 |
 |
 |

|
Volume2 「ウエットスーツについて」 |
|
これから寒い冬を迎えますが、これからウエットスーツを揃えようとしているWAHINEへアドバイスをお願い致します。
最近は、デザインもさることながら、色々な素材が各社から発売していますが、あまりにも種類が多いので、悩んでいるWAHINEも多いと思います。サーフィングする地域にもよりますが今回は関東地域の水温などを例にして、アドバイスをお願い致します。
|
|
Q1
|
真冬でも大丈夫なウエットスーツにはどんな素材の物がありますか?
表面がゴムやジャージの物がありますが、どのような違いがあるのですか?
又、ドライスーツとセミドライスーツの違いも教えて下さい。
|
| |
A1
|
ウエットスーツの素材には、ジャージと呼ばれる物と、ラバーと呼ばれる2種類の素材があります。基本的にジャージは風を通すので、フルスーツでジャージの場合は10月〜11月、4月〜5月に使用する物ですね。ただ、ジャージの物でも今は「SCS」(裏面に金属性の保温効果がある素材)や水を弾く性質を持った素材もあり、湘南など比較的水温が高いポイントでサーフする場合なら、SCSで真冬でも大丈夫でしょう。
ラバーは風を通さないゴム性の素材で、真冬用のフルスーツが必要なら、ラバーをお薦めします!ラバーにも裏面に保温効果のある素材が付いている物があり、メーカーによってそれぞれ名称が違うようですが、「HOTカプセル」や「BIO」などど呼ばれています。
これらは絶大な保温効果があるので真冬用フルスーツには欠かせません。
|
| |
|
ドライスーツとセミドライスーツの違いですが、ドライスーツというのは、首回りがハイネックになっていて、首からの水の浸入を防ぐのが特徴です。チャックはコイルファスナーで、ウエットの中に水が入りにくくなっています。僕のホームポイントの鵠沼(湘南)などでは、これはあまり必要ないと思いますが、茨城や福島など水温の非常に低いポイントではドライスーツがあれば心強いのではないでしょうか。セミドライスーツは、フルスーツにコイルファスナーが付いた物で、ファスナーからの水の浸入が防げますが、素材的に水温が低いポイントでは厳しいと思います。基本的には関東地域のほとんどのポイントではセミドライスーツがあれば大丈夫でしょう!
|
| |
Q2 |
素材も色々ある事が分かりましたが、カッティングも各メーカーのこだわりがあるようですが、やはりカットによって、動き易いなどの違いはあるのでしょうか?
又、多少サイズが合わなくても既製品で大丈夫なのか、それとも身体にピッタリのオーダーの方が良いのですか? |
| |
A2
|
そうですね、カットによって動き易さが違うという事はあると思います。
腕の付け根や膝の裏など、よく動かす部分には3Dジャージなどの特に柔らかい素材を使っているブランドも多いようです。ショップの店員さんに、特徴や機能を確認してみる事が良いかも知れませんね。
|
| |
|
「既製品」か「オーダー」か、ですが、結論を先に言えば、なるべく身体に合った物を選ぶ、という事ですね。まずウエットを買う前に身体のサイズを計ってもらって、サイズ的に既製品に近い人は大丈夫でしょう。ほとんどのメーカーさんは既製品でも3ヶ所位ならサービスでサイズ修正してくれるので、ショップの店員さんに相談してみましょう。運よく身体のサイズが既製品で合えば、かなり安値でフルスーツを購入できますよ。身体のサイズが合わない方は、やはり冬に海に入る訳ですから、なるべくオーダーして、自分の身体ピッタリ合ったオーダーフルスーツをお薦めします。オーダーなら色の組み合わせも自由に出来るので、気に入った物が出来ると思います。ショップによってはオーダーフェアといって、オーダー料(ウエット定価の15〜20%)を無料にするサービスをしている所もあるので、チェックしてみて下さい。
|
| |
Q3 |
それでは、総体的に見て、どのような素材の物を購入すれば、間違いないのでしょうか?そして、ウエットスーツの寿命は大体何年位でしょうか?
|
| |
A3
|
そうですね、これからの季節に揃える場合だったら、ラバーのフルスーツにBIOなどの保温素材をオプションし、コイルファスナーにすれば真冬でもOKですね。フルスーツは1年の間に11月〜5月と半年以上使用するので、ぜひ、自分に合ったお気に入りをGETして下さい。
ウエットスーツの寿命ですが、使う頻度にもよりますが、大体2年位ではないでしょうか。それ以上になると、かなりゴムが硬くなり、動きにくくなります。2年目位で多少ゴムが硬くなり始めますので、理想を言うと、金銭的に余裕があれば毎年買い変えるのがベストですね。
|
| |
Q4 |
年間を通してサーフィングする場合、どんな種類のウエットを揃えれば良いですか?例えば、フルスーツとスプリングとか?
|
| |
A4
|
Q3でもお話しましたが、まずはフルスーツ。これは1年の中で一番使用する物です。あとオプションとして、シーガル(半袖長ズボン)又はロングスプリング(長袖半ズボン)ですね。11月〜5月までがフルスーツ、5〜6月はシーガル、7~8月はラッシュガード&トランクス又は水着、(WAHINEの皆さんには、ビキニでロングボーディングを楽しんで欲しいというのが、男性全員の願いなのですが??)9〜11月はシーガルorロングスプリングという様に、水温や気温に合わせてウエットも選びます。できればフルスーツはジャージ、ラバーのセミドライの両方があれば完璧ですね!
|
| |
Q5 |
最後に、女性向きに腰回りを冷やさない、などの工夫をしてある女性向きのウエットスーツ等はあるのでしょうか?
女性にとって、「冷え」は大敵でなので、WAHINEの皆さんが一番気になる事でもあるのですが? |
| |
A5
|
特に女性向きに、といった物はないのですが、今は色々なメーカーさんから、ノージップのウエットや、腰を冷えから守る、「腰巻」みたいな物も開発されています。セミドライスーツでも、コイルファスナーが使われていれば、ほとんど水は入って来ないので、直接腰に水があたる事はないと思います。僕のスポンサーのHOT
LINEでは、FLY ZIP MODELというノンジップタイプの物がありますが、水もほとんど入って来ないし、腰(背中)にジップがなく、身体を締めつけるストレスがない為、フルスーツを着ていてもすごく動きやすくて温かいですよ。僕の真冬のウエット対策を紹介すると、裏生地にSCS
3mm/2mmのジャージフルスーツ、そして、上半身BIO、下半身SCSのセミドライスーツで対応して います。
冷え対策には、温かいウエットも必要ですが、足の指先からも冷えが来るので、必ずブーツを履く事と、ダラダラ海に入っていないで、時間を決めて集中して波乗りをして、上がったら、ホットドリンクなどで身体の中から暖める事もお忘れなく!
|
| |
* |
佐賀プロ、細かなアドバイスをありがとうございました。最近はウエットも進化して、冷えが大敵の女性でも、冬にサーフィングが楽しめそうですね。
次回は、ロングボード特有の「取り外し」できるスケッグについてのアドバイスを予定しています。ご期待下さい。 |
| |
|
|