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いじめ事件を考える

いじめではなく殺人問題
いじめ事件4割増
いじめ事件過去20年で最高

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全国引きこもり親の会
友人のお茶に漂白剤
同級生に熱湯
無抵抗への暴力は恥

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いじめを超えた殺人自殺問題

いじめ問題は今に始まったことではない。50年前にさかのぼるが、私たちが子供のころにもいじめ問題は あった。当時と何が違うのか?何処が違うのか?

 

当時はインターネットとか携帯メールとかましてやツイッターなどなかった時代なので、公に中傷するなどの行為はなかった。一言で言うならば「陰湿ないじめ」が多くなったと言えるかも知れない。

 

最近の事件をみていると、もはや「いじめ」の領域よりも「傷害・暴行」「殺人」に様変わりしているように思えます。 しかも多くが同級生・クラスメートに対するいじめが多いようです。

 

成長過程の教育、家庭環境、社会環境の違いでしょうか子供たちの感覚が一般常識では計れないような気がするのです。

取り組む側もそれなりの熱意がないと解決しないようです。

いじめの事実確認・いじめの阻止に協力いたします。

 

子供のいじめ事件4割増

警察庁の発表によると昨2006年の小中高生の恐喝・傷害などの少年事件のうち、いじめが関係していた事件が233件で、前年比41%増。補導人数が460人。

補導人数は小学生18人(4%)、中学生352人(77%)、高校生90人(20%)

統計が残っているのは1984年以降で、ピークは1985年638件、1950人。

以後減りつつあったものが2002年から約2倍に増加しました。

これは警察に恐喝・傷害で補導された件数であり、実際は小学生の間にもこれ以上の問題があると思われます。


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いじめが原因の少年事件、昨年は過去20年で最多

あくまでも警察が補導した少年事件の数字でしかありませんが、昨年は過去20年で最多となりました。

被害者の相談先として(複数回答あり)保護者(57.1%)、教師(36.2%)警察等(31%)の順ですが、相談しなかったものが21.9%あったことはまだまだ問題のあることでしょう。

 

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友人のお茶に漂白剤?混入 県立高1年女子逮捕

本宮署は12日午前7時10分ごろ、傷害と脅迫の疑いで、福島県中方部の県立高校に通う二本松市に住む高校1年の女子生徒(16)を逮捕した。
 調べでは、この女子生徒は昨年5月30日午前9時ごろ、同級生で二本松市の女子生徒(16)、大玉村の女子生徒(16)とともに、教室内で二本松市の女子同級生(16)のお茶のペットボトルに、漂白剤のようなものを混入し、傷害を負わせた。さらに同年6月15日ごろ、校内にある被害者の同級生のげた箱に「死ねばいいのに、今度は毒を入れてやる」などと書いたメモ用紙を入れて脅迫した疑い。
 被害に遭った同級生は知らずにペットボトルのお茶を飲んで気分が悪くなり、病院で診察を受けたところ、3日間の治療を必要とする薬物中毒と診断された。少女4人は友人同士だったという。
 逮捕された女子生徒は「やっていない」と容疑を否認し、同署の再三の任意出頭要請に応じなかったため、逮捕に踏み切った。同署は共謀した2人の少女からも任意で事情を聴いた。
 女子生徒たちが通う県立高の校長は「逮捕者、被害者が出たのは大変残念なことで、心が痛む思いだ。度を越した嫌がらせで、いじめではないと認識している。近く全校集会、保護者会を開き、事件の概要を説明したい。今後は再発防止に努める」と話している。

2007年2月13日 福島民報より

 

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いじめ同級生に熱湯 県立高1年生4人逮捕 兵庫

いじめで同級生に熱湯をかけてやけどをさせたなどとして、兵庫県警美方署は27日、同県香美町の県立香住高校(368人)1年の男子生徒4人を傷害容疑で逮捕した。1人は関与を否定しているという。樋口忠幸校長は、今回の事件も含め同校寮では、生徒2人が7人から2カ月にわたりいじめられていたことを明らかにし、「再発防止に努めたい」と謝罪した。

 調べでは、4人は昨年12月12日夜、同校生徒寮風呂場で、同級生の男子生徒(15)の背中に、熱湯をかけたり、殴ったりして全治6カ月のけがをさせた疑い。

 同校によると、この被害生徒ら2人が昨年10月ごろから、殴り合いをさせられたり、熱湯をかけられたりするいじめを受けていた。重傷を負った生徒は退寮したが、ショックを受けて通学できない状態。もう1人の生徒にけがはないという。

 逮捕された4人を含む7人は、3週間の停学などの処分を受けた。【山口朋辰】

2007年02月28日02時11分毎日新聞より

 

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いじめと虐待 無抵抗への暴力は恥だ

弱い者いじめは「恥ずかしい」とする文化があった。しかし、競争社会の中で「勝ち組」という流行語に象徴されるように、規範意識からこうした「恥」の倫理が希薄化していくようだ。

 昨年一年間に全国の警察が検挙・補導した、小中高生によるいじめに絡む事件は、四年連続で増加した。いじめた動機も「無抵抗だから」が突出している。児童(十八歳未満)虐待事件も統計を始めてから最多となった。しかも、無抵抗の一歳未満の乳児の被害が一番多い。

 いじめ事件の統計が残っている一九八四年以降、ピークは八五年で事件数が六百三十八件、摘発・補導人数は千九百五十人だった。〇二年には九十四件、二百二十五人に減ったのに、また増加に転じて、昨年は二百三十三件、四百六十人になった。ピーク時に比べると三分の一ほどだが、気になるのは、複数回答で聞いたいじめの動機で、「力が弱い・無抵抗だから」が前年より19ポイント増えて46%と、一位になっている。

 児童虐待事件も前年より34%増え二百九十七件と、統計を取り始めた九九年以降で最多となった。摘発人数も三百二十九人で最多であり、実母が九十六人で一番多いのが悲しい。実父八十六人、養・継父五十六人、実母と同居する男性五十二人と続く。被害を受け死亡した児童が五十九人もおり、そのうち殺害された子どもが前年の倍以上の三十六人と痛ましい。

 広島市で四歳の男児を殴って押し入れに監禁、転落させ、死亡させたとして、昨年十一月に広島地裁で、懲役八年を求刑された二十三歳の同居男は「うっぷん晴らしに、しつけと称して虐待を繰り返した」と論告されている。

 学校でのいじめに似た構図が、少年らによるホームレス襲撃事件だろう。そこでは「無抵抗で一方的に暴行でき、ストレスが解消する」といった供述が聞かれる。

 「恥」意識は幼児期の遊びと、仲間との付き合いの中で、体で覚えるものだろう。その遊びが失われつつある。さらに、子どもは、欲求を抑え、「待つ」力が育たないと、自立できない。ところが、親自身、子の成長を「待つ」力が弱体化している。いじめや虐待につながる大きな要因である。

 そして、消費行動をあおる自由市場経済があり、「負け組」を踏み台にする一部の企業論理が、そうした傾向に拍車をかけていることも忘れてはならない。

2007年2月16日 中国新聞 社説より

 

 

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