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「Edgeがうちにやって来た」〜Visor Edge日本語版レビュー〜 


#2 今までのVisorと違う点は?(ハード編)

 2回目のレビューは、これまでのVisorシリーズとVisor Edgeのどこが変わっているのか、ハードウェアの違いを見ていきたいと思います。

 写真をクリックすると大きめの画像で見ることができます。

 何といってもViror Edgeの特徴はその薄さ。よくある写真ですが、上がEdge、真ん中がPlatinum、下がPrismです。
 またこれまでのVisorシリーズよりも明らかに軽いのですが、これまでのプラスチック製からアルミ製に変わったことで、金属の持つひんやりとした質感のせいなんでしょうか、さほど軽いという印象は受けませんでした。

各機種のサイズ、重量は以下の通りです(各メーカーのサイト掲載のスペック)。
・Visor Edge  縦11.9×横7.9×厚さ1.1センチ 136グラム
・Visor Deluxe 縦12.2×横7.6×厚さ1.8センチ 153グラム
  (Platinumも同じ)
・Visor Prism 縦12.2×横7.6×厚さ2.0センチ 195グラム
<参考>
・SONY CLIE PEG-N700C 縦11.85×横7.1×厚さ1.68センチ 約160グラム
・Palm Vx 縦11.4×横7.8×厚さ1.0センチ 113グラム

 あと赤外線ポートの位置が随分下の方に移動しているのがわかるでしょうか?
edge2-01.jpg
 この角度で見ると厚みの違いがよりわかりやすいのではないでしょうか。
 Visor EdgeはPrismのおよそ半分というのがよくわかると思います。
 横幅がスペック上は大きくなっていますが、これは後で書きますがスタイラスの取り付け形状の影響で、本体自体は大きさを感じません。むしろスリムになっています。
edge2-02.jpg
 薄さを実現したのが、右側に写っている「スプリングボードスロット」。必要な時に本体のメタルフリップカバーを取り外し、「エッジコネクタ」に取り付けるという形になりました。
 ただ、この「エッジコネクタ」って基板がむき出しになっているだけですので、取り付けや取り外しの際に基板を折ったりしないかと少々心配になってしまいます。
 また、メタルフリップカバーを外した状態で「スプリングボードスロット」を付けない状態で使用する場合のために、「エッジコネクタポートドア」というプラスチック製の蓋も付属しています。

<追記>2001/4/20
 基板を折ったりしないかという点ですが、回路基板は一見単なるプラスチックの板のようでも、実は最上級のFRPでできていて、水平方向の抜き差しでは通常の使用では問題ないそうです(LucifeRさん、情報ありがとうございます)
edge2-03.jpg
 「スプリングボードスロット」の取り付けですが、本体の両サイドにある溝に沿って、本体の上方から差し込んでいきます。
 「エッジコネクタ」に取り付ける際には、少し力を入れて「カチッ」という感じで押し込みます。
 ただ先にも書いたように、この「カチッ」という際と、その逆に取り外す際に、基盤を傷めてしまわないかドキドキしてしまいます。
edge2-04.jpg
 取り付けてみました。本体が薄いだけに少々バランスは悪いですね。
 ちょうどVisor PlatinumやDeluxeにXircomのモデムやSnapConnectを取り付けたような感じです。
 片手で持った際は取り付けた「スプリングボードスロット」の部分はちょうど手のひらの中央になりますので、さほど持ちにくいという感じはありません。

 また赤外線ポートの位置ですが、この「スプリングボードスロット」と干渉しないように下の方に移動したのでしょうか?
edge2-05.jpg
 外から見て明らかにわかる違いは液晶保護用のメタルフリップカバーと、本体右サイドに取り付けられているメタルスタイラスです。

 まず、カバーですが、アルミ製でハンドスプリングのロゴがエンボス加工されており、Edge本体の上下ボタンの上になる部分は少し膨らんでいます。開く際には本体とおよそ120度、270度の角度で留まるようになっていますが、完全に裏に折り返すことはできません。
 また、スタイラスは今までの機種のように本体に内蔵するような形ではなく、サイドに取り付けるという感じになりました。重さはずっしりとした感じですが、普段私はROTRINGのスタイラスを使っていて、重みのある方が書きやすいので個人的にはこの変更はうれしいです。
edge2-06.jpg
 スタイラスの取り付け方ですが、うまく説明できないのですが、本体右サイドの上部にある溝に滑り込ませながら、ペン先にあたる部分を下部の受け部分に引っかける・・・って感じです。
 ちなみにサイド部分に使われている素材はプラスチックです。ここもアルミにはできなかったのかなぁ・・・。
edge2-06.jpg
 シリアルはこれまでの8ピンから12ピンに変更されました。
 このためこれまでの機種で使用していたUSBケーブルやトラベルチャージャ(充電器)、折りたたみキーボードなどの周辺機器は使用できません。
 ピンの部分の面は、これまでの機種では斜めになっていてやや丸みがあったのですが、Edgeでは直線部分が増えているにという感じになっています。
edge2-06.jpg
 HotSyncクレードルの比較です。
 右上がVisor Prism用のクレードル、左がEdgeのクレードル。本体同様スタイリッシュな形状に生まれ変わりました。
 また、これまでの機種では単にクレードルに載せるだけだったのですが、Edgeのクレードルは本体の両サイドにある溝とクレードル側のレール(って言うんでしょうか)を合わせるような感じになります。
 これまでの機種では、私の場合、クレードルに載せても接触不良みたいな感じでうまく置けていないことがあったのですが、この溝と先に説明したピン部分の面が直線的になったこともあって、そういうことはなくなったように思います。
 もちろんピンの数も本体に合わせて変わっています。
edge2-07.jpg
 クレードルにVisor Edgeを載せてみたところです。
 絶妙なバランスですね。非常に美しく「スタイリッシュ」という言葉がぴったりです。
 本体の右下隅の電源ボタンの中に充電状態やサイレントアラームの表示用のLEDが入っています。蛍のように光っていますね。
edge2-07.jpg
 Visor EdgeとPrism、Platinumを並べてみました。
 光の加減もあるんですが、液晶部分とグラフィティエリア部分の色がそれぞれの機種で異なっています。
 またEdgeのボタン部分は他の2機種に比べよりフラットな感じになりました。もちろんアルミ製。これまでの機種では摩擦によりボタンの塗装が剥げるといったことがあったりしたんですが、この点はうれしいところ。
edge2-07.jpg
 同じモノクロ液晶のEdgeとPlatinumの比較です。明らかに液晶の色が違いますね。
 Edgeの方が白っぽく、Platinumの方が黄色っぽいというか、これまでのPalmデバイスによくあった色の感じです。
 白くなった分、個人的にはEdgeの方がより文字が見やすくなったような印象を受けました。
 またこの写真ではちょっとわかりにくいのですが・・・実は液晶面自体の大きさも違うんです。縦方向はこの写真でもPlatimunの方が長いのがわかると思いますが、横幅もEdgeの方がスリムになっています。
edge2-07.jpg
 なぜ液晶面のサイズが異なっているのかといいますと、こちらの写真でわかるかと思います。液晶のコントラストを最大にしてみました。
 黒くなっている部分の周辺部分(つまり液晶画面のうち、実際に文字などが表示されない周辺部分)が、PlatinumよりもEdgeの方が少ないんですね。

 ちなみに実際に液晶のサイズ(ガラス面の部分という意味です)を計ってみますと、Edgeが縦7.8センチ×横5.7センチ、Platimunが縦8.1センチ×横6.1センチでした(普通のプラスチックものさしなので多少の誤差はあるかも)。
 特に横方向のサイズが大幅に少なくなっており、スリムになっています。
 サイズが違うということは・・・あれが困るんです(この点は「ここが×」で)。
edge2-07.jpg

  次回は、『今までのVisorと違う点は?(ソフト編)』と題して、これまでのVisorシリーズとVisor Edgeのソフトウェアの違いを見ていきたいと思います。


#3 「ソフト編」へ>>




  

Last Review 2001/06/07


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