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MAGIC KINGDOM
「Symphony Of War」
2010 Limb Music
自己満足度 ★★★★★
ベルギーのメロディック・パワーメタルMAGIC KINGDOMの3rd。2nd以来随分と久しかったが、今作も流れるようなクサメロとネオクラシカルなギターに大満足です。以前よりシンフォニック度が増し、シンガーにOlaf Hayerを迎えた事により表現力と安定感が増してメロディに力強さが加わってさらに聴きやすくなりました。洗練されたギターソロやドラマティックなメロディ、疾走チューンもカッコよくメロディセンスは抜群です。RHAPSODY OF FIREに改名する以前の初期のRHAPSODYが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.12.24
HOLY BLOOD
「Shining Sun」
2010 Bombworks
自己満足度 ★★★★☆
ウクライナのペイガン・ブラックメタルHOLY BLOODの4th。しっとりと歌い上げる男女シンガーとパワフルなコーラス隊の掛け声、安定感のあるリズム隊ととても楽しそうに聴こえる民族的な笛やバグパイプに癒されます。スッキリした爽快感と繊細なクサいメロディに妙にノリノリな楽曲もあってとても心地よいです。聴きどころはインパクトのあるイントロで始まるミドルチューンの#5、コーラス隊の掛け声が秀越な#7、#9が個人的に良かったです。ペイガン、クサメタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.12.24
FORCENTURY
「Vanguard」
2009 自主制作
自己満足度 ★★★★
デンマークの正統派メロディック・パワーメタルFORCENTURYのデビューアルバム。少し懐かしさの感じるソリッドでドラマティックなメロパワで、ヘヴィでダイナミックな質感も感じられる安定感のあるメロディになんか説得力を感じます。また中音域をマイルドに歌い上げるシンガーも妙な安心感があり、プログレっぽいスリリングな曲展開を魅せる部分もあって結構聴きごたえがあります。飛び抜けた曲が無いのが残念ですが、メロディセンスは良いので安心して楽しめます。聴きどころは#4、#8のパワーチューンです。(じゃーまん):2010.12.24
SKULL HAMMER
「Pay It In Blood」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの正統派スラッシュメタルSKULL HAMMERのデビューアルバム。素晴らしくカッコ良いアートワークにジャケ買いです。正統派エピック系の漢らしさと80年代の古き良きストレートでメタリックな質感を持ったスラッシュメタルで、重厚なリフとヘタウマながら表現力の素晴らしい強靭な骨太シンガーとシンガーに絡むパワフルなコーラス隊にゾクゾクさせられます。スラッシュらしい鋭角でスリリングな曲展開というよりはメロディックなミドルチューンに力を入れてます。粗さは目立っているもののカッコ良いギターソロやインパクトのある楽曲に心奪われました。80年代B級正統派ヘヴィメタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.12.24
MEGARA
「Oubeos」
2010 Santo Grial Records
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルMEGARAのデビューアルバム。元ANKHARAのシンガーと元WARCRYのギターを中心に結成した5人組。しっとりと聴かせる哀愁メロパワから攻撃的で力強くグイグイひっぱるような楽曲で構成され、結構メリハリがきいていて素直に喜べるアルバムです。スパニッシュ独特のB級クサメロを感じつつもRATA BLANCAから影響を受けたようなフレーズもあったりして個人的には結構ハマリました。ANKHARAのシンガーも昔から好きだし、ドラムもギターも安定感があってよいし、何と言ってもオーソドックスながら心地良い楽曲が多くて安心して楽しめます。スパニッシュが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.12.24
GALLOWS END
「Nemesis Divine」
2010 Nightmare Records
自己満足度 ★★★★☆
スウェーデンの正統派ヘヴィメタルGALLOWS ENDのデビューアルバム。ソリッドでストレートな正統派メタルにザクザクした重厚なリフとフックのあるメロディはとても高揚感を誘うサウンドで胸が熱くなります。熱くノリノリのミドルチューンはHAMMERFALLをイメージさせ、パワフルでキラーな中盤のパワーチューンやツボを突くツインギターのハモリや印象的なサビメロもカッコ良いです。80年代正統派のサウンドながらあまり古臭さを感じさせない魅力があり、一時期結構ヘビロテになってました。欧州正統派が好きな方にオススメの良盤です。(じゃーまん):2010.12.24
THE CLAYMORE
「Damnation Reigns」
2010 Black Bards Entertainment
自己満足度 ★★★★
ドイツの正統派パワーメタルTHE CLAYMOREの3rd。前2作は未聴です。印象的なソロをメロディアスに弾きまくるギターに、中高音域をダイナミックに歌い上げる爽快感を感じるシンガー、ドライブ感のあるリズム隊など安定感があり、クールでハッとさせられるな曲展開やプログレがかったテクニカルな面もあって楽曲構成も少し変わっていたせいか何かとても新鮮でした。楽曲は結構バラエティに富んでいて、キャッチーなメロディを聴かせる曲からソリッドで力強いメタルチューンや正統派好きには堪らないキラーなイントロに胸を熱くさせられるカッコ良い楽曲まで、思っていたバンドとはかなり違っていて何だかビックリさせられました。最初から最後までだれる事はなくクオリティは結構高いのです。でも少し違和感というかとっつきにくい感じがするので好き嫌いが分かれるかもしれません。機会があれば前2作も聴いてみたいです。(じゃーまん):2010.12.24
ERA NOVA
「Children Of Alcyone」
2010 Manitou Music
自己満足度 ★★★★
フランスのメロディック・パワーメタルERA NOVAのデビューアルバム。透明感の感じる繊細なメロディに、EDGUY系のジャーマンメタルをイメージさせられるキャッチーなメロディをプラスしたマイルドでセンスの良い楽曲を作っています。シンフォニックな曲展開や、正統派ヘヴィメタルの質感もあってなかなか聴きごたえもあります。ただシンガーの声がやや線が細くパワー不足な感じがしたり、リズム隊も少し軽い感じがしますが、楽曲のレベルはなかなか高くしなやかというかキメの細かいセンスの感じるアルバムでした。(じゃーまん):2010.12.24
DARKSUN
「Tocar el Sol」
2010 FC Metal Records
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルDARKSUNの4th。前作同様適度な重厚さと、ややダークでドラマティックな曲展開はシンミリと心に響き渡る美しい楽曲で、シンガーの力強い歌声や表現力に惚れ惚れしてしまいます。哀愁さたっぷりの美しいメロディにテクニカルなギターが映えまくりで、シンフォニックなアレンジもなかなか良いし、所謂プログレメタルとはまた違った深みのあるテクニカルな楽曲も良かったです。派手さはあまり無いのですが捨て曲はなく粒揃いの楽曲に満足感は高いです。(じゃーまん):2010.12.24
DELIRION
「Lotus」
2010 Spiritual Beast
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルDELIRIONの2nd。前作よりもシンフォニック度に磨きがかかり、かなりの成長が伺えます。シンフォニックでドラマティックな曲展開は見事で、なかなかのバランスを持っています。楽曲もシンプルながらよく練り込まれており、Keyのアクセントやスリリングなギターワーク、憂いを帯びたエモーショナルに歌い上げるシンガー等クオリティの高いアルバムに仕上がっています。買ったままずっと聴かずに自宅に放置されていましたが、なかなかの好盤でした。(じゃーまん):2010.12.24
KNIGHTSTORM
「Sea of Heads」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★
アメリカの正統派ヘヴィメタルKNIGHTSTORMのデビューアルバム。カッコ良いアートワークにジャケ買いです。一聴して地味な楽曲が多く全く印象に残らなかったので再度聴いてみたのですが、やはりイマイチ心に響きません。シンガーはヘタウマながら骨太でバラードも歌い上げていて、ヘヴィなベースや熱いギターリフなど良い部分も少しあるのですが、整合性がうまく取れていないせいかジャケのカッコよさとは対照的に楽曲に安定感が無くチープで、妙な侘しさを感じてしまい熱くならなかったのが残念です。完成度はまだまだ低いのですが、楽曲センスはまあ悪くないので今後に期待です。マニア向けです。(じゃーまん):2010.12.24
AXEVYPER
「Same」
2010 My Graveyard Productions
自己満足度 ★★★★★
イタリアの正統派ヘヴィメタルAXEVYPERのデビューアルバム。ピュアメタル最高!!と言わんばかりに#1から熱い80年代の正統派チューンが炸裂しています。NWOTHM〜初期ジャーマン辺りが徹頭徹尾好きな方は悶絶必死もののキラーアルバムです。中高音域をパワフルに歌い上げるシンガーに絡む漢クサさ満点のコーラス隊、RUNNING WILDをイメージさせられる強力な疾走チューン、ツボを突く楽曲センスがモ〜堪らんです。時折日本のメタルっぽさも感じる部分もあったり、スリリングなスラッシュっぽいリフを感じる事もあったりと、今年のベストに入りそうな勢いのあるバンドです。お気に入りはとても気持ちよくかっ飛ばす#3、パワフルなスローの#4、軽快なギターがカッコ良い#8です。B級80年代正統派をこよなく愛する方やRUNNING WILD、AXE BATTLER辺りが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.12.24
AMBERIAN DAWN
「End of Eden」
2010 Spinefarm Records
自己満足度 ★★★★☆
フィンランドのシンフォニックメタルAMBERIAN DAWNの3rd。前作に比べ少しダークな印象のあるゴシックへと少し進んでしまいましたが、相変わらずNIGHTWISHに影響を受けたスリリングな音楽性はカッコよく、クラシカルなメロディと繊細でハイトーンがグッと熱くなるオペラチックなシンガーの美声にうっとりしてしまいます。特に大仰でテクニカルなkeyと、早弾きギターの美しいソロは鳥肌が立ってしまうほど美麗で素晴らしいものがありました。中でも中盤の#5から#8にかけて聴きごたえのある楽曲ばかりでとても心地よかったです。クオリティは高く安心して楽しめる良盤です。(じゃーまん):2010.12.24
FIREWIND
「Days of Defiance」
2010 Manufactured By Marquee inc
自己満足度 ★★★★☆
メンバーは相変わらず有名なメロディック・パワーメタルFIREWINDの6th。今作も良作です。重厚度もアップしてスリリングに走るギターワーク、シンガーも高揚感があってパワフルだし、ドラマティックなメロディもなかなかカッコ良かったです。お気に入りは#6の疾走チューン。安定したメロパワを楽しむなら満足できるアルバムです。(じゃーまん):2010.12.24
TARCHON FIST
「Where Stories End」
2009 My Graveyard Productions
自己満足度 ★★★★★
イタリアの正統派メロディック・パワーメタルTARCHON FISTの2nd。LIVE曲5曲を収録した2枚組です。今作も良作でずっとヘビロテになっていました。エピック特有の勇壮なクサメロと強力なコーラス隊、パワフルに歌い上げるシンガーにもう虜になってしまい、確かな演奏力でずっとニヤニヤが止まりませんでした。古き良きジャーマンメタルを愛する方からエピックメタルが好きな方までオススメの好盤です。(じゃーまん):2010.12.24
INSTANZIA
「Ghosts」
2010 Metalodic Records
自己満足度 ★★★★☆
カナダのメロディック・スピードメタルINSTANZIAのデビューアルバム。壮大なオープニングからキャッチーで爽快な疾走チューンが満載で北欧メロスピをイメージさせられるキラキラしたナンバーがカッコ良いです。シンガーの実力はまだまだ表現力が無い等未熟ながらコーラス隊との絡みも爽やかで結構良い声をしています。ICEWIND同様ピアノが良いアクセントになっておりデビューアルバムながらクオリティはなかなか高いです。全体的に少し聴かせ所に曖昧さが出ていたりしていますが、サウンド自体の方向性はかなり良いので今後注目したいバンドです。北欧メロスピが好きな人は要チェックです。(じゃーまん):2010.12.24
ICEWIND
「Again Came the Storm」
2010 Metalodic Records
自己満足度 ★★★★☆
カナダのメロディック・スピードメタルICEWINDの2nd。ウェットに疾走する泣きの劇メロチューンがカッコよく、弾きまくりのピアノも良い味を出しています。哀愁のクサイ曲展開や爽快感のある美旋律のメロディにクラシカルなギターソロ、心が落ち着くような悲壮感漂うバラードもあって楽曲はなかなか聴きごたえがありました。ただシンガーがやや不安定だったり、まだまだ洗練されていない部分も多いですが、B級クサメロが好きな方や昔のDARK MOORやDRAGONFORCEが好きな方は要チェックなアルバムです。(じゃーまん):2010.12.24
ADX
「Terreurs」
2010 Bernett Records
自己満足度 ★★★★★
フランスの正統派ヘヴィメタルADXの1986年に発表した2nd(オリジナルと再録音)にデモを追加した全17曲約80分のボリュームたっぷりのアルバムです。このジャケの他メタルケースに入った限定盤も発売されていましたが、メタルケースは錆びるのでこちらの廉価盤を購入しました。ファンならば2種類購入しましょう。内容は相変わらず安定した骨太のシンガーのパワフルな歌声に正統派鋼鉄チューンが目白押しで文句なしにカッコ良いアルバムでオリジナルも好きですが再録音した楽曲がとてもカッコよく大満足なアルバムでした。(じゃーまん):2010.12.24
DARKWATER
「Where Stories End」
2010 Nightmare Records
自己満足度 ★★★★☆
スウェーデンのメロディック・プログレッシブ・パワーメタルDARKWATERの2nd。VANDEN PLASを彷彿させられる音楽性に少しダークで寒々とした北欧らしいメロディが何とも言えない高揚感を誘います。プログレメタルの変則さはあるもののとても聴きやすく、しっとりとしたkeyもいい味を出しています。シンガーはHARMONYのHenrik Bathが歌っており、中音域をパワフルに歌い上げているのでとても安心感があります。ただ1つ気になったのはゆったりと聴かせる楽曲が多かったせいか、楽曲にキレが無かったのが少し残念でした。でもクオリティは高いのでプログレメタルが好きな方は十分に楽しめるアルバムです。(じゃーまん):2010.12.14
WOLFCRY
「Glorious」
2010 Apollon Records
自己満足度 ★★★★☆
ギリシャの正統派メロディック・パワーメタルWOLFCRYの4th。以前までのアルバムには必ず狼を使ったアートワークだったのが今回は無いのが何となく残念ですが、今までのアルバムを遙かに上回る良質のメロパワになって心から嬉しいです。#1から目の覚めるような疾走キラーチューンに身震いしてしまいました。楽曲は躍動感溢れる鋼鉄チューンだけではなく、スリリングでキャッチーな良質のミドルチューンもあって、今まで違和感があった色々な問題をキャッチーでやメロディアスになった事でなんかスッキリ解決し大きく成長した感じがします。まだまだ改善点はありますが十分満足の出来るアルバムです。(じゃーまん):2010.12.14
EMPIRES OF EDEN
「Reborn In Fire」
2010 7Hard
自己満足度 ★★★★★
オーストラリアのメロディック・パワーメタルEMPIRES OF EDENの2nd。元DUNGEONのStuを中心に今作も素晴らしくカッコ良いメロディックメタルを聴かせてくれます。キャッチーで安定したメロディやドラマティックな曲展開が楽しめる楽曲に、Stuの熱いギターがとても流麗でカッコよく非常に練り込まれたギターワークに脱帽です。メインシンガーは元CRIMSON FIREのハイトーンヴォーカルLouie Gorgievskiが#2、#7の疾走キラーチューンを中心に華麗に歌い上げています。少しゲストが多すぎな感じがしますが、色々なシンガーで良曲を楽しめるのでなんかお得感がありました。ゲストシンガーで個人的に良かったのは#3でパワフルに歌い上げるCAGEのSean Peckの張りのある声や、#6のSTEVE GRIMMETTの伸びやかな声に身震いしてしまいました。前作より音質も良くなりアルバムが発売されてからずっとヘビロテになっていました。オススメの好盤です。(じゃーまん):2010.11.26
ABADDEN
「Sentenced to Death」
2010 Rising Records
自己満足度 ★★★★☆
イギリスのスラッシュメタルABADDENのデビューアルバム。ズンズンと耳に響き渡る程重量感のあるソリッドなギターリフに、うなりを上げる重厚なリズム隊は初期のICED EARTHっぽさを少し彷彿させます。音楽性はベイスラッシュ系の音なのですが、突進力というか勢いはメタルコア系のバンドをイメージさせます。途中正統派メタルのようなキャッチーでメロディアスな所もありますが、スタスタ疾走するメロディがとてもカッコよいです。シンガーは吐き捨てタイプで少しデス・ヴォイスっぽくも聴こえます。TESTAMENTや初期のICED EARTH辺りが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.11.26
ROSS THE BOSS
「Hailstorm」
2010 AFM-Records
自己満足度 ★★★★☆
元MANOWARのギターリストROSS THE BOSSの2ndソロ。今作もMANOWARを意識させられるストレートな正統派メロディに独特の勇壮感や少し垢ぬけたメロディをプラスしてエピックな世界観が全開です。#1〜#2からMANOWARファンには堪らなくカッコ良い楽曲にもうガッツポーズものです。ミドルチューンが中心ですが、いちMANOWARファンとしてなかなか満足のいくアルバムでした。(じゃーまん):2010.11.26
LOS PIRATES
「Heavy Piracy」
2009 Punishment 18 Records
自己満足度 ★★★★
イタリアの正統派パイレーツメタルLOS PIRATESのデビューアルバム。RUNNING WILDに少し明るめのMANOWARを足したような音楽性で勇壮感溢れるメタルチューンが満載です。楽曲はミドルチューン中心ですが、力強いリフ、所々聴ける海賊らしい掛け声やコーラスワークもなかなかカッコ良いです。演奏は荒削りでシンガーも上手いとは言えませんが中高音域を伸びやかに歌い上げていてますし、方向性は良いので頑張って欲しいバンドです。また軽快でキャッチーな楽曲もありますが硬派なメタルマニアの方は必聴盤です。(じゃーまん):2010.11.26
ARTHEMIS
「Heroes」
2010 Helvete & Hate
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのメロディック・パワーメタルARTHEMISの6th。昔のようなクサさは完全に全くなくなってしまいましたが、前作同様のようなパワフルなメロディ重視でメロディアスなギターとシンガーのFabio Dessiの歌唱力の高さに惹き込まれます。 ゴリゴリとしたヘヴィで攻撃的なリフ、テクニカルなドラミング、北欧メロデスっぽい楽曲やドラマティックに展開する曲などもあるし、今までのARTHEMISらしさを感じる楽曲まで結構アグレッシブになっていますが、緊張感が堪らなくカッコ良いアルバムに仕上がっています。初期のARTHEMISが好きだったファンは少し辛いかもしれませんが、個人的はオススメの良作です。(じゃーまん):2010.11.26
POWERWORLD
「Human Parasite」
2010 SPV records
自己満足度 ★★★★☆
ドイツのメロディックメタルPOWERWORLDの2nd。前作よりもマイナー臭が消えて全体的に安定感が増しメロディアスに聴かせるミドルチューンが多くなりました。特に元THRESHOLDのシンガーMACの歌声が気持ち良いくらい伸びやかに歌い上げ表現力も素晴らしいです。キャッチーでとても親しみやすい楽曲が多く良曲が沢山詰まっています。ただ今作もインパクトのある曲が無かったのが個人的には少し残念ですがクオリティは高いです。(じゃーまん):2010.11.26
COMMANDMENT
「No Mercy」
2009 Pure Steel Records
自己満足度 ★★★★
アメリカの正統派ヘヴィメタルCOMMANDMENTの1989年にレコーディングされて未発表だった音源集です。ヒステリックで金切り声のハイトーン・シンガーがとても印象的なバンドで、正統派ブリティッシュ系の湿り気と少し陰りが入っている感じで、演奏は少し粗く音質も悪いのですが、ソリッドなリフやシンプルでストレートな曲からメロディアスな曲までメロディセンスは結構良いです。80年代のこういうマイナーなUSバンドが好きな方はハマるかもしれません。LIEGE LORDやCRIMSON GLORY辺りが好きな方に少しだけオススメです。(じゃーまん):2010.11.26
VENDETTA
「Heretic Nation」
2009 Lion Music
自己満足度 ★★★★
イギリスの正統派ヘヴィメタルVENDETTAの2nd。前作は未聴ですが、少し懐かしさを感じるキャッチーな正統派メロディに王道スタイルのミドルチューンを中心とした楽曲でシンガーがマイルドに歌い上げていて聴きやすく結構ハマります。どこかで聴いたような典型的な楽曲ばかりでキラーチューンは無いのですが、80年代のHR/HMファンならば血が騒ぐ要素を持っています。特に#1、#2は個人的にツボでした。やや一本調子になっている感じで荒削りではありますが、1曲1曲の聴きごたえはあります。(じゃーまん):2010.11.26
AZRAEL
「Metal Arena」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★
スペインのメロディック・パワーメタルAZRAELの6th。今作は今までの哀愁メロディアス疾走チューンにモダン要素を取り入れているので、これまでのAZRAELとは違った印象があるのですが、ブラガを彷彿させる突進力のある力強いリフを楽しめる楽曲やメロディアスなギターソロ、シンガーの表現力は前作よりもレベルが上がっているので楽曲的にはクオリティは高くなっています。ただモダン要素を入れた事で前作までのAZRAELらしいクサさが無くなってしまったのは個人的に残念です。ラストのインストは拍子抜けしてしまうくらいほのぼのした出だしにビックリしてしまいましたが、途中泣きまくりのギター等が随所に散りばめられてカッコよくかなりの良曲だったのでよかったです。少し好みが分かれそうですが、スパニッシュ・メロパワが好きであれば十分楽しめるアルバムです。(じゃーまん):2010.11.26
TICKET TO HELL
「Operation: Crash Course」
2010 My Kingdom Music
自己満足度 ★★★★☆
メキシコのデス・スラッシュメタルTICKET TO HELLの2nd。ダイナミックで重厚なリフと分厚くスラッシーなメロディ、時折り怪しげなメロディにハッとさせられますが、パワフルにグイグイ押しまくる突進力は凄いものを感じます。荒々しく弾きまくるギター、骨太のデスヴォイスがカッコ良いパワフルシンガー、アグレッシブで重厚なリズム隊などとても強力な1枚です。この手のバンドは最近あまり聴かなかったのでとても新鮮でした。(じゃーまん):2010.11.26
LICH KING
「World Gone Dead」
2010 Stormspell Records
自己満足度 ★★★★★
アメリカのスラッシュメタルLICH KINGの3rd。激熱に爆走する小気味よいスラッシュビートとキレのあるリフ、緩急をつけた曲構成や安定したリズム隊と楽曲のセンスもバランスも良いです。全体的にはEXODUSから影響を受けたようなベイエリア風のスラッシュをやっていますが、曲によってはジャーマンスラッシュをイメージさせられる楽曲もあるのでスラッシュが好きな人なら凄く楽しめると思います。SLAYERのカバーもかなりハイテンションで歌い上げていてかなりカッコ良かったです。オススメの好盤です。(じゃーまん):2010.11.26
CONCRETE FORCE
「Mental Enforcers」
2010 Blower Records
自己満足度 ★★★★☆
ギリシャの正統派スラッシュメタルCONCRETE FORCEのデビューアルバム。程良く疾走するオールドスクールなスラッシュメタルをやっています。歯切れのよい力強いリフやグイグイ押しまくるスラッシーなリズム隊、悲壮感を漂わせたメロディックにきかせるインスト、B級正統派メタルをイメージさせられる楽曲などもあり個人的にはかなり楽しめました。シンプルで飽きの来ない比較的聴きやすいスラッシュなので、スラッシュ初心者の方から80年代〜90年代が好きなおやじスラッシャーまで楽しめます。オススメの良盤です。(じゃーまん):2010.11.26
FIRECRACKER
「Born Of Fire」
2010 Escape Music
自己満足度 ★★★☆
スウェーデンのネオクラシカル・プログレッシブメタルFIRECRACKERのデビューアルバム。VINDICTIVのギターリストStefan LindholmとSEVENTH WONDERのシンガーTommy Karevikによるプロジェクトで、ピロピロ弾きまくるネオクラシカルなギターを中心に哀愁さも感じるドラマティックな曲展開が楽しめるプログレメタルをやっています。透明感のあるハイトーンシンガーがなかなかパワフルに歌い上げていて表現力もあり、楽曲のクオリティも高くてダイナミックなギターソロなど非常に上手いと感じる部分も多いのですが、地味な曲が多いせいなのかインパクトに欠けるというか楽曲に物足りなさを感じてしまって何度聞いても心に響きませんでした。残念です。(じゃーまん):2010.11.26
CRYSTAL VIPER
「Defenders Of The Magic Circle: Live In Germany」
2010 AFM Reocrds
自己満足度 ★★★★
ポーランドの正統派メタルCRYSTAL VIPERの2009年にドイツのMagic Circle Festivalで収録されたライブ音源6曲と新曲、VIRGIN STEELEのカバー等が収録された全10曲の音源集です。ライブは好きな曲ばかり選曲されていたので嬉しかったのですが、音質が良すぎるせいなのか、パワフルな歌声があまり伝わって来なく高揚感が無かったのが残念です。でも渋いスローチューンの新曲、スタジオ盤3曲は女性シンガーMARTA GABRIELの力強い美声が素晴らしくて嬉しくなってしまった。ファンは必聴ものです。(じゃーまん):2010.11.11
SANTELMO
「Cease Fire」
2010 Escarapion Records
自己満足度 ★★★★★
スペインの正統派パワーメタルSANTELMOのデビューアルバム。力強くも哀愁のきいたコテコテのスパニッシュメタルでとてもエネルギッシュでカッコ良いです。元MEDINA AZAHARAのシンガーManuel Escuderoがソウルフルに熱く歌い上げていてとても上手いし、元SARATOGAのJero Ramiroのギターもメロディアスでカッコ良いです。リズム隊も凄く安定しているしキャッチーなメロハーからヘヴィで味わい深いミドル、ライブとかで盛り上がりそうな力強いミドルや、気合の入ったダイナミックな疾走チューンまでバランスのとれたアルバムで聴けば聴くほど味が出るクオリティを持っています。2009年に結成したばかりのバンドとは思えないほどのベテランのような風格です。お気に入りは#7のミドルチューンで思わず歌いたくなってしまう程の熱い曲です。熱いスパニッシュメタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.11.11
CRIMSON FIRE
「Metal Is Back」
2010 Iron On Iron Records
自己満足度 ★★★★☆
ギリシャの正統派ヘヴィメタルCRIMSON FIREのデビューアルバム。STRIKELIGHTのシンガーとギターが2004年に結成したバンドで、叙情的で透明感のある楽曲にメロディアスなギターとやや線の細いハイトーンシンガーの繊細な表現力にゾクゾクさせられます。80年代北欧メタルのカッコよさとNWOTHMを凝縮させたようなカッコよさがあってマニアのツボをくすぐります。キャッチーで流れるような典型的な北欧メタルのサウンドですが、捨て曲無く楽しむ事が出来ます。UNIVERSE辺りの北欧メタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.11.11
CRUSHING BLOW
「Cease Fire」
2010 Inferno Records
自己満足度 ★★★★☆
フランスの正統派メロディック・パワーメタルCRUSHING BLOWの2nd。#1のキラー疾走チューンでいきなりやられてしまいました。演奏は荒いのですが強力な正統派メロディとDOROに負けない程、逞しさのあるハスキーヴォイスのパワフルな女性シンガーが凄くかっこよくてガッツポーズものです。ストレートな正統派メロディに少しシンフォニックな装飾を施した楽曲や、強力な歌メロに高揚感たっぷりのアップテンポの楽曲はとてもカッコよく感涙ものです。B級ながら正統派メロパワ好きの方には堪らない1枚です。WARLOCKやRAMPART、CRYSTAL VIPERが好きな方にオススメのアルバムです。(じゃーまん):2010.11.8
SWASHBUCKLE
「Crime Always Pays...」
2010 Nuclear Blast Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカのパイレーツ・スラッシュメタルSWASHBUCKLEの3rd。前作を大きく上回る無骨さとハイテンションぶりにビックリさせられます。コーラス隊もハイテンションで気持ちよく歌い上げておりかなり強力になりましたが、その代り前作までの陽気なSEがうまい具合に入る海賊っぽいサウンドが殆ど無くなってしまったのは個人的に残念です。途中ゆったりとしたスローチューンも入るのですが、ハードコアを意識させられる突進力で突っ走るアグレッシブでスラッシーなメロディが多くなっているので、その手が好きな方は飽きが来ないと思います。クロスオーバー系のスラッシュが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.11.2
ANTHRIEL
「The Pathway」
2010 Lion Music
自己満足度 ★★★★☆
フィンランドのプログレッシブ・メロディックパワーメタルANTHRIELのデビューアルバム。マイルドに歌い上げる歌唱力の高いハイトーンシンガーとネオクラ系のギターリストをイメージさせられるテクニカルに弾きまくるギターがとても印象的なバンドで、プログレ風に練り上げられた叙情性豊かなドラマティックな曲展開やキャッチーで荘厳さも感じる美旋律なメロディ、時折メロパワらしいストレートさを感じる楽曲もあって表現力はかなり高いです。プログレ特有の複雑なアレンジはありませんが、プログレッシブメタルが好きな方や初期DGMや初期SYMPHONY X辺りが好きな方は満足感が得られると思います。(じゃーまん):2010.11.2
REZET
「Have Gun, Will Travel」
2010 Iron Kodex
自己満足度 ★★★★
ドイツのスラッシュメタルREZETのデビューアルバム。ジャケ買いです。攻撃的で切れ味のあるクールなリフに重厚なリズム隊と全編疾走感のあるパワフルなメロディがとてもカッコ良いです。きめ細やかな楽曲構成もよく曲数は8曲と少ないのですが充実感のあるアルバムでした。メロディセンスもよく聴きごたえたっぷりです。オールド・スクールものが好きなジャーマン・スラッシャーやDESTRUCTION辺りが好きな方はオススメです。(じゃーまん):2010.11.2
GRAVE DIGGER
「The Clans Will Rise Again」
2010 Napalm Records
自己満足度 ★★★★☆
ドイツの正統派メタルGRAVE DIGGERの15th。今作も今まで同様のGRAVE DIGGERらしいドラマティックな世界観を纏った重厚でファンタジックな楽曲と剛直でツボを突いたメロディはとても安定感があって安心して楽しめます。ギターがManni SchmidtからDOMAINのAxel Rittに交代しましたが、今まで同様ギターもメロディアスで安定感があって上手さも変わりません。ジャケも楽曲の目新しい所も全く変わりありませんが、RUNNING WILD同様これからも我が道を突き進んで欲しいバンドの一つです。(じゃーまん):2010.11.2
BATTLECROSS
「Push Pull Destroy」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★★
アメリカのパワー・スラッシュメタルBATTLECROSSのデビューアルバム。#1美しいオープニングから#2へと入る流れるような疾走サウンドに高揚感を掻き立てられます。基本的にはソリッドで攻撃的な時折哀愁さも感じるメロパワサウンドに、スラッシーで力強く攻め立てるリフと強力すぎるリズム隊を足した感じなのですが、やけにメリハリのついた曲展開と北欧メロデスをイメージさせられるギターフレーズもあって何ともいえない満足感があります。シンガーは聴きやすいデスヴォイスかかった声ですが、シャウトまでパワフルに歌い上げていて表現力はなかなか高いです。また1曲1曲コンパクトにまとまっていて明快な感じがとても良かったです。スラッシュ的な激しさは少し希薄ですが、全体的に安定感が高く自主制作とは思えないほどの完成度の高さです。オススメの好盤です。(じゃーまん):2010.11.2
GHOST MACHINERY
「Out For Blood」
2010 Limb Music
自己満足度 ★★★★★
フィンランドのメロディック・パワーメタルGHOST MACHINERYの2nd。前作の荒削りさは完全になくなり北欧らしいメロディの軽快さや心地よさはそのままに、泣きのギターやドラマティックな曲展開が充実しておりかなりパワーアップした印象になりました。熱いミドルからメロスピファンが喜びそうな疾走チューンまでクオリティの高い楽曲が多いです。またシンガーがKILPIのTapio Laihoに交代し、ギター兼シンガーだったPeteはギターに専念という形になりましたが、力強く歌い上げるシンガーの声は中高音域にとても安定感があり身震いしてしまうくらいカッコ良かったです。ラストにBLACKFOOTの名曲"Send Me An Angel"もカバーされておりなかなかの出来栄えでかなり充実した1枚でした。捨て曲は無くメロスピ〜メロパワ好きの方なら十分楽しめるアルバムです。オススメの好盤です。(じゃーまん):2010.11.2
WITCHCURSE
「Heavy Metal Poison」
2010 Inferno Records
自己満足度 ★★★★★
ギリシャの正統派ヘヴィメタルWITCHCURSEのデビューアルバム。#1の荘厳なイントロからは想像も出来ないほど熱くクサイメロディで、ツインギターのハモリが来た瞬間腰砕けになってしまいました。少し前のギリシャのバンドらしい80年代正統派メタルチューンが満載です。シンガーはクサれていますし、演奏自体もB級なのですが、ストレートでパワフルな楽曲群に高揚感が高まります。聴けば聴くほど味が出てくる良質の王道クサレメタルです。この手の80年代正統派やMETALUCIFER辺りが好きな方は堪らないサウンドです。音が悪いとか色々と不満な点はありますがそれを気にさせない熱さがあります。(じゃーまん):2010.10.27
HOLY GRAIL
「Improper Burial」
2009 HG Records
自己満足度 ★★★★★
アメリカの正統派ヘヴィメタルHOLY GRAILの4曲入りミニアルバム。全4曲ながらハイテンションで突き進み、疾走感、パワーと三拍子揃っていてあっという間に再度リピートしてしまいます。安定したリズム隊にメロディアスなギター、シンガー、ジャケに至るまで申し分なく、JUDAS PRIESTとACCEPTの名曲のカバーも疾走感たっぷりでよく出来ているので特に不満な点はありません。すでにAmazonや一部のSHOPではデビューアルバムが入荷しているので早く聴きたいところです。(じゃーまん):2010.10.27
EXCALIBUR(FRA)
「Fils Vengeur」
2009 Emanes Metal Records
自己満足度 ★★★★★
フランスの正統派ヘヴィメタルEXCALIBURの1984年、1985年の2枚のデモやライブ等15曲を収録した音源集でジャケのアートワークは終わっていますが、内容はクオリティの高い80年代正統派メタルチューンが満載で、ハイトーンシンガーがソウルフルに歌い上げ、流麗でテクニカルに弾きまくるギター、安定したリズム隊と強力なミドルから爽快な疾走チューンまで古さは感じますがメロディセンスは抜群です。VULCAINやKILLERS辺りが好きな方はオススメです。マニア向けです。(じゃーまん):2010.10.27
BLACK HORIZON
「The Choice」
2010 Pervade Productions
自己満足度 ★★★★
フランスの正統派パワーメタルBLACK HORIZONのデビューアルバム。1991年から活動をしているバンドで既にベテラン級ですがようやくデビューアルバムをリリースしました。少しダークで地味な正統派サウンドをやっていますが、力強いリフと小気味良いリズム隊がなかなかカッコよく、ドラマティックな曲展開やIRON MAIDENを彷彿させられるギターリフも所々みられます。ただアルバムの曲構成が少し悪かったり、中音域に歌い上げるシンガーに安定感が無かったりと少し不満な点もありますが、結局何回もリピートしてしまう中毒性があります。特に#7、#10のパワーチューンに聴き惚れてしまいました。正統派B級マニアの方はそこそこ楽しめると思います。(じゃーまん):2010.10.27
STRIKER
「Eyes in the Night」
2010 Iron Kodex Records
自己満足度 ★★★★★
カナダの正統派ヘヴィメタルSTRIKERのデビューアルバム。分厚いメロディに気持ちの良い攻撃的な疾走チューン、前回のミニのような親父臭さは少し抜けているような気がしますが、80年代王道メタルのツボを突いた楽曲に感涙ものです。シンガーのハイトーンも前回よりも磨きがかかり、シャウトは背筋がゾクゾクしてしまう程カッコよいです。また今回はジャーマンメタルをイメージさせられる少しキャッチーな楽曲も入っていて聴きやすくなっています。NWOTHMが好きな方なら十分楽しめるアルバムです。オススメの好盤です。(じゃーまん):2010.10.27
VOLTAX
「Fugitive State of mind」
2010 Blower Records
自己満足度 ★★★★☆
メキシコの正統派メタルVOLTAXの2nd。前作よりは少し垢ぬけた感じですが、今作もスパニッシュメタルらしさはあまり感じず、伸びやかに歌い上げるハイトーンシンガーのシャウトはカッコよく、楽曲も聴きやすい80年代正統派メロディが満載で、とてもクールでダイナミックな楽曲が多く、RUNNING WILDやACCEPTをイメージさせられる曲もあればJUDAS PRIESTやRIOT等からも影響を受けたようなサウンドが目白押しで、この頃の80年代正統派メタルが好きな方はハマると思います。歌詞は英語とスペイン語を織り交ぜているのですが、英語の方が少しスッキリしているせいか、歌声が薄く少しパワー不足な点が気になりました。でも捨て曲無くカッコ良いアルバムなのでマニアの方は十分に楽しめます。(じゃーまん):2010.10.27
ORACLE
「Desolate Kings: The Oracle Anthology」
2010 Divebomb Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの正統派ヘヴィメタルORACLEの1992年に発表したデビューアルバムに3枚のデモをプラスした再発盤です。力強く熱く歌い上げるハイトーンシンガーは少しアクが強いのですが歌唱力はなかなか高く、攻撃的でソリッドなメタルチューンはかなり燃える極上のサウンドです。楽曲は少し個性的でミドルチューン中心ですが、時折プログレッシブメタルのような曲展開を聴かせる事や迫力のあるギターリフにテクニカルなリズム隊など聴き所は満載です。正統派マニアの方は結構楽しめると思います。(じゃーまん):2010.10.23
NEVERLAND
「Ophidia」
2010 AFM Records
自己満足度 ★★★
トルコのメロディック・メタルNEVERLANDの2nd。久しぶりのジャケ買いでした。前作はブラガのハンズィ・キアッシュもゲスト参加していましたがアルバムは持ってません。楽曲はスロー〜ミドルチューンのゆったりとしたドラマティックで、やや地味目なシンセとファンタジックで哀愁漂う練り込まれた楽曲なのですが壮大さや熱さが足りないせいか?男女シンガーの表現力がイマイチ無いせいなのか、楽曲にインパクトが無く淡々と突き進んでおり、聴かせ所があまりなく個人的にイマイチ楽しめませんでした。でも各パートの演奏レベルは高いので印象的な楽曲が1曲でも増えれば化けると思います。次作に期待。(じゃーまん):2010.10.23
LEONARDO
「Armageddon」
2010 Heart of Steel Records
自己満足度 ★★★★
セルビアのネオクラシカル・メタルLEONARDOの2nd。テクニカルに弾きまくる超絶ギターリストとクラシカルな旋律を弾くkeyが何とも言えない美しさを持っています。東欧メタル特有の叙情的なメロディに少し懐かしさの感じるインギーっぽい音楽性が結構マッチしていて心に響き渡ります。ただマイルドに歌い上げるハイトーンシンガーが少し不安定で声量が無いのが残念ですが、楽曲の完成度はなかなか高く聴きごたえはありました。RAINBOWや少し前のYNGWIEから影響された音楽性ですのでその辺りが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.10.27
HEIDEVOLK
「Uit Oude Grond」
2010 Napalm Records
自己満足度 ★★★★
オランダのペイガン・フォークメタルHEIDEVOLKの3rd。勇ましく歌い上げる基本路線は前作と変わらないのですが、無骨なまでに力強く歌い上げるシンガー、コーラス隊の分厚い歌声のせいか、前作までの華麗なメロディが半減してしまった気がします。全編力強い歌声とヘヴィなリフでグイグイ攻めています。個人的に良かったのは前作をイメージさせられる#7のインスト、やっぱりヴァイオリンが良いなぁ。全体的に言えばクオリティは高いものの、なんか力強さだけが抜き出てしまっていて以前までのHEIDEVOLKらしいフォーキーなサウンドが無くなってしまったのはとても残念です。(じゃーまん):2010.10.15
QUINTA ENMIENDA
「Ne Bis In Idem」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルQUINTA ENMIENDAのデビューアルバム。ジャケはチープですが、伸びやかに歌い上げるパワフルなシンガーを中心に熱い哀愁のスパニッシュメタルが聴けます。シンフォニックで厚みのある美旋律のkeyとドラマティックな曲展開、B級クサさを伴った少し懐かしさの感じるメロディ、力強いギターと安定感のあるリズム隊とクオリティもなかなか高くB級スパニッシュメタル好きには堪らないアルバムでした。(じゃーまん):2010.10.15
METALIAN
「Wasteland」
2009 自主制作
自己満足度 ★★★★★
カナダの正統派ヘヴィメタルMETALIANのデビューアルバム。80年代王道正統派チューン目白押しの楽曲群で特に#2、#6の疾走キラーチューンはオヤジメタラーは必聴もののカッコよさがあります。欧州正統派を感じさせるウェットな哀愁のメロディとパワフル歌い上げるシンガーに熱いコーラス隊は個人的にツボでもう堪らんです。少しHIGH SPIRITSやJUDAS PRIESTを彷彿させるミドルチューンもあって素晴らしいです。漢らしさの感じる80年代正統派ヘヴィメタルや、NWOBHMが好きなマニアの方にオススメの1枚です。(じゃーまん):2010.10.15
MILITIA
「Fiend Of Misery」
2010 Stormspell Records
自己満足度 ★★★★
アメリカのパワー・スラッシュメタルMILITIAが1989年と1990年に発表した2枚のデモから収録した全5曲の音源集です。FATES WARNINGのようなダークな正統派をイメージさせられる怪しげな楽曲と、スリリングなスラッシュ疾走チューンを足したような音楽性で緩急をつけた楽曲は結構魅力的です。またテクニカルなギターと熱いリズム隊がとても印象的で良かったのですが、伸びやかに歌い上げるハイトーンシンガーが少し安定感がないのが残念でした。TOXIK辺りの個性的な80年代USスラッシュが好きな方にオススメです。曲順は違いますがマイスペで全曲聴けますので気になる方は是非聴いてみて下さい。(じゃーまん):2010.10.15
SKELATOR
「Death To All Nations」
2010 Metal On Metal Records
自己満足度 ★★★★★
アメリカの正統派エピック・スピードメタルSKELATORの2nd。相変わらずテンションの高いハイトーンシンガーとメロディアスなリードギターに身震いしてしまいます。漢らしく勇ましいコーラス隊とツボを突くキラーなメロディで#1からガッツポーズです。ダークでドラマティックな楽曲から勇壮且つキラーな疾走チューンまで、熱い中毒性のある楽曲群ばかりで感動ものです。最初に聴いた時は前作に比べると少し地味な印象もありましたが、何度も聴いていくうちに良さが全身に伝わっていきます。MANOWARやIRON MAIDENが好きなB級正統派をこよなく愛する人にオススメのアルバムです。個人的には会心の1枚でした。(じゃーまん):2010.10.8
FALLEN ANGELS
「Engines Of Oppression」
2010 Metal On Metal Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカのスラッシュメタルFALLEN ANGELSの2nd。ヨーロッパの正統派をイメージさせられる湿り気を帯びた叙情的なメロディに、アグレッシブに疾走するスラッシーなアルバムに仕上がっています。前作よりは楽曲のインパクトは無くなりましたが、流麗なギターソロやツインのハモリ等もカッコよく、ドラマティックな曲展開や楽曲の出来映えは格段にアップしており、メロディセンスは抜群でスラッシュという枠だけにおさまらない音楽性になっています。特にラストのキラー疾走チューンがお気に入りです。(じゃーまん):2010.10.8
INFAMIA
「La Cuenta Atras 」
2010 Avispa
自己満足度 ★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルINFAMIAの2nd。#1のイントロだけ聴くと北欧メロデスのような音楽性に少し驚きましたが、全体的には哀愁のメロディに力強くスリリングな楽曲が多くなり前作よりパワーアップしました。ただ独特のクサさが半減してしまったせいか、どことなく物足りなさを感じてしまいます。#8のようなキャッチーで躍動感のある疾走チューンもあるのですが、全体的にスッキリとしたクールな印象になったせいか今一歩熱くなれませんでした。(じゃーまん):2010.10.8
MADE OF HATE
「Pathogen」
2010 AFM Records
自己満足度 ★★★★☆
ポーランドのメロディック・デスメタルMADE OF HATEの2nd。相変わらずCHILDREN OF BODOMを彷彿させるメロディスタイルは変わりありませんが、前作よりも安定感が増し少しオリジナリティも生まれて良かったです。またギターがさらに派手になりネオクラシカルなフレーズを縦横無尽にかなり弾きまくってます。前作より洗練された美しい曲展開、パワフルに歌い上げる熱いコーラス隊等、イモ臭さは変わりありませんが全体的に成長したという印象です。全盛期のチルボドが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.10.8
DARK HORIZON
「Angel Secret Masquerade」
2010 Underground Symphony
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのメロディック・パワーメタルDARK HORIZONの3rd。2ndから随分と年月が経ったせいかクサメタルらしさが抜けて随分と丸みを帯びてクラシカルなメロハーを聴いているような感覚に陥ります。爽快なメロディが軽やかに駆け抜けていくような、しっとりと聴かせる楽曲が多くなり力強さはあるのですが、1stのような疾走感やクサいシンフォニックさは完全に払拭されてしまいました。疾走チューンがなくなった訳ではありませんが、全体的にはゆったり聴かせるミドルが多くなっています。初期のDARK HORIZONを期待すると肩透かしを食らいますが、各パートの演奏は上手くなり、シンガーもパワフルに歌い上げ表現力豊かでUnderground Symphonyレーベルらしからぬクオリティです。(じゃーまん):2010.10.8
SARATAN
「Antireligion」
2010 My Kingdom Music
自己満足度 ★★★★
ポーランドのパワー・スラッシュメタルSARATANの2nd。パワフルに攻めるモダン・ヘヴィネス的なグルーヴ感を全体的に押し出しているバンドで、スリリングに攻め込んでくるザクザクのスラッシーなリフは重厚感があり分厚いサウンドが堪らなくカッコ良いです。また時折オリエンタルなフレーズがあったり、緩急をつけた妖艶な曲展開を魅せたりとテクニカルに攻めるギターも心地良く、突進力のあるリズム隊もワイルドに攻めておりクオリティはかなり高いです。モダン系のスラッシュが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.10.8
FATAL EMBRACE
「The Empires of Inhumanity」
2010 Metal Blade Records
自己満足度 ★★★★
ドイツのスラッシュメタルFATAL EMBRACEの4th。1st、2ndは持っていなく前作はジャケ買いでしたが、前作よりもエネルギッシュでクサいメロディに燃えました。演奏は相変わらず粗いのですが、ハイテンションなシンガーとスラッシュらしいスカッとしたメロディに惚れ惚れします。でも楽曲がバラエティになり過ぎて統一感が無かった事とKREATORやMETALLICAをイメージさせられる楽曲があってオリジナリティが欠けていた事が少し残念です。ラストのIRON MAIDENのカバーは少しダラダラしていますがいいアレンジでまあまあ良かったです。なんだかんだ言っても結構聴いているアルバムなので満足感はあります。(じゃーまん):2010.10.8
REDOX
「Equilibrium」
2010 Voliac Rock Produccions
自己満足度 ★★★☆
スペインのパワー・スラッシュメタルREDOXの2nd。デスヴォイスがかったダミ声のパワフルな女性シンガー熱く歌い上げストレートな正統派メロディにオールド・スクールのスラッシュメロディが絡むといったスタイルでザクザクのギターリフ、重厚なベースが結構心地よいです。また悲壮感漂うクリーンヴォイスの楽曲もあったり、演奏は少し粗いですがメロディアスなギターソロもあって聴き所は結構あるのですが、何かが足りないのか今一つ燃えませんでした。初期HOLY MOSESが好きな方は少し楽しめるかもしれません。マニア向けです。(じゃーまん):2010.10.8
ENDOVEIN
「Waiting for Disaster」
2010 Punishment 18 Records
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのスラッシュメタルENDOVEINのデビューアルバム。流麗に弾きまくるギターに手数の多いリズム隊は、小気味良くスタスタと疾走するスピーディな楽曲が多くてとてもエネルギッシュでグッと胸が熱くなります。メロディは正統派色とベイエリア色を足したような緩急をつけた音楽性でずっと爆走している訳ではありませんが、FORBIDDENやANTHRAXを彷彿させる楽曲もありその辺りが好きな方は満足感があるかもしれません。シンガーも中高音域に安定感があり少しアクがありますが結構歌えています。(じゃーまん):2010.10.8
DIVISION
「Control Issues 」
2010 Two-Fiths Gone Records
自己満足度 ★★★★
アメリカの正統派パワーメタルDIVISIONの4th。80年代ベイエリア・スラッシュのような要素を持った印象的なリズム隊に分厚いリフとギターが走るメロディカルな楽曲、それに中音域をマイルドに歌い上げるパワフルシンガーが絡むが、シンガーがあまり上手くないせいかなのか、テクニックが光る流麗なギターがこのリズムに合っていないのか楽曲が少し浮いて聴こえる。メロディセンスは悪くないので少し惜しい気がします。気分はTESTAMENTやLAAZ ROCKITにも通じる音楽性なので、その辺りが好きな方はハマるかもしれません。また疾走チューンもありますが殆どの曲が起伏があまり無いミドルチューンなので、カッコ良いリフの割にはインパクトに欠けるのが残念です。でも#1のイントロは燃えました。(じゃーまん):2010.10.8
DISGRACE
「Mental Disorder」
2010 Abuelizer Prods.& Sade Recs
自己満足度 ★★★★
メキシコのスラッシュメタルDISGRACEのデビューアルバム。C級以下のコアなポンコツ・スラッシュメタルファンが好みそうな少しチープなサウンドですが、スタスタと疾走する軽快なスピードチューンが何とも言えない高揚感を誘います。シンガーは吐き捨てタイプなのですがテンション高く熱く歌い上げており、結構メロディにあっていて好感が持てます。リフも刻みもいいですし、リズム隊も笑ってしまうほど熱さが伝わってきます。ブラジル系の熱いコアな80年代スラッシュメタルが好きな方にオススメです。正統派っぽいフレーズや聴きごたえのあるパワフルなインスト等カッコ良い曲もあるので個人的には十分楽しめました。(じゃーまん):2010.10.8
ANGELUS APATRIDA
「Clockwork」
2010 Century Media Records
自己満足度 ★★★★★
スペインのスラッシュメタルANGELUS APATRIDAの3rd。強烈なインパクトと共にひたすら突っ走る疾走感が堪りません。ソリッドでテクニカルに刻むザクザクのリフ、モダン的な要素もあってとにかくエネルギッシュで文句なしにカッコ良いアルバムです。パワフルに歌い上げるシンガーも強力で今年のベスト候補です。捨て曲無しで楽しめる好盤です。(じゃーまん):2010.10.8
EVIL OFFERING
「Wake up for Another Nightmare」
2010 Underground Defenders Prods
自己満足度 ★★★★
チリのスラッシュメタルEVIL OFFERINGのデビューアルバム。バンドは1998年から活動をしているので結構ベテランです。オールドスクールを意識させられる楽曲で演奏は結構安定感があり、突進力のあるリズム隊に、攻撃的なザクザクした刻みまくるリフ、熱く疾走する曲展開や少し垢ぬけたコーラス等なかなか良かったです。ただ問題は音が悪くエコーがかったようなシンガーの声、籠ったように聞こえる演奏等わざとこういう作りにしているんだとしても個人的には残念な音でした。でもジャケはカッコいいし、演奏自体のクオリティはなかなかなのでB級スラッシュ好きの方はツボにハマる事間違いなしです。(じゃーまん):2010.10.8
EMERGENCY GATE
「The Nemesis Construct」
2010 Twilight Zone Records
自己満足度 ★★★★
ドイツのメロディック・デスメタルEMERGENCY GATEの4th。SUIDAKRAのシンガーが歌っているという事で気になって今回初めて聴きましたが、ノーマルヴォイスとデスヴォイスが絡んでいてノーマルヴォイスはパワフルで結構上手く、重厚なリズム隊や美旋律のツインギター、シンフォニックなkey等ゲーム調の少しピコピコした楽曲や美旋律の曲展開等、典型的な北欧メロデスを意識させられます。新しさはありませんがシンプルな楽曲が多く聴きやすくて安心して楽しめるメロデスです。SONIC SYNDICATE辺りが好きな方オススメです。(じゃーまん):2010.10.8
STEEL MAID
「Raptor」
2010 Karthago Records
自己満足度 ★★★★☆
ドイツの正統派ヘヴィメタルSTEEL MAIDのデビューアルバム。RITUAL STEELのメンバーとRAVAGEのシンガーによるバンドで、80年代正統派をイメージさせられる音楽性と高揚感のある伸びやかに弾きまくるギター、温かみの感じるメロディやウェットな質感を持つ叙情的なメロディまで表現力もあり、ソリッドで攻撃的なリフもあって楽曲自体はスッキリとしていますが結構耳に残ります。また漢らしく歌い上げるシンガーはとてもパワフルで熱く魅力的な歌声です。スロー〜ミドルチューンが多いですが、ハッとさせられるアクセントのあるフレーズや練り込まれた曲展開もあってなかなか聴きごたえがありました。お気に入りは#3のギターソロ、#5の爽快な疾走チューン、コーラス隊が熱い#7です。B級正統派が好きな方からACCEPTやHAMMERFALL辺りが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.10.8
LIGHTNING
「Five Rings」
2010 King's Lineage
自己満足度 ★★★★☆
東京の正統派メロディック・パワーメタルLIGHTNINGの2nd。#1を聴いて前作とはまた一風変わった音楽性にビックリしました。基本路線は変わっていないのですが、メンバーの大幅な交代により新生LIGHTNINGが始動した感じです。疾走チューンから哀愁のミドルまでカッコ良い楽曲が満載で特に#4、#5、#6、#8、#11がお気に入りです。相変わらずIRON-CHINO氏はメロディアスなギターソロを美しく弾きまくっていますし、KOUTA氏とのツインもなかなか聴きごたえがあって満足感がありました。それから最初は交代した新しいシンガーの声が少し抵抗があったのですが、聴いて行くうちに慣れて今は結構渋くてよい声に聴こえます。ラストに"仮面ライダーBLACK"が入っていたのは個人的に満足です。またライナーのメンバー紹介は幕末をイメージさせられる写真で侍をコンセプトにした作り込みは手が込んでいます。(じゃーまん):2010.9.26
時空海賊SEVEN SEAS
「Imagination」
2008 Cross M Records
自己満足度 ★★★★☆
日本のメロディック・スピードメタル時空海賊SEVEN SEASの4th。残念ながらこのアルバムを出した後2009年に解散してしまったが、ファンタジックで雄大な楽曲をベースにキャッチー且つメロディアスなツインギターが絡み、明快に歌い上げるハイトーンシンガー等、非常にパワーアップしており今作もツボを突くクオリティの高い楽曲ばかりでサビやギターソロなど印象的なギターがなんとも言えない高揚感があって満足度は高かった。漢企画から出したミニから何度かLiveにも足を運んだので解散は凄く残念でならない。今後のメンバーの活躍に期待します。久しぶりに繰り返し沢山聴いてしまった。(じゃーまん):2010.9.26
GAIA PRELUDE
「To Beyond of the Infinity」
2006 YggrDrasill Records
自己満足度 ★★★★☆
愛知のメロディックメタルのデビューアルバム。インギーをイメージさせれるメロディアスで縦横無尽に弾きまくるギターと疾走感のあるパワフルなリズム隊はかなりカッコよく、一時期ヘビロテになっていました。全編インストですがクラシカルな楽曲だけではなく、熱く力強い正統派サウンドもあるのでかなり楽しめました。今はkey、ドラム、ギターの3人構成らしいですが頑張って欲しいバンドです。アルバムはこの1枚しか持ってませんが2ndが2008年に発売されているみたいなので機会があれば聴いてみようと思います。(じゃーまん):2010.9.26
AZRAEL(JPN)
「Dream On」
2010 Black-Listed Records
自己満足度 ★★★★
神奈川のメロディックメタルAZRAELの4th。久しぶりのアルバムですが今作も前作同様の明快且つキャッチーな路線で、全体的にメロディックで聴きやすいバラエティに富んだ楽曲が多く、AZRAELファンを飽きさせないアルバムに仕上がっています。また少しダークでパワフルな印象の楽曲も増えて円熟味が増した感じで良かったのですが、今作はキラーチューンになるようなインパクトのある楽曲が無いのが残念です。前作に比べると少しトーンダウンな感じがしました。でもクオリティは高く演奏レベルは文句無しですのでメロディックメタルが好きな方は安心して楽しめます。(じゃーまん):2010.9.26
SKYWINGS
「The Advent Melody」
2009 Planet
自己満足度 ★★★★☆
大阪のメロディック・スピードメタルSKYWINGSのデビューアルバム。キラキラした軽快な疾走感とドラマティックなメロディ、印象的なギターワーク、リズム隊もいいフットワークで攻めており、メロディセンスは高いです。シンガーは個人的に少し苦手な声ですがX JAPNのTOSHIに少し似た伸びやかなハイトーンを聞かせます。クサくてシンフォニックなkeyも良いし、デビューアルバムとしてはなかなかのクオリティです。#1、#2がお気に入りです。(じゃーまん):2010.9.26
KNIGHTS OF ROUND
「The Book Of Awakening」
2010 Black-Listed Records
自己満足度 ★★★★
東京のメロディック・スピードメタルメタルKNIGHTS OF ROUNDの2nd。煌びやかなオープニングから劇的でシンフォニック且つ明快なメロスピが聴けます。哀愁のギターも泣きまくっていますし、全体的に前作よりも表現力も上がっているのですが、シンガーやメンバーが交代したせいか正統派クサさが半減して個人的にワクワク感がなくなったのが残念です。でも独特のクサいメロディは健在ですし、後半は今までとは違った楽曲で新たに挑戦している意気込みを感じました。#3、#9、#11がお気に入りですが、前作は沢山あったキラーチューンが今作は1曲しかないのが残念です。次作に期待です。(じゃーまん):2010.9.26
PATHFINDER
「Beyond The Space Beyond The Time」
2010 Radtone Music
自己満足度 ★★★★☆
ポーランドのシンフォニック・スピードメタルPATHFINDERのデビューアルバム。RHAPSODY OF FIREを想起させるような壮大なメロディとDRAGONFORCE風のピロピロした美麗な疾走感がなんとも言えない高揚感があって素晴らしいです。曲は約80分のファンタジックな大作でドラマティックな展開やオーケストレーション等も躍動感があって楽曲はよく練り込まれています。シンガーはブラガのハンズィをイメージさせられるヴォーカルで、中音域はなかなかパワフルに歌い上げていますが時折弱さが出てしまっているのが残念です。でも女性コーラス隊や女性シンガーとの歌の絡みはいい感じだし、聴きごたえはかなりありました。ただデス・ヴォイスがあったり少し楽曲が長いせいか、詰め込み過ぎな感じがしました。まあメロディセンスは高いので、この手のメロスピ系のバンドが好きな方にオススメです。ポーランドのバンドといえばいつも正統派ばかり聞いているので、この手のバンドは新鮮でした。(じゃーまん):2010.9.13
CRYSTAL TEARS
「Generation X」
2010 7Hard Records
自己満足度 ★★★★★
ギリシャの正統派メロディック・パワーメタルCRYSTAL TEARSの2nd。音質がかなり良くなったせいなのかパワフルさが大幅にアップし、パンチのある重厚なザクザクしたリフ、ドラマティックな曲展開も美しく、正統派のツボを突きまくるストレートなメロディもあって満足感は高いです。シンガーがパワフルな女性シンガーからイアン・パリに交代したせいなのか、前作よりもメロディックな印象を受けました。イアン・パリの伸びやかな歌唱力は抜群ですし、泣きまくりの流麗なギター、オリジナリティ溢れる楽曲もあって素晴らしいものがあります。またギリシャらしい独特のB級クサさはあまり感じられませんし、ドキっとするような曲展開等前作を大きく上回る好盤になっています。キラーな#1、#6に悶絶です。(じゃーまん):2010.9.12
SKULLVIEW
「Metalkill The World」
2010 Pure Steel Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの正統派ヘヴィメタルSKULLVIEWの4th。2001年に発売された3rdから久しぶりに発売されて少しびっくりしましたが、相変わらずマニアをうならせる様な汗臭い正統派チューンに悶絶です。もうどの曲も笑ってしまうほどクサすぎて、ちょっとついていけないようなカルトなナンバーもありますが、シンガーのシャウトもカッコ良いし、自然に首が振れてしまう程躍動感のあるキラーな疾走チューンもあって表現力にも磨きがかかった気がします。万人向けではありませんがOMENやSACRED STEEL辺りが好きな方はオススメです。(じゃーまん):2010.9.12
ICY STEEL
「As the Gods Command」
2010 Pure Steel Records
自己満足度 ★★★★
イタリアの正統派エピックメタルICY STEELの2nd。今作もクールでダークな印象に仕上がっていて地味な感じの楽曲が多いのですが、前作に比べ確実に演奏のレベルも上がっており、エピックっぽい泣きのメロディやダークファンタジーっぽい独特の妖しさや勇壮さが出ていて、なかなかカッコ良いです。シンガーの熱いシャウト、漢クサいコーラス隊、パワフルなリズム隊など聴きどころは結構あります。7〜9分くらいの長めの曲が何曲かあるのですが、これが非常に練り込まれた楽曲でドラマティックなメロディは重厚感と切なさがあって秀越です。キラーな疾走チューンはありませんが#1は個人的に鳥肌ものでした。B級正統派メタルやMANOWARが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.9.12
DRAGONSFIRE
「Metal Service」
2010 Pure Steel Records
自己満足度 ★★★★☆
ドイツの正統派パワーメタルDRAGONSFIREの2nd。程良い疾走感とツボを突くソリッドでパワフルなメロディがカッコ良いです。典型的でストレートなジャーマン・パワメタで、どこかで聞いたようなフレーズもあったりしますが、緩急をつけたドラマティックな曲展開もあって今作も良作です。特に#3、#4、#7、#9、#10、#11がお気に入りです。漢クサくて暑苦しい正統派メタルが好きな方やGRAVE DIGGER辺りが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.9.12
IRON FATE
「Cast in Iron」
2010 Massacre Records
自己満足度 ★★★★☆
ドイツの正統派パワーメタルIRON FATEのデビューアルバム。スラッシュがかったスリリングで重厚感溢れるメロディにJUDAS PRIESTをイメージさせられる湿り気の感じるヨーロッパテイストの正統派メロディがプラスされてカッコ良いです。ツインギターのハモリもメロディアスで美しいし、頭を振りたくなるようなリフ等ミドルチューンと疾走感のある楽曲のバランスもなかなかよく、熱くパワフルに歌い上げるハイトーン・シンガーは、中音域に少し不安があるものの声質は好きな声なのでとてもカッコ良かったです。クオリティはなかなか高いのでBRAIN STORM辺りが好きな方にもオススメです。(じゃーまん):2010.9.11
ENFORCER
「Diamonds」
2010 Heavy Artillery Records
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンの正統派ヘヴィメタルENFORCERの2nd。前作は今でも何度も聴きたくなるくらいの名盤ですが、今回は前作に比べるとキャッチーさと軽快感が増して若干音楽性が変わっているのですがコンパクトでまとまり感が出たというか、色々な面で前作を上回る80年代サウンドでカッコ良いです。相変わらず歌唱力の高いハイトーン・シンガーがカッコよく歌い上げ、滑らかに弾きまくるツインギターも文句なしに素晴らしく、ドラマティックな曲展開や曲によっては印象的なベースにも惹き込まれます。NWOBHMが好きな正統派ファンは是非。(じゃーまん):2010.9.12
SEVEN KINGDOMS
「Same」
2010 Nightmare Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカのメロディック・パワーメタルSEVEN KINGDOMSの2nd。前作はファンタジックなジャケがカッコ良いので何度か購入しようと思っていたのですが、何度も買い逃しているうちに機会がなく結局未聴です。このアルバムはパワフルなリズム隊と、哀愁のメロディアスなツインギター、ウェットな女性ハイトーン・シンガーが熱く歌い上げ、楽曲によっては男性デス・ヴォイスが絡みます。ミドルチューンから疾走チューンが中心のストレートな楽曲なのでとても心地よく聴けました。特に後半#8から最後の曲までキラーチューンばかりで熱いです!!デスヴォイスも絡む女性シンガーですがゴシックぽい印象はなくスタイルはHAMMERFALLやスッキリしたCRYSTAL VIPERに近いので、その系統のヨーロピアンメタルが好きな方は是非。(じゃーまん):2010.9.12
FINAL AXE
「Beyond Hell's Gate」
2010 Retroactive Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカのクリスチャンメタルFINAL AXEの1989年に発表したデビューアルバム。再発盤です。オリジナル盤は持っていないし2005年に発売された復刻CD盤も買い逃してしまったので今回入手出来てとても嬉しいです。メロディアスなギターと良質でパワフルな正統派サウンドが堪りません。聴きどころはやはり名曲"Baptized in Blood"と"Soldier of Comprimise"、"Rated X"が好きです。オリジナル盤や復刻CD盤とはまた違って少し曲(アレンジ)が増えているので、マニアの方は買いかもしれません。80年代テイストを満喫したい正統派ヘヴィメタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.9.12
SPARTAN WARRIOR
「Behind Closed Eyes」
2010 Iron Age Records
自己満足度 ★★★★
イギリスのNWOBHM、SPARTAN WARRIORの3rd。80年代に2枚のアルバムを出して解散したSPARTAN WARRIORが再結成です。ジャケは購買意欲を欠くものでしたが、昔と変わらない楽曲で音質も良くなって復活です。特に#1の出だしのギターにやられてしまいました。今作はメタリック感が減退し少し丸みを帯びた楽曲が増えた感じですが、相変わらずセンスの高い哀愁のメロディとメロディアスなコーラス隊はとても印象的で安心して楽しめました。お気に入りは#1、#4、#8です。グッとくる曲は数曲しかありませんが、哀愁のB級正統派が好きな方はオススメです。マニア向け。(じゃーまん):2010.9.12
PHANTOM X
「This Is War」
2009 Perris Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの正統派パワーメタルPHANTOM Xの3rd。ジャケのカッコよさにつられジャケ買いです。前2作は未聴ですが少し懐かしさの感じる良質なUSパワーメタルをやっており、安定したリズム隊、中高音域をパワフルに歌い上げる元OMENのシンガーのKevin Goocherもカッコ良いし、激熱なコーラス隊、流麗な美しいメロディラインを弾くツインギターも良い感じです。クサレていないスッキリしたOMENという感じでとても聴きやすく、やや湿り気の感じる叙情的なメロディも素晴らしいし、キラーチューンの#2"This Is War"を含め数曲に光があります。80年代USパワーメタルやIRON MAIDEN直系メタルが好きな方にオススメの好盤です。(じゃーまん):2010.8.28
CLOVEN HOOF
「Throne of Damnation」
2010 Elemental Media Music
自己満足度 ★★★★☆
イギリスのNWOBHM CLOVERN HOOFの新作ミニアルバム。#1からIRON MAIDENをイメージさせられる楽曲でカッコよく、名曲"Night Stalker"と"Freak Show"2曲の再録バージョンもカッコ良いし、新曲も昔のクサレ路線はないもののなかなか聴きごたえがありました。5曲ながらCLOVEN HOOFファンには堪らないアルバムになっています。正統派好きの方は見かけたら是非。(じゃーまん):2010.8.28
LABYRINTH
「Return to Heaven Denied Pt. II - "A Midnight Autumn’s Dream"」
2010 Marquee Avalon
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのメロディック・パワーメタルLABYRINTHの7th。#1から2ndの頃の勢いを感じさせる緩急のつけたパワメタ疾走チューンで、重厚モダン路線だった頃より遙かに良くなっている。オラフ・トーセンが復帰したせいか、やはり原点回帰をしたLABYRINTHはこうじゃなきゃと思ってしまう。ゆったりと聴かせる深みのあるバラードやドラマティックに展開するミドルチューンもあるので、全体的には完全にメロスピファンの心を鷲掴みするような勢いというものは無いけれど、これはこれで満足感の高いアルバムになったのは確かだ。またLABYRINTHらしい天を駆け抜けるような疾走チューンの美しいサビメロは健在で何回聴いても鳥肌ものです。初期のLABYRINTHが好きだった方はオススメです。(じゃーまん):2010.8.28
INVECTION
「Derealization」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★☆
アメリカのスラッシュメタルINVECTIONのデモを入れると通算5作目となる4曲入りミニアルバム。#1から破壊力と殺傷力のあるパワーとスピード、アグレッシブでクランチーなリフの刻みが心地よく前作もかなりの衝撃でしたが、今作も期待を裏切らない内容で悶絶ものです。どの曲もハイテンションで鬼気迫る演奏に釘付けです。特に#1、#2がお気に入りです。デビューアルバムが早く発売される事を心待ちにしたいと思います。じゃーまん):2010.8.28
ALIOTH
「30° Norte」
2009 Santo Grial Records
自己満足度 ★★★★
スペインの正統派ヘヴィメタルALIOTHの2nd。パワフルでソリッドなヘヴィメタルに哀愁さをプラスした楽曲はとても聴きやすく、骨太シンガーもコーラス隊も力強く歌い上げて楽曲構成もなかなか良いです。時折キャッチーな感じも臭わせますが、突進力のあるツーバスドコドコスタイルにアグレッシブなギターリフも安定感があるし、往年のMUROっぽい雰囲気を感じさせる楽曲もあってなかなかカッコ良いです。直球ストレートな熱いスパニッシュメタルが好きな方や、EASY RIDER、SARATOGA辺りが好きな方にもオススメです。(じゃーまん):2010.8.28
MAGION
「Close to Eternity」
2010 自主制作
自己満足度 ★★★★☆
オランダのシンフォニック・ゴシック・パワーメタルMAGIONのデビューアルバム。大仰なシンフォニック・ゴシックをやっており、スリリングでドラマティックな曲展開とヘヴィなリフを刻むメタリックなギター、透明感のあるソプラノ女性シンガーはAFTER FOREVERやNIGHTWISHを彷彿させます。時折入る男性デスヴォイスもなかなかパワフルでカッコ良いし、女性シンガーに表現力もあるのでとても新人バンドとは思えません。クオリティもかなり高く既に貫禄すら感じます。NIGHTWISH系のバンドが好きな方にオススメです。じゃーまん):2010.8.28
INFINITY OVERTURE
「Kingdom of Utopia」
2009 Lion Music
自己満足度 ★★★☆
デンマークのシンフォニック・パワーメタルINFINITY OVERTUREのデビューアルバム。ファンタジックで劇的に展開するメロディックメタルをやっている。シンガーは男女混成でメインは元ELEGYのイアン・パリーが務めている。イアン・パリーの伸びやかなハイトーンは相変わらず歌唱力があり聴きごたえがあるが、リズム隊が少しゆったりとしたスタイルをとっているせいか単調に聴こえ、シンフォニックで印象的なキーボードもスケールの大きい煌びやかなメロディをきかせてるんだけど、スロー、ミドルチューンが多かったせいか個人的には今ひとつ物足りなかった。楽曲1つ1つは凝った作りなので、今後のバンドの成長に期待したい。(じゃーまん):2010.8.28
MYRATH
「Desert Call」
2010 Nightmare Records
自己満足度 ★★★★☆
チュニジアのプログレッシブメタルMYRATHの2nd。アラビアンナイトをイメージさせられる中東さたっぷりのメロディと怪しいミステリアスな繊細さを兼ね備えた楽曲でテクニカルでスリリングな曲展開、叙情的なメロディをたっぷりきかせるギター、マイルドに歌い上げる表現力抜群のハイトーン・シンガー、安定したリズム隊と完成度が高く文句無しに素晴らしい出来映えです。英語で歌っているのが少し残念ですが、満足感はかなり高かったです。前作は聴いていないので機会があれば聴いてみようと思います。(じゃーまん):2010.8.28
BAPHOMET'S BLOOD
「Metal Damnation」
2009 Iron Bonehead/High Roller
自己満足度 ★★★★☆
イタリアの正統派スピード・スラッシュメタルBAPHOMET'S BLOODの3rd。相変わらずBULLDOZER系の気持ちの良いキラーな爆走チューンに惚れ惚れてしまいます。以前のアルバムに比べ鋼鉄感が増し楽曲の出来もよくなったと思います。B級アングラな感じが一向に抜けませんが、80年代スピードメタル・マニアの方は勿論、MOTORHEADやTANKにも通じるアルバムなので、その辺りが好きな方も楽しめると思います。ラストにKILLERの名曲"Ready For Hell"がカバーで入っておりとても満足できました。(じゃーまん):2010.8.28
太田カツ
「Eternal and External」
2009 King Records
自己満足度 ★★★★☆
日本のネオクラシカル・ギターリスト太田カツ氏の3rdソロアルバム。太田氏のアルバムはARK STORMしか聴いた事がなかったので、今回初めてソロを聴いてみて凄く良かった。久しぶりにネオクラを聴いたせいもあるが、すごく新鮮で緩急をつけたテクニカルなギターワーク、印象的なクラシカルで泣きまくりのメロディ、柔らかいタッチのピッキングから速弾きまで凄かった。特に#6のインストは圧巻で孤高感さも感じるメロディセンス抜群の楽曲で素晴らしかった。またシンガーはARK STORMの佐々井氏が務めているので安心して聴く事が出来ました。#3、#6、#8、#9、#10がお気に入りです。ARK STORMよりクラシカルさは控え目でしたが、満足感のあるアルバムでした。マイスペは太田氏のものが見つからなかったので、ARK STORMを張り付けています。(じゃーまん):2010.8.28
ELIMINATION
「Destroyed By Creation」
2010 Rising Records
自己満足度 ★★★★
イギリスのスラッシュメタルELIMINATIONのデビューアルバム。基本は90年代ジャーマンスラッシュで切れ味もなかなかよいのですが、モダンテイストの雰囲気やグルーヴっぽさも感じるので少しとっつきにくい感じがします。どの曲もイントロの入り方は結構パワフルに盛り上げそのままスタスタ入るのですが、楽曲の展開が少し単調で音も軽いので詰めが甘いような感じがするのが残念です。でもUKらしい湿り気やメリハリのきいたギターワークはカッコよく聴きごたえがあります。シンガーはダミ声ではき捨てた感じで歌っているので、この系統が好きな方はハマりそうな声でした。全体的に突進力はあるもののあと一歩という感じでした。(じゃーまん):2010.8.28
HEVISAURUS
「Jurahevin kuninkaat」
2009 Sony
自己満足度 ★★★★☆
フィンランドの正統派パワーメタルHEVISAURUSのデビューアルバム。ニンジャ・タートルズをイメージさせられる緑の恐竜の着ぐるみを着た5人組のメンバーがカッコよくポーズを決めるHEVISAURUS。国内では子供達に人気があるらしいが、確かにかなりのインパクトだ。演奏も少しふざけていると思いきや演奏は安定していて結構上手く、80年代のキャッチーなハードロック調の楽曲からヴァイキング風の勇壮な正統派メロディまで幅広くこなしており、フィンランド語で歌い上げるシンガーも上手くてずっとヘビロテになってました。今後のバンドの活躍に期待です。Youtubeでも彼らの活躍が観られるので気になった方は是非。(じゃーまん):2010.8.28
SPITFIRE(ITA)
「Time and Eternity」
2010 My Graveyard Productions
自己満足度 ★★★★★
1982年にバンドを結成後、シングルとデモを発表して解散したイタリアの正統派ヘヴィメタルSPITFIREの再結成と共に80年代の楽曲を集めて発表したデビューアルバム。80年代の熱いストレートなメロディ、ツボを突く印象的なサビにメロウに弾きまくるギター、パワフルに歌い上げるハスキー・ヴォイスに、キャッチーな歌メロを楽しめる楽曲まで80年代正統派が好きな方には堪らない爽快な名曲が詰まっています。2002年に発表したデモ音源集はアンダーグラウンド臭が漂いつつもなかなかの出来栄えでしたが、このアルバムはそれよりもキラーな曲ばかりで正統派が好きなマニアの方にはマストなアルバムです。(じゃーまん):2010.8.11
RAGENHEART
「Same」
2010 Metal On Metal Records
自己満足度 ★★★★☆
ギリシャのメロディック・パワーメタルRAGENHEARTのデビューアルバム。古き良き正統派ヘヴィメタルを感じる楽曲からソリッドなギターリフにドラマティックに展開する楽曲もあり、特にキラーチューンの#4で悶絶してしまいました。熱くパワフル且つ伸びやかに歌い上げるハイトーン・シンガーはカッコよく、かなりの存在感があります。基本的には欧州正統派メタルの楽曲ですが、曲も練り込まれていてクオリティはなかなか高いです。CRIMSON GLORYやDIO辺りのパワフルなシンガーが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.8.11
SECRET SPHERE
「Archetype」
2010 Marquee Avalon
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのメロディック・パワーメタルSECRET SPHEREの6th。シンフォニックなアレンジに疾走感のある緩急をつけたメロディはSECRET SPHEREらしくて良い。この疾走感は初期を彷彿させ原点回帰していて個人的には満足なのだが、シンガーのキーの高さがなんか辛そうで気になってしまった。ドラムも迫力のあるいいリズムをきかせてくれるし、壮麗で畳みかけるような楽曲はメロスピファンからメロパワが好きな方まで満足できる内容です。クオリティは非常に高く今作も力作でした。(じゃーまん):2010.8.11
SILENT FALL
「Otherwise」
2010 Pitch Black Records
自己満足度 ★★★★☆
フランスのメロディック・パワーメタルSILENT FALLのデビューアルバム。リリカルに歌い上げるパワフルなシンガーとドラマティックに疾走する良質のメロディックメタルをやっています。ダイナミックなギターリフを感じる楽曲あればサビのギターは身震いする程、華麗で美しく弾きまくっています。keyもよい仕事をしておりとても心地よいメロディを聴かせてくれます。コーラス隊も自信に満ちた力強さがあり飛び抜けた曲はありませんが、粒揃いの良曲が詰まっています。ゲストにADAGIOのStephan Forteも参加しています。ドラマティックなメロパワが好きな方はオススメです。(じゃーまん):2010.8.11
ANCIENT BARDS
「The Alliance of the Kings」
2010 Limb Music Records
自己満足度 ★★★★☆
イタリアのシンフォニック・パワーメタルANCIENT BARDSのデビューアルバム。柔らかくもパワフルに歌い上げる女性シンガーと壮大で艶やかなRPG風のファンタジックな楽曲、勇ましくもあり、爽快な疾走感もあってとても聴きやすい。演奏も非常に上手く安定感があって、サビのコーラス隊とのバランスもよく、ピロピロ弾きまくるkeyもとても印象的でした。またクラシカルなギターソロやドラマティックに盛り上げるクサイ楽曲もありRHAPSODYやファンタジックなメロスピが好きな方にはツボなんだろうなと思います。軽さやB級クサさも感じられるので万人向けではないとしてもクオリティはかなり高いアルバムでした。オススメの力作です。(じゃーまん):2010.7.31
DARKING
「Sons of Steel」
2010 My Graveyard Productions
自己満足度 ★★★★
イタリアの正統派エピックメタルDARKINGのデビューアルバム。勇壮感のある欧州メロディにスリリングなギターリフ、ダイナミックなリズム隊がドラマティックな楽曲を盛り上げます。特に#3のスローチューンはMANOWARをイメージさせられるくらい漢臭くてカッコ良い楽曲です。個性的で少し地味でダークな印象もありましたが、正統派らしいストレートな楽曲が個人的に癒されました。シンガーはマイルドに歌い上げるハイトーンヴォイスですが、歌メロやシャウトもなかなかカッコよく聴きごたえがありました。VIRGIN STEELEやMANOWARが好きな方ならそこそこハマると思います。(じゃーまん):2010.7.31
SLECHTVALK
「A Forlorn Throne」
2010 Whirlwind Records
自己満足度 ★★★★☆
オランダのシンフォニック・メロディック・ブラックメタルSLECHTVALKの4th。デビューアルバムを買ってから久しく聴いてなかったのですが随分と成長した気がします。背筋がゾクゾクくるような緊張感漲る緩急のある曲展開と悲壮感漂うサウンドが堪りません。#2から素晴らしくカッコ良い楽曲ばかりで、メロディック・ブラックらしい聴きやすい楽曲を中心にシンガーの邪悪さ、暴虐なブラストもあって表現力の高さにビックリさせられました。また手数の多いドラムや#2、#4や#6で魅せる勇壮なコーラスに和み、壮麗な叙情メロディが全体を盛り上げていて濃密な世界観が楽しめます。時折ハッとさせられる瞬間もありメロディセンスも高く個人的にとても満足感のあるアルバムでした。(じゃーまん):2010.7.31
BLOOD-STAINED
「Infected」
2009 自主制作
自己満足度 ★★★★★
フィンランドのメロディック・デスメタルBLOOD-STAINEDのデビューアルバム。典型的な北欧メロデスですが、疾走チューンからもパワフルなミドルチューンからも破壊力、攻撃力共にあって、スリリングで扇情的なギターもメロディアスで美しくずっとヘビロテになっていました。また緩急をつけたドラマティックな曲展開もあって素晴らしいの一言です。シンガーの咆哮も伸びやかで各パートも安定感がありメロデスが好きな方ならば結構インパクトを受けると思います。まあ何処かで聴いたようなフレーズもありますが、クオリティは高いので個人的に満足感の高いアルバムでした。マイスペで全曲試聴できますので聴いた事が無い方は是非。(じゃーまん):2010.7.31
INFERIS
「When Men Collide: Encounter Of The Races」
2010 Hitman Records
自己満足度 ★★★★☆
チリの正統派パワーメタルINFERISの2nd。少し前にHITMAN RECORDSさんで購入したまま、なかなか聴く機会が無くようやく聴きました。前作は未聴です。パワフルで切れ味のあるギターリフと重厚なリズム隊をベースにスリリングに迫るミドルテンポの楽曲と哀愁の香る疾走チューンもあって結構聴きごたえがあります。シンガーは伸びやかに歌い上げていてヘタウマながら晴れ晴れとした気持ちのよい声で個人的に結構好きな声です。また後半のインストやツインギターのソロは流麗でカッコ良かったです。全体的にドラマティックでメロディアスな楽曲ですが本質的には正統派エピックメタルなので、艶のある良質の鋼鉄サウンドが楽しめました。正統派が好きな方からメロパワが好きな方までオススメです。(じゃーまん):2010.7.31
MINUETUM
「Haunted Spirit」
2010 7HARD
自己満足度 ★★★☆
ギリシャのシンフォニック・メロディック・パワーメタルMINUETUMのデビューアルバム。少し音が軽いというかヘロヘロしていますが、疾走感のあるクサさを伴ったメロパワをやっており一昔前のイタリアのメロパワっぽい感じもあってB級ながらメロディアスでセンスの良い部分も感じられます。ただkeyが壮麗でドラマティックな楽曲を弾きまくっているのですが、イマイチ他のパートとは合っていなく浮いているような印象を与えているのが残念です。またヒロイックな世界観も悪くないしギターのハモリとか女性コーラス隊とか良い部分もにじませていて全体的に意気込みは感じられるのですが、メロディが微妙でなんかもどかしさも感じるしスッキリしないというか不完全燃焼なのが残念でなりません。シンガーはあまり上手くないのですがギリシャ特有のシケシケ感も感じるのでその部分に関しては個人的にマストなので、あとは楽曲が洗練されれば化けるかもしれません。次回作に期待したいと思います。一昔前のUNDERGROUND SYMPHONY辺りのレーベルが好きな方はそこそこ気に入ると思います。(じゃーまん):2010.7.25
ZUUL
「Out of Time」
2010 Planet Metal
自己満足度 ★★★★★
アメリカのNWOTHM、ZUULのデビューアルバム。NWOBHMから80年代の正統派まで愛する方ならば悶絶もののカッコ良いキラーチューンが目白押しで、最初から最後まで変な汗かきまくり、鳥肌立ちまくりの楽曲ばかりでもう大満足のアルバムです。ドライブ感のある軽快でキャッチーな楽曲が中心ですが、程良い湿り気と熱いギターリフや魂を揺さぶられる正統派メロディが堪りません。シンガーは中音域をマイルドに歌い上げヘタウマであまり安定感はありませんが、そんな事は些細な問題で個人的にノックアウトされてしまいました。(じゃーまん):2010.7.25
BLACK MAJESTY
「In Your Honour」
2010 LIMB Music Products & Publishing
自己満足度 ★★★★☆
オーストラリアの正統派メロディック・パワーメタルBLACK MAJESTYの4th。前作から飛躍的に楽曲がパワーアップしたわけではありませんが、安定した美しいメロディとバランスの取れたツインギターの掛け合いは前作よりカッコよくなり、程良く聴きやすい王道サウンドが安心して楽しめます。またシンガーの表現力のレベルも上がり結構伸びやかに歌い上げていて耳に心地良かったです。楽曲はパワフルな疾走ナンバーの#2、スリリングに展開する#5、メロディアスな#7、#9がお気に入りです。メロパワが好きな方なら買って損はありません。(じゃーまん):2010.7.25
STEELGAR
「Xenocide」
2010 Molusco Discos
自己満足度 ★★★★☆
スペインのスラッシュメタルSTEELGARのデビューアルバム。80年代後半のベイエリア系のスラッシュメタルを彷彿させるオールド・スクール・スラッシュで、スピードや突進力ばかりではなく分かりやすく聴きやすい欧州正統派ヘヴィメタルを意識させられるミドルチューンの楽曲に、攻撃的で秀越なギターがいい按排に絡んでいてカッコ良いギターリフやメロディアスな曲展開も楽しめます。シンガーは中音域をダミ声で歌っていますが、安定感があって聴きやすいです。時折テクニカルな面も覗かせていて楽曲の出来も良いので、ベイエリア系のオールド・スクールものが好きな方から正統派好きの方まで楽しめると思います。(じゃーまん):2010.7.25
OVER MASTER
「Madness of War」
2010 Cruz del Sur
自己満足度 ★★★★
イタリアのメロディアス・パワーメタルOVERMASTERのデビューアルバム。パワフルな楽曲にザクザクのギターリフ、ツーバスドコドコのリズムが中心のなかなかカッコよい王道スタイルの硬質のパワメタをやっています。シンフォニックなkeyがうっすら聴こえますが、あまり目立つ事無く結構ヘヴィな印象を受けます。元WITHE SKULLのシンガーGusの声もエネルギッシュに歌い上げてカッコよく、曲展開もドラマティックで聴きやすく楽曲の完成度は高いです。お気に入りは#2、#9の躍動感と自信に満ち溢れたパワフルチューンでなかなかの力作です。パンチのあるパワメタが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.7.25
ARS AMANDI
「El Rincon De Los Deseos」
2010 DFX
自己満足度 ★★★★
スペインの正統派フォークメタルARS AMANDIの5th。化けました。#1を聴いてこんなに爽やかになるとは予想もつきませんでした。今までのアルバムとは少し別物で爽やかさの中に哀愁さと繊細なメロディが凝縮されています。メタルというよりはハードロックになっており、いつもの笛は入っているものの優しく語るような歌メロとギターが中心で、フォーキッシュな笛メタルを楽しみにしていた自分にとっては少し残念なアルバムになりました。後半に笛を中心にしたいつもの楽曲がありますがイマイチ熱くなれませんでした。でも哀愁メロハーを楽しむのであればクオリティはなかなか高いので、哀愁メロハーが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.7.15
SABATON
「Coat of Arms」
2010 Nuclear Blast
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンのシンフォニック・パワーメタルSABATONの5th。前作が最高傑作だと思っていたのですが、今作も暑苦しくコッテリしたSABATONの世界観がこれでもかと思える程、ぎっしり詰まってます。勇壮さとシンフォニックでドラマティックな臭すぎるメロディ、漢気溢れるパワフルなシンガー、鳥肌立ちまくりの直球勝負のツボを突いたパワフルな疾走チューン、どれをとっても一級品でMANOWARに匹敵する程の出来映えです。マイスペでアルバムに収録されている全曲が試聴できますので、聴いた事の無い方は是非。(じゃーまん):2010.7.10
SISTER SIN
「True Sound of the Underground」
2010 Victory Records
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンの正統派ヘヴィメタルSISTER SINの3rd。パワフルすぎる女性シンガーのリヴ嬢の表現力、歌唱力が一段とアップし楽曲も一皮剥けて帰ってきました。拳を振り上げたくなるくらい熱い熱いアップテンポのストレート且つキャッチーなメロディ、パワフルなリズム隊、ソリッドでメタリックなギターと、とてもワイルドでカッコ良い会心のアルバムです。最初から最後までテンションが高く捨て曲無く楽しめました。(じゃーまん):2010.7.10
AXEL RUDI PELL
「The Crest」
2010 SPV Gmbh
自己満足度 ★★★★☆
ドイツのギターリストAXEL RUDI PELLの14th。前作同様とても安定したメロディとリズム、程良い哀愁感と甘く、とても分かりやすい正統派のギターワーク、甘くマイルドな美声を発するジョニーの歌声も素晴らしくスロー〜ミドルチューンを中心に良曲が揃ってます。攻撃的なギターが炸裂するような気持ちの良い楽曲はありませんが、欧州メロハーや正統派ヘヴィメタルが好きな方にオススメです。(じゃーまん):2010.7.10
TRIOSPHERE
「The Road Less Travelled」
2010 AFM Records
自己満足度 ★★★★☆
ノルウェーのメロディック・パワーメタルTRIOSPHEREの2nd。元GRIFFINのギターリストを中心に結成したバンドで、中高音域をエモーショナルに歌い上げるハスキー・ヴォイスの女性シンガーは歌唱力が高くかなり聴きごたえがあります。またソリッドでテクニカルなギターもかなり上手く、ドラマティックでややプログレを意識させられる曲展開も素晴らしいものがあります。リズム隊も安定しており特に手数の多いパワフルなドラムも気持ちの良い突進力を見せています。前作よりもメロディアスになっているのでとても聴きやすくなってます。少し前からヘビロテになってます。(じゃーまん):2010.7.2
SUICIDER
「Death Surround」
2010 Irond Records
自己満足度 ★★★★☆
ロシアのゴシックメタルSUICIDERのデビューアルバム。とても聴きやすく耳障りのよいサウンドで、結構元気があって少し垢ぬけているせいかあまりゴシックっぽくは無いかもしれませんが、シンフォニックなkeyの悲しさと美しさがとても心地よく、ギターリフもメタリックで美旋律を奏でていて、北欧系メロデスっぽさを感じる楽曲もあって個人的にかなり楽しめました。特にメロディアスな楽曲の#1、#3、#6、スリリングな曲展開が楽しめる#5、#7が良かったです。シンガーはマイルドなノーマルヴォイスで時折デスヴォイスも入ってとても安定していて結構上手いです。ラストのボーナストラック以外英語で歌っているせいか、あまり辺境臭さも感じなくクオリティも高く安心して楽しめました。(じゃーまん):2010.7.2
RUNNER HELL
「The Paths Of Darkness」
2010 Chozin Black Rec
自己満足度 ★★★★
コロンビアの正統派ヘヴィメタルRUNNER HELLのデビューアルバム。80年代正統派B級メタルが好きな方なら飛び付いてしまう程、シンプルでキラーなパワーとスピーディな楽曲が目白押しです。ほのかにNWOBHM臭とブラジル正統派っぽさも感じる南米らしいイモ臭くカッコいいアルバムで、ソリッドでオッと思わせるフレーズも結構あります。少し単調で時折高速でピロピロ弾くギターワークが気になったり、音階がずれたようなシンガーの歌いっぷりにもある意味感動を覚えたりしますが数曲に光があって何度かリピートして聴いてしまいます。オススメはスピードナンバーの#5と#9です。マニア向けです。(じゃーまん):2010.7.2
PAINSIDE
「Dark World Burden」
2010 Inner Wound Recordings
自己満足度 ★★★★☆
ブラジルの正統派パワーメタルPAINSIDEのデビューアルバム。80年代正統派をベースに重厚感と突進力溢れるリズム隊を中心に、時にはメロディアスに時にはザクザクに刻むギターと、中高音域を華麗に歌い上げるシンガーはとても安定感がありカッコよく、全体的にアグレッシブでソリッドなパワーメタルに仕上がっています。クオリティは非常に高く安心して楽しめます。IRON MAIDENやJUDAS PRIESTが好きな方はオススメです。(じゃーまん):2010.7.2
AMADEUS
「Caminos Del Alma」
2009 Santo Grial Records
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルAMADEUSのデビューアルバム。ジャケのアートワークからは熱いスパニッシュメタルとは想像がつかないのですが、とても繊細で感性豊かなサウンドは独特の爽快さとメタルらしい力強さを兼ねていて、シンガーは熱いオーラを纏ったような力強くコッテリした巻き舌たっぷりのスペイン語を伸びやかに歌い上げています。また時折日本のメロディックメタルやヴィジュアル系のバンドを聴いているような感覚に陥る事もあり、妙にこの世界観に惹き込まれてしまします。特にkeyがいい仕事をしており、メロディセンスは抜群でとても聴きやすく満足感のあるアルバムでした。(じゃーまん):2010.7.2
STEELWING
「Lord of the Wasteland」
2010 NoiseArt Records
自己満足度 ★★★★★
スウェーデンの正統派ヘヴィメタルSTEELWINGのデビューアルバム。ああこれだ、これを待っていたんだと思えるほど熱いオープニングからキラーチューンの#2になだれ込み、初めて聴いた時から鳥肌が止まりません。ツインギターが奏でる美しいメロディと重厚なリフ、ヒステリック気味に歌い上げるハイトーンシンガー、熱すぎるコーラス隊、そして直球勝負の80年代王道正統派サウンドどれをとってもツボに入りまくりです。久しぶりに首を振りながら聴いてしまいました。捨て曲無しで楽しめました。今年のベスト候補になりそうな1枚です。(じゃーまん):2010.7.2
ICARUS WITCH
「Draw Down the Moon」
2010 Cleopatra Records
自己満足度 ★★★★☆
アメリカの正統派ヘヴィメタルICARUS WITCHの3rd。今作もサタニックっぽい雰囲気を出しながら80年代正統派色を色濃くしたアルバムで、スロー〜ミドルチューンを中心に粒揃いの楽曲が揃ってます。楽曲が少し地味目なのは残念ですが、シンガーが交代して今まで以上に力強い声で女性とは思えないほどの男勝りの野太くしっかりとした声で惚れ惚れしてしまいます。ラストにJUDAS PRIESTのカバー"The Ripper"が入っていましたが、なかなかカッコよかったのでJUDAS PRIESTマニアの方も要チェックです。(じゃーまん):2010.7.2
ZENOBIA
「Alma de Fuego」
2009 Rock Music Entertainment
自己満足度 ★★★★☆
スペインのメロディック・パワーメタルZENOBIAの2nd。前作よりはクサさが若干減ったものの演奏レベルは向上し、スパニッシュらしい哀愁溢れるわかりやすいメロディと元気付けられそうな力強さがあって今作も期待通りのアルバムになりました。また昔のWARCRYやADGARを彷彿させられる目の覚めるような熱い疾走チューンも多くなり個人的に嬉しいです。シンガーも伸びやかに熱く歌い上げ、ギターもルンルンと小気味良く、とってもメロディアスでカッコ良いです。突進力のあるリズム隊も気持ちの入ったいい音を聴かせてくれます。クオリティはなかなか高いので熱い熱いスパニッシュメタルが好きな方は是非聴いて観て下さい。(じゃーまん):2010.7.2
OPERA MAGNA
「Poe」
2010 Red Rivet Records
自己満足度 ★★★★
スペインのメロディック・パワーメタルOPERA MAGNAの2nd。ミニアルバム「Un Sueno En Un Sueno」でも聴かせてくれた同じような楽曲群でRHAPSODY調の劇的でクサいメロディ、ファンタジックで安定感のあるシンフォニックな楽曲、絶妙なタイミングで入ってくるクアイア等素晴らしいものはあるのだけど、オリジナリティがなくなってしまったのはかなり残念。疾走感もあるしこの手メロスピやメロパワが好きな方ならばハマるんだろうけど、個人的にはあまり満足感が得られませんでした。次作に期待したいです。(じゃーまん):2010.7.2
LETHAL SAINT
「Same」
2010 Pitch Black Records
自己満足度 ★★★★☆
キプロスの正統派ヘヴィメタルLETHAL SAINTのデビューアルバム。個人的にこういうバンドは好きだな。チープなジャケにイモ臭さ全開の80年代正統派メロディと音程が少し外れたようなヴォーカル。でもツボを突きまくりの正統派メロディにはゾクゾクしてしまいます。ギターもソロは弾きまくっていてメロディアスな音を聴かせてくれますし、シンガーのシャウトやコーラス隊にもガッツポーズをしたくなる程クサっていて熱いです。80年代正統派が好きな方ならば絶対ハマる素晴らしいバンドです。(じゃーまん):2010.7.02
Windows Of The World