A68それではさっそくですが…。 妊娠検査薬について、
「性のおはなし」というhttp://www.coara.or.jp/~starwars/index1.htmlページから参照しました。(参照したところは赤色です)産婦人科の妊娠検査は保険適用外だから、非常に料金が高くなっています。尿検査して触診して、一万数千円くらいかかります。このため、薬局で数千円で手に入る妊娠検査薬がよく利用されています。検査用のスティックに尿をかけると判定サインが出るタイプがわかりやすく人気があります。尿を3〜5秒間かけてから、しばらく待てば判定できます。 どのようにして妊娠を判定しているかというと、尿にhCGというホルモンが含まれているかを調べます。スティックに仕込まれた試薬が、hCGと反応して、発色したら陽性、すなわち妊娠の可能性ありです。
hCGは、胎盤の絨毛(じゅうもう)上皮から分泌されるホルモンで、正式名称は「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」といいます。妊娠していない女性ではほとんど分泌されず、妊娠すると大量に分泌されるようになり、尿中にも排出されます。妊娠十週目ごろには最高値となり、その後、妊娠が進むにつれて徐々に減っていき、出産ととも消えていきます。 hCGを使った妊娠検査は1930年代から行なわれ、多くの病院で同じ方法によって妊娠が検査されています。
病院と同じ検査が自分でできるんだったら、産婦人科に行く必要はない、と思われるとちょっと困ります。確実に妊娠しているかどうかは婦人科の先生に診断してもらわないとわかりません。本当に妊娠して、検査結果が陽性と出るのは、生理予定日の約一週間後からです。その前に検査しても、妊娠していないことになります。 このように反応が陰性と出ても、妊娠している可能性はある場合は、
1.尿をかける時間が短かった。
2.部屋の温度が低すぎて、反応が起こらなかった。
3.妊娠直後であり、hCGがまだ尿中に排出されていなかった。
4.子宮外妊娠のために胎盤の発育が不充分でhCGの分泌が少なかった。
4の場合、一刻も早く処置しなければ母胎は大変なことになります。妊娠していないと思い込んで、病院に行くのが遅れて状態を悪化させてしまうことにもなりかねません。 また、妊娠していないのに陽性と出る場合は、
1.部屋の温度が30℃を越えていた。
2.不妊症の治療などで性腺刺激ホルモン剤を使用していた。
3.閉経期で性腺刺激ホルモンが過剰になっていた。
4.胞状奇胎の異常妊娠や絨毛上皮腫などであった。
妊娠検査薬が陽性だったら早めに産婦人科にかかり、定期的に検診を受けましょう。妊娠しているとわかったから、来月にでも受診しようとのんびりかまえていて、異常妊娠だった場合は手遅れとなる可能性もあります。 産婦人科では試薬の扱いや反応の判断が正確であるだけではなく、触診、超音波診断などで総合的に妊娠を判断します。また、どのように妊娠しているか、母体にどのくらい負担がかかる妊娠なのかまで診断してもらえます。妊娠検査薬は、あくまでも素人判断なので、完全に信頼しないように注意しましょう。以上のことからもわかるように、妊娠検査薬はあくまでも一つの参考にしかなりません。 もし、もう少し様子を見ても、生理が来ない場合、彼にも相談して、産婦人科に行くことをすすめます。そして、費用は彼にも負担してもらうべきです。 また、どんなことでも質問してください。