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■□水処理倶楽部通信■□ 第187号 2005/04/15(金)■□
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会
【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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目 次
★ お知らせ
★ 山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』その3
感想が2通寄せられました
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■■ お知らせ ■■
●トイレ特集は少し早めに今日金曜日に送ります。通常号は、月曜日17日に「デ
ンマーク研修旅行記その7」をお送りします。
●山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』、感想を2通掲載します。
本に刺激されて仮設トイレを工夫したくなったという白松さんとリアルな世界
に思いをいたしたいという長峰さんの感想です。
さらに多くのみなさんのご意見や感想をお待ちしています。
それぞれのかかわる立場や現場からの感想や意見をお送りいただけるとありが
たいです。
●投稿の送り先は、
soiland@mb.neweb.ne.jp または、
attaka@haginet.ne.jp でお願いします。
その際、サブジェクト(メールタイトル、要件)に
「現代のトイレ事情」と入れていただけると助かります。
では、読者のみなさんのご協力をよろしくお願いします。(へ)
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■■ 本についてわいわいがやがや ■■
山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』
2000年8月1日 東京法令出版 1300円+税
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集中論議に寄せられた投稿です
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入りたくなるトイレを作りたい、木造仮設トイレ
山口県阿武郡阿武町 白 松 博 之
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私も『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』を借りて読みました。
障害者ということもあって、トイレにはかなり関心を持っていましたが、まさに
目から鱗の世界でした。
私ごとですが6年前の転落事故以来車いす生活です。
障害者にとって通常の生活でもトイレについては苦労をしているのに、災害時の
トイレ事情は、考えただけでも怖いくらいに悲惨なものでしょう。
確かに私も若い時期「トイレのことは、あまり考えたくありません」と書かれた
匿名希望者さんのようなことを、ちょっとだけ考えた記憶があります。
でも、現実には絶対にあり得ないし、食べて排泄をするからこそ生きていられる
ことを、障害者となって人一倍トイレに苦労をして、より一層そんなことを思い
ます。
ご指摘がありましたように「それを仕事にしてる人の領分でそこできちんとやっ
てもらいたいです。」とありましたが、確かにそうですね。
そんな需要があるからこそその分野で仕事として成り立つのですから。
震災用のトイレとなるとテーマが大きすぎて私の手に負えないところですが、小
規模イベント用ならと、この本に刺激されて実際に作ってみることにしました。
皆さんは建設現場にあるようなFRPのトイレを使用されたことがありますか?
仮設トイレだから我慢は当たり前とは言え、狭いうえにFRPの臭いとアンモニ
アの入り交じった悪臭は、暑い日など特にきつく、出来ることなら少々我慢をし
ても入りたくないものです。
まず、入って気持ちの良いトイレを木造で、しかも移動が便利なように軽トラッ
クで運べて組み立て時間が1時間以内で出来るものを基本に考えました。
早速4月8日より設計と同時に木材の加工に入りました。
綺麗で清潔なコイントイレが繁盛するように、誰しもより清潔なトイレに入りた
いものです。
まず、明かり取りは、屋根全体ををポリカーボネートにし、十分な光を取り入れ
ました。
あくまで今回製作をしているトイレは、小規模イベント用を想定したものですが、
広さは1400×1400で、必要とあれば車いす対応も可能なスペースを確保
し、しかも重量、大きさを考え、いくつかのパーツに分け、ボルトによる接合方
法を取り入れました。
もう一つのこだわりは、合板を一切使用せず、地元の木材にこだわったことです。
数日後には第1号が完成すると思いますが、4月24日に行われる「自然観察と
山菜狩り」イベントに有料で貸し出し、皆さんからご意見を聞いてみようと思い
ます。
入ってみたくなるトイレ、それが作る側の基本ですよね。
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【白松博之】間伐材魚礁の考案など林業に携わる傍ら、障害者としての経験に踏
まえトイレについての提案を行う。現在(有)あったか村を設立して木をいかし
たトイレの試みを行っている。
関連サイト あったか村福賀 http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/
阿武町林業振興会http://www4.ocn.ne.jp/~kikori/
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「現代のトイレ事情」古本買いました
匿名にしてもしょうがないので長峰より
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いざとなったら、うんこなんてその辺ですりゃいいじゃん。
そう思っていました。
しかし、都市部では、そうもいかないほど人口密度が高い、
特に避難所となると、壮絶な状況になる。
この本を読んでいて、昔のイベント会場では、
よくトイレのうんこが、てんこもりになっていたのを
思い出しました。あれは一時的なものだから我慢できるけど、
毎日の排泄があれでは、かなりつらいものがあります。
それだけに
「水や食糧がなくても我慢ができるが、排泄だけは我慢ができない」
のフレーズには、実に切実なものを感じました。
私はこの本からもう一つ別のことを思いました。
現代のトイレは、きれいすぎます。
きれいで便利であるのが悪いとは言いませんが、
プリプリッと出したら、ぴゅっと消えてなくなる。
自分のうんこの臭いも、ほとんどしない。
音消しまで付いていると、そのプリプリッの
音までよく聞こえない。
あまりに、うんこの存在感がないのです。
たまには、自分のうんこをじっくり見るくらいの
余裕があってもいいのではないか。
人は生き物だから、食って寝て出してが当たり前なのに、
それを感じることがない生活が本当に良いのか。
うんこをしない自分や他人は、リアルでなく、
空想の世界でしかないのではないか。
この本には、レポート調の淡々とした記述の中に、
そのリアルさを感じました。
同じもの読んで「いつも多忙な青年」さんが
真逆の感想を述べていたのは面白いと思いました。
食を数個の錠剤ですますというのは、ずいぶん昔から
夢とされていたことですが、排泄を錠剤で出すというのは
斬新です。ちょっとしか食べないのだから、
うんこもちょっとで済む。なるほど。
非常食にこの方向からの工夫ができそうですね。
∴ 長峰 ∴
汚水処理サポートシステムを公開中
http://www.chikusan-kankyo.jp/osuiss/index.htm
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【編集後記】4月桜前線は北上して、各地で花の話題がにぎわっているようです。
花見の宴も開かれて、・・・おっ、ここもイベントのトイレが必要でした。もう
トイレのことが頭から離れなくなっている私でした。(へ)