【サンデー良作名鑑1】 俺たちのフィールド
 ◆ 『俺たちのフィールド』とは?

 週刊少年サンデーで平成4年から平成10年まで6年に渡って連載されていたサッカー漫画。通称「俺フィー」。作者は現在『RED』や『仮面ライダーSPIRITS』で躍進著しい村枝賢一氏。元々スポーツ漫画の多いサンデーであるが、サッカー漫画の代表格というと本作を挙げる読者が多く、ジャンプにおける『キャプテン翼』、マガジンにおける『シュート』のような位置付けとなっている。

 物語は主人公・高杉和也の少年時代から始まり、高校サッカー、アルゼンチン留学、Jリーグを通じて最終的にワールドカップにまで至る。コミックス全34巻という長編であるが、割と展開は早くサクサクと進むので、一気に読み進められるであろう。

 どちらかというとサッカーの技巧的な試合描写よりもキャラの心理描写の方に重点を置いており、各キャラの個性が良く掘り下げられている。この辺は村枝氏の本領発揮といったところであろう。特にワールドカップ編の展開は秀逸で、ワールドカップの持つ熾烈さ・恐ろしさがよく表現されており、お祭りとしてのワールドカップでなく戦争としてのワールドカップを見ることができる。「甘いサッカー漫画など読みたくない。シビアなサッカーを見たいんだ!」という方にオススメ。

 少年サンデーコミックス全34巻。外伝1巻。ワイド版コミックスでは全18巻。


 基礎知識(特にキャラクター辞典を読む場合は是非一読してほしいもの)

 ストーリー紹介(小ネタバレあり)

 キャラクター辞典(大ネタバレあり)

 
 ボクにとっては伝説の漫画。未だに「一番だと思う漫画は?」と問われると、迷わずこれを挙げてしまいます。

 この「俺フィー」がきっかけで村枝賢一氏の大ファンになりました。(現在も『RED』や『仮面ライダーSPIRITS』をチェック中。)また、サッカー好きになった原因もこの漫画だと思われます。そういや、サンデーをチェックし始めたのもこれが読みたくてだったなぁ。そういった意味で、ボクの人生を大きく変えた漫画だと言えるでしょう。

 とにかくサッカーが好きな人ほど楽しめる漫画。他にも熱いスポーツものが読みたいという人には自信を持って薦められます。逆にスポーツをあまり楽しめない人には辛いかもしれませんが。

 個性の強いキャラが多く登場するので、自分のお気に入りキャラを見つけ出すのも割と簡単でしょう。コミケなんかでは未だにカップリングをいくつか見かけます。これが今のジャンプとかに連載されていたら、すごいことになっていたんだろうか…?でも、男くささ全開の世界だからなぁ、どうなんでしょ?(^^;

 普通のコミックスの方は古本屋でも結構並んでいるので、割と簡単に見つけられると思います。ただ終わりの方の巻はやはり数が少ないです。手っ取り早く集めるにはワイド版を買うのが一番かもしれません。ボクはコミックスを全部持っていたので、そちらには手を出していませんが(^^;

  熱血度★★★★★
 リアル度★★★★☆
 ギャル度★☆☆☆☆
 必殺技度★★☆☆☆
 男泣き度★★★★★

お気に入りの試合:日本代表 VS サウジアラビア代表
お気に入りキャラ:緑川かおる、騎場拓馬

 

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