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■□水処理倶楽部通信■□ 第185号 2005/04/04(月)■□ 
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会 
  【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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    目  次
    ★ お知らせ
    ★ 山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』
       その集中論議のお願い
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■■ お知らせ ■■

●今月の編集方針
今月4月は、変則的な編集方針をとります。
連載中の長峰さんのデンマーク研修旅行記は、引き続き掲載しますが、それ以外
は、一冊の本、山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』の紹介、感想、
論議にあてたいと思います。
●一冊の本、ひとつのテーマを納得するまで
今までいくつか本を紹介してきましたが、いつも未消化な感じが残っていました。
1年くらいかけて読書会をやってもいいよなあ、もう少し読みながら深めたいな
あ、と思いつつ、心残りをもったまま送信してきたこともありました。
人生そんなに急ぐ旅ではあるまいに、何故わたしが、そんなに慌ただしく本を読
んで咀嚼しきれないまま次に目移りしなければならないのか、という反省もあり
ました。
いずれ、取り上げようと思っていた山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベン
ト編』を読み返していて、これはもっと腰を落ち着けて読みたいなあ、また読ん
でもらいたいなあ、読んだ人や書いた人、タッチしたした人の意見も聞きたいな
あという思いは、ポイントをチェックするごとに強くなりました。

そこで、せめて1ヶ月、この本を中心に紹介や感想や論議を深めることをやって
みようと考えました。
読んだ人、すぐにでもご意見のある人は、是非、投稿してください。
また、まだ読んでいない方は、是非読んでこの論議に参加して下さい。
あとで述べる理由によって、ひとりでも多く、1日でも早い方がよいと思います。
水処理倶楽部は、このメールマガジンだけでなくメーリングリストの論議の場も
あります。また、掲示板もあります。
どれを使われても構いませんが、とりあえず、この通信からスタートします。

●投稿の送り先は、
      soiland@mb.neweb.ne.jp または、
      attaka@haginet.ne.jp でお願いします。
その際、サブジェクト(メールタイトル、要件)に
「現代のトイレ事情」と入れていただけると助かります。      
  
では、読者のみなさんのご協力をよろしくお願いします。(へ)
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■■ 本の紹介  ■■

山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』
2000年8月1日 東京法令出版 1300円+税
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●この本の集中的な論議をお願いしたい理由
1、福岡市沖地震は、日本全国すべての地域で、災害対策の不要なところはない
ことをあらためて示しました。人ごとのように災害対策を語るとか、まあアリバ
イだけはつくっておこうよ、ということは現実的でないことがはっきりしてきま
した。明日どこで、阪神淡路大震災や中越地震が起らないとも限らないし、そこ
で再びみたび、トイレについての悲喜劇が再現されない保障はありません。

2、この本は、災害とイベントに焦点をあてたトイレと水処理の本です。
すばらしい本だと思います。この領域の最高の到達点・集約点といっていいので
はないでしょうか。
「日本のトイレ文化もようやくここまできたか」という感想をまずもちました。
トイレの上屋だけでなく、糞尿の処理と結びつけて論じられている点は、画期的
です。「快適さの追及と災害への脆弱さ」は、1日も猶予のない解決しなければ
ならない課題として浮かび上がっています。
取り上げられこの本で紹介されている技術が、すべて解決済みでないこと、もっ
と改良改善、いや根本的にシステム整備しなければならない点も浮かび上がって
来ています。
また、下水道や浄化槽関係者が、無視してきた点も災害とイベントにポイントを
しぼって、普遍的な問題として取り上げられています。

●どんな人も避けて通れない
3、家庭レベルでは、一家に一冊常備して読んでおくことをおすすめします。
人の集まるところ、集まったひとに責任を負う部署すべてに関係しています。
企業や学校、病院、各種団体では、特に地方公共団体のどの部署であろうと、一
課に一冊常備して、日頃から論議しておくべき本だと思います。
トイレや水処理の関係者、都市や農村計画の関係者、建築の設計者にしてまだ読
んでいないというようなことがあれば、その人の仕事に対する態度を疑われても
仕方がないと言い切ってもよい本だと思います。
わたしの友人の「ひょうたん」が、そう言ってこの本をすすめてくれましたが、
本当にその通りです。

●トイレ文化の成熟とアップ
4、災害やイベント、観光でトイレを基本的な人権の中に位置づけています。
また、ライフラインに対して「ライフスポット」という考えを提唱しています。
いくつか新しい提案がされています。「トイレ情報」の豊富さもさることながら、
このような本質的な問題提起も正面きってとりあげるべきだと考えます。

5、この本の中で、玉川学園のライフスポットモデルが紹介されています。
そこでは「百聞は一見に如かず、百見は一労作に如かず」という言葉が「労作教
育」として取り上げられています。どんなものでもまず自分でやってみる、試み
てみる、ものとしてつくってみる、という精神ですね。真理は具体的であるとい
うことにも通じそうです。
はじめて試みる誌上フォーラム、本一冊の徹底論議の試みが、少しでも有益な具
体的な進展と結びついてうまくいきますように期待しています。

集会やワークショップなどで司会や進行役がしゃべり続けると興醒めなものにな
ってしまうことが多々あります。誌上フォーラムとでもいうべき今回の本の論議
でも、その誤りをおかしかねません。わたしは、慎ましい司会に徹しようと思い
ます。読者のみなさんのご意見を是非、お願いします。

次回次週は、まずこの本の包括的な感想や紹介を読んだ人に行ってもらいたいと
思います。全体と「プロローグ バリアフリー新時代のトイレ・ホスピタリティ」
くらいまでを対象に意見交換してもらったら幸いです。
その次は、2〜3章ごとにテーマをしぼって進行出来たらいいなあと思います。

繰り返しになりますが、投稿の送り先は、
      soiland@mb.neweb.ne.jp または、
      attaka@haginet.ne.jp でお願いします。
その際、サブジェクト(メールタイトル、要件)に
「現代のトイレ事情」と入れ下さい。
また、html やファイル添付メールはお断りします。  
                   (発行編集人 へちまや)
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 連絡・投稿:へちまや mailto:soiland@mb.neweb.ne.jp 
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【編集後記】後日談という言葉があります。そのときは言えなかったが、今なら
言えるという話しにも使われます。阪神淡路大震災のトイレ事情には、まだまだ
多くのトイレ地獄の話があったことを知りました。(へ)

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