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宇賀地洋子のおっぱい話
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| 乳首炎症と痔痛 -出産の喜びもつかの間 泣きながら授乳のはじまり- 59年1月、出産後の翌日、病院の外は素敵な銀世界でした。数年ぶりの大雪だったと思います。でも、出産後の幸せをかみしめる間もなく、退院後は上も下も日増しに痛くなって、乳首には白い斑点まで出るようになって涙ポロポロ・・。泣きながらおっばいをあげていました。ただただ、吸われる時のあのキューンという痛みをこらえて・・。でも、ミルクに変えようとは、露ほども思いませんでした。祖母や母の母乳育児を見たり、聞いたりしてきたからでしょうね。 |
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| 母乳なんでも相談所 -自分ではおっばいが出てない、とばかり思っていたのに、桶谷式手技をしてもらったら、まるで噴水のように- 私のおっぱいトラブルを知った友達が、「母乳何でも相談所」という所を教えてくれました。間題はお母さんのおっばいではなく、赤ちゃんの舌にあると言われました。「舌小帯短縮症」というもので、舌が短いので乳首にきちんと巻きつかず、うまく飲めないからおっぱいが溜まり乳となって乳首に炎症をおこすというのです。桶谷式手技をしてもらったとたん、まるで噴水のようにおっばいが飛ぴ散りました。「ほらごらんなさい。あなたのおっばいなら三ツ子だって育てられますよ」ですって! |
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| 我流添寝授乳 -寝ながらおっぱいをあげていると、ついつい親子ともいつの間にか寝込んで- 寝ながら授乳していると、座ってあげるより痛みが柔らぐようで、いつからか添寝授乳もするようになりました。よく、窒息する危険があるからしないほうが良いと言われていますが、祖母や母から「母子(おやこ)だから大丈夫」と聞かされていましたし、実際、何かあるとすぐ私の目が覚めたりして、眠っていてもお互いわかっているんですよね。二人目が生まれてからは、上の子が私の背中を、おっばいの代わりのようにして寝入っていました。今でも時々胸も背中も二人に占領されてしまいます。 |
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| 母の授乳風景 -母の昼食時間が私のおっばい時間- 私は自分が小さい時、おっばいをどう思つていたかなんてまるで覚えていませんが、母からこんな話を聞きました。昭和27年、私が生まれた頃の農家はまだまだ昔ながらの牛馬と人力が主体でした。ほとんどが手仕事でしたから、母は曽祖母、祖父母に仕えて、とにかく良く働いたそうです。母が田畑から帰って、昼食事、祖父母は赤ちゃんだった私をおんぶひもで母の胸にくくりつけました。そして、母が食事をしている間だけ、私はおっばいをのむことができたのだそうです。 |
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| 乗りものの中で授乳 -乗りものの中でおっばいをねだられて、赤ちゃんを泣かせて迷惑をかけるよりは、と勇気を出して- 乗りものの中で抱っこして座ると、ちょうど子どもの顔とおっばいが、同じ高さになってしまって、その匂いにつられてしまうんでしょうね。「おっばーい」と言い出すんです。乗車時間が短い時は、立ってしまって、匂いのもとから離してしまうと、けっこう諦めてくれたんですが、長時間の時はもう、ただひたすら「恥ずかしいけど…」と思いつつ、授乳していました。 |
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| おっぱいって不思議 -孫が泣いたらおばあちゃんのおっばいが- 私の母と子どもと三人で車に乗りていた時のこと、おっぱいを欲しがってとうとう泣き出してしまいました。狭い道で車はすぐには止められず困っていましたら、何と私の母のおっぱいに異変が起こったのです。子どもの泣き声を聞きながら母は自分のおっばいが出たら飲ませてあげられるのにと思っていたそうです。すると母のおっばいがムズムズしてきたそうで、「何だかお母ちゃんのおっばい変だよ」と言いながら、母は乳首をしぼるようにつまんでみせました。すると何と、白い汁が溶んできたではありませんか!? 嘘のような本当のお話。 |
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| 私こっち ぽくこっち -下の子が生まれたら上の子も一緒にこんな格好で、顔を見合わせてはニヤニヤ- お互い一人占めしようとケンカもしましたが、こうゆう時も-- 私の両足にそれぞれまたがっては、幸せそうな二人でした。上の子はもう飲み方がヘタになったせいか、私の乳首が痛くなるので、喜んで飲ませてあげるという訳にはいきませんでしたが、二人とも抱えていると、何だか豪快な気分になったものです。よく顔を見合わせては、お互い照れくさそうにニコニコしていました。今でも時々、二人してこういう格好をしようとしますが、もう四歳と二歳ですから重いし、第一おっばいの高さと合わなくなって二人とも四苦八苦しています。うるさいけどおっばい冥利に尽きるというべきでしようか。 |
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| 断乳 -おっぱいに顔を描いて、突然パッと見せます。するとぴっくサして「バイバイ バイバィ」- 上の子も下の子も約一歳半で断乳しました。「へのへのもへじ」でもいいのですが、私は顔を描いて。断乳を決心したその日は、解放されて嬉しいと思う半面、やはり、寂しい気分も味わいながら、いつもよりたっぷりと飲ませた後、「おっばーい」とやって来た時に、何くわぬ顔で洋服を上げました。よっぼどぴっくりしたのでしょうね。バイバイとおっぱいの顔に手を振って、自分から私の洋服をおろそうとした程です。なかには泣き出す子もいるそうです。その後は時々顔を確かめにやってきました。上の子の時はほとんど一回で終わったのですが、下の子の時は、顔が無いとまた欲しがるので、いつも描いておくようにしなければなりませんでした。 |
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