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■□水処理倶楽部通信■□第205号 2005/08/29(月)■□
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△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会
 【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
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    目  次
      ★ お知らせ
      ★ 内モンゴル旅行記 その4 フフホトの街

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■■ お知らせ ■■
●水の旅内モンゴル編は、第4回目です。フフホトの街を歩いてみました。


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■■ 水の旅 ■■

内モンゴル旅行記
その4 〜フフホトの街〜
           長峰 孝文
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 初日は、受付開始が15時からだったので、朝のミーティングの後、14時まで自由
な時間になりました。日本人の多くは、ホテルの近くにある博物館(恐竜の化石の展
示数が多いらしい)に行きました。そういうものには興味がない私は、友人のTさん
を誘って、昼食を食べに行くことにしました。シンポジウムの間、この昼食以外は、
すべてホテルで食べることになっているので、現地の食べ物を自由に食べられる数少
ない機会です。「中国人に混ざって食べてやる〜」と、気合いを入れて出発しました。
(後で話しますが、これが自由に食べられる、最後の機会でした)

 内モンゴル出身のK氏によると、ホテルの西側から出た通りを右に行くと、おいし
いまんじゅう屋があるとのことでした。まんじゅう??? とりあえず、それに従っ
て通りに出てみました。ホテルを出て右に行くと、いきなり、めちゃくちゃ臭い公衆
便所がありました。面白そうなので、入ってみると、入り口の正面にちゃぶ台とベッ
ドが置いてある小さな部屋があり、女性1人と子供が数人いました。ここに住んでい
るの? 有料なの? 私は、びっくりして、すぐに外に出てしまいました。後に、ホ
テルフロントで唯一の日本語ができる中国人A氏(とても世話になりました)に聞い
たところ、ここは有料便所で、彼らは1日の大半をここで過ごしているのだそうです。
都市の中心にある臭いトイレで1日を過ごす母と子、中国は一人っ子政策だから何人
もいないはず、もしかして保育所も兼ねている? いきなりディープな世界に踏み込
んでしまいました。

 便所から先に行こうと思いましたが、そこから先は、見える限り遥か先までお店ら
しいものはありません。片側2車線の広い道路を挟んだ向かい側には、1軒だけ、お
店らしいものがあります。でも、腰まで切れ込んだチャイナドレスを着た女性2人が
入り口に立っていて、いかにも風俗系。Tさんと私は、とりあえず、そのまま北に向
かって歩きました。300mくらいは何かの施設の柵が延々と続きました。ようやく何
かの店があるという風景に変わりましたが、そこは靴屋さん街でした。

 フフホトの町は、ちょっと前の東京のように、同じ職種の店が集まって×××店街
みたいなものを形成しています。靴屋さん街も300mほどありました。さすがに、引
き返したくなったところで、右側に、いかにも怪しげな狭い路地が伸びていて、飲食
店らしきものが並んでいました。奥にも何軒かありましたが、路地に入って一番目の
店に入ることにしました。

 中は、40ほどのテーブルがある、入り口からは想像できないほどの、食堂らしい
たたずまいでした。奥にガラス越しに料理をしている人たちがいて、その上にお品書
きらしいものが並んでいます。彼らに注文すれば作ってくれるシステムのようです。
とは言うものの、言葉が通じる訳でもないので、どうすればいいのか困ってしまいま
した。すると、店員の10代前半とおぼしき女の子が、話しかけてきました。私は牛
肉と麺、Tさんは牛肉と米の文字があるお品書きを指差し、金を渡しました。彼女は、
1つのテーブルを指差したので、そこに座って待っていると、やかんと湯のみを持っ
てきました。やかんには、めちゃくちゃ熱いお茶が入っていました。これだけ煮沸し
たお茶でないと、衛生的に危険なのかな、と思いました。

 しばらくすると、彼女が料理を持ってきてくれました。私のは、細めんの醤油ラー
メン風、Tさんのは、黒くて酸っぱい汁に入ったビーフンでした。どちらも、細切り
にした牛肉、キュウリ、香草等が乗っており、おいしいです。私のが5元、Tさんの
が4元、安〜い。

 2人で、麺をすすりながら、中国人が注文する様子を見ていました。かなり細かい
注文を料理人に言いつけている人もいて、中の料理人が困った顔をするような場面も
ありました。私たちの隣のテーブルのOLらしい若い女性は、野菜炒めみたいなもの
と、大きなパンと餅の中間みたいなものを食べていましたが、食べきれなかったよう
で、そのままハンドバックに突っ込んでいました。そういえば、小学生の頃に、食べ
きれないパンをランドセルに入れている子がいて、ある日、先生がランドセルを掻き
出すと、いつのものかわからない黴びたパンが次から次に出てきたことがあった
な・・・なんてことを思い出しました。そこに突然、大声でがなり立てながら1人の
男が店に入ってきました。

 黒いぼろぼろの布をまとっていて、髪はぼさぼさ、手足は真っ黒、しかも顔は真っ
赤に何かを塗っています。しばし、大声を出していましたが、客は誰も気に留めてい
ません。しばらくして店員の女の子がお金を渡すと、さっさと出て行きました。

 食事を終えたので、店を出ました。左はもと来た道、左は、いかにも怪しげな狭い
路地が先に延びています。行っていいものかどうか・・・2人なら大丈夫だろうとい
うことで、左に行くことにしました。飲食店がいくつかあった先は、日用雑貨、時計、
おもちゃ、なんだかわからないもの、いわゆるバッタ屋的な店が軒を連ねていました。
私は、携帯電話を時計代わりに使うつもりでしたが、充電器を忘れてしまったので、
代わりになる時計はないかと時計屋さんに入ってみました。・・・動くのかどうかも
わからない品々が並んでいました。

 バッタ屋街の路地は、コの字型になっており、抜け出た先は、もとの大通りでした。
ホテルに向かって歩いていくと、なんと、赤塗り顔のおじさんが先にいるではありま
せんか。彼は、行く先々で店や露天に向かって、同じようなことをやっているようで
す。でも、どうやら外人には向かっていかないようなので、私たちは目を合わさない
ようにしながら追い越しました。彼は、もしかすると、悪魔払いのような職業なのか
もしれないと思い、その後に何人かの中国人に聞いてみましたが、何も教えてくれま
せんでした。単なる乞食なのかな?

 ホテルでTさんと別れ、私はさらに街を歩いてみることにしました。

 あらかじめインターネット(http://www.geocities.jp/suteichai/index.htm)で
入手していた情報から、清真大寺の近くのウイグル族の集落にある羊肉串(シシカバ
ブ)の店を目指すことにしました。

 まずは地図を手に入れようと、ホテルのフロントに行きました。案の定、地図があ
りました。でも、有料で3元でした。この地図は、すべて中国語で書かれています。
縮尺は「公里」という単位で書かれていたので、フロントに、1公里は何kmくらい
なのか聞きましたが、「km」を見たことがないらしく、全くわかりませんでした(後
に調べたところ、公里はkmのことでした)。清真大寺まで、どのくらいの距離なのか
わかりませんでしたが、フロントによると、バスで行った方がいいが、歩いてでも行
けるとのことでした。バスで行くと、行った先しか体験できませんから、歩いていく
ことにしました。

 清真大寺は、ホテルから南西の方角にあります。とりあえず、西に向かいました。
昨日の夜に横切った噴水公園の前を過ぎると、大きな病院がありました。中国語は全
く分かりませんが、書いてあると漢字なので、何となく意味が分かります。この病院
は、φ路中心医院(φは分からない文字)とあるので、中央病院みたいなものでしょ
う。地図によると、その先には「内蒙古医学院」があり、この辺一帯には、随所に病
院があるようです。

 φ路中心医院の先を左に折れ、南に向かいました。片側一車線の比較的狭い道です。
ここは、体育用品店街でした。地図には「内蒙古医学院」の向かい側に「内蒙古大統
体育用品広場」なるものがあるので、関連する店が集まっているようです。

 町並みが飲食店やスーパーに変わったところ付近で西に折れました。

 フフホトは、風が吹くと砂埃が舞うような、とても乾燥した気候です。冬は砂まじ
りの雪道になるために、真っ黒で汚いそうですが、夏は避暑地として人気があるそう
です。飲食店等は、排水を店の前にぶちまけていますが、乾燥しているので、それほ
ど臭いません。所々で、腐った生ゴミの臭いがしたり、汚泥の臭いがしたりするくら
いです。

 ところが、1箇所だけ、とてつもなく臭いところがありました。その臭いは、死臭
です。家畜でもさばいているところなのかなと思いました。この時点で、既に自分が
どこにいるのかわからなくなっていましたが、後に街をうろつき回った結果、「第二
附属医院」のすぐ裏に当たる場所でした。病院のすぐ裏手に家畜処理場があるのは不
自然です。そういえば、大きな煙突みたいなものが立っていました。もしかして人
の・・・。

 すっかり道に迷ってしまい、ど〜にでもなれという状態でうろつき回っていたとこ
ろ、ジュンサイのようなものが入っている水槽が置いてある細い路地に入りました。
ジュンサイの隣には変わった魚が入った水槽が並んでいました。さらに先に行くと、
水草を売っている店もありました。あれ?これは・・・観賞魚街でした。ジュンサイ
だと思っていたものは、よく見るとイトミミズでした。この路地は、100mほどに渡
って、観賞魚や水槽等を販売する店が続いていました。後にもう1回行こうとしまし
たが、どこにあるのか、見つけることができませんでした。

 ここを抜けてしばらく行くと、大きな道に出ました。そこは、デパート街でしたが、
すでに時間がなくなっていたので、急いでホテルに戻りました。

@@@雑談モードです@@@  言葉が通じない国を歩き回るのは、本当に気を使い
ます。もし、何かのトラブルが起きたとしても、対処しようがないからです。この路
地は入っていいのか、ここで写真を撮っていいのか、常にドギマギしながらの行動で
した。あと、一番困ったのは買い物で、値札のないものが買えません。この旅行の後
半に、中国人から「いくら?」は「ドルチェ」だと教えてもらってから、値段の交渉
ができるようになりました。たった一言で、こんなにも違うものなのだと、言葉の威
力を感じました。


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【編集後記】2つの畜産排水処理施設の相談を受けています。1つは処理水を畜舎の
戻す循環型、もう1つは畜産排水にしては比較的薄い排水を処理しています。前者は
業者の設計がいいかげんで、たまたま処理可能な範囲になっていた(経験則で大きさ
を決めて、それに合うような設計計算をしたのかも)ので、何とかなりそうですが、
これから先、循環利用を続けてどうなるのか未知数です。後者は、BODとSSが同じ
くらいの値なので、このままの施設で安定させることができるのか、ちょっと不安で
す。畜産の分野には、管理が難しい施設が多いです。(長) 




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