここが「○」マル】
・限定生産でシリアルナンバー入りというレア度の高さ。
・特にチタニウムオレンジはアメリカでも発売予定がなく、非常に貴重なケース。
・重厚感あるシックな感じになる。
・ボタンにオリジナルのマークが刻まれるなど、細かい部分まで凝っている。

【ここが「×」バツ】
・価格が高い。注文から届くまでの間に、Visor本体の値下げもあり、Platinumの倍以上の価格になってしまった。
・「○」の裏返しだが、オリジナルのボディーよりも重くなってしまう。
・発送直前にカラーやデザインの変更連絡が入ったものの、イメージしていたものと違う商品だった方も多いのでは?
・統一感を考えれば、価格面では厳しいものの、スプリングボードスロット部分のカバーもあった方がよかった。

【まとめ】
 Visorの純正ボディーと取り替えて使う、いわゆるリプレイスメントケースは何種類かありますが、その中でも究極のケースだと思います。精巧な作り、限定生産でシリアルナンバー入りといった点で、人とは違うオリジナルのVisorを持ちたいという方にはぴったりのケースではないでしょうか。

 ただ、他の製品と比べると価格はケタ違いですし、生産が決定した時点で34800円だったVisor Platinumは、ケースが届いた7月末には14800円に値下げされており、本体の2倍以上の価格ということで、割高感を感じる要因になってしまいました。

 また、色やボディー表面の仕上げが注文時にイメージされていたものと違っていた方も多いのではないでしょうか?
 今回のケースの注文画面にリンクされていた参考画像は、TRG Pro用のレッドタイプのものでした。Dave Designが製造したそれまでのケースは全て、表面は鏡面仕上げ、カラーは色の名称と実際の色のイメージが一致するものでした。
 しかし、今回の製品は、名称は「オレンジ」であるものの明らかにゴールドで、表面の仕上げもそれまでのケースとは異なるものでした。参考画像はあくまで参考ですし、色やデザインの変更もDave Designの判断で、「たのみこむ」の決定ではないと思います。

 ただ残念だったのは、「たのみこむ」のサイトでのアナウンスが不十分だったことです。サイトでは、ケースの生産状況について4ヵ月間に7回の経過報告が行われていますが、このようなカラーやデザインの変更について説明が行われたのは、2001/7/25の『【報告7】■デザインについての補足と、7月26日(木)より配送開始のお知らせ』が最初でした。
 つまり色やデザインに関して重要な情報提供が、発送前日になって初めて行われた訳です。

 「たのみこむ」では、商品化決定から10日を経過した時点で、キャンセルができないことが注文時のメールに明記されています。注文した方はそれを承知の上で申し込んでいる訳ですから、発送前日という意図的なものを感じるタイミングではなく、参考画像とした商品や説明と異なる部分があるとわかった時点で、速やかに告知をすべきではなかったでしょうか。

 長々と書いてしまいましたが、ケースの完成度や希少性、何より200人というユーザーの想いを現実のものにしたという点はもちろん大いに評価できると思いますし、リプレイスメントケースとしては満足できる逸品だと思います。

 それだけに、個人的には仕様の変更を早い時点で知って納得した上で商品を手にしたかったなあ・・・と残念に思っています。




 
他のサイトでのレビュー・関連リンク

<レビュー>
●Mobile-Diaryさん
 今回のケースが到着後、いち早くレビューを掲載されました。トップページの「過去のTips」の下にある「Palm」をクリックし、「dave製Visorケースレビュー」を参照して下さい。

<メーカー・ショップ>
●たのみこむ
 今回限定で生産の募集受付が行われたサイト。当初の商品紹介ページはこちら

●Dave Design
 実際に製作を担当したメーカー。アメリカでは他のカラーも販売されているようです。


 「私のサイトでレビューしています」という方や、レビューしているサイトをご存じの方は、メールでご連絡下さい。またレポートを頂ける方、投稿フォームお待ちしています。

Last Review 2001/10/10


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