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■□水処理倶楽部通信■□第197号 2005/06/27(月)■□
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会
 【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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    目  次
      ★ お知らせ
      ★ 本についてのわいわいがやがや
         山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』その8
      ★ 短信
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■■ お知らせ ■■
●本についてのわいわいがやがやは、山下亨著『現代のトイレ事情〜災害・イ
ベント編』です。
●短信は、2つのサイトの紹介です。
●このメルマガも、もうすぐ200号を迎えます。これに向けての特集をやりた
いと思っています。読者の皆さんからの、あの記事は良かったとか、これから
こんなメルマガになってほしいなど、ご意見、ご感想をお待ちしています。
  連絡・投稿先:長峰 nagt@shirakawa.ne.jp

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■■ 本についてのわいわいがやがや ■■ 

山下亨著 『現代のトイレ事情〜災害・イベント編』
    2000年8月1日 東京法令出版 1300円+税
  まとめにかえて     [へちまや]
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●本を集中して読む試み

本誌185号(4月4日発行)で呼びかけて以降、山下亨著『現代のトイレ事情』
について読んできました。参加され投稿されたみなさん、ありがとうございまし
た。本をまとまって読むというのは、大学のゼミ等で半年、1年とかけて行われ
たり、輪読会などで行われることで、基礎的な実力がもっともつく方法だといわ
れています。今回は、それには遠くに及びませんが、投稿をいただき、数回にわ
たって続けることで一冊の本をあっちからもこっちからも読む機会を得ました。
お蔭様でざっと読み飛ばすのとはちがった成果をあげることができたと思ってい
ます。かって、MLの中で読書会を試みそのときは中途で終ってしまいました。
今回も、まだまだ工夫する点はいくつもあります。
さらに機会をとらえて、またなにか一冊にチャレンジしてみたいですね。

●バックナンバーのメモ

 当初、4月いっぱいと予定していましたが、のびてしまいました。
 185号 呼びかけ
 186号 いつも多忙な青年からの投稿
     あたしんちのおかあさん  「目からうろこ」「具体的な対策の実行」
 187号 白松博之さん 「木造仮設トイレの試み」
     長峰さん、全般的な感想
 以下、188号、190号、194号 私のメモ書き的な内容紹介
 195号 S/Fujita さんの全般的な感想  

●この本の果たす役割

 数ある災害関係の本の中で、トイレをきちんと正面から取り上げ、しかも核心
的には阪神淡路大震災の「トイレ混乱」の真っ只中の経験をひとつひとつ検証し
て具体的にまとめている。
 また、数あるトイレの本の中で、災害を(特に地震を)中心に据えて書き込ん
でいる。
 これからは、災害対策を論じて、トイレ対策を欠落させることは無くなるだろ
うし、トイレを考えて、震災や災害を無視することは出来なくなるでしょう。
前にも書きましたが、ひとつの大きな集約点、高い到達点を示す本だと思います。

●ライフスポット、トイレスポット論

何度も書いて恐縮ですが、
この本のエッセンセンスは、具体的であることとに裏打ちされた
ライフスポット論、トイレスポット論です。

 「一定期間を自立して生活秩序を保つ」(123ページ)観点から対処する。
いわば、自己完結できる地域圏を小規模に確保する考え方の導入です。
それは、場所の問題というだけでなく、
スポット的にライフラインの代替えとし、て担いうる機能・サービスをさすと広
義に理解すべきであろうとされています(126ページ)
 トイレについては、トイレスポットとして
 「停電でも、下水管がなくても水がなくてもどこでも用が足せるという状態」
をつくりだしておくことが提案されています。

その後の研究でどのようになっているのかの追跡、
ライフスポット、トイレスポットを深めていく作業、が求められていると思いま
す。

●技術の進化は?

S/Fujita さんが投稿で指摘していることですが、
この本で推薦されたり紹介されたりしている仮設トイレのシステムは、その後実
際にはどうなのか、これは丁寧な検証が必要です。
流行の言葉でいえば、「大きなビジネスチャンスの到来に各種業界からトイレへ
の参入」があいついでいるのでしょう。
あるいは、震災対応業界というのが生まれたといってもいいかもしれません。
この点では、インターネットの検索を活用した調査が威力を発揮しそうです。
それと同じく指摘されていることですが、同類項の問題として「イベント時のト
イレ」など実際の場で実地の使用で検証されることが必要と思います。

●一労作に如かず

  百聞は、一見に如かず
  百見は、一労作に如かず

玉川学園のライフスポットの項で出てきた言葉です。
実際に作ってみること、歩きだしてみること、その中からさらに創意工夫を積み
重ねていくこと、とても元気づけられる言葉でした。

実際に災害・震災は、遠いことでも何でもなくなっています。
「備えあっても憂いあり」という本が同じ著者から出されているようです。
「そのとき」に備えた巨視的で具体的な準備を学ばせてくれた一冊でした。
今後は、おりに触れ関連情報を掲載したいと思います。
みなさんの投稿をよろしくお願いします。
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[へちまや] 水処理通信編集人。
関連サイト:
 TSS九州山口版 http://www1.neweb.ne.jp/wb/tss-west/
 あったか村福賀  http://www.haginet.ne.jp/users/poco-a-poco/

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■■ 短信 ■■

●全窒素:湖沼富栄養化の原因物質、稲作からの転作で2倍に 県立大教授ら調
査 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000150-mailo-l25
======== 一部引用します===========
研究結果では、水田では1ヘクタールにつき43・9キロとなった全窒素の
量が、麦・大豆の転作地では同86・2キロとほぼ2倍になった。また降雨時
の排水量を比べると、03年10月ではピーク時の流量が転作地の方が水田の
1・8倍となり、また04年3〜4月では5・8倍にもなった。国松教授は、
麦への転作は、水をためる水田から水をためない畑に土地を変えることになる
ため、流量に差が出たとみており、「大雨時にも、短時間に排出量が多くなる
ことが示唆される」と言う。
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●最悪トイレの募集
http://www.shlook.com/contest/contest.html
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あなたのトイレが生まれ変わるチャンス!!   
第1回「全日本史上最悪トイレコンテスト」 
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【編集後記】梅雨なのに良い天気が続きますね。今年は渇水に苦しむ地域が多
いのでしょうか。最近、雨水タンクが流行っています。でも、雨が少なく、枯
れ葉などが入るような状況だと、水が腐って、くさくて使えないことがあるよ
うです。(長)




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