乱読の記録にすぎず、意味があるかどうかも分からないけれど、ま、ともかく。

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 <Books>

 大まかなジャンル分け


 

 Mysteries
 長いあいだミステリ小説を読んできた。どなたとも同じようにレイモンド・チャンドラーに惹かれ、ロス・マクドナルドに夢中だった。ジョン・D・マクドナルドの“色彩シリーズ”は全部読んだ。
 何年も何十年も胸の奥に息づいたミステリ作家は30人ほどか。
 その中にアンドリュー・ガーヴがいる。ジョイス・ポーターがいる。レックス・スタウトがいる。
 ついこの間、早川書房HPMでレックス・スタウトの本邦初訳が出た。『編集者を殺せ』。
 うれしく懐かしく、むさぼり読んだ。
 そんなことをきっかけに、このページを設けることにしたのである。

 Mystery のページは大きく「海外ミステリ」と「国内ミステリ」に分かれています。
 当面は、既に発表したブック・レヴューをそのまま載せますが、いずれ、勝手気ままな感想を書き加えるつもり。


 NonFictions
 少年少女向けの文学全集か何かで世界名作を読んでいたところへ、ふいに物語とは異なる本が舞い込んでくる。
 たとえば、岩波書店のシリーズにあったシュリーマンの著作。タイトルを忘れてしまったが、もしかすると『古代への情熱』であったか。
 講談社のシリーズでは伝記ものがあった。いま浮かんでくるのは『チャーチル伝』だ。
 小学生のころ、そういう本を、小説を読む合間に読んでいた。最初にノンフィクション本への関心が高まり始めた時期だ。
 その後、読んだノンフィクション本の代表格はやはり岩波新書だな。

 いまここでノンフィクション本のページを作ろうとしているときに浮かんでいる本は、あいにく手元にないが蓮見重彦が書いた『小津安二郎論』である。
 映画の本として、小津論の一冊として、また碩学による文化論としてもおもしろく読んだ記憶がある。それも2度3度と繰り返し読んだ。さまざまな意味で衝撃的なノンフィクション本だったのだ。
 そんなことを思い出しつつ、ノンフィクション本の読書体験を綴っていこう。


 Novels
 小学校を卒業するに際し、そのころ、サインブックなる記念ノートにクラスの仲間が別れの言葉を書くならわしがあった。
 われわれの「6年6組」には本好きが多かったのだろうといま思うが、ぼくのサインブックに『風と共に去りぬ』のアシュレーに絡ませた言葉を書いた女の子がいた。
 その文言をいまでも覚えている。
 <さようなら、アシュレー君。きみの世界はないのね、可哀想に>というものだ。
 今度の日曜日、小学校時代の懐かしい面々と会うことになっている。クラス会というものではなく、たまに顔を合わせて飲む10人ほどの仲間がいるのである。
 サインブックにませたことを書いたTさんという彼女は現れるだろうか。いや、卒業以来いままで一度も会ってないから、おそらく今回も来ないだろう。

 小説がもつ影響力というものは人生を変えてしまう。
 これからもまだ、そういう小説に出遭えるであろうと期待してノヴェルズのページを作る。


 washiroh その日その日
 compilation


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