BACK NUMBER


LORIEN
「Secrets Of The Elder」
2003 GoMusic
自己満足度 ★★★★
スペインのメロディックパワーメタルLORIENの1st。スペインのバンドなのに母国語ではなく英語で歌っているのでスパニッシュ特有の巻き舌が織り成す声のメロディクサさはなく非常にすんなり聴けます。シンフォニックなKeyと所々に入る女性シンガーのウェットでミドルトーンとハイトーンシンガーがなかなかうまいバランスで歌っています。しっとりとソフトなタッチな哀愁漂う泣きギターとシンフォニックなKeyが絶妙なバランスをとっており、なかなかよいです。地元のレコード店で300円で売られていたので購入したのですが、結構当たりでした。(じゃーまん):2003.6
AT VANCE
「The Evil In You」
2003 Manufactured By Marquee Inc
自己満足度 ★★★★★
ドイツの様式美メタルAT VANCEの5th。このバンドはアルバムを出す度に進化を続けますね。Vo,Key,Bと主要メンバーが交代したというのにクオリティを保持し続けているのは凄いですね。元インギーバンドのマッツ・レヴィンの伸びのある歌唱力と力量も素晴しいものがありますし、以前のVocalと歌い方が似ているので聴きやすく違和感がまったく感じられません。また、疾走チューンとそれに絡むネオクラシカルでテクニカルなメロディラインは超一級品です。オーラフ・レンクの煽情感たっぷりの魅力的なKeyの演出も特筆するものがありました。来日するのが待ち遠しいですね。(じゃーまん):2003.6
KALMAH
「Swampsong」
2003 Victor Entertaiment Inc
自己満足度 ★★★★☆
フィンランドのメロディックデスメタルKALMAHの3rd。正統派ヘヴィメタルのよさとメロディックデスメタルのよさが十分に絡み合って統一された2重の奥行きと厚みがあり、とても華麗です。前作より伸びやかで、よりアグレッシブルになりましたね。#1からメロウでありつつも独特の世界観を持ったヘヴィで繊細な楽曲と美しいキーボードとネオクラシカルでありながらもザクザクとしたギターリフがとってもカッコイイです。同郷のCHILDREN OF BODOMと肉薄するレベルで、さらにクオリティを上げてアルバム全体叙情的で柔軟さがありカッコ良く、美旋律のメロディが目白押しです。オススメ。(じゃーまん):2003.6
HELLOWEEN
「Rabbit Don't Come Easy 」
2003 Victor Entertainment INC
自己満足度 ★★★★★
ローランド・グラポウ(G)とウリ・カッシュ(Ds)が脱退して色々と問題があったHELLOWEENでしたが、ついに待望の10枚目のアルバムを発売しました。ジャーマンメタルの代表格でありながらアルバムを発表続けてもクオリティは下がらず進化を続けていますね。主軸だった2名を欠いても不安要素がまったく無く今作は前作に比べ遥かに昔のサウンドに戻った一枚でとってもいいアルバムでした。#1を聴いて納得しました。(^-^) キャッチーでポップなサウンドは、ここ最近のHELLOWEENらしくていいですね。アンディ・デリスのハスキーで伸びのある歌声は健在だし、新しく加入したサシャ・ゲルストナーのギターも非常に安定していて特筆するところがありました。賛否両論はありますが個人的には、かなりハマッてしまったアルバムです。
。(じゃーまん)2003.6
AVALANCH
「Los Potas Han Muerto」
2003 Xana Records
自己満足度 ★★★★
スペインのメロディックパワーメタルの4th。1st,2ndはクサさとネオクラシカルさと疾走チューンを兼ね備えたメロディックスピードメタルで、3rdはこの4thアルバムへ向けた過渡期のアルバムで今ひとつ内から込み上げて来るものが感じられませんでした。ジャケは3rdが一番ファンタジックでカッコイイんですけどね・・・。今作は、これまでの音楽性の方向性を一新し、ゆったりとした曲が多い中、スピードチューンにもヘヴィでモダンチックに聴かせる楽曲が、多角的で捕らえられておりプログレッシブ的な展開もあったりして非常に面白いです。代わったVocalも安定感をさらにまして力強くうまくなっています。(じゃーまん):2003.6
DRAGONFORCE
「Valley Of The Damned」
2003 Victor Entertainment
自己満足度 ★★★★★
昨年から色々と輸入盤市場で話題になっていたDRAGONFORCEですが、国内盤も延期されて輸入盤にしようかとも考えましたが我慢して・・・やっと国内盤を購入しました。イギリス出身(メンバーは多国籍)のメロディックスピードメタルのデビューアルバムです。デモCDは音質がイマイチ悪かったのですが今回は綺麗にレコーディングされていますね。聴き始めはMAJESTICを初めて聴いた時と同じ感覚に陥りました。いやはや・・・速いですね。速さには脱帽です。ちょっと軽さが気になりましたが・・・。でも速さに負けないメロディラインとアルバム前半のキラキラした疾走チューンの連続と透明感のあるハイトーンVocalは美しいし、ギター、Keyのサビの部分の流麗さは本当に驚きです。しかし一番はドラムが心配なくらいドコドコとバスドラを叩いているので、逆にこんなにアルバムの8割りが疾走チューンだとLiveで体力が持つのか心配になってしまいます。しかも現在はドラマーのDider Almouzuiがバンドを脱退してしまっているので今後のバンド活動が心配ですね。(じゃーまん):2003.6
DRAGONHEART
「Throne Of The Alliance」
2003 HTR Records
自己満足度 ★★★☆
ブラジルの正統派パワーメタルの2nd。1stより少しだけテクニカルになりましたね。基本路線は変わりなく派手さは無いけれどもPEGAZUS系の漢気溢れるスタイルで取っています。かなり荒削りですが、初期のBLIND GUARDIANやGRAVE DIGGERの名盤"Tunes Of War"に近い音楽性だと感じました。GRAVE DIGGERよりチープに聴こえてしまうのは、やはりシンガーの力量とそれを覆うリズム隊が若干空回りしているような感じがあるので、バランスが悪く聴こえてしまいます。しかしながらも、オープニングからエンディングまでファンタジックでドラマティックな演出を十分アピールするだけの内容はありました。個人的には結構楽しめました。#13"Rebellion(The Clans Are Marching..."はGRAVE DIGGERのカバーですが、このアルバムの中ではかなり頑張っています・・・というかうまく聴こえます。マニアの方は是非。
(じゃーまん):2003.6
WITHIN TEMPTATION
「Ice Queen」
2003 Gun Records
自己満足度 ★★★★
オランダのゴシックメタルバンド、2ndのMother Earthからの新作ミニアルバム。昨年発売された同タイトル"Ice Queen"とは内容が若干異なり、こちらは"Ice Queen"singleエディットとアコースティックバージョンです。それから名曲"Mother Earth"のLiveの3曲が収録されています。FANは両方ゲットしましょう。(^-^)オペラチックで美しいシャロンの美声と荘厳なサウンドはいつ聴いてもいいですね。癒し系Vocalのケイトブッシュやエンヤ等のシンガーが好きな人や、まだ聴いたことの無い方はアルバムから是非聴いて見て下さい。(じゃーまん):2003.6
HIGHLAND GLORY
「From The Cradle To The Brave」
2003 FaceFront Record
自己満足度 ★★★★
ノルウェーのメロディックパワーメタルHIGHLAND GLORYのデビューアルバム。前身バンドであったPHOENIX RISINGは昨年解散してしまったが、バンド名を変えHIGHLAND GLORYとして再結成しました。基本的なスタイルは前身バンドと似ていますが、疾走感があった前作に比べ、今作ではスローテンポ〜ミドルチューンの楽曲を中心に重厚でメロディックさがあります。シンガーは少し安定していないのが残念ですが、中世スコットランドを舞台にしたような勇壮感溢れる哀愁を帯びた曲が多く、結構ドラマティックに演出されています。#2のスローテンポの曲のサビのシンフォニックはメロデスっぽくも聴こえ表現力は豊かです。#3,#6などは、RUNNING WILDが好きな私にとっては、楽曲が似ているだけで嬉しい限りです。ケルト調の勇壮なイントロからはじまる唯一の疾走チューン(押さえ気味)の#9で完全にノックアウトされます。ゲストにLOST HORIZONのDaniel HeimanとFredrik Olssonが参加しています。
(じゃーまん):2003.6
FAIRY MIRROR
「Eternal Fortress」
2001 Office Miracle Whoracle
自己満足度 ★★★★
大阪のメロディックメタルFAIRY MIRRORのデビューアルバム。先日の目黒Live Stationで行われたCD発売記念のLiveは大いに盛り上がりました。このバンドの前身バンドINSANIAの頃はまだ聴いた事がなかったのですが、以前のシンガーがいた頃のミニアルバム"The Second Chapter"からよく聴いていました。シンガーのメンバーチェンジ後、少し荒削りに聴こえていた前作のミニアルバム"Flash Back"に比べ、今作はMiyako氏の歌唱力のレベルが飛躍的に上がり、ギターの演出もいいですね。ROYAL HUNTを彷彿させる展開もありつつ#3や#6のような激しく叩き込むパートやサビの緩急をつけたメロディックな展開等、音楽センスもよくなりました。また#10,#12などのギターテクニックは本当に素晴らしいがあります。しかしまだ軽さがあるのが少し残念です。今後頑張って欲しいです。 (じゃーまん):2003.6
MORS PRINCIPIUM EST
「Inhumanity」
2003 Manufactured By Marquee Inc
自己満足度 ★★★★★
フィンランドのメロディックデスメタルMORS PRINCIPIUM ESTのデビューアルバム。バンド名が読めない・・・"モルス・プリンシピアム・エスト"と読むのかな?バンドは、ネオクラシカルな高速ツインギターと表現力の高いキーボードがとても魅力的で、楽曲の構成力も非常に卓越したものがあり独特の深みがあって、ラストまで気が抜けない程のスピードチューンに悶絶してしまいます。印象としてはCHILDREN OF BODOMやIN FLAMESの影響が強く似たような楽曲がありますが、バンド自体の完成度は高いです。#6は、他の曲に比べてミドルテンポの曲ですが、シンガーのVilleの歌唱力と表現力、それから間奏のギターワークに脱帽されてしまった名曲です。国内盤のボーナストラックには、VALENSIAのカバー"Hijo De La Luna"が収録されておりダークで重厚なヘヴィなアレンジで、もの悲しくメランコリックなKeyの表現との絡み合いが素晴らしい曲になってます。久しぶりにボーナストラックで当たりの名曲ですね。まだまだ今後伸びそうなバンドなので、次作が非常に楽しみです 。(じゃーまん):2003.6
JEFF SCOTT SOTO
「Jss Live At The Gods 2002」
2003 King Record
自己満足度 ★★★★☆
叙情派名技巧シンガー、ジェフ・スコット・ソートのライブ・アルバム!!ジェフの2002年GODSフェスティバル出演時のライブを収録したアルバムでソロとしては初のライブ・アルバムになります。メンバーは、ソロアルバム「PRISM」の収録時のメンバー構成です。このLive盤はJSSの集大成となる作品で、オープニングからTALISMANを中心とした名曲の数々が披露されています。やっぱり歌唱力は抜群で怒涛の23曲熱唱しています。またアコースティックのゆっくりしたパートから終盤のインギーのメドレーがLiveの盛り上がりをさらにヒートアップさせています。うまいなあ〜って心から思うそんなLive盤でした。(じゃーまん):2003.6
SECRET SPHERE
「Scent Of Human Desire 」
2003 Manifacured By Maquee Inc
自己満足度 ★★☆
イタリアのメロディックパワーメタルSECRET SPHEREの3rdアルバム。2ndも1stに比べて疾走さを抑えた形でしたが、今作はさらに輪をかけてスピード感が減退し、変わりにプログレッシブさが強調されてしまい、メロディックメタルを期待していた私にとっては個人的に残念な結果になってしまいました。#3は少しメロディックな部分が感じられる2ndの面影のある曲ですが、その他の楽曲はヘヴィなリフと柔らかいタッチのサウンドを中心にプログレ特有の独特な音楽性を持っており、ミドルテンポを中心としてテクニカルでクオリティの高い曲作りをしています。またQUEENSRYCHEに近い音作りをしていた曲もありましたので、その手が好きな人にはオススメです。国内盤のボーナストラックにはMANOWARの名曲"King Of Metal"が収録されておりますが淡々と歌っているので、少し不満の残るカバーでした。(じゃーまん):2003.6
AREA54
「Beckoning Of The End」
2003 Casket Music
自己満足度 ★★★
イギリスのメロディックデスメタル系正統派パワーメタルAREA54の2nd。元AT THE GATESのトーマス・リンドバーグがゲストで参加しています。普通は正統派ヘヴィメタルがメロディックデスにするバンドが多いですが、これはその逆のパターンで、サウンド、楽曲、サビの展開はメロデススタイルそのままなのですが、Vocalがデスヴォイスではなくノーマルヴォイスのみとなっています。シャープでコンパクトにまとまり派手さは無いけど安心感があります。#7は、ザクザク刻んだ硬質なギターリフとリズムがいいですね。#9は唯一デスヴォイスで歌っているのですが、このバンドはデスヴォイスで歌った方が良いのでは?と勘違いしてしまいそうな名曲です。デスヴォイスの方が曲の相乗効果が増してカッコよく聞こえるような気がするんだけどなあ・・・。なんか勿体無い気がします。(じゃーまん):2003.6
ZAR
「Hard To The Beat」
2003 Major MTM Music
自己満足度 ★★★☆
ドイツのメロディアス・ハードロックZARの通算5枚目のアルバム。ZARは90年代初頭北欧スタイルのヨーロピアンスタイルのハードロックを聞かせてくれました。一度解散して今回再結成したそうです。2ndまではよく聴いておりましたが、今作も昔と変わらないスタイルをそのまま踏襲し、キャッチーなサウンドに適度に透明感がありメロディラインは向上しています。ジンガーのアンドレとトミーの声はいつ聞いてもうまいし、楽曲も粒ぞろいでそこそこ楽しめます。ゆったりしたカントリー風の哀愁感の曲が漂う曲が何曲かあり、長閑な気分になれますが個人的に久しぶりにこういう曲を聞くとちょっと辛かったりします。メロハー好きにはオススメです。
(じゃーまん):2003.6
SIX MAGICS
「Dead Kings Of The Unholy Valley」
2003 Underground Shympony
自己満足度 ★★★★☆
昨年自主発売の時買い逃してしまって、発売されるのを待っていました。チリの疾走チューン満載のメロディックスピードメタルSIX MAGICSのデビューアルバム。ちょっと前に発売された同郷のALTA DENSIDADとは同じメロディック疾走メタルですが、また違った良さを持っています。歌詞は英語です。ドラマティックな明るいキャッチーでキラキラした疾走系の曲が多いのですが、特にオープニングから高速ツインギターのテクニックが凄いですね、泣きながら光り輝いています。それからKey&ピアノのセンスもかなりポイントが高いです。サビのコーラスや女性ソプラノシンガーも上手い具合に引き立て役になっています。ツインギターとちょっと控えめのシンフォニックさに魅了されながらエンディングまで楽しみながら聴けます。メロスピ好きの方にオススメです。(じゃーまん):2003.6
GRAVE DIGGER
「Rheingold」
2003 Soundholic
自己満足度 ★★★★★
ベテラン正統派ジャーマンパワーメタルGRAVE DIGGERの11th。前回の中世スコットランドを舞台としたコンセプトアルバム3部作"The Tunes Of War"、"Knight Of The Cross"、"Excalibur"に続き、今作のコンセプトは中世ドイツの英雄叙事詩「ニーベルンゲンの歌」をテーマにした4部作の第1作目"ラインの黄金"です。本作はワーグナーの楽劇「ラインの黄金」、「ワルキューレ」、「ジークフリート」、「神々の黄昏」の4部作でオーディン率いる神々とアルベリヒらニーベルゲン族の争い等が綴られています。コンセプトアルバムはやっぱりいいですね。GRAVE DIGGER等のストレートな漢臭いストレートでコテコテパワーメタルを演出するバンドは特にそうですが、普通に聴いていると飽きてしまう楽曲も緩急をつけてドラマティックに演出することで飽きの来ない深みのあるサウンドに変貌します。今作も静と動がありオープニングイントロから始まるファンタジックで大仰なオーケストレーションからパワフルな#2Rheingold〜#3Valhallaに続く所は、前回のスコットランドを舞台にした映画「ブレイブハート」をテーマにした時の楽曲と同じような展開が感じられGRAVE DIGGER節が炸裂して、とても嬉しいです。#9MurdererはKING DIAMONDのようなミステリアスで怪しげでゆったりとした楽曲を組み立てているが、GRAVE DIGGERらしさが随所に感じられる名曲です。またライナーのファンタジックな挿絵は非常に惹かれるものがありました。(じゃーまん):2003.6
LEGEND MAKER
「Lies Bleeding The Blind」
2002 Legend Music
自己満足度 ★★★★★
コロンビアのメロディックパワーメタルLEGEND MAKERの2nd。前作"The Path To Glory"は骨太Vocal中心のクサメロパワーメタルを演出していましたが、今作メンバーが一新されてVocalの力はやっぱり大きいなあと感じました。方向転換というか全く別のバンドになってしまいました。スラッシュメタル張りのアグレッシブルさと硬質なストレートな演出が増えて一般的なメロディックパワーメタルだけではなくよりパワフルさを強調しクサさが取れてクオリティが上がりましたね。気のせいかICED EARTHのイメージと少しダブルところがありました。そう思っているのは私だけですね。きっと。でも硬質さだけではなくザクザク刻んだギターリフやシンフォニックのレベルも上がったのでシャープさに磨きがかかった感じがしました。短い曲ですが#7のインストはネオクラギターリスト系に負けないくらいのテクニックがあり満足な一曲でした。1stよりは燃えませんが、オススメの1枚です。 (じゃーまん):2003.5
DARK MOOR
「Between Light And Darkness」
2003 Arise Records
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディックパワーメタルDARK MOORの全8曲の癒し系アルバム。このアルバムでは脱退してしまったVocalエリサ嬢がまだ歌っていますので、ああDARK MOORだなとすぐ分かるのですが、年末に発表される4thはどんな感じに仕上がるのか期待と不安にかられています。アルバムはクラシカルな作品にしては飽きの来ない作りになっており#1〜#4の4曲のアコースティックバージョンは、ケルト調の民族音楽っぽいアレンジとともにBLACK MORE'S NIGHTに近い癒し系の楽曲で、3rdのキラーチューンをそのままクラシカルに演出し凝縮されています。#6は少しゴッシクよりのダークさとゆったりとした楽曲と間奏の東洋的な神秘的なサウンドにTHEATRE OF TRAGEDYに似た神秘的で耽美的な趣が見られる。#7の"Dies Irae"のオーケストラバージョンはエンディング曲に調度良く、美しいメロディに心酔できます。全体的に大満足のアルバムでした。(じゃーまん):2003.5
ALTARIA
「Invitation」
2003 Metal Heaven
自己満足度 ★★★☆
フィンランドの正統派メロディックメタルALTARIAのデビューアルバム。透明感のある明快な楽曲とオーソドックスで少し地味な正統派メタルを中心に哀愁感漂うミドルテンポでキャッチーな楽曲が多いです。シンガーはREQUIEMのヨウニ、ギターはSONATA ARCTICA の ヤニ・リマタイネン、NIGHT WISHのエンプ・ヴォリネンが務めているので、このメンツなら数曲は疾走チューンをがありそうなのですが、全くなかったので、期待はずれに終わってしまいました。まあシンガーは少し籠った歌声ですが、演奏は上手いので今後もう少し方向転換してほしいです。
(じゃーまん):2003.5
THESPIAN
「Marching To The Future」
2003 Cogumelo Records
自己満足度 ★★★☆
ブラジルのメロディックパワーメタルTHESPIANの2000年に発売されたデモCD"Kingdom Of Sand"に続く1stデビューアルバムです。80年代の正統派パワーメタルを基調としたメロディックパワーメタルです。ギターの巧みなフレーズは結構的を得ているし、楽曲もプログレっぽい変拍子調の曲も入っていて、そこそこよいものを持っているのですが、ミドルトーンシンガーに安定感がなくヘロヘロに聴こえてしまうのは少し残念です。またバンドの技量もまだまだ力不足なので、いまひとつ盛り上がりに欠けてしまいます。ジャケはカッコいいので、B級メタルマニアにオススメです。(じゃーまん):2003.5
TAROT
「Undead Son, Mama 」
2003 Spinefarm Records
自己満足度 ★★★★
フィンランドのベテラン正統派北欧メタル。5/26に発売される"Suffer Our Pleasures"の先行ミニアルバム。今作も透明感のあるクオリティの高い楽曲がいいですね。声に張りのあるシンガーのマルコと、バックグラウンドVocalのユニゾンが華麗です。#1は素晴らしくカッコイイ楽曲で、ギターワークとKEYの展開も素晴らしく、ミニアルバムで2曲しかないのですがアルバムに期待できるものでした。 (じゃーまん):2003.5
AURORA
「Dead Electric Nightmare 」
2002 Lucretia Records International
自己満足度 ★★★★☆
スウェーデンのメロディック・デスメタルAURORAの3rd。前作"Devotion"では、ゴシック特有の耽美的な世界を構築しつつ独特の煽情感と奥行きのあるメロデスを構築していましたが、今作は少し雰囲気が変わり、ノーマルヴォイスを極力少なくしてメインの絶叫系ヴォーカルを中心にメロディを強調することで、煽情力がアップし哀愁感と勇壮感が出ています。またまったりと聴けるナンバーが多いのも魅力的ですね。クオリティも高く洗練されたサウンドになりカッコよくなっています。AMORPHISののような楽曲もあり十分楽しめました。(じゃーまん):2003.5
BLIND GUARDIAN
「The Bard's Song(In The Forest) 」
2003 Virgin Music
自己満足度 ★★★★
ジャーマンメタルBLIND GUARDIANの4th「Somewhere Far Beyond」 に収録されていた名曲"The Bard's Song"だけを集めた企画盤ミニアルバム。収録内容は、最新スタジオ収録、と昨年のツアーで欧州各地のLiveで収録された3箇所分が聴けます。色々なパターンが聴けるので、ブラガFANは必聴です。この曲は叙情性たっぷりのバラード曲で吟遊詩人が詠うファンタジックな歌詞がいいですよね。どの曲もLive会場内で大合唱しています。特にブラガは、トルーキンを題材にしている曲が多いので、ロード・オブ・ザ・リング好きには堪りませんね。
。(じゃーまん):2003.5
RED WINE
「Suenos y Locura」
2003 Arise Records
自己満足度 ★★★★★
毎年コンスタントに1枚ずつアルバムを出し続けているスペインのメロディックパワーメタルの3rd。今作も基本路線を変えず、疾走するパワーメタルを中心にパワフルで厚みのあるリフと、哀愁漂うヴォーカルがうまく調和しています。また、今作はシンフォニックさが少し加味し、勇壮さが増しました。特に#8は、勇壮感ひとしおで・・・リズム、コーラス等楽曲に聴き応えがあります。年を追う毎にバンドのクオリティは上がっていますし、スペイン語も聞きやすく違和感が余り感じられません。メロパワが好きな方にはオススメです。(じゃーまん):2003.5
MYSTIC PROPHECY
「Regressus 」
2003 King Records
自己満足度 ★★★★☆
DREAM EVIL、FIRE WINDのギターリスト、ガスG.のプロジェクトMYSTIC PROPHECYの2nd。DREAM EVILよりアグレッシブル且つエネルギッシュでヘヴィネスなアルバムに仕上がっています。力強いリフとダークで存在感の強いジャーマン・プログレッシブ・パワーメタルのVALLEY'S EYEのシンガーを務めるR.D.リアパキスは骨太で声量が多いのでよりパワフルに感じます。また、ガスの華麗で扇情的で緩急のついたギターワークは、光るものがあります。完成度は高いです。 (じゃーまん):2003.5
SEVENTH ONE
「Sacrifice 」
2002 Massacre Records
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンのメロディック・パワーメタルSEVENTH ONEのデビューアルバム。勇壮感と哀愁たっぷりの生粋のパワーメタルです。ウェット感たっぷりのハイトーンシンガーはとても魅力的で、彼のすこし掠れた声に惹きこまれて行きそうです。また#2,#10で漢のコーラス隊の"オ〜オ〜オオオオ〜オ"と漢くさい声が入るのは笑えますが、アルバム全体軽快な疾走感が心地良いです。結構ストレートな曲が多いのですが、ストレートながらも美しいドラマティックな楽曲が含まれており、かなり安定していてクオリティは高いです。 (じゃーまん):2003.5
STEEL ATTACK
「Predator Of The Empire」
2003 Arise Record
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンのメロディックパワーメタルSTEEL ATTACKの3rd。ジャーマンメロディックメタルの枠に嵌ったスピードチューン満載の1st,2ndは、攻撃的なリフとアグレッシブルなシンガー兼BのSteve氏が中心的で存在感がありSTEEL ATTACKの魅力を最大限に発揮していましたが脱退してしまって、メンバーも4人から5人へ変更しました。これで独特のSTEEL ATTACK節が炸裂できないのかと、少し心配してしまいましたが、そんな心配もなく、前作よりもハイトーンのシンガーが入ったことで、安定感が増した感じがしました。基本的なパワメタ路線に変更は無く、全体的に攻撃的な前作に比べ音に丸みと厚みを帯びた楽曲が多くなった気がします。何曲かはアグレッシブルに力で押すような曲もありますが、攻守ともにバランスが取れたアルバムになっており非常に聴き易くなりました。少し垢抜けた感じもします。(じゃーまん):2003.5
HARMONY
「Dreaming Awake」
2003 Massacre Records
自己満足度 ★★★★☆
スウェーデンの正統派様式美メタルHARMONYのデビューアルバム。北欧特有のネオクラシカルなギタープレイが前面に出ていてとても光っています。影響されたバンドはインギーやヨハンソン兄弟の名が上がっていたせいか、音楽性は少し近いものがあります。コンパクトでシャープな楽曲はオーソドックスな正統派メタルではありますがギターソロやサビは、美しいメロディで哀愁さが満ちて、どことなく新鮮で魅力溢れるサウンドに仕上がっています。スロー〜ミドルテンポの曲が中心ですが、ギターとkeyのクラシカルな絡み合い良い感じですし、サウンドもワールドクラスでクオリティが高いです。オープニングからエンディングまで退屈しないで聴けます。特に#6のメランコリックで耽美的でダーク感溢れるイントロから#7のギターソロプレイへの入り具合に惹かれるものがありました。アルバム全体にスピード感はあまり無いものの、メロディック重視のバンドなので、北欧メタル好きには名盤になると思います。(じゃーまん):2003.5
OVERKILL
「Killbox 13」
2003 Eagle Rock Entertaiment,Ltd
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの数少なくなってしまったスラッシュメタルの猛者OVERKILLの13th。もう20年以上やってきているというのに、今作もOVERKILL節炸裂でスラッシュの根幹を変えることなく彼ららしく重く力強い作品で久しぶりに大音量で聞いてしまいました。ザクザク刻んだリフ、リズム隊、エネルギッシュで更に磨きのかかった独創的なメロディーもクセになります。 OVERKILLのTim、Dave、Derekのサイド・プロジェクトSPEED KILL HATEも気になり今後に注目です。
(じゃーまん):2003.5
STRYPER
「SEVEN:The Best Of Stryper」
2003 Hollywood Records
自己満足度 ★★★★★
あまり多くは語れないですが、LAメタルが全盛期だった80年代中期にアメリカから世界中にクリスチャンメタルのよさをアピールしたバンドです。メンバー全員がキリスト教信者で黄色と黒のストライプ衣装はインパクトが大きかったですね。ギターやジャケの地球、車等・・も黄色と黒でした。そういえば白と黒のZEBRAも思い出してしまいました。(笑)個人的には3rdの"To Hell With The Devil"(1986)と4thアルバムの"In God We Trust"(1988)が好きですね。明るくポップで良質なサウンドが多いのですが、やっぱり安定したマイケル・スィートのハイトーンVocalと的を得た楽曲とクラシカルなメロディがとてもいいです。STRYPERは昔リアルタイムでよく聴いていていたバンドでした。しかし、CDは2枚しか持っておらず残りは全てレコードなので、今我が家ではレコードが壊れてしまって聴けない状態なので、ベストアルバムを見かけて思わず買ってしまいました。今回のベストの内容は、今年発表されたオリジナルラインナップで録音された2曲の新曲と5thから3曲、4thから2曲、3rdから5曲、2ndから3曲、1stから2曲そして、前回のベストアルバム"Can't Stop The Rock:The Stryper Collection 1984-1991"(1991)から1曲が収録されていました。名曲が目白押しで選曲がとても良かったです。アルバムも現在から過去へと戻って行く編集の仕方でわかりやすくいいですね。マニアの方も聴いたことの無い方も是非。
(じゃーまん):2003.5
DUNGEON
「Rising Power 来日記念盤」
2003 Metal Warriors
自己満足度 ★★★★★
もうすぐメロフェスという時にまさか、の“来日記念盤”が発売された。びっくりの一言。誰が予想できただろうか??有名なバンド以外では初めてではなかろうか?いやぁ〜びっくり!!でも、なんだか嬉しいね。ここまで、力を入れてくるなんてさぁ。気合入れねばいけません!!富士山らしきもの?とエアーズロックらしきもの??を背に、遠くを見つめる女性が、おもむろにオーストラリアの国旗と日本の国旗を掲げる・・・なんじゃこりゃ(爆笑)。そして、POWERのOが日の丸に!!その下にはちゃんと日本語で“来日記念盤”と記されているではないかー!!徹底的にやるんだね(笑)。中にも、“ありがとう”と記されていた。内容も徹底的だった(笑)。どれだけ今回に力を入れているか分かるよね。この来日記念盤は日本に対する敬意と感謝で一杯のアルバムだった。ビデオでも、メンバーが日本へのメッセージを語っているしね。彼らのファンは、涙ものだろう・・・(ちなみに私は大感動した)。この来日記念盤が後々価値あるものとなる日が来るかもしれないことを願って(良い意味でね)。そして、彼らも楽しめることを願って、再度日本へ来れる日がくることを願いつつ、彼らの熱意に感動し興奮しつつ、当日に挑むとしよう。
(ぽこ):2003.5
HEAVENBLAST
「Same」
2002 Underground Symphony
自己満足度 ★★★★★
イタリアのシンフォニックパワーメタルのHEAVENBLASTのデビューアルバム。ネットでは昨年?もっと前からでしたか・・・話題になっていたバンドですね。かなりのクサメタルかと期待していたのですが、シンフォニックでスピードメタルが中心でありながらもサウンドは、ポップ調でやや明るめな爽やかな疾走メタルが楽しめます。楽曲のアレンジはよいと思います。#5、#9の疾走感は好きな展開と速さですね。しかしシンガーの声、ギターが若干弱く線が細い感じがするのが残念です。ドラムはしっかり安定していてググッと来るものがありますが、全体的にパワーが欠落していてまだまだ力不足です。何曲かオオッと思わせる曲があったので、今後に期待しています。(じゃーまん):2003.4
STAINLESS STEEL
「Red Heat Within」
2002 Source Of Delge Receords
自己満足度 ★★★★☆
ハンガリーの正統派パワーメタルSTAINLESS STEELの2nd。前作は勇壮感溢れるクサクサで暑苦しいメロディが多かったのですが、今作は全体的にストレートで硬質な楽曲が増えたため、少し方向転換をした模様です。疾走する曲が結構多いので、この手が好きな人にはオススメですが、シンガーの歌い方に独特のアクみたいなものがありちょっと聴きにくい感じもあります・・・。疾走チューンのオープニングは、日本のメロディックパワーメタルバンド風のアレンジ感があり、歌メロやメロディラインも、しっかりしているし、閉めはゲストミュージシャンのフルートでサビを演出していて楽曲的に面白かったです。ただアルバム全体的にまだ煮え切らない曲が多いのが少し残念です。B級ながら魅力的でいい曲が何曲かあるので、個人的には結構楽しめました。(じゃーまん):2003.4
FAIRYLAND
「Of Wars In Osyrhia 」
2003 Manufactured By Marquee inc
自己満足度 ★★★★
フランスのシンフォニック・パワーメタルFAIRYLANDのデビューアルバム。発売前から色々と話題のバンドでしたね。元DARKMOORのエリサ嬢の声を聴いていると・・・DARKMOORの新作か?と疑ってしまうほど、新鮮さが無いのがとても残念。楽曲や展開はRHAPSODYよりのシンフォニックでファンタジックな構成で二重丸。ドラマティック性や疾走感も十分にあるし、クオリティも非常に高く全体の構成もよいので、とてもいいアルバムには違いないのですが、もう少しひねりが欲しかったです。やはりシンガーの影響は大きいと感じました。(じゃーまん):2003.4
NORTHER
「Mirror Of Madness」
2003 Manufactured By Marquee inc
自己満足度 ★★★★
フィンランドのメロディック・デスメタルのNORTHERの2nd。前作はチルボドスタイル的な楽曲が目につきましたが、今作はネオクラシカルな楽曲に軽さと粘り強さが融合しあって、柔和で軽快さが出て独自のスタイルを確立した感じがします。ストレートな展開からメロディックで緩急のついた展開へと巧みに使い分け、楽曲が美しく流れるのが素晴らしいです。シンガーの咆哮する声が悲壮感を漂わせながらも、ヴァイキングメタル張りの勇壮な旋律が楽しめます。
(じゃーまん):2003.4
DREAM EVIL
「Evilized」
2003 King Record
自己満足度 ★★★★
2曲のボーナストラックが入った国内盤を購入。80年代の懐かしさと現代のパワフル漢を両方持ち合わせた正統派の王道を突き進んだパワーメタル。コーラス、パワー、テクニック、演出全てが2ndとは思わせないほど圧倒的で貫禄があります。ミドルテンポの曲が中心ですが、楽曲の完成度は高く飽きさせない作りになっています。叙情性に重点を置きながらもガスのギターに力強いフックがあり雄大さと勇壮感を漂わせています。オススメです。(じゃーまん):2003.4
POWER SYMPHONY
「Futurepast」
2002 Evillot Records
自己満足度 ★★☆
女性シンガーを擁したイタリアのメロディックパワーメタルPOWER SYMPHONYの通算3作目。今作もダークさを強調したスロー〜ミドルテンポの曲が多いです。多いといってもミニアルバムなので、5曲しかないですが・・・。楽曲は前作に比べゴシックよりになってきています。ただ歌メロにパワフルさが欠けており、リズム隊の小技も今ひとつパッとしませんし、楽曲がチープに聴こえてしまうのはとても残念です。カバー曲でMANOWARの名曲"Blood Of My Enemies"を歌っておりますが、これはは頑張って歌っているという感じがしました。もう少しヘヴィさを増すことを祈って3rdに期待しています。(じゃーまん):2003.4
BURNING POINT
「Feeding The Flqames」
2003 Limb Music Products
自己満足度 ★★★★★
フィンランドのネオクラシカル・パワーメタルBURNING POINTの2nd。#1から疾走感溢れるメロディック・パワーサウンドが心地良く、ツボを押さえたサウンドに、この手のバンドが好きな人には堪らないつくりになっています。今作もギターが全編を通して弾きまくっているのが良いのですが、前作に比べると音に厚みが増してスピード感も出ており、ギターもクラシカルで柔軟なプレイが目立っています。楽曲も正統派メタルのストレートさが多かった前作に比べ叙情性とキャッチーさが増し、とても聴き易くなっています。アルバムを通してコンパクトにまとまっていて粒ぞろいの楽曲が多く、とても楽しめました。(じゃーまん):2003.4
WIZARD
「Odin」
2003 Limb Music Products
自己満足度 ★★★★★
3rdまでのB級クサさが少し抜け、前作力作だった"Head Of The Deceiver"の素晴らしい楽曲にさらにパワーさを強調させたジャーマン正統派パワーメタルWIZARDの5th。ボーナストラック2曲とビデオクリップが入ったデジパック限定盤の方を購入しました。やはりシンガーの声量、声のハリと安定したハイトーンヴォイスはかなりカッコいいです。またテンションはかなり高く、テンションの高さは、LOST HORIZONのダニエルに負けていません。そしてMANOWARバリの圧倒的なパワーで全曲全開に押していってますし、表現力が豊かになりました。正統派パワーよりの疾走チューンが多く、#1から最後までワクワクしながら一気に聴けます。アルバム後半の曲"The Powergod"は、Liveだったらサビのコーラスで拳を振り上げながらパワー・ゴッド!!と大声で叫んでしまうほど、熱い曲です。ラストの曲"Golden Dawn"は、MANOWARの名曲"Herz Aus Stahl"に楽曲が似ていてガッツポーズです。こちらの方が壮麗さと勇壮さがうまく表現されているような感じがしますけど・・・。いや〜名盤ですね。これぞ漢の入魂のヘヴィメタル。当分聴きそうです。ビデオクリップは2曲目の疾走チューン"Befrayer"です。Liveの映像とドラマ仕立てになっている映像が交互に絡み合ってうまく編集されていますが、演出が笑えました。(じゃーまん):2003.4
EXHIBITION
「The Sign Of Tomorrow」
2003 Limb Music Products
自己満足度 ★★★☆
久しぶりにジャケ買いをしてしまいました。マミーがいいですね。アメリカのプログレッシブ系テクニカルメタルEXHIBITIONのデビューアルバムです。SEVEN WITCHESのシンガーBOBBY LUCASが在籍しています。シンガーは、MIND ODYSSEYのマリオやVIGILANTEの丹羽さんのような熱く歌い上げる印象を受けました。正統派王道のサウンドにプログレ特有の展開がうまく表現されていますし、フックのあるギターリフが強く出ていました。クオリティもなかなか良いので、マッタリと最後まで聴けます。しかしバンドの深みというか、楽曲や展開にもう少しメリハリが出ればいいなあと思いました。少し残念です。(じゃーまん):2003.3
DYSLESIA
「Years Of Secret」
2002 XIII Bis Records
自己満足度 ★★★★
フランスのメロディック・パワーメタルDYSLESIAの3rd。プロデューサーにIRON SAVIORのPiet Sielckが起用された事もあり前作よりジャーマンメタル系のキャッチーさとメロディックでツボを押さえた疾走チューンが増えたと思います。アルバム全体的に軽快さと透明感のあるメロディがとても心地良く聴きやすいです。各パートのクオリティは、アルバムを出すごとに上がってきており、特にギタープレイもネオクラシカルな楽曲で美しく、柔和な曲調でまとまっていてよかったです。ジャーマンメタルが好きな方はオススメです。 (じゃーまん):2003.3
ILLNATH
「Cast Into Fields Of Evil pleasure」
2003 World Chaos Production
自己満足度 ★★★★★
デンマークのメロディック・デスメタルILLNATHのデビューアルバム。全編を通して哀愁を帯びた泣きのキーボードとヘヴィでザクザクのギターリフが堪りません。北欧メロディック・デスメタルの良さを十分に発揮しており、かなりカッコいい楽曲が楽しめます。叫び系のシンガーと吐き捨て系のデス声が絡みあって、安定感のあるサウンドを構築しています。どことなく神秘的で荘厳な楽曲も心地よく安心して聴くことができます。所々に耽美的な女性シンガーの歌声は耽美的で怪しいです。クオリティは、非常に高くメロディセンスはCRADLE OF FILTHに迫る勢いです。 (じゃーまん):2003.3
ZANDELLE
「Twilight On Humanity」
2002 Limb Music Products
自己満足度 ★★★★★
アメリカの正統派パワーメタルZANDELLEの2nd。オーセンティックな80年代正統派パワーメタルの音作りをしている渾身の1枚です。前作に比べるとジャケもサウンドも飛躍的に進歩しました。何曲かパワフルで鳥肌ものの楽曲があって、とてもカッコいいです。特にオープニングの"ア〜〜"は定番ですが、中高音域に迫力があって歌唱力が高くいい声を出しています。全体的に一昔前の懐かしい正統派メタルの良さと、今の叙情性溢れるメロディック・パワーメタルの良さを純粋に引き出しているバンドです。好盤。(じゃーまん):2003.3
KAMELOT
「Epica」
2003 Pony Canion
自己満足度 ★★★★★
アメリカの正統派メロディックパワーメタルKAMELOTの6th。4thから表現力が豊かになり、メロディに張りと艶が出てきていますが、このアルバムでさらに進化しており、ドラマティックなアルバムに仕上がってます。今作もKAMEROT節らしい独特の叙情性があって、メロディラインが非常に優しく素晴らしいです。アルバムコンセプトであるゲーテの”ファウスト”の世界観もうまくアレンジされており、とてもファンタジックな音作りをしています。緩急のつけた甘い囁くようなロイ・カーンの歌唱力にとても満足できる一枚でした。名盤です。(じゃーまん):2003.2
GALLOGLASS
「Legends From Now And Nevermore」
2003 Limb Music Products
自己満足度 ★★★★★
ドイツのメロディックパワーメタルGALLOGLASSのデビューアルバム。とても魅力的なオープニングの疾走チューンは、RHAPSODYを彷彿させるリズムと大仰なコーラスワークで非常に安定しており、また歌唱力の高いハイトーンシンガーが非常に印象的でした。起伏のあるリフも素晴らしく文句の付け所が無いです。全編を通じて、ツインギターの疾走パートの連続ですが、展開や演奏力の高さで飽きが来ないです。ジャーマンメタルっぽい楽曲に所々入る妖艶なバイオリンが絡むところが、このバンドの魅力をさらに惹きださせています。(じゃーまん):2003.2
OLD MAN'S CHILD
「In Defiance Of Existence」
2002 Century Media
自己満足度 ★★★★★
ノルウェーのシンフォニック・ブラックメタルOLD MAN'S CHILDの5th。前作同様3rdまでの路線とは一味違った暴狂さ、キーボードが織り成す重厚感と荘厳さが増しており、とても繊細でカッコいい楽曲です。哀愁さを帯びながらドラマティックな美しさとブラックメタル特有の美しさが伴っており非常にクオリティが高いです。いつもながらシンガー、ギター、ベース、キーボードの各パートをひとりでこなしているガルダー氏(現在は DIMMU BORGIR にも在籍 )の世界観にドップリと浸かれます。オススメの1枚です。(じゃーまん):2003.2
SUIDAKRA
「Emprise To Avalon 」
2003 Century Media
自己満足度 ★★★★
ヴァイキング系のジャーマン・メロディック・デスメタルSUIDAKRAの5th。前作までの荒削りの部分が徐々にとれており曲展開も面白みが増し、各パートのクオリティが上がってきています。サウンド自体は前作までと基本的に同じ路線ですが、曲の序章からエピック・メタルっぽいドラマティックな楽曲のアレンジに、アーサー王と円卓の騎士を題材にストーリー構成をしているので、それに伴う哀愁漂う勇壮な楽曲が楽しめました。正統派メタルが好きな方にもオススメです。
(じゃーまん):2003.2
ANGRA
「Rebirth World Tour・Live In Sao Paulo」
2003 Victor Entertainment
自己満足度 ★★★★★
言わずと知れたブラジルのメロディック・パワーメタルANGRA初のフルライブアルバムとなった今作品。2枚組み構成も新旧作品がうまくアレンジされておりLiveの臨場感もよく出ており、なかなかカッコイイLive盤です。またアンドレ・マトスが抜けた穴も、"Rebirth"で元SYMBOLSのシンガーのエドゥ・ファラスキが加入しましたが違和感等はまったくなくANGRAとしての顔に成り得たと思いました。メンバーチェンジが良かったですよね。このLive盤にもその不安は出ていなくすんなり聞けました。新旧ファンともに十分楽しめるバランスの取れた作品です。ラストのメイデンのカバーも選曲がよくまとまっています。(じゃーまん):2003.1
LOST HORIZON
「A Flame To The Ground Beneath」
2003 Victor Entertainment
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンの正統派メロディック・パワーメタルLOST HORIZONの2nd。時空を越えたファンタジー映画「ハイランダー」がテーマになった事で、有名だったデビューアルバムの世界観をそのまま凝縮して、さらに音質の奥行きと楽曲の美旋律に深みが増して、かなりパワーアップしています。シンガーは前作よりシャウトしていてエネルギッシュで非常にパワフルです。やっぱりシンガーのア〜〜〜!!!っていう雄叫びに、脳天直撃で全身打ち震えるくらいのカッコよさがあり素直に喜べます。個人的には、捨て曲がなく名盤でした。(じゃーまん):2003.1
TIANANOGUE
「Free My Soul」
2002 Vigilante Inc
自己満足度 ★★★★
日本のメロディック・パワーメタルTIANANOGUEの2ndミ二。前作のEternal Utopia"に比べ更にキーボードを中心とした曲作りをしている意欲作。プログレッシブルな曲展開と表現力が前作より豊かになっています。シンフォニックさはちょっと控え目ですが、2曲を聴いた限り、若干スピード感がアップした事でクオリティが上がりました。アルバムに期待です。
(じゃーまん):2003.1
V.A.
「The Keepers Of Jericho - A Tribute To Helloween Part II」
2002 Arise Record
自己満足度 ★★★☆
HELLOWEENのトリビュートアルバム。前作PART Iに続き、メロディックパワーメタルが中心になって構成されています。HELLOWEEN初期の曲を中心に今作はPink Bubbles Go Ape,Master Of The Rings,The Time Of The Oathから1曲ずつ収録されています。今回は、レコード会社の都合か?最近のスペイン、南米バンドの人気によるものなのかスペイン語圏のバンドが中心となっています。PART Iよりアレンジが少し少ないのは気になりましたがコンパクトにまとまっていて十分楽しめる1枚でした。(じゃーまん):2003.1
Windows Of The World