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今岡さん「無理にスタメン出場しなくていい」

今岡誠内野手=阪神=が、「無理にスタメン出場しなくていい」と爆弾発言!? 欧州でも名が知れ渡る今岡選手が29日付のイタリア一般紙のインタビューに答えたもので、星野新監督について「特別扱いしてもらう必要は無い。僕の選手としての性質や力がチームに必要なら、僕を使えばいい。」と語った。昨年監督との対立で監督を更迭に追いやった今岡さんの発言だけに、今後に波紋を広げそうだ。

 

人生は野球だけじゃない
様々な国へ行って勉強したい

阪神の外れても構わない。逆風に立ち向かうように中田の“爆弾発言”が飛び出した。W杯に向け、どういう準備をするのか聞かれ、中田はこう答えた。

 「僕の選手としての性質や力が(日本代表に)必要なら僕を招集すればいいことで、そうでなければ無理に僕を呼ぶべきではないよ」

 スーパースターぞろいの欧州で、自らの持ち味を前面に出すことによって、現在の地位をつかんだ中田にとって、売り物の個性を出すことこそベストという気持ちを素直に表現したものだろう。だが、トルシエ監督はメンバー選考について「自分自身を殺してチームのためにプレーできる人間を選ぶ」と語ったばかり。日本代表候補41人は鹿児島・指宿合宿で、23人の最終登録生き残りをかけてし烈な争いを繰り広げている。サッカー選手なら、どんなことをしてでも出たいW杯。自分を殺してまで参加する必要はないという意思表示とも取られかねない。

 昨年6月のコンフェデレーションズ杯決勝出場を巡るトルシエ監督との確執、同11月のイタリア戦では先発落ちの屈辱も経験し、スタメンは森島(C大阪)に奪われた。中田にとって、日本代表でも置かれている状況は楽なものではない。

 中田の最大の武器は、トップ下のポジションからFWへ供給するキラーパス。それも、今季“王様”として迎えられたパルマでは不振を極め、そのポジションすらチームから消えてしまっている。

 インタビューの中では、冷静に将来についても語っている。W杯への熱い思いはあるが、長い選手人生の中では“通過点”ととらえているのか。W杯まで残り4か月。スタメンの座を奪えていないパルマでのプレーも危ぐされるが、本人の意思で残留を選んだ。

 「中途半端で投げ出すことは好きじゃない。パルマの(セリエA)残留のために僕も役立つことができると確信を持っている」W杯よりも“現状打破”。右太もも肉離れからの復帰も近い。今回の発言が中田の余裕であればいいのだが、日本代表イレブンには波紋を呼びそうだ。

トルシエ流「組織優先」に反発

 「(W杯までは)組織力の強化だけに集中したい。自分自身を殺してチームのためにプレーできる選手を(最終登録23人に)私は選ぶ。日本代表は成長の時代は終わった。あとはおさらいだけ」(19日のトルシエ監督講演から)

[プラスα]中田の個人技が「組織力以下」なら落選も

 トルシエ監督は「結果の60%が選手間の調和」という持論を持つ。W杯の日本代表23選手について「自分を殺してチームのためにプレーしていく」ことを選考のポイントに挙げた。能力が高くても、チームとして考えた時に、組織力が落ちるのならば起用しない。指宿で行われている合宿では選手に「気持ちを前面に出せ!」と競争心をあおる一方で、チームの団結力を高めようとしている。

 その意味で、どこかクールに映る中田に、トルシエ監督は物足りなさを感じるのかもしれない。中田について「チームのパーツのひとつ」と話しているが、選手としての能力の高さは認めている。0―5で大敗した昨年3月のフランス戦でも「自分の力を発揮できたのは中田だけだ」と、唯一ほめた選手だった。トルシエの計算式で、中田の個人技がチームの組織力を上回らないという答えが出れば、落選する可能性もある。(春)