A155お返事が遅くなってすみません。それではさっそくですが…。
 精巣でつくられた精子は、ぼっきしたペニスをとおってから、からだの外へとびだします。これを「射精」(しゃせい)といいます。はじめての射精は「精通」(せいつう)といいます。
 思春期になってくると、ホルモンが体中をかけめぐり、いろいろ体にも心にも変化が起こってきます。男子はヒゲが濃くなったり、ペニスのところに性毛がはえたり、声がわりをしたりします。そして、精巣で精子もつくられるというわけです。しかし、その時期は8才ぐらいからじょじょにあらわれる人もいれば、中学生のころに変化があらわれる人もいます。だから、まだ射精しないということは、精子がつくられていないということなのです。心配しなくてもいいです。
 それではどういうときに射精するのでしょうか。
 夜、ねむっているあいだに射精がおこることがあります。たいていは夢をみているうちになるので、「夢精」(むせい)といいます。朝おきてパンツがぬれていても、「おねしょうかな?」なんてあわてないでいいのです。男この子からおとなの男への変身がはじまったのです。心配したり、はずかしがったりしないで、すぐに下着をとりかえましょう。「精通」があるとそろそろ下着のせんたくは自分でするころですね。
 さて、次は、木登りしたり、友だちととっくみあったりしていてペニスがしげきされ、自然に射精することもあります。これを「遺精」(いせい)といいます。
 最後に、自分で自分の性器(男の子だからペニスだよね)をさわっているうちに、いいきもちになって、射精します。これは「マスターベーション」とか「オナニー」とか「自慰」とかいいます。このごろは「セルフ・プレジャー」ともいいます。 射精するときは、ペニスをさわっていて気持ちがよくなってきて、もっとさわっていてとても気持ちがよくなって射精します。だから、痛いということはないんだよ。
 それでは、セルフ・プレジャーについてもう少しくわしく書いておきましょう。
 セルフ・プレジャーのことは、これから友だちなんかにも聞くと思うけど、セルフ・プレジャーをすることはなんにも心配することはありません。1日に1回しようと、3日に1回だろうと、10日に1回だろうと、全然しなくてもまったく問題ないんだよ。これは、一人ひとりみんなちがうことで、べつに自分だけしてるとか、多すぎるとか悩むことはないのです。