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| ウィーン シェーンブルン宮殿 |
ポツダム ツェツィーリエンホーフ宮殿 |
東ヨーロッパにはチェコ、ハンガリー、ポーランドなど1国だけを丹念に回るツァーもあるが、お手軽なのは何カ国かまとめて見てしまおうというものである。
私が参加したのは阪急交通社の東欧4カ国10日間の旅である。これはベルリン(ドイツ)、プラハ(チェコ)、ウィーン(オーストリア)、ブダペスト(ハンガリー)の4都市でそれぞれ連泊するので、4カ国も回る割には多少ゆとりのある感じが気に入った。この旅行の最大のお目当てはプラハとブダペストだったが、ベルリンとウィーンもこれまで訪ねる機会がなかったので好都合だったし、ついでに駆け足だがドレスデンも見られる。こんなところが選択の理由になった。(新日本トラベル社の9日間」、近畿日本ツーリスト社の10日間、ユーラシア旅行社の12日間などもほぼ同種の商品である。)
この旅行で見られる世界遺産はベルリン博物館島のペルガモン博物館、ベルリン近郊ポツダムのツェツィーリエンホーフ宮殿など、ドレスデンのエルベ川流域、プラハの歴史地区、チェコの田舎町チェスキー・クルムロフ、ウィーンの歴史地区とシェーンブルン宮殿、ブダペストのドナウ川河岸とブダ城などである。
結論から言うと、4大都市のうちベルリンとウィーンはとても1日では見切れず、プラハとブダペストはともに魅力的な街だが、丸1日あれば主なところは全部見られてしまう。ベルリンとウィーンはいずれも個人旅行で最低3、4日は滞在したい街である。
ベルリンは第2次大戦で徹底的に破壊されたので、建造物などはほとんど見るべきものはないが、美術館巡りとオペラやベルリン・フィルなどの音楽鑑賞、それと通常のパック旅行では素通りしてしまうポツダムのサン・スーシ宮殿を見たいところだ。音楽愛好家ならベルリンに加えて、ゼンパー・オペラのドレスデンや、バッハゆかりの地ライプツィッヒなどを含める音楽鑑賞の旅を計画するのも悪くないし、実際にそういうパック旅行もあるようだ。
ウィーンはオペラや美術館のほか、歴史的建造物や街の風景など、見どころ聞きどころはベルリン以上である。音楽鑑賞のツァーを組むならミュンヘンのバイエルン歌劇場や、ザルツブルグの夏の音楽祭などを含める手もある。こちらもそれらを目玉にしたパック旅行があるので、それに参加するのが便利だが、多少面倒でも個人でオペラの切符を予約すれば安く行かれる。
周遊旅行に話を戻すと、上記旅程のバリエーションとして、マイセン磁器の工房を加えたもの、スロバキアのブラチスラヴァへ立ち寄るもの、ザルツブルグへ回るものなどがある。どれを選ぶかは自分の興味と懐具合によるが、いずれにしろ、プラハとブダペストは一度は訪ねて損をしない街だ。
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| プラハ・カレル橋 | ブダペスト・国会議事堂 |
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