暗記の部屋 STSいわき
暗記としての数学
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「数学は考える」学問であるという,極めて学校・教室的な考え方に対して,「数学は暗記」であるという考え方を常々説いている。 この考え方は,私個人の体験から出た極めて「個人的な見解」として生徒たち,親御さんたちに説明,紹介させていただきそれなりの成果が上がったという自負もある。 簡単にその方法(考え方)をご紹介すれば,自分の志望校(高校)に合わせ数学の目標点数を決めてその得点をどの分野で得点するか,どの分野を敢えて切り捨てるかなどを検討し,得点源となる分野の例題を集中的に暗記する。 暗記する例題は,教科書・例題集・過去問などから選択する。 この方法は,定期テストにも実力テストにも使える方法で,自分の学習時間を考慮し,暗記する問題を取捨選択し,徹底的にその解法・手順を暗記するのである。 そうすればその種の問題に出くわしたときは慌てることなく短時間で解答することができる。 このような学習方法は,数学を得意科目とする生徒なら実は誰(?)でもやっていることであろう。数学的な考え方を身につける,的な発想で一問一問じっくりと時間をかけて。。。。なんてことをやっていたらテストでは到底得点することはできない。 「要は点数を取ればいいのである」 いくらきれいごとを並べても得点できず,志望校に入れなくては意味がない。 高得点をたたき出す生徒の反応を見て欲しい。難問だと思う問題を彼らに出題しても「これはこうやるんでしょ」といとも簡単にその解法手順を言うことができる。 彼らにとったら,どんな問題でも「見たことがある問題」なのだ。 それでは見たことがない問題はできないではないか! と言われそうであるが,その通り。できない。 いや,できる必要がない。全問正解しなければ入れないなどという高校は福島県には存在しないし,全国にもないと思う。(福島県の県立高校の数学の平均点は50点満点で20点台である) もちろん様々な問題の解法ストックを持っていれば見たことがない問題に対しても,少なくとも暗記していない生徒よりはアプローチの幅が広いことは言うまでもない。 大学入試の数学に関しては,同様のアプローチとして 和田秀樹氏の著書がある。いろいろ「暗記数学」に対しての批判も出て話題になった著書でもあるが,個人的には一読に値し,実践してみるに値する本だと思っている。 「暗記数学」に共感できない方も,一度読んでいただいて決して損はないと思う。 ※ 書籍名「受験は要領 難関大学も恐くない たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ」 (ご参考) |