A156お返事が遅くなりました。それではさっそくですが…。
月経周期の定まっていないティーンは、毎日が危険日と考えるべきです。ティーンには、妊娠しやすい日とか、妊娠しにくい日とかいうのはないと思ってください。
いわゆる安全日とか危険日というのは、ホルモンの巡りのよい、すなわち月経の周期がきちんと確立していて、少々のことでは排卵日がくるわない女性のために言われ出したことです。それでも、安全日といっても、排卵日が終わって、体温が高温期に入ったのを確認して、4〜5日後から、月経までのとても少ない日数の間だけのことです。
まだ若くて、ホルモン状態が確立していないころは、何かの拍子に排卵日がくるうということは、とてもよくあることです。だから、毎日毎日が、妊娠しやすい日と考えるべきです。
また、精子は女性のからだに入ってから、3日は生きるとされていましたが、いまではもっと長く生きるといわれています。だから、妊娠の可能性はあるでしょう。
妊娠の徴候について書いておきましょう。
妊娠すると、まず何よりも月経が止まります。順調に毎月ある人であれば、2週間も遅れていると確定的と言ってもいいかもしれません。でも、気をつけてください。出血があったから、妊娠していないと思っていたら、数日でなくなってしまったとか、量がいつもより少ないということもあり得ます。これは、妊娠性の出血といって、月経があるころに少量の出血をみることは、半数くらいの人にあります。ですから、期間と量に注意が必要です。
それから、ずいぶん遅れて出血が始まって、それがいつまでも止まらないで何日も何日もずっと続く…。これも、妊娠していて、流産しかかっているということかもしれません。さらに、これまでの月経痛とちがう、猛烈な腹痛が出血とともにある…。これは、もしかすると、子宮外妊娠や流産ということだってあり得ます。とにかく、出血があったら、妊娠していないいうのではなく、いつも通りの量と期間かどうかを気をつけて観察することが大切です。
ふつう月経が止まって2週間くらいたつと、吐き気がしたり、ものが食べられなくなったりという“つわり”の症状が始まります。しかし、これはずいぶん個人差のあるものですから、まったくない人もありますし、月経が遅れるかどうかというころから吐き気がはじまり、ほとんど食べられない、食べてもすぐ吐いてしますというようにとても重い人もいます。お乳が張る、おりものがなんとなく増えるという現象も見られます。
もしあなたにこんなことが起きていたら、はやく病院に行って確かめてもらいましょう。。
さて、次に妊娠検査薬のことですが、妊娠検査薬は、どのようにして妊娠を判定しているかというと、尿にhCGというホルモンが含まれているかを調べます。スティックに仕込まれた試薬が、hCGと反応して、発色したら陽性、すなわち妊娠の可能性ありです。
hCGは、胎盤の絨毛(じゅうもう)上皮から分泌されるホルモンで、正式名称は「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」といいます。妊娠していない女性ではほとんど分泌されず、妊娠すると大量に分泌されるようになり、尿中にも排出されます。妊娠10週目ごろには最高値となり、その後、妊娠が進むにつれて徐々に減っていき、出産ととも消えていきます。
hCGを使った妊娠検査は1930年代から行なわれ、多くの病院で同じ方法によって妊娠が検査されています。
病院と同じ検査が自分でできるんだったら、産婦人科に行く必要はない、と思われるとちょっと困ります。確実に妊娠しているかどうかは婦人科の先生に診断してもらわないとわかりません。本当に妊娠して、検査結果が陽性と出るのは、生理予定日の約一週間後からです。その前に検査しても、妊娠していないことになります。
このように反応が陰性と出ても、妊娠している可能性はある場合は、
1.尿をかける時間が短かった。
2.部屋の温度が低すぎて、反応が起こらなかった。
3.妊娠直後であり、hCGがまだ尿中に排出されていなかった。
4.子宮外妊娠のために胎盤の発育が不充分でhCGの分泌が少なかった。
4の場合、一刻も早く処置しなければ母胎は大変なことになります。妊娠していないと思い込んで、病院に行くのが遅れて状態を悪化させてしまうことにもなりかねません。
妊娠検査薬は、あくまでも素人判断なので、完全に信頼しないように注意しましょう。
また、質問してくださいね。