「ラスト・ビジョン」
海羽超史郎 著


高校三年生の初乃素直(ういのすなお)は、間ノ居忠、神無月さよりと、高井深奈が招待してくれた
彼女の故郷へと旅行に行った。
そこは、人工的な離島で、大企業高井産業の研究施設だった。
そこで起こる事件に巻き込まれ、初乃は銃で撃たれてしまう・・・という話です。
これはいわゆる「赤い糸」の話なんだろう。
撃たれた初乃素直が時間を超え、意識を超えて高井を守ろうとする赤い糸の話。
最初に読んだときは混乱するかもしれないが、そういう人は是非もう一度目を通してもらいたい。
話は最初から完結していたのだ。
それにしても、素体から素体、OSからOSへと何十回転生したのだろう?ウイちゃんは。
記述によればOSも10年前に書き換えてあるのだね。
「ところで」
加減算を繰り返して有頂天になるウイちゃん・・・けっこうかわいいかも(笑)
しかしまあ、10年前の素体に宿ったときに、10年後のことをよく覚えてたものだ。
それで10年前の高井に「助けてください」は情けないけど(^^;
二回目に読んだ時点で、間ノ居が渡したIDが誰のかわかりました<愚か者
それで高井さんあんなに驚いてたのね。
ウイちゃん頑張るんだけど、結局のところ、ストーリーテラーというか、話を展開させてたのが
間ノ居だったというのがなんともいえない。しかも坊主志願だし<間ノ居
何十回も転生をかけてたった一人を助ける話。
結果的には全員助かっててもウイちゃんの頭には高井以外はもうなかったのだろう。
その無欲が結果を招いたのかな。
語られなかった素体の話を想像してみるのもヨイかもしれないな。
ただ、もがき、はいずり、時には何もできずに終わって・・・
てことは島内に素体のかけらが散乱してるんではなかろうか。
ちょっと怖い話である(´д`)
ちなみに、一回読んで数日してから、ウイちゃんが初乃素直という名前なわけがわかりました。(遅い?)
We know’s now?(汝は在れるや?)


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