A223それではさっそくですが…。
あなたの質問に書いている「外出し」は避妊ではありません。あなたは避妊をせずにセックスをしているのです。あなたは自分は妊娠しないとでも思っているのでしょうか?
カウパー腺(射精する前に出る、透明の液体です)についてですが、カウパー腺分泌液の中にも精子は充分含まれているということを認識しておくべきです。このことをしっかり頭において、こんな危険なセックスは今後絶対やめてください。
また、膣の中でなくても、膣のそばで射精したり、射精後の精液がついた手で膣をペッティングして妊娠してしまうことだってあるのです。十分注意してください。
月経周期の定まっていない若い頃は、毎日が危険日と考えるべきです。妊娠しやすい日とか、妊娠しにくい日とかいうのはないと思ってください。
いわゆる安全日とか危険日というのは、ホルモンの巡りのよい、すなわち月経の周期がきちんと確立していて、少々のことでは排卵日がくるわない女性のために言われ出したことです。それでも、安全日といっても、排卵日が終わって、体温が高温期に入ったのを確認して、4〜5日後から、月経までのとても少ない日数の間だけのことです。
まだ若くて、ホルモン状態が確立していないころは、何かの拍子に排卵日がくるうということは、とてもよくあることです。だから、毎日毎日が、妊娠しやすい日と考えるべきです。
また、精子は女性のからだに入ってから、3日は生きるとされていましたが、いまではもっと長く生きるといわれています。
月経が始まらなければならないのに、まだない…。1日でも、予定の日より遅れてしまったら…。絶対に産むことができない人にとっては、本当に不安なものです。そこで、妊娠の徴候について書いておきましょう。
妊娠すると、まず何よりも月経が止まります。順調に毎月ある人であれば、2週間も遅れてしますと確定的と言ってもいいかもしれません。でも、気をつけてください。出血があったから、もう安心と思っていたら、数日でなくなってしまったとか、量がいつもより少ないということもあり得ます。これは、妊娠性の出血といって、月経があるころに少量の出血をみることは、半数くらいの人にあります。ですから、期間と量に注意が必要です。
それから、ずいぶん遅れて出血が始まって、それがいつまでも止まらないで何日も何日もずっと続く…。これも、妊娠していて、流産しかかっているということかもしれません。さらに、これまでの月経痛とちがう、猛烈な腹痛が出血とともにある…。これは、もしかすると、子宮外妊娠や流産ということだってあり得ます。とにかく、出血があったら、もう安心というのではなく、いつも通りの量と期間かどうかを気をつけて観察することが大切です。
ふつう月経が止まって2週間くらいたつと、吐き気がしたり、ものが食べられなくなったりという“つわり”の症状が始まります。しかし、これはずいぶん個人差のあるものですから、まったくない人もありますし、月経が遅れるかどうかというころから吐き気がはじまり、ほとんど食べられない、食べてもすぐ吐いてしますというようにとても重い人もいます。お乳が張る、おりものがなんとなく増えるという現象も見られます。
もしあなたにこんなことが起きていたら、はやく病院に行って確かめてもらいましょう。ぐずぐず悩んでいないで、何よりも事実はどうなのかと確かめることが先決です。若いうちはちょっとしたことで、ホルモンの分泌が狂ってしまい、排卵や月経が遅れてしまうということもあります。なにしろ、悩んでいるよりもはやく、どちらなのかスッキリさせた方がいいのです。
悩んでいたり『自分は単なる月経が遅れているだけ』と思い込んでいたりして、妊娠の診断がついたときは、うんと妊娠月数が進んでいたということが一番こわいことです。
こんなことがあったら、すぐに病院へ行ってください。もちろん彼にもついていってももらってね。
そして、今回妊娠はしていなくても、これから2人で、避妊についても真剣に話し合ってください。
また、わからないことがあれば、どんなことでも質問してください。