1998夏 北海道 ファミリーキャンプ
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 1998.−8.11(火)  きのこの里あいべつオートキャンプ場へ

                              Last Updated  99/03/14  

時刻

天候など

行動

移動距離(km)

累積距離(km)

運転

5:30

起床           

6:30

苫小牧フェリーターミナルへ入航、下船開始 0 711
同乗者は一緒に車に乗っての下船はできない

6:55

曇 22℃ 苫小牧フェリーターミナル出発 0 711

7:10

カーナビでマックが近くに見つかったので行ってみたが開店前だったため、コンビニでサンドイッチ、おにぎりなどの朝食となった。          

8:03

次にスタンドで給油して出発 7 718

9:40〜10:15

曇時々晴 岩見沢SA(休憩)

85

796

11:05

赤平市通過。工事をやっていてやや渋滞                  

12:05〜13:11

晴 暑い 富良野駅前。駅前の広場で昼食。

187

898

妹夫婦と偶然出会う。

13:20〜13:50

アイスミルク工房      

14:14〜14:35

ポプリの里 207 918

16:15

旭川永山で給油 286 997

16:45

きのこの里あいべつオートキャンプ場

317

1,028

   設営               

17:30

買物&協和温泉へ        

20:30

キャンプ場へ戻り遅い夕食 342 1,053

21:30

子供就寝             

23:10

大人就寝               

 

日記

 5:30起床。外はもちろんすでに明るくなっているが、船からは天候が優れないせいもあって、まだ陸地は見えない。私は3度目の北海道上陸となる。1度目は約20年前、国鉄時代の青函連絡船による函館上陸、前回は約10年前、仙台からのフェリーで台風に追いかけられながら定刻から4時間くらい遅れての苫小牧上陸。このときは大しけとなり波が8m、船は大揺れにゆれ、最大20度くらい傾いたとのことで下船後も丸一日体がゆれていた。今回は八戸からではあるが同じく苫小牧上陸、2等船室は混んではいたが、海も穏やかで快適な船旅である。6:00を過ぎたころ「まもなく苫小牧入航」と「下船準備」の案内放送がながれた。「ドライバーと同乗者は別々に下船してください」と伝えられ、ターミナル前で待ち合わせることにした。
 ゲートが空き上陸したとたん、前回の苫小牧フェリーターミナルの記憶を呼び覚ます光景が目に飛び込んできた。大げさかもしれないが、陸続きでない土地に来た感激の一瞬である。天候は曇、気温は22℃。「涼しい」というよりは「寒い」に近い。待ち合わせ場所へは車+ドライバーの方が一歩早く到着したが、まもなく皆もやってきた。子供たちに、「ここは北海道だよ」と伝えたが、はたしてどのように理解しただろうか?
 さて、ターミナルから国道へ出ると、これまた記憶のよみがえる広くまっすぐな道であり、速度感覚が昨日までと違う。朝食をどうしようかと「カーナビ」で検索し、近くにマックを見つけ行ってみたが、まだ開店時刻前だった。結局、うちは普段からご愛用のセブンイレブンで朝食を調達し、そのまま、その駐車場で朝食を摂ってしまった。今まで(関東で)はセブンイレブン前での食事ということは多分したことがなかったが、今回の旅行では、このセブンイレブンの駐車場を含め、車のトランクのドアとサイドドアを開けての食事というのが定番となった。カーナビも大活躍だった。今回はロードマップは買わず(出発前に本屋までは行ったのだが結構高くて手が出ず)、「るるぶ」と「オートキャンプ場ガイド/東日本」に掲載されている地図と「カーナビ」だけを頼りに旅をした。
 国道を10分も走ると「北海道へ来たんだなあ」という実感がますます沸いてくる。ただ、いい調子で単独トップで走ることだけは気をつけ避けた。特に、道央にはレーダーも結構設置されている。いずれにしても巡航速度は速く(普段の倍の感覚)安定しており、到着予定時刻の予測がしやすいのは、前2回とそれほどかわっていないようだ。しかし、ハイシーズンだけあって全国各地のナンバーの車が非常に多い。関東はもちろん関西や九州・四国のナンバーの車も結構走っており、「自分は関東からでも一大イベントなのに世の中すごいなあ」と感心(?)してしまう。
 岩見沢ICから乗った道央道を滝川ICでおり、富良野へ向かった。ちょうどお昼に駅前につき、きれいな公園風になっていたのでそこで昼食にしようと準備していたら、いままで道内の何箇所かでチェックして通信エリア外だったPHSが鳴った。出ると仙台の妹夫婦からで、今日「帯広から富良野に来た」という。なんと、数kmしか離れていない。こちらは10年ぶりの北海道で、自宅から1000kmも離れた土地にいるのである。偶然とは恐ろしい。妹夫婦も北海道に気まぐれの旅行に数日前から出かけたらしいことは実家経由で聞いてはいたが、まさかこの広い北海道で、同じ時に同じ場所に居合わせるとは思わなかった。数十分の久々の兄妹の会話の後、郊外の「アイスミルク工房が良かったよ」とのことで、行ってみることにした。アイスは「ほうれん草」「かぼちゃ」など名前だけ聞くと味が想像しにくいが、「ほうれん草」は抹茶風、「かぼちゃ」はマロン風の味のするジェラートでおいしかった。ほかにもワイン工場やら花畑やらにも行ってみたかったが、キャンプ場への到着時刻も考えると少し急がなければならない。「ハーブガーデンポプリの里」に寄り、あとは一路キャンプ場へ向かうことにした。ポプリの里ではまだラベンダーを見ることもでき、北海道らしくきれいな花がたくさん咲いていた。国道を走る車の中からの景色ではあるが、「北の国から」で有名な美瑛町も花畑が多く、非常に美しかった。

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 「きのこの里あいべつオートキャンプ場」へは16:45着。目の前の遮断機付のゲートは締まっており、宿泊者用の専用カードがいるらしい。あたりを見るときれいな管理棟があり、まず受付へ行ってみることにした。愛想の良い、感じのいい受付のお嬢さんに丁寧に説明をしていただき、気持ちよくチェックインを済ませた。カードを挿入すると、今度はゲートが開き指定のサイトへと進んだ。まだ、北海道初日なので道内の基準ではどうなのか良くわからないが、少なくとも我が家が今まで行ったことのあるキャンプ場のなかで、すばらしくいいサイトであることは間違いない。しかも安い。関東近辺なら1泊5000円以上しそうなキャンプ場であり、コストパフォーマンスは倍以上といえそうだ。これまた、感激的瞬間であった。この日のサイトはスタンダードカーサイトで区画され電源コンセント付の外灯があり、やや薄いところもあったが芝生が敷き詰めえられテントサイトも一段高く盛られ、締まった土でペグもあれこれと種類を考えることなくスムーズに打てた。さっそく設営を開始し、30分くらいたったところで熊谷ナンバーの方が隣のサイトにやってきた。軽く挨拶をしたが、あまりかかわりは持ちたくないように感じた。過去2回の北海道旅行では道中見知らぬ人と比較的親しく言葉を交わしたような記憶があるが、時代の差なのか、キャンパーはそういう人が多いのか、その後も地元の人との会話はあっても周囲のサイトの人とは挨拶すらほとんどすることがなかったように思う。
 このキャンプ場では、日が暮れる頃だったか場内放送で今晩から明日にかけての道内の天気予報を流していた。これはありがたい。明日の行動の参考にもなるが、夜中の雨の対策をどうするかの判断に役に立つ。全然降りそうになければ良いが、ちょっと怪しいときはやはりテントの上にタープなり、ブルーシートなり張っておいた方が安心して寝ていられる。暗い中で突然テントに降りつける雨の音が大きくなったときは、気が気でない。風もまたしかりである。風が強くなりそうなときは少々面倒くさくてもロープを補強しておく。ロープと自在とペグ(土や天候により数種類)は出来るだけ多く持っていた方がいざという時に慌てずに済む。とりあえず今晩は「曇時々晴れ」位で比較的おだやかな天候のようなので、特にこれといった対策はしなくて済みそうだ。
 夕食の買い出しを兼ねて車で10分ほどの「協和温泉」へ出かけた。買い出しは愛別町市街の個人商店でメニューを「北海道へ来たことだし、早速ジンギスカン」と決め材料を買い込んだが、温泉の帰りに寄った国道沿いのセイコーマート道内は「セブンイレブン」とこの「セイコーマート」が2大コンビニのようで、その後本当に「便利に」利用させていただいた。)、の方が品揃えも良く、肉、野菜からビールまで手ごろな価格で入手できたように思う。この日以降、買い出しはスーパーかコンビニとなった。北海道はいたるところ日帰り温泉が安く(だいたい大人500円前後が多い)気軽に利用でき(これもいつもの関東近辺でのコスト感覚とはちがう)、この日以降も風呂さがしで苦労することはなかった。我が家はキャンプ先での温泉も大好きである。特に子供の方が温泉に行きたがる。広い浴室や湯船は小さい子にも魅力的なのだろう。
 我が家は使用しなかったが、このスタンダードカーサイトはすべて電源(別料金)が用意されている。電源付サイトは初めての経験で、「何に使うのだろう?キャンプに来てまで電気調理器でも使うのかな?」と思っていたら、うちの隣のサイトの方は照明で使っていた。かなり明るいサーチライトで、気を使ってくれてかどうかは分からないが、うちのほうではなく、炊事場方向へ向けていてくれてはいたが、こちらを向いていたらかなり困りものである。後日ではあるが、ほかのキャンプ場でテレビやラジオの音や明かりがかなり気になったこともあった。あと、寒くなったら電気ストーブでも持ちこむのだろうか?いずれにしても、私はキャンプにあまり電源の必要性は感じない。どちらかといえば反対派である。今回長期キャンプなのでシェーバーやデジカメのバッテリー充電が必要か?とも考えていたが、いざとなればカミソリや乾電池でも対応可能であるし、これらの用途であれば各サイトになくても管理棟で何かしらのサービスを考えれば出来そうである。ただでさえ道具が良くなり普段の家での環境と違わなくなっているのに、電気まで持ちこむというのはいかがなものだろうか?電気器具を使うくらいであればバンガローやロッジに宿泊したほうが良いのではないかと思うのだが。
 あれこれと北海道初日のテント生活で、今までとはいろいろと違うものを感じながら、それでも北海道キャンプが実現したよろこびを感じながら眠りについた。