A210それではさっそくですが…。
射精までの時間が短いか長いかという問題は、セックスを経験して初めてわき起こる悩みですね。
早漏とは、勃起してから射精するまでがはやいこと。遅漏はその逆をいいます。
実は、慣れないうちは、みんな早漏ぎみといってもいいくらいです。初めて女性を目の前に、挿入位置をさがしてあせっているうちに射精してしまったり、挿入できたと思ったら、あっという間に終わってしまったり…。
でも、気にすることはないのです。経験を積んでいけば、徐々に射精をコントロールできる余裕ができてくるのです。
セックスは挿入だけがすべてではないのです。いろんな雑誌や情報は挿入、射精ばかりを取り上げているので、そう思わされているのですが…。挿入時間は短くても、その前にしっかり時間をかけた愛撫があれば、それだけでもすてきな気分になるものです。
早漏という言葉は、いかにも「何分以下は早漏」といった定義がありそうですが、本当のところ、基準の時間なんてありません。
私たちには、知らず知らずのうちに性的な欲求の表現やふれあいといえば、性交=インサートという刷り込みがなされているのではないでしょうか。実際に性行動などのノウ・ハウをしめした出版物には性交こそ「本番」であり、その他の性的なふれあいはすべて本番のための「前戯」というあつかいがされています。
もちろん性交は重要な性行為です。とくに生殖を望むとすれば不可欠な行為ですし、互いのプライバシーにより深くかかわるといういみからも、より慎重に考えなければならない大切なことです。
しかし同時に、性交は性的ふれあいの唯一のものでもありませんし、時と場合によっては、必ずしも最高のものでもないかもしれません。
人が性に近づく意味を、オーガズム(性的絶頂感)に求める考え方があります。そして、その考え方によるとオーガズムは性交(インサート)と不可分なものであって、オーガズムなき性交は不完全、未完成のものということになります。はたしてそうなのでしょうか?もちろんオーガズムは素敵なことです。しかし、現実に女性が、性的ふれあいのたびにそれを求めているわけではないし、また、性交によっても「いつも」それを得ているかというと、あるレポートによれば、性交では10%であるのに比べ、マスターベーション(セルフ・プレジャー)では40%であって、性交ではオーガズムを「めったに得られない」「得られない」を合わせると25%もあるのです。
そのときの2人の関係や状況によっては、寄り添うだけでもいいし、頬ずりをしてキスで終わってもいい。体や性器にさわって快さを与えたり受け取ったりしてもいいし、ネッキングもペッティングもあります。さらにお互いの願望と合意があれば、フェラチオやクンニリングスなど性器を口唇(オーラル)で愛する方法もあっていいのです。しかもそれらの行為は、いつも性交につながらなければならないと考えなくてもいいのでしょう。
まだ若い二人です、ゆっくり二人の関係を見つめていってください。
それから、避妊は万全と書いていますが、本当かな?と一言つっこませていただいて終わります。
それでは、またどんなことでも質問してください。