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■□水処理倶楽部通信■□ 第195号 2005/06/13(月)■□
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会 
  【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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    目  次
      ★ お知らせ
      ★ 本についてわいわいがやがや
         山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』その7
      ★ デンマーク農業における環境対策研修旅行の案内
      ★ イベントの案内
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■■ お知らせ ■■

●「本についてわいわいがやがや」は、『現代のトイレ事情〜災害・イベント
編』について読者からの寄稿を紹介します。
●「デンマーク農業における環境対策研修旅行の案内」は、本誌で連載中の「
デンマーク研修旅行記」の元となったデンマーク大使館主催の研修旅行の案内
です。今回は、農業分野における環境対策をメインテーマ計画しているそうで
す。お世辞にも安いとは言えない費用ですが、「デンマーク研修旅行記」で紹
介している通り、同時通訳付きでデンマークの先端を行く人と話せますから、
これに見合うだ
けの内容があります。
●「イベント案内」は諸々のイベントの案内です。他に、こんなイベントもあ
るよ!な情報をお寄せください。(長)
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■■ 本についてわいわいがやがや ■■

『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』について、S/Fujita氏からの寄稿を
紹介します。
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私も遅まきながら読みました。多くの人が注意を向けたがらない大切な問題に
ついて、正面から取り組んでおられる労作ですね。著者の災害時を憂う心が判
ります。できれば顔写真ぐらい載せて欲しかったです。日本社会に必要なレポ
ートをありがとうございます、といいたいです。

さて、この本を読んで考えたことです。

・著者は災害時に備えて、電源が使えるならば快適で有効なシステムのトイレ
として自己完結型とバイオ型を推薦しておられ、何度も言及されています。し
かしどちらも設計時に想定している時間当たりの使用頻度があって、緊急時に、
どれだけでも受け入れられるということは無いでしょう。どんなトイレにも処
理能力には限度があります。これについての考慮が無いまま推薦されているよ
うで心配になりました。

・仮設トイレでは常に清掃が必要であることはよく判りました。それほどトイ
レというものはきれいであることが要求されているわけです。ここは同書の主
要な主張のひとつで、ホスピタリティという言葉でくくられていますね。しか
し、常設のトイレにしてもすぐに汚れます。たとえば下痢でもして大量のウン
コを一度に放出すれば、便器はたちまち汚れます。下痢なんていうのは人がい
ればちょくちょくあることですから、便器は気を使っていたとしても、いつも
すぐ汚れる状況にあるわけです。それで思ったんですけど、大便器の構造って
「汚れ易く」出来過ぎているんじゃないでしょうか。これほどきれいさが要求
され、なおかつ清掃が敬遠されるものならば、もっと汚れにくい便器を考案し
たらいいと思います。関係業界の方々に期待したいんですが。

・ライフスポットとして非常時に使えるトイレを用意しておく事の重要性は判
りました。特に人口が集積している地域では、優先順位の高い重要な問題です。
しかし、諸要件を満たすような完成度の高いトイレというのは無いということ
でした。現在の社会の上水道下水道のシステム、エネルギーの供給システムを
考えると当然といえましょう。そのため災害に備えて、いろいろな方式のトイ
レを複数準備しておく必要がありますが、結構な手間と費用がかかります。そ
して住民らの協力体制という要素も絡んできます。現代人に、災害時のトイレ
に備えて訓練をさせるというのはしんどいことでしょう。訓練の対象である人
口集積地の人達、訓練に来ない人たちが一番手間が掛かる人達でしょうに。そ
れを考えると、ともかく市町村の災害担当者にしっかりしてもらう事を期待す
るしかないのかもしれません。この本をまず読んで貰いたいものです。将来的
には、住まいそのものを水とエネルギー(と出来れば食料)の供給に関して自
立性・自己完結性の高いものに移行していくことが解決になるでしょう。その
住居システムの一部にトイレも含まれているならば、家の個数だけ多くのライ
フスポットが出来て、災害を乗り越えるトイレの数も多くなることになります。
そうしたシステムとしての住まいを設計し、建築していくことが根本的な解決
になると思いました。

・本書には災害時と近い状態として、イベント時のトイレ状況のレポートも載
せられています。ここに大きなヒントがあると思いました。神戸の時に判った
ように、災害時にトイレに困る事になるのは、人口集積度の高い地域程、深刻
でしょうが、こうした街は平常時に大きなお祭りやイベントを行なう所でもあ
ります。大規模なイベントを開催する際のトイレの管理が、そのまま災害時に
生かせるということです。大都市の行政府は、このことを念頭においてイベン
トを行うといいと思いました。もちろんそういう意識でやっているところもあ
るでしょうが、そうでない場合も多いのではないかと思います。

・後、学校のトイレというのも、大人達がしっかり考えないといけないなあと
思いました。排泄行為は生き物としての基本的な部分であるとともに、文明人
(の卵)としてはデリケートな場所でもあります。その構造を工夫する事も大
切だし、自分たちの使うトイレを自分たちで綺麗にするという訓練、教育が大
切だと思います。自分の汚した汚れを自分で綺麗に出来る人になっていれば、
災害時には厄介な人になるのではなく、役に立つありがたい人になります。本
来、どの子供もそうあるべきで、教育はそのことにきちんと対処しなければい
けないと思いました。

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■■ デンマーク農業における環境対策研修旅行の案内 ■■

視察先: デンマーク
日時:  10月2日(日)〜10月9日(日) (成田発着)
人数:  30名
費用:  38万5千円  費用には以下含まれております。
  −成田/コペンハーゲン往復航空券(エコノミークラス)
  −デンマーク国内航空券
  −空港施設使用料
  −デンマークでの宿泊料(一人部屋使用。相部屋の場合割引可能)
  −デンマークでの貸切バス
  −朝食6回、夕食4回
よって個人でご負担いただくのは
  −成田空港までの国内の旅費
  −外旅行保険
ツアーについてのスケジュール、訪問先申し込み等の詳細についてはホームペ
ージをご覧下さい。
  http://www.denmark.or.jp/tour/

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■■ イベントの案内 ■■
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「東アジアにおけるバイオマス利用の現状と方向」
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【日時】2005年10月31日(月)10:00〜11月1日(火)16:30
【講演会場所】熊本市国際交流会館ホール
       〒860-0806 熊本市花畑町4番8号 TEL 096-359-2020
【プログラム】
10月31日
・国内のバイオマス・エネルギー産業の構築に向けて
  長崎総合科学大学 人間環境学部 教授 坂井 正康
・砂糖・エタノール複合生産に向けた高収量サトウキビの開発
  九州沖縄農業研究センター 作物機能開発部 部長 杉本 明
・南九州におけるバイオマス利用システムの開発
  鹿児島大学農学部生産環境学科 教授 守田 和夫
・島しょ型バイオマス循環システムの構築
  琉球大学 農学部 生産システム工学講座 教授 上野 正実
・中国におけるバイオマス利用の現状と展望
  中国農業科学院 農業環境・持続的発展研究所 環境工学部長 董 紅敏
・台湾におけるバイオマス利用の現状と展望
  中興大学 生物産業機電工程学系 教授 雷鵬 魁
11月1日 見学会
・バイオマスの多段階ガス化/コ・ジェネレーションシステム「バイオマス2号
機」及び成分調整成型堆肥プラント(九州農業研究センター)
  九州沖縄農業研究センター 畜産総合研究チーム長 薬師堂 謙一
・山鹿市鹿本におけるバイオマス資源循環(山鹿市バイオマスセンター)
  山鹿市鹿本総合支所 産業振興課長 栃原 栄一
・アンモニア回収型堆肥脱臭及び冬期発酵促進システム(山鹿市バイオマスセ
ンター)
  九州沖縄農業研究センター 畜産総合研究チーム主任研究官 田中 章浩
・阿蘇草原地帯におけるバイオマス利用(阿蘇)
  NPO法人 九州バイオマスフォーラム理事長 吉田 愛梨
【申込み・問合せ先】国際シンポジウム実行委員会
  田中章浩 九州沖縄農業研究センター 畜産飼料作研究部
  E-mail:a.tanaka@affrc.go.jp
  TEL:096-242-7760   FAX:096-249-1002
【参加申込み】タイトルを「農業施設学会国際シンポジウム申込み」とし・氏
名、・所属、・電話番号、・FAX番号、・E-mailアドレス、・講演会参加の有無、
・見学会参加の有無、・懇親会参加の有無、・合計金額を明記し、実行委員会
までE-mailもしくはFAXでお申し込み下さい。
【参加申込み期限】2005年8月31日(水)厳守!

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://www.sasj.org/meetings/2005eastasia/2005eastasia.htm

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農業環境工学関連7学会合同大会
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 日本農業気象学会,日本生物環境調節学会,日本植物工場学会,生態工学会,
農業機械学会,農業情報学会,農業施設学会の7学会の合同大会です。
会期:2005年 9月12日(月)〜15日(木)
会場:金沢大学角間キャンパス(石川県金沢市)

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://web.kanazawa-u.ac.jp/〜jm2005/index.html

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日本微生物学会第21回大会
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会期:2005 年10月30 日(日)〜11 月2 日(水)
会場:
 大会 福岡国際会議場(福岡市博多区石城町2-1)
 公開シンポジウム、若手研究集会  九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区箱
崎6-10-1)
 懇親会 ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町3-2)

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsme2/Meeting/2005circular2.pdf
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsme2/homeJ.html

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環境資源工学会 第115回例会
 −北九州における環境対策と資源リサイクル(仮)−
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会期:平成17年11月17日・18日
会場:北九州市・国際会議場

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://www.nacos.com/rpsj/040101.html

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 日本畜産環境学会第4回大会
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日時:2005年7月26日(火)14:00〜18:00、27日(水)9:00〜12:00
場所:鳴子温泉郷中山平温泉 仙庄館
 宮城県玉造郡鳴子町字星沼28-2
 Tel 0229-87-1234 Fax 0229-87-2222
参加費:学会員2,000円 非学会員5,000円
 (参加予約不要、当日入会歓迎)
宿泊費:13.000円(懇親会費含む)
 (懇親会のみ参加7,000円)
 宿泊および懇親会に関しては要予約(7月14日締め切り)

特別講演:
 畜産環境研究の現状と将来 畜産草地研究所 羽賀清典氏
 最近のヨーロッパの畜産環境規制と農業者の対応 (財)畜産環境整備機構
 渡邉昭三氏
フィールドツアー:
 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教  育研究センターのコ
ンポスト施設見学など

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/apesj/

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第16回廃棄物学会研究発表会(仙台大会) 
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日程:平成17年10月31日(月)〜11月2日(水)
会場:仙台国際センター(宮城県仙台市青葉区青葉山)

詳しくは、下記サイトを参照ください。
http://www.jswme.gr.jp/nenkai/


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◆発行:水処理倶楽部通信編集委員会
 連絡・投稿先:長峰 nagt@shirakawa.ne.jp
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【編集後記】S/Fujita氏の「自分の汚した汚れを自分で綺麗に出来る人になっ
ていれば、災害時には厄介な人になるのではなく、役に立つありがたい人にな
ります。」は、まさにその通り!ですね。自分らが子供の頃は、けっこう自分
らの出したふん尿に接する機会がありました。今の子供たちはどうなのでしょ
う?(長)


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