暗記の部屋 STSいわき
英語リスニングテストを倒せ
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| 中学校に入って初めて学習する英語。(最近はすでに小学校で導入はあるが) その中でもリスニングテストは,ネイティブの英語をまともに聞いたことがない生徒にとっては,かなりの負担になると思いがちである。 ところが,よくよく考えて欲しい。リスニングテストは,以前はヒアリングテストというものの,もう数十年前から導入はされていた。 当時はカセットレコーダーしかない時代であったので,ネイティブの発音を聞くのはせいぜいNHKの基礎英語・続基礎英語くらいのもので,およそ英語を聞くための教材などはないに等しかった。 今は教科書の傍用教材としてCDで教科書本文・新出単語などを録音したものが豊富に出回っている。 それどころかかなりの低価格で驚くような教材が多数出回って,どれを選択するか迷うほどである。 話をもどすが,昔と同じ環境・それ以上の好環境なはずなのになぜリスニングを負担に思いがちなのだろうか。 大きな原因は 1,音は本物を聞かないと点数が取れないと思い込んでいる。 2,単語・文章を解らないのを聞き取れなかったと勘違いしている。 この2点が大きな要因だと考えている。 確かに,英会話の上達には本物の英語を聞きまくることも必要だろうし,今流行の「英語耳」にすればさらに好ましいし,言葉に出して会話の練習をすれば実用英語としての価値はさらに上がるだろうだろうと思う。 しかし,こと英語のテスト,中学レベル(高校入試)であればそんなに神経質になることはない。 なぜなら,日本語を聞く場合に置き換えてもらえばいい。 中学一年生に小学3・4年生の国語の教科書を普段の会話よりも速い速度で読んであげて,その内容を理解できない生徒が何人いるだろうか。 逆に中学一年生に大学入試レベルの国語の文章を一文ずつ丁寧に読み上げても理解できる生徒が何人いるだろうか。 これはまさに,前述の2つの原因(要因)に他ならないと思う。 生徒が知っている言葉・文で構成された文章は多少速度が速かろうが,聞こえが悪かろうがかなりの割合で理解できる。 逆に,知らない単語・構文(文)で構成された文章はゆっくり聞こうが,書いたものを読もうが理解することはほとんど不可能なはずである。 つまり,中学程度のリスニングは,教科書の本文をすらすら音読できれば充分であり,単語・熟語をしっかり暗記(うろ覚えはだめ)していればまず内容理解は問題ない。 あとは出題の形式に慣れるなどすれば充分合格点は取れることと思う。 英語のテスト(ペーパーテスト)の成績のいい生徒が,リスニングの勉強などほとんどしていなくてもリスニングはほとんど満点で切り抜けているのがいい例である。(単語力+文章力でナチュラルスピードになろうが聞いたことがある「英語」として認識している) そんなレベルではなく時間がある程度まとまってとれる中学時代にこそ英語のレベルをもっともっと上げて欲しいと思うのだ。 夏休み・冬休みなどを利用すれば充分時間は取れるし,毎日の生活の中でも語学の学習に時間がない,などということはない。 まして,最近の教材は聞き流すだけ(テキストレス)のものが多いし,携帯用のものまで出ている。 机に座るテストのための英語はそれとして,高校・大学・社会人になっても慌てない英語力をつけることを目標にして欲しい。 テストでの得点力を上げるときでも,実用英語力が後押しをするということもまた真なりである。 |