葬儀のスタイルも歴史があります。昔は自宅葬が中心でした。または地域の公民館や集会所といった具合です。この頃では現在の様に至れり尽くせりのサービスを提供できる葬儀屋さんではありません。地域の方々の手伝いが中心でした。その後、日本が高度経済成長になり車社会となり、広大な駐車スペースを保有し葬儀に対するサービスを成り立ちとする葬祭業が目立ってきました。葬儀に関わる殆どのことを代行するので喪家の負担も軽減されて来たのです。合わせて会場も広く祭壇も豪華になりました。平行して葬儀の費用も高額になりました。しかし10年ほど前から家族葬(密葬)と言う形で新規者のみで執り行われ、後日、改めて故人のお別れ会や偲ぶ会等の名称で芸能人などに多く見られる様になり、テレビでも取り扱われることから広く認知されるようになって来たのです。家族葬は、基本的な式の流れ自体は、従来の葬儀とあまり大差はありません。費用も規模が小さいため少なくてすむ事から、最近では、需要・要望が多く、家族葬を打ち出した葬儀場が増えているのが実情です。【家族葬のメリットと考えらえること】◎本当に親しい人のみで行うため、形式的な式への参加意識が無く心のこもった雰囲気の中で葬儀が可能。◎形式的な挨拶等のわずらわしさや気遣いが少ない。◎参列者も少ないので会場も狭く済み費用が少なくて済む。◎打ち合わせ等に要する時間や労力も軽減される。【家族葬のデメリットと考えられること】○故人の交友関係が広い方や会社の立場のある方等、後で葬儀に参加しなかった方の訪問が多く、整理して落ち着くまで時間がかかる場合がある。○世間体を気にする家族・親族にわずらわしさを感じる。○葬儀の流れや作法等で戸惑う方がいる。○故人のお付き合いの度合いが分からずに呼ばれた呼ばれなかった等で後で気にすることになる。※上記の様にメリットやデメリットがあれば葬儀の手法も変わりつつあります。故人のための葬儀であっても故人には分からないのが葬儀です。大きな葬儀や家族葬、どちらが正しいとは言えませんが、確実に葬儀のスタイルが変わりつつあるのは事実です。しかし、人々の故人を送る気持ちには不変の法則があります。
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