━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□水処理倶楽部通信■□第230号 2006/2/28(火)■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会 【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目 次 ★ お知らせ ★ 手作り生物浄化装置プロジェクト 8 ★ 短信 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ お知らせ ■■ ●編集者多忙のため(と言うより飲み過ぎのため)発行が1日遅れてしまいまし た。心待ちにされていた方には、大変申し訳ありませんでした。 ●「作り生物浄化装置プロジェクト」は、MLでの話を紹介します。 ●福島県民の方は「短信」にある「福島県水道整備基本構想2005」に意見を応 募しましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 手作り生物浄化装置プロジェクト 8 ■■ ========================================= ML上での議論が前回からさらに進みましたので紹介します。文章は、読みや すいように編集しました。 ======================================================= 原水が高所にあって量が十分ならば、落差を利用するだけでこの装置をつくる ことができます。問題は、原水が低地にあるか、あっても身近な所に無くて運ぶ 苦労が必要な場所です。水道の未発達な場所、ライフラインの断絶に備えたい所、 清水の得られない場所、乾燥地のような場所では、水を循環させる必要がありま す。このような場所では、この装置は非常に役立つものとなるでしょうし、必要 とされるでしょう。これを生産販売するような仕事が出来てもいいかもしれませ ん。 (S/Fujita) ======================================================= 地球の上で水がふんだんにある場所は限られていますし、水が豊富な日本でも、 大多数は水資源に乏しい都市部に住んでいますから、そこは重要なポイントだと 思います。 (長) ======================================================= 水量調節に水洗便所の水タンクのタップを利用することは、設備がある程度大 きな場合に使用する可能性がでてきます。しかし、装置が大きくなるのは上手く ないし、耐久性の問題もあるので、最初からタップを設計にいれることはしたく ないです。耐久性がなく、メンテが必要というのは、その装置を長期間運転する 場合や、発展途上国に設置するような場合に弱点となります。 (S/Fujita) ======================================================= タップは耐久性がありそうだと思っていたのですが、汚泥やら何やらの影響も 受けそうですね。それに、入手しにくい地域もありますね。 (長) ======================================================= ポンプを使う場合、ポンプそのものの寿命と、電源系統の寿命を考慮する必要 があります。この装置は、生き物を生かしているのですから、常時運転されるべ きもので、一般電力会社の電源が得られない場所や、得られない時にも、動き続 けるものであって欲しいわけです。私もここで引っかかっています。小さなポン プが欲しいのですが、手頃なものがなかなか見つかりません。やっと一つ見つけ たのがこれです。 (2600円のスペアポンプ) http://www.natural-sky.net/island-pump.htm この半分の出力でいいし、水中ポンプでなくてもいいのですが、そんな小さな DCポンプが見つかりません。ドライラン(空転)しても損傷しないものが必要 となると、水中ポンプのタイプは使えません。観賞用水槽に使われているような ポンプも考えてみましたが、やはり寿命が心配です。また、太陽光発電した直流 をコンバーターで交流100V に変換して使用すると、変換ロスを生じて効率が落 ちます。 電源は、とりあえず太陽光発電で考えればいいと思いますが、コントロール回 路の寿命は大丈夫でしょうか。特にACポンプを使う場合、回路の半導体が10年 も持たない可能性が高いと疑っています。太陽光を動力源にするにはこのページ が参考になります。 http://www.etech-japan.com/susume/dokuritu/index.html ポンプを使う場合には、なるべく手を掛けないで運転出来る様にしたいです。 流量の調整は、そのポンプの吐出量によって流量が決まるという風にするか、ポ ンプからの水をバルブを絞って調整することになるでしょう。 (S/Fujita) ======================================================= 耐久性は重要ですね。自作でやると、材料も耐久性のないものになりがちです から、そこらへんはきちんと整理したいと思っています。太陽電池を使う場合は、 バッテリーの耐久性も心配です。 速度の遅いポンプは、液でも気体でも以外とないですよね。そのサイトにある ポンプは、お風呂の水取り用として売られているのと同じだと思いますが、流量 が多い(電圧を落とせば調整できるのか?)し、空転させると壊れてしまいます。 寿命も短いように思います。 (長) ======================================================= 原水のDOが低い場合は、ポンプで循環運転をするのならば、混気ジェットポ ンプの応用が最適だと考えます。 (S/Fujita) ======================================================= 混気ジェットポンプは「気泡発生装置」で検索するといろいろと出てくるよう です。以前、真似事でダルマポンプの出側ホースの先端の径を少し落として、そ こに空気を流入させるチューブを取り付けてみたことがあります。泡の混入量は そう多くありませんでしたが浄化槽用のブロワポンプのものよりもキメの細かい 泡が発生しました。性能を求めなければ簡単に細工ができます。 (ひろきち) ======================================================= そういう細工物は好きですね。以前にエアリフトポンプを自作してみたことが あり、効率よく機能させようとすると、思っていたよりも奥が深いと感じました。 でも、程々で機能すればいいと思えば、簡単にできてしまいます。こういう工作 ものも加えていきたいですね。 私としては、完成された1つの装置を作るつもりはなくて、いろんな環境に合 わせた、いくつかの装置を作りたいと思っています。 (長) ======================================================= この辺りから先の話は、実際の設置場所における各条件に応じて、個別に設計 を行なって行くということになろうかと思います。あるいはモデルケースを想定 するかです。エアリフトの方が都合の良いケースもあるし、超小型のものが見つ からなくてもポンプの方がいいケースもあります。原水の汚れの程度と質によっ て構造を変える必要があります。もちろん処理する水量によっても変わりますし、 使用する容器、部材によっても変わります。予算ということもあります。 (S/Fujita) ======================================================= 具体的な設計はそうなるでしょうね。もしくは、実際に設置するところに合わ せたりとか。その前に、いろんなケースを想定してアイデアを蓄積したいと思っ ています。 (長) ======================================================= 今回はここまでです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 短信 ■■ ======================================================= 「福島県水道整備基本構想2005」の意見募集 http://www.pref.fukushima.jp/eisei/kanei/suidou/kihonkousou2005/kihonkousoubosyuu.htm 平成16年6月に策定された国の「水道ビジョン」を受けて、福島県が県民意見 の募集をしています。(H18.3.6迄) 宮嶋氏から「安心・安定・持続を前面に出し消費者に応分の費用負担を求める 考え方のようで、おいしい水という観点、給水原価の格差、本当に省エネルギー かどうか、環境負荷の問題が抜けており、水道法第1条『清浄にして・豊富・低 廉』という理念は邪魔にされている」、中本先生からは「法律や基準を守るとい う事は、法律の精神を守ることである。水道法の第1条の精神を、公務員は、素 直に考えないといけない」との意見をいただきました。素案自体が異常に長く、 まるで一般市民の意見を拒むかのように感じます。(長) ======================================================= 「海のミクロ生物採集・観察体験教室」のお知らせ http://www.shiokaze-kouen.net/micro/info/page126.html 由宇町立ミクロ生物館 開催日時:2月26日(日)13:00-15:00、16:00-18:00 この体験教室で、スタッフと一緒に顕微鏡の使い方や生き物の解説などをして くれるボランティアを募集しているそうです。(長) ======================================================= 「シンポジウム プランクトン広域化とバラスト水」のお知らせ http://www.plankton.jp/sub08_15.html 2006年度日本海洋学会春季大会シンポジウムF 主催:日本プランクトン学会 共催:日本海洋学会・日本ベントス学会 コンビーナー:福代康夫(東京大学) 大塚 攻(広島大学) 日時:3月30日(木)9:30 − 17:10 場所:横浜市立大学本校舍(1号館)302号室(金沢八景キャンパス) 事前登録は必要なく、参加費は無料ですので、ご興味のある方は是非ご参加くだ さい。 海の水環境の一つとして興味ある分野です。(長) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□水処理倶楽部通信 ■□水処理の情報交換と交流誌■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お断り】このマガジンは正確さ・完璧さなど保証致しかねますので各自の 責任で確認のうえ、ご利用下さい。また本誌で知りえた情報による損害・ 紛争について一切関知しませんのであらかじめご承知下さい。 ◆配信所:まぐまぐID=0000019863 melma!ID=m00010669 その他の配信所は、配信を停止しました。 ◆登録・変更・解除、バックナンバー、ML、読者掲示板 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