安全運転ニュース
番外編
〜飲酒と飲酒運転〜
仕事を忘れて会社の仲間や仲のいいお友達同士で飲むお酒はおいしいですね。
しかし、ビール1本くらいなら、という気持ちで運転されるのは大変危険です。
お酒を飲むと私たちの身体や精神はどのように変化してしまうのでしょうか?
| Q |
「酒酔い」するとなぜ正常な運転ができなくなってしまうの? | |
| A |
「酒に酔う」には血液中にアルコールが吸収されなければなりません。アルコールは胃では徐々にしか吸収されず、小腸に入り、極めて急速に吸収され血中のアルコール量が急に増すことによって、酔いがでてきます。吸収は満腹時に2〜3時間、空腹時にはわずか30分で完了します。 アルコールの20%は胃で、残り80%が腸から吸収されます。これは腸が胃よりも、血液も表面積も多く、吸収に適した構造を持っているからです。腸から吸収されたアルコールは95%が肝臓で分解され、その後身体各部で酢酸と水に分解されます。残り5%は、呼気・尿・汗となり、排泄されます。 このような代謝の流れが滞ってくると、顔が紅潮したり、頭痛、吐き気、冷や汗、動悸等が現れてくるのです。 |
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ご 参 考 ![]()
| 第1度(微酔) | 抑制がとれ、陽気となり、決断が速やかになる。従って謝りもでる。この程度の酩酊では本人はむしろ、能力を増している感を持つが、厳密なテストをしてみると、運動失調がきているし、また作業能力が減退している。 | |
| 第2度(軽酔) | 自己も酩酊を認識し得る。極めて快活・有頂天となり、運動失調が周囲の人に気づかれる。注意散漫となり、判断能力が鈍るので、運転事故が必発する。 | |
| 第3度(深酔) | 運動失調が強く、歩行は困難となる。麻酔状態に陥り、意識も次第に不明瞭となる。 | |
| 第4度(泥酔) | ところかまわず倒れ、昏睡状態となる。放置すればそのまま死亡する。 |
ご注意
ビール1本でも影響大!! ![]()
目でモノを追う能力の低下!!
注意力が散漫になる!!
(国際シンポジウムで発表された研究結果による)
交通事故の件数のうち、飲酒運転は20位!!
たいしたことがないようにみえますが、なんと死亡事故は第6位、致死率は第2位になります。
飲酒運転事故では運転していた人はもちろんのこと、運転者以外の者に対して幇助者としての責任が問われる場合があります。
| 【福岡高裁 昭和54年10月25日】 | 酒に酔い、正常に運転ができない状態にある者が自動車二輪車で、マンホール作業中の作業員を死亡させた件で、一緒に飲酒し、運転を抑制せず、自ら同乗していた者に幇助者としての責任を認めた。 |
| 【横浜地裁 昭和63年6月30日】 | 出会い頭事故。 自動二輪車に同乗の被害者(死亡)は、飲酒運転を助長し、無謀運転を是認していたことなどを考慮し、相手方自動車運転者との関係で70%、同乗運転者との関係で30%の過失相殺をした。 |
| 【東京地裁 昭和57年8月10日】 | 飲酒しているのを知りつつ同乗したとして、60%の過失を相殺した。 |
こんなときに運転者以外の人に対して責任が問われます!
運転者に飲酒を勧めた者の場合
同乗者すべてが飲酒していた場合
飲酒者に車両を貸与した場合
「少しなら大丈夫」という安易な気持ちは大変危険です!
飲酒運転による運転は免責です。[免責=保険金が支払われないこと]
自動車保険・・・搭乗者傷害、車両、人身傷害保険が免責になります。
傷害保険 ・・・免責になります。