上野東照宮の冬牡丹(フユボタン) | |
上野東照宮は諸国の大名が献納した石灯篭、寛永寺五重塔、東照宮 杜殿で古都の風情が感じられるような歴史の地です。その中にある 牡丹苑の冬牡丹は、春に咲く牡丹を正月に咲かせるため、温度管理 や寒冷地への移植と手間がかかり、江戸時代から大名と豪商の間で 育てられていました。霜除けのワラ囲いをかぶった姿はしっとりし た風情があります。 ちょっと一言 牡丹園の出口近くになりますと、火鉢が置かれた休憩所があり、 売店での暖かい甘酒などでノンビリ休めますヨ〜(^^) |
|
北野天満宮の梅(ウメ) | |
北野天満宮は延喜3年(903年)2月25日、無実の罪も晴れぬ まま太宰府で亡くなった菅原道真公を、平安時代中期に多治比文子 らによって北野の右近馬場に祀ったのが始まりとされています。 その後「天神様」として親しまれ、以来学問の神様としての信仰は 現在に至るまで受け継がれており、境内には菅原道真公がことのほ か愛した梅が約2000本もあります。 |
|
鎌倉長谷寺の梅擬(ウメモドキ)と蝋梅(ロウバイ) | |
長谷寺は天平7年(736年)藤原房前が徳道上人を鎌倉に招いて 創建された古刹で、本尊の十一面観音菩薩は日本有数の木造彫刻で 長谷観音として親しまれています。見晴台からは鎌倉の街並みと由 比ヶ浜の海が一望でき、山岳寺院の様相を持つ境内には四季さまざ まな花があり、この時期は梅擬や蝋梅が目を楽しませてくれます。 |
京王百草園の梅(ウメ) | |
京王百草園は将軍徳川家康の長男信康を追悼するため再建されたも ので、江戸時代から文人や茶人が訪れ、句会や茶会が開かれたこと から園内には若山牧水の歌碑、松尾芭蕉の句碑などが点在します。 約800本近い梅の中には、樹齢300年を超える古木も存在し、 日本情緒ゆたかな庭園になっています。 |
|
瑞泉寺の水仙(スイセン) | |
瑞泉寺は嘉暦2年(1327年)に創建された古刹で、梅、桔梗を はじめ、20種ほどの花が四季折々に見られる関東屈指の花の寺で す。また、5万坪に及ぶ広大な境内全域は鎌倉公方家4代の菩提所 として関東10刹の首位に列せられた往時の規模をそのまま保持し 伝えるものとして国の史跡に指定されています。 |
|
湯島天神社の梅(ウメ) | |
湯島天神社は南北朝時代の天正18年(1355年)住民の請願に より菅原道真を勧請して合祀されましたが、社伝では雄略天皇30 年(458年)1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめの たぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられて います。また、境内の梅の花も有名で、泉鏡花の名作「婦系図」の 舞台として知られ「湯島の白梅」と言われるように咲く梅は殆どが 白梅で、さほど広くはない境内が甘い香りに包まれています。 |
禅定院の木蓮(モクレン) | |
禅定院は井の頭池や善福寺池と並んで江戸三大湧水池に数えられて いた石神井池の近くにある寺で、鐘楼の前に見事な白木蓮があり、 春のお彼岸の頃に満開時のあでやかな雰囲気が楽しめます。 |
|
小石川後楽園の桜(サクラ) | |
後楽園は、寛永年間(1624〜1643年)に水戸徳川氏の初祖 徳川頼房によって作られ、二代目光圀によって完成した回遊式築山 泉水庭園です。光圀は造成に当り、明の遺臣朱舜水の意見を用い、 円月橋など中国趣味豊かな手法を加味しています。また、ここには 東京で1、2を競うシダレザクラの大樹があり、90本ほどのソメ イヨシノとの「花の競演」を3月下旬から楽しむことが出来ます。 |
|
新宿御苑の木蓮(モクレン) | |
新宿御苑の日本庭園楽羽亭前に咲くモクレンは、花弁の内側まで白 いハクモクレンで、東京では1、2を競う樹齢200年を超える大 樹です。また、この季節の新宿御苑は早咲きのサクラや、ボケ、ス イセン、レンギョウ、ユキヤナギなどの春の花が揃っており、春ら しいゆっくりとした時間を過ごせます。 |
薬王院の牡丹(ボタン) | |
薬王院は牡丹の寺として有名な奈良の長谷寺を総本山とし、そこか ら株分けしてもらった牡丹が約1000本近く育ち、東京を代表す る牡丹寺となっています。牡丹は本家中国で花王や花神として尊重 されており、赤ん坊の頭ほどもある見事な牡丹は花王としての風格 があります。 |
|
都市農業公園のチューリップ | |
都市農業公園は足立区西部にあり、周辺には荒川が流れ、田んぼや 畑もあり、都内では珍しくなってしまったのどかな風景を楽しめま す。都市農業公園を代表する花の1つに70品種1万9000球の チューリップがあり、荒川に沿って帯状に広がるチューリップ畑は 見事です。 |
|
浜離宮恩賜庭園の菜の花(ナノハナ) | |
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代初期に徳川家宣が将軍家の別邸として 整備した日本庭園です。明治維新後、宮内省の管轄となりましたが 昭和20年(1945年)に東京都に下賜され、旧浜離宮庭園とし て特別史跡・特別名勝に指定されました。潮の干満によって水位が 変わる潮入池を中心に庭園が広がっており、桜に遅れること約1週 間で正門近くの菜の花畑が満開になるのを見ることが出来ます。 |
鳩山会館の薔薇(バラ) | |
鳩山会館は日本の近代政治と教育界に大きな影響を与えた鳩山家の 旧居で、大正時代の雰囲気を残した大広間は自由民主党創設の場と なったところです。柔らかい芝生の庭園には薔薇が数多くあり、ア ーチに飾られた薔薇と大正ロマン漂う洋館との組み合わせは、絵に 描いたような雰囲気です。 |
|
亀戸天神社の藤(フジ) | |
学問の神様、菅原道真を祭神として祀る亀戸天満宮は、江戸時代に 4代将軍徳川家綱が社地を寄進、大宰府を模して社殿、桜門などを 造営したのが始まりです。境内には100株の藤があり、東京一の 藤の名所にもなっており、その様子は「亀戸の藤浪」と謳われ、 安藤広重の浮世絵(名所江戸百景)にも描かれているほどです。 |
|
皇居東御苑の久留米躑躅(クルメツツジ) | |
皇居東御苑は、旧江戸城の本丸と二の丸を中心とした地域で、明治 時代には東京鎮台工兵作業場等に使われていましたが、昭和38年 に国の特別史跡に指定され、昭和43年から開苑しました。この中 で一番の見所は二の丸庭園で、ここに咲くクルメツツジは都内随一 です。クルメツツジの生みの親は、江戸時代、久留米藩主の馬術師 範であった坂本元蔵という方で、現在の福岡県久留米市では今でも ツツギの育成が盛んで、100種類もの品種がここで作り出されて います。 |
明治神宮御苑の花菖蒲(ハナショウブ) | |
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を祀るために創建されたもので、 全国から献木された約10万本の樹木が東京で一番の緑の森をつく っています。明治神宮の南池を中心に整備された明治神宮御苑は、 江戸系や伊勢系、肥後系の約数千株の花菖蒲が植えられおり、茅葺 きのあずま屋を背景とした花菖蒲は日本的な風雅を感じさせます。 |
|
高幡不動尊の紫陽花(アジサイ) | |
高幡不動尊(正式には高幡山明王院金剛寺という)は1300年も 昔に創建された古刹で、真言宗智山派の別格本山です。境内には、 元々4000株ほどのヤマアジサイが自生していましたが、現住職 が全国から珍しい品種を集めたり、参拝者が奉納したりで、現在は 7500株の群落地となっています。特に五重塔南側の不動ヶ丘に 集中しており、鐘楼などの建築物との組み合わせを色々な角度から 楽しむことが出来ます。 |
|
皇居東御苑の花菖蒲(ハナショウブ) | |
皇居東御苑にあるハナショウブは約160株を規模は小さいですが 手入れが非常に行き届いており、ハナショウブが咲き始めの頃は、 背景にサツキツツジの花も残り、新緑との組合せは鮮やかな花景色 を思わせるようです。 |
聞修院の山百合(ヤマユリ) | |
聞修院は室町末期に創建された古刹です。青梅の市街地から小曽木 街道方向へ離れたところにあり、静かで空は青く澄んでおり、7月 末には山百合の独特な香りに包まれるような雰囲気を楽しめます。 ちょっと一言 バスが時間帯によっては1時間に1本しかないようなところに ありますので、帰りの足を確認しないと私のようにクソ暑い中、 バス停で待ちぼうけを食らいます〜(*_*; |
|
瑞泉寺の桔梗(キキョウ) | |
万葉の時代から「秋の七草」の1つとして、日本人に馴染みの深い 桔梗ですが、咲きはじめるのは7月に入ってからです。本堂を背景 に参道を彩る青紫の桔梗の組み合わせは、古寺特有の幽玄を醸し出 すようで、歴史的情感を感じさせますね。 |
|
不忍池の蓮(ハス) | |
上野恩賜公園の西側に広がる不忍池は江戸時代に寛永寺を創建した 天海僧上が琵琶湖の竹生島に見立てて造った中ノ島を巡る遊歩道に よって蓮池、ボート池、鵜の池、弁天池の4つにわかれています。 そのうち蓮池は約5万平方mという広さを持ち、夏は文字通り蓮の 花で埋め尽くされ、古都の風情を感じさせます。 |
薬師池公園の蓮(ハス) | |
薬師池公園は新東京百景に選ばれており、花の公園として知名度が 高いですが、特に薬師池に咲く蓮は別名大賀蓮と言い、故大賀一郎 博士が千葉県検見川の遺跡から発見した約2000年前の3粒の種 から発芽したものです。一段高い観覧道から鮮やかなピンクの花を 一望出来、見事な蓮池です。 |
|
塩船観音の山百合(ヤマユリ) | |
塩船観音は伝えられる説によれば、大化年間(645〜650年) に若狭の国の尼僧・八百比丘尼(やおびくに)が諸国遍歴のおり、 この地こそ諸天善神が鎮護する仏地であると感得して、草庵を築き 紫金の千手観音像を安置したことに始まったと伝えられています。 また、ツツジやアジサイの寺として知られていますが、ヤマユリは 一般に知られておらず、静かな雰囲気の中で花の香りを楽しむこと が出来ます。 |
|
昭和記念公園の向日葵(ヒマワリ) | |
昭和記念公園のヒマワリは約20品種(ロシア、太陽、ココア、 チョコブレンド、チョコフレーク、アースウォーカー、セーラー ムーン、モネ、ゴーギャンなど)植えられています。ヒマワリは 北アメリカ中・西部で生まれ、16世紀にコロンブスがアメリカ 大陸を発見した後、1564〜71年の間にスペインの医師ニコ ラス・モナルデスがスペイン王立植物園に持ち込み、ヨーロッパ を中心に広まった経緯があります。 |
広徳寺の秋海棠(シュウカイドウ) | |
広徳寺は、あきる野市の秋川南岸の秋川丘陵の小高い麓にあり、鎌 倉五山建長寺の末寺で、室町時代初期に開山された寺です。また、 小田原北条氏の氏康が寺領を寄進して再興した縁から、客殿に北条 早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直の各位牌が安置されており、9月末 頃に広徳寺の山門くぐると、山側に見事な秋海棠の大群を見ること が出来ます。 |
|
巾着田の彼岸花(ヒガンバナ) | |
巾着田は日高市を流れる清流高麗川の大きく蛇行するところにあり ここには全国でも珍しい彼岸花(正式には曼殊沙華という)の群生 地で、その規模は約100万本と赤い絨毯を敷き詰めたような雰囲 気です。 ちょっと一言 秋の見頃になると非常に混むため、朝の方が混雑を避けそうです〜 |
|
諏訪の茶屋の彼岸花(ヒガンバナ) | |
諏訪の茶屋は皇居東御苑にある数奇屋風の書院茶屋で、元来は徳川 期吹上の庭に建てられた茶屋でした。外観は切妻の棟から二つの入 母屋の棟を突出させて、やや複雑な形を呈しています。まわりは春 だとツツジ、夏はヒガンバナで緋色に染まり、典雅なたたずまいを 見せています。 |
昭和記念公園の秋桜(コスモス) | |
昭和記念公園は昭和天皇在位50周年を記念して作られたもので、 日比谷公園の11倍の広さがあります。コスモスの丘や東畑、西畑 と季節に応じた合計約数百万株の群落を見ることが出来、特にオレ ンジキャンバスなどは昭和記念公園と玉川大学農学部が共同で開発 した新品種です。 |
|
大巧寺の紫式部(コムラサキシキブ) | |
大巧寺(だいぎょうじ)は鎌倉の若宮大路沿いにあり、もともとは 金沢街道沿いの十二所にあった「大行寺」という真言宗の寺院で、 かつて源頼朝が軍議を開き、大勝したため「大巧寺」と名を改め、 現在の地に移されたとされています。他に通称「おんめさま」とも 言われ、朱色の門を入ってすぐのところに、コムラサキシキブが枝 いっぱいに紫色の実をつけ、重たげに枝垂れているのを見ることが 出来、深まる秋を実感するようです。 |
|
旧古河庭園の薔薇(バラ) | |
旧古河庭園の洋館の前に広がる洋風庭園は、ベルサイユ宮殿の庭園 を模したもので、階段状の3段テラスになっていて、奥行きを感じ させるようになっています。その3段テラスの第1〜2段に薔薇の 花壇が設置されており、約70種170株の薔薇が春と秋に洋館と 一体になった花風景を飾っています。 |
新宿御苑の菊(キク) | |
新宿御苑の菊は明治時代に赤坂離宮で始まった菊の鑑賞会の流れを 引き継ぐもので、赤坂離宮で行っていた菊栽培を新宿御苑でするよ うになり、昭和初期から御苑で観菊会で行うようになっています。 菊花壇は江戸菊花壇や懸崖作り花壇などテーマ別に整理されており 特に黄色・白色・紅色を順に斜め45度に植えた大菊花壇は見応え があります。 |
|
円覚寺の姫蔓蕎麦(ヒメツルソバ) | |
円覚寺は、弘安5年(1282年)に北条時宗が中国より無学祖元 禅師を招き、禅を広めたいという願いと、蒙古襲来による殉死者を 味方区別なく弔うために創建された臨済宗の寺です。約6万坪の 広い境内をほぽ一直線に伽藍が並び、参道の脇には11月にかけて 木々の根元に無数に咲く姫蔓蕎麦を見ることが出来、まとまって 咲くと見応えのある眺めです。 |
|
笠間稲荷神社の菊(キク) | |
笠間稲荷神社は、日本三大稲荷の1つで、第36代孝徳天皇の御代 白雉(はくち)2年(651年)に創建された神社で、食物の神や 農業の神として崇敬されていました。江戸時代には歴代笠間藩主の 崇敬が篤く、今日では関東はもとより、全国から年間350万余の 人々が参拝に訪れています。ここで開催される菊まつりは日本で最 も古い菊の祭典で、明治41年(1908年)に神社内に農園部を 開園して始めたもので、境内各所には立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、 盆栽菊など約五千鉢の菊花がところ狭しと展示されています。 |
旧古河庭園の紅葉 | |
旧古河庭園は明治の元勲陸奥宗光の邸宅を古河財閥の手で造園させ たもので、洋風庭園はお茶の水のニコライ堂を手がけたジョサイア ・コンドル(英国人)が設計、その下にある日本庭園は京都の庭師 小川治兵衛の設計で、築山や枯滝などがあり、紅葉の時期はしっと りとしたような雰囲気を見せます。 ちょっと一言 駒沢駅の反対側には「六義園」があり、これも紅葉が綺麗ですヨ〜 |
|
亀戸中央公園の山茶花(サザンカ) | |
亀戸中央公園は日立製作所亀戸工場跡地を整備して出来たところで 大別するとスポーツ、中央公園、芝生の丘の3エリアに分かれてい ます。初冬を迎える11月下旬から咲きはじめる山茶花は、各エリ アに平均して咲いており、特にスポーツエリアには色々な品種が咲 いており、芝生の丘エリアには山茶花としてはかなりの大木があり 花の付きは見事です。 |
|
円覚寺の紅葉 | |
鎌倉街道から白鷺池を通り、円覚寺を目指すと山門前で杉の木立を 背景にモミジが紅葉して映えているのを見ることが出来ます。境内 も枝ぶりのいいモミジの巨木がそこかしこにあり、錦秋を謳いあげ ています。 ちょっと一言 円覚寺は年間を通して参拝客が多いですが、紅葉時は特にすごく、 落ち着いて鑑賞するには朝がベターそうです。 |