混雑している海では、前、横、後ろに必ず他のサーファーがいて、落ち着いて練習できないばかりか、貴女がワイプアウトした時の周りにかける迷惑やダメージはかなりの大きさになります。3m近い板、リーシュコード、そして重さが8〜10kg以上の物が6m飛んで来るのですから、もしぶつか った場合は、板だけでなく人間もクラッシュしてしまいます。

テイクオフより先にマスター出来るのが、普通パドリングです。多少波があっても、運よく沖のラインナップへエントリー出来てしまう時があります。テイクオフがままならなくてもパドリングが出来るので、セットが入ってきたら波に乗ろうとして、当然波を追いかけます。タイミングが合い、板は滑り出しますが、そのままテイクオフ出来ずに腹ばいの状態で直進のまま加速し、取り返しがつかなくなるか、立とうとしてバラ ンスを崩しパーリングするのが、残念ですが現実です。
ロングボードの直進性のスピードとパワーは、ビギナーウーメンズに止める事は難しく、前で待っているサーファーにクラッシュする事はまぬがれません。又、パーリングは海面に板がささる大変危険な状態なので自分に板が飛んできて怪我をする事も多ければ、周りのサーファーにとっても非常に危険です。インサイドのスープで確実にテイクオフ出来るようになるまでは、あまり無理をしない事です。

ビギナーの頃は、波の大きさやコンディションが良く分からずに「せっかく来たのだから入らなくては」と思ってしまうのが当たり前ですが、海に入る前に波、周りの様子、天気等をよく観察し、状況を判断する事はとても重要で、海を良く知る事はエキスパートへの近道です。


以上の3つの大切な基本を守って練習し、ターンとプルアウトが出来るようになってからが、ますます楽しいロングボーディングの始まりです。