銀河通信局インタビュー NHK大河ドラマ弁慶役 松平健

  大河ドラマ「義経」も撮影が始まってもう一年。今回の”大河”は、義経役の滝沢秀明さんをはじめ、メンバーの顔ぶれが新鮮で撮影が楽しみでしたね。中でも、弁慶に中島知子さん演じる千鳥という恋人が出てきたりして、これには自分でもビックリ。無骨な弁慶に色恋の話が出てくるのか、と演じる側としても意外性があって面白いなと思いました。

  一年を振り返ってみると・・・滝沢さんもどんどん大人になってきましたよね。いろんな先輩たちに囲まれ、最初はどうしても緊張したと思うんですが、そういう環境に身を置けば、勉強することがいっぱいありますから。回を重ねるごとに自信が着いてきたのでしょうね。

  弁慶に共感したのは、やはり義経に対する気持ちでしょうか。まず彼のオーラに惹き寄せられ、行動を共にするうちに、兄・頼朝との確執に対し、同情というか、兄の役に立ちたいと考えて戦っているのに真意をわかってもらえない義経がかわいそうで、一生付いていこうという気持ちになったのだと思います。

  今の時点では、ドラマの結末がどうなるのかまだ知らされていません。義経が平泉で悲しい最期を迎えることは有名ですが、岩手には、義経は死なずに平泉から北へ逃げ延びたという伝説があちこちに残っているとか。自分でラストを考えていいと言われたら、弁慶自身は盾になって死んだとしても、やはり義経だけは逃がしてあげたいですね。

  実は、撮影で岩手に滞在したのは今回が初めてだったんです。ロケ先の江刺市では、義経主従が山野を馬で駆けるシーンなどを撮ったのですが、その場所が周囲を山々に囲まれた美しい草原で、とても印象的でした。空気もきれいでね。岩手はお米もおいしい。市場のような所に行ってお米を買いましたよ。

  撮影の合間に時間があるときは、滞在先のホテルの周りとか、江刺の街の中を歩きました。また岩手に滞在することがあったら、温泉でゆったりするのもいいけれど、やはり自然の中を歩きたい。あれだけ気持ちの良い自然なままのウォーキングコースがあるんですから。普段から健康管理や体力作りも考え、一時間くらいは歩くようにしています。無心というか、何もかも考えずにいられるんです。歩いているときは。それに体を動かすのは嫌いじゃない。「マツケンサンバU」に驚いた方も多いようですが、舞台でダンスを取り入れたのはずっと以前からのこと。昔はタップなんかもやっていました。

  (中略)

  この秋は新曲「マツケンサンバV」のリリースの後、10月からは全国ツアーも始まります。新曲のテーマは愛と勇気と希望。作詞も初めて自分で手掛けました。曲のテンポは「マツケンサンバU」より少しゆっくりですが、振りは難しくなっています。”U”は本当に幅広い層の方々に踊っていただきました。でも、今度のはお子さんには難しいかもしれませんね(笑)。

  全国ツアーでは青森から鹿児島まで40ヶ所ほどにお邪魔します。岩手公演は10月の後半(10月24日)。「暴れん坊将軍」の舞台とショーの2部構成ですから、2倍楽しんでいただけると思います。サンバも”U”と新しい”V”とやりますので、楽しみにしていて下さい。

(ゆったり・ぬくもり岩手の旅 −ぎんがの− Vol.8より 一部抜粋)



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