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歯科医師 みわこのスマイル相談室 第7号

平成14年 5月18 日号です

こんにちは、松本 みわこ です。

4月30日に私のホームページを新しく更新致しました。

皆さんから頂いたご相談のメールの一部も載せてありますので、よろしければ
ご参考にして下さい。

(URL :  http://homepage2.nifty.com/webnavi/miwako/index.htm  )

さて、前回は虫歯予防法「フッ素」についてでしたが、
今回は、根本に戻って、『虫歯のでき方』について考えてみましょう。

『虫歯のでき方』に基づいた『虫歯予防法』をご紹介致します。

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筆者の紹介

松本 みわこ

現在、銀座アベニュー矯正歯科にて勤務
http://www.ginza-avenue.jp/

ご質問等は
 mailto:  miwako@ginza-avenue.jp 

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目次 ◇虫歯のでき方
    ◇一日におけるお口の中の酸性度の変化
    ◇虫歯予防の根本的な方法
    ◇間食の種類

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------≫ 虫歯のでき方 ≪------

私達のお口の中には、500種類もの細菌が何億も住んでいます。

虫歯の原因菌はその中の数種類の細菌ですが、その代表としてミュータンス
連鎖球菌が知られています。

私達が食ベ物を口にすると、この虫歯菌は食べ物の中の糖類を餌にして
酸性物を作りだし、歯に張りつきます。これが歯垢(プラーク)です。

この酸生物の歯垢はその名の通り、酸性を示し、酸の濃度が高くなると
歯垢の張りついた歯面からカルシウムが流れ始めます。

その結果、歯の表面が溶かされ、虫歯ができるのです。

しかし、通常、飲食後20〜30分位でお口の中は唾液によって酸性から
元の中性に戻されます。

また、食後、速やかに歯磨きやうがいをし、歯垢を除去すれば、お口の中は、
中性に戻り、今度は、逆に唾液中のカルシウムが歯の表面に戻っていくことで、
初期虫歯の修復が行われます。


★このように、歯の表面では、カルシウムが溶け出したり、戻ったり
するので、すぐには穴が開くような虫歯が生じることはないのですが、
実際には、飲食回数が多いとお口の中が酸性になる頻度が多くなり、
歯の修復よりも歯からカルシウムが溶け出す頻度、時間が多くなる為、
虫歯はどんどんと進行していくことになります。


▼一日におけるお口の中の酸性度の変化
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
規則正しい食生活を送っている人と飲食回数の多い不規則な食生活を
送っている人では、お口の中の酸性度の変化がかなり違います。

お口の中の酸性度の変化をグラフにしてみました。
(規則的な食生活: 
       )
(不規則な食生活:   
     )

規則正しい食生活では、食事によって一度お口の中が酸性になったとしても、
一定時間後にお口の中は中性に戻ります。
グラフを見てもわかるように、お口の中が中性であり、虫歯が修復されている
時間(グラフの青い部分)が虫歯を作る酸性の時間(グラフの赤い部分)より
も長い為、虫歯は進行しません。

しかし、不規則な食生活で、食事やおやつの回数が多いと、お口の中が酸性から
完全に中性に戻らず、戻らないうちに次のおやつを食べることになります。
その結果、虫歯を作る時間が虫歯を修復する時間よりも長くなり、虫歯が進行
していくことになるのです。

★では、この虫歯の成り立ちから考えた場合、虫歯を防ぐには、どのように
したらよいのでしょうか?


▼虫歯予防の根本的な方法
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.食事やおやつの時間を制限する。

ダラダラと食べ続けるのではなく、食べる時間と食べない時間をきちんと
わけ、出来るだけ、食べない時間(お口の中が中性)を増やし、虫歯の修復
を促します。

2.食後は速やかに歯磨きを行う。

速やかに歯磨きをすることで、速やかにお口の中を酸性から中性に戻します。
(ですから、本来、歯磨きは朝起きた時や寝る前ではなく、食後に行うのが
ベストなのです。)

3.虫歯菌の餌となる糖類の摂取量を減らす。

糖類の摂取量を単純に減らす。または、虫歯菌の餌にならない糖類、つまり、
『代用甘味料』(パラチノース、マルチトール、キシリトール等)を使った
食品や『ノンシュガー』『シュガーレス』食品を選択的に摂取するようにします。


▼間食の種類
~~~~~~~~~~~~~~
★ 飴やキャラメルは一番ダメ!★
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
おやつの種類によってもお口の中の酸性度は変化します。

おやつをダラダラ食べ続けることはいけないとお話しましたが、お口の中に
食べ物が長時間とどまっっていることが一番良くありません。

例えば、飴やキャラメルです。

これらは虫歯菌の餌になる糖そのものであり、お口の中に長時間とどまっている
為、お口の中はずっと酸性のままになってしまいます。

虫歯予防の為には、できるだけ、飴やキャラメル、糖分の多い飲み物は
避けるようにしましょう。

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『虫歯のでき方』についてはご理解いただけたでしょうか?

次回は、「虫歯予防の根本的な方法」の3に出てきた
『代用甘味料のキシリトール』についてお届け致します。

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◇発行/編集/お問い合わせ先/バックナンバー
 電子メールマガジン「歯科医師 みわこのスマイル相談室」 14/5/18
 編集責任者:松本 みわこ ( mailto:miwako@ginza-avenue.jp  )
  URL : http://homepage2.nifty.com/webnavi/miwako/index.htm 

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