━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□水処理倶楽部通信■□第247号 2006/7/3(月)■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△△水処理の情報交換と交流誌△△編集発行:通信編集委員会
 【発行ページ】http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    目  次
      ★ お知らせ
      ★ 香川オフ開催される その1
      ★ 短信

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ お知らせ ■■
●香川県にて傾斜土槽法見学会&オフ会が開催されました。この様子を数回に分けて、
紹介したいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 香川オフ開催される その1■■
=========================================
 傾斜土槽法を開発した花水土さんに、見学をお願いしたところ、快くお引き受けく
ださいました。せっかく案内していただけるとのことなので、ML上にて参加者を集
ったところ、私を含めて5名のMLメンバーが参集し、香川オフ会となりました。

 6月27日、予定よりも遅れて高松空港に到着した私を、花水土さんが迎えてくれ
ました。このまま高松駅に向かい、ちょうどお昼頃に、へちまやさんと合流しました。
昼食のためのうどん屋さんで、四電コンサルタントの面々と、車で馳せ参じたTさん
と合流しました。

 うどんやさんは、造り酒屋で庄屋だった山田家をうどん店にしたという山田屋です。
http://www.yamada-ya.com/
ご主人の山田潔氏は、「さぬきうどんに賭ける」という本までだされているようです。
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4425981111/aajg-183-22/249-1353840-3501917?dev-t=D25OJMUS00TSQ3%26camp=2025%26link_code=xm2

 ここでは、ぶっかけうどんと押し寿しのセットを食べました。ネットであらかじめ
香川の食べ物を調べたところ、うどんと押し寿しでしたから、いきなりこれらを食べ
られて、幸せ〜でした。かなりのボリュームがあり、食べるのが遅い私は、ちょっと
焦りました。

 四電コンサルタントの会議室に移り、傾斜土槽法の説明をしてもらいました。思っ
ていたのと違っていたのは、中に入れる「土」は、主に鹿沼土を使っており、粒径
1cm前後とかなり大きくて、土っぽくないことでした。途中、道に迷って遅れたうち
ゃさんが加わりました。私たちは、かなり突っ込んだ質問もしましたが、終始丁寧に
受け答えしていただいた花水土さんには感謝!です。

 屋外に出て、食品工場の油が多い排水で目詰まりした槽を、3ヶ月ほど、そのまま
放置したものを見ました。写真で見たもとの状態は、槽の中が油でぎっしり詰まって
いました。しかし、放置されたものは、油がなくなっており、黒い土状のものが、鹿
沼土の表面に薄く残っているだけでした。堆肥化で、油がよく分解されることを知っ
ていましたが、油がぎっちり詰まったものでも、こんなになるとは、驚きでした。目
詰まりしても、そこを取り外して置いておくだけで、汚濁物質を分解できる傾斜土槽
法の利点を、改めて認識することができました。

 見学の最初は、香川県畜産試験場です。ここでは、牛、豚、鶏等が飼育されており、
場全体から出る汚水の一部を使って、傾斜土槽の試験をしていました。汚水が投入荒
れる最初の槽が目詰まりを起こしており、難分解性のSSが多い畜産排水の処理には、
工夫が必要だと感じました。この実験装置では、むき出しのものと、周りを囲って保
温したものとの比較ができるようになっていました。

 この試験場では、傾斜土槽を用いて、堆肥化装置から出るアンモニアガスを吸着さ
せた排水の硝化も、試験していました。実際に、パックテストを使った分析をやって
もらい、硝酸と亜硝酸ができていることが確認できました。傾斜土槽では、消化が効
率よく起こるとのことでした。脱窒の際に、動力費の少ない硝化行程として有効では
ないかと思いました。

 試験場では、讃岐三畜の説明もしてもらいました。「讃岐三白」という砂糖、塩、
綿が特産であることを示す言葉があるそうです。肉牛、豚、肉鶏それぞれの品種を作
り出しており、これを讃岐三畜として売り出しているのだそうです。肉鶏の讃岐コー
チンは、おいしそうな鶏でした。煮ても弾力のあるおいしい肉だそうです。

 試験場から、高松市街地に向かいました。次の見学地は、花水土さんの自宅でした。
台所排水で、傾斜土槽を長期にわたって試験しているのだそうです。配水管の高さの
関係から、自然流下のみで浄化しているその装置は、傾斜土槽を3段だけ積み重ねた
ものでした。

 驚いたことに、槽の中は、鹿沼土が黒い土状のもので覆い尽くされており、まさに
「土槽」でした。表面には、苔が生えており、数匹のナメクジが這い回っていました。
土を掘ると、たくさんのミミズが出て来ました。2段目は、表面が黒い細かい粒で覆
い尽くされていました。ミミズのふんだと思われます。ここも掘ると、ミミズがわん
さか出てきました。

 かなり複雑な生態系が出来上がっていると思われますが、台所から出る洗剤は問題
ないようです。時折、熱湯を流してしまうこともあるそうですが、一部のミミズが死
ぬだけで、機能的には問題が生じないそうです。

 この装置は、3段しかないため、処理水に「土」が流出してくるそうで、槽の下に
沈殿槽(といってもただの発泡スチロールの浅い箱ですが)がもうけてありました。
(つづく)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 短信  ■■
=======================================================
酒に酔い警察官に頭突き・青森市職員を容疑で逮捕
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060625STXKA007625062006.html

 25日に青森南署が、酒に酔い警察官に頭突きした青森市上下水道部主査を逮捕し
たそうです。全国で見ていると、ときおりありますね。下水道関係職員の暴走。
(須)

=======================================================
「ドイツの環境教育」セミナー&ドイツ交流会のお知らせ
http://lp.jiyu.net/ecolo-newevent.htm

【日時】2006年7月23日(日曜日) 午後1:00〜 
【場所】東京都中央区立産業会館 (東日本橋)4F第2集会室
     〒103-0004  東京都中央区東日本橋2-22-4
     TEL 03(3864)4666(代)

 「ドイツと環境」セミナー・シリーズの第2弾だそうです。ドイツビール&ワイン
による交流会も企画されているそうです。
(長)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□水処理倶楽部通信 ■□水処理の情報交換と交流誌■□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お断り】このマガジンは正確さ・完璧さなど保証致しかねますので各自の
 責任で確認のうえ、ご利用下さい。また本誌で知りえた情報による損害・
 紛争について一切関知しませんのであらかじめご承知下さい。
◆配信所:まぐまぐID=0000019863  melma!ID=m00010669
 その他の配信所は、配信を停止しました。
◆登録・変更・解除、バックナンバー、ML、読者掲示板
 http://homepage2.nifty.com/watertreatment-club/
◆発行:水処理倶楽部通信編集委員会
 連絡・投稿先:長峰 mizusyori@mac.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】6月後半は、怒濤の出張連発でてんてこ舞いでした。でも、2つの実験
装置を立ち上げできたし、機会を長いこと伺っていた2人にも会えたし、傾斜土槽法
のオフ会も開催できたし、なんだか数ヶ月くらいを過ごしたかのような気分です。7
月は会議でてんてこ舞いになりそうです。いや、もうなってる・・・
(長)


BACK|
NEXT HOME|バックナンバー| 広場|リンク| メール