松田博仁さんとの音楽談義 第12回


5月14日 松田⇒砂田
  今日の昼食は、CDレンタル店近くの中華料理店でとりました。この病にはニンニクが良いそうですから、餃子を頼みました。この店は初めて入りましたが、昔、家族がよく通っていたそうで、噂通り、安くて旨い料理でした。岡崎では隠れた名店のようです。ここでも顧客は正直です。店舗の少ない地方の飲食店の、企業努力が問われるな、と思いました。

 午後はネット喫茶で、DVD-Rのバックアップをいくつかとりました。先日、NHKの特集で放送していたのですが、某社団法人の調査によると、DVD-Rの寿命は11〜20年だそうです。大切なものは、機会を見てまめに、バックアップをとっていくしかないようです。そういう意味では、ビデオテープに比べて不便ですね。東京にいる私の弟夫婦には子どもが二人いるのですが、成長記録のDVD-Rがかなり増えているようで、早速この件についてメールしておきました。私の場合は元々、DVD-Rに時折見られるブロック・ノイズが耐えられないので、未だに録画はビデオ・テープです。ちなみに私がこれまで録画したテープは、数百本に及びます。ほとんどはどうでもよいものかもしれませんが、洋楽関係の貴重な映像は、たくさんあるはずです。


5月15日@ 松田⇒砂田
 多くの友人からメールが次々にきて、おかげさまで気分的にテンションが高くなっています。そんな中、「音楽談義がずいぶん更新されていないので、大丈夫なのか」とメールしてきてくれた友人がいました。小学校時代の同級生K君です。彼とはたまたま半年以上、メール交換をしていなかったのですが、どうも「音楽談義」の内容から、私の体調を気にしてくれたようです。このようなメールは、私にとってたいへん嬉しく、申し訳ないメッセージとなりました。

 北村さんですが、今ごろ会社から自宅に戻って、陽水のコンサートに行く準備をしていることでしょう。「演奏曲目やその内容も徹底的に予習した」と言っていました。いかにも、子どものころから優等生だった、彼女らしい行動です。ただ、私なんかは、予習すると何だか感動が半減するような思いがあって、曲目が事前に公開されていても、あえて見ないようにしています。小学校の授業などでも、予習すると当日の勉強は確かに楽になりますが、空回りするというか、そんな気分もあって、予習には昔から抵抗がありました(笑)。


5月15日A 松田⇒砂田
 砂田君からまた、写真が送られてきました。「親父がゼンマイを採ってきたので、釜茹での準備中です。街中では、まずアウトだと思います」とのこと。私は彼の親父さんの計らいに感謝したいと思います。砂田君曰く「一回に茹でる量が多いと、大きい鍋か釜が必要になります。ガスだと当然お金がかかりますが、薪は山で拾ってきたり、倒木を切っておいたりで、燃料費はかかりません。おまけに火力が強く、沸騰するとすぐに茹で上がるのがポイントです。山菜がよく採れる日には、あの釜で数回にわたり茹でることもあります」とのことです。


5月15日B 松田⇒砂田
 以下は砂田君に送ったメールです。
 「この釜の写真を見ていたら、少し元気が出てきました。一度にたくさん茹でることができるのですね。キャンプしているような気分を味わうことができました。炎や煙が醸し出す自然の力に、元気が涌いてきたようです」

 以下はこれに対して砂田君からきた返信メールです。
 「今の時代、薪で火を焚くのは珍しくなりました。火を焚いてお湯を沸かすのは、結構時間がかかります。下手なのかもしれませんが、この釜で茹で上げるのに1時間近くかかります。実のところ、小学生のころは、薪でお風呂を沸かしていました。ですから、懐かしさもあり、没頭できる時間とも言えます」


5月15日 砂田⇒松田
 砂田君からの写真やコメント、ありがとうございました。山地の雰囲気がとてもよく伝わってきました。砂田君によろしくお伝えください。私のほうは、今日は一日中自宅にいました。先日、松田さんが手紙で教えてくれた、五木寛之の「わが人生の歌がたり―昭和の青春」を半分ぐらい読みました。


5月16日@ 松田⇒砂田
 五木氏は、砂田さんもご存知の通り、実家が貧しく、アルバイトをしても追い付かずに、早稲田大学を中退しました。また、昭和一ケタ世代ならば、当時誰でも就職できたという、マスコミ会社本体に入れなかったことを、常にバネにしてきたことでも知られます。そんな人が音楽について語っていることに、とても興味をひかれました。私も、マスコミ本体に入れなかったという経歴を持っています。LECではそれに近いことを最後にやらせてもらったのですが、それでも五木の書いたものには何か共有できる思いを感じます。

 ところで私の体ですが、思うように動きません。もちろんこれは抗がん剤の副作用ですが、動かそうとするたびに、「生きるな、もっと苦しめ、貴様は生涯どうあがいても苦しむしかないのだ」という悪魔の声が聞こえてきそうです。ポジティブにきたつもりですが、強烈なマイナス波動が肉体に侵食していくようです。私の課題は、こんな時どうすればよいかです。解決策を考えてもうつ状態はひどくなるばかりです。母がかなり心配していますから、何とかしなくてはいけません。とにかくここは、余計なことは考えず、自然に任せるしかなさそうです。


5月16日A 松田⇒砂田
 昨日の陽水の彦根コンサートですが、たいへん良かったそうです。ゆうべ、北村さんから電話がありました。残念ながら私が今こんな状態なので、メールにしてくれないか、と言ってしまいました。そこは申し訳なかったのですが、以下のレポートからその楽しさは伝わってきます。

【北村秀子さんの井上陽水コンサート・レポート】
  2008年5月15日(木)
  19時開演
  会場・ひこね市文化プラザ

  【コンサート演奏曲目】
  01.Make-up Shadow
  02.娘がねじれる時
  03.飾りじゃないのよ涙は
  04.Power Down
  05.ワインレッドの心
  06.リバーサイドホテル
  07.新しいラプソディー
  08.The STANDARD(奥田民生)
  09.5月の別れ
  10.背中まで45分
  11.バレリーナ
  12.嘘つきダイヤモンド
  13.Just Fit
  14.限りない欲望
  15.氷の世界
  16.傘がない
  【アンコール】
  17.少年時代
  18.心もよう
  19.夢の中へ
  20.いっそ セレナーデ

 コンサート当日は五月晴れでした。開場時間にあたる6時半ごろには、夕焼けが真っ赤できれいでした。

 やはり顧客の年齢層は高めのようです。駐車場で待ち合わせていた中年女性の団体や、中年夫婦に入り混ざっての入場となりました。
 
 ロビーは沢山の人であふれていて、CD販売コーナーも盛況です。商品を見ていたら、60代くらいの奥様が「あかずの踏切、ある?」とスタッフに尋ねていました。もちろん「あかずの踏切」というタイトルはありませんから、「あの歌が入ったアルバムって、今も売ってる?」という意味でしょう。年齢からして、おそらくアルバム「氷の世界」をかなり昔に聴いた人かもしれないなと、感じました。またその横では、会場限定発売という、弾き語りライブ・ベスト・アルバム「弾き語りパッション」が販売されていました。ズラリと長い行列ができていて、「公演終了後には売り切れま〜す」などと、入場者を煽るようなアナウンスがありました。しかし私は、まだ自分の席を確認していないこともあり、とりあえずそのまま会場に入りました。
 
 会場の中は、ドライアイスでしょうか。あたり一面、白いもやがかかっていて、まるで霧の中にいるようでした。開演30分前になっても、まだ席に着いている人は少なく、私は2階席の一番前の席に座りました。女性ばかりのグループ、中高年夫婦、一人で座っている男性など、客層はマチマチです。

 徐々に席が詰まってきて、開演5分前には、約1500席ある椅子がすでにいっぱいになっていました。ステージには、キーボード、パーカッションなど、たくさんの楽器や機材であふれ、その中央には、陽水が弾くであろうギターが、3本置かれていました。バックは都会の高層ビル街を思わせる、格好の良いセットでした。

 いよいよ開演。陽水はブルーのシャツと黒のパンツの衣装で登場しました。オープニング・ナンバーは、私がはまっていた『Make Up Shadow』です。最初は「音が大きいなー」って思いましたが、だんだん耳が慣れてきました。黒いサングラスをかけて、ギターを持って、想像していたより痩せてるな、って思いました。

 それから陽水は、曲の間に民謡を唄いました。「月が〜出た出たぁ〜月が出たぁ〜よいよい」の炭坑節です。そして「酒〜は〜飲め飲め」の黒田節。客席に向かって、故郷の民謡について聞かれたのですが、誰も江州音頭が唄えませんでした。ここはひとつ、「長浜音頭」って言えば良かったかも知れません(笑)。

 民謡の後は『Just Fit』。実はこの作品、たまたまこのコンサート前日に自宅で観たDVDで、ジュリーが唄っていたのです。何か「キター」って、一人で感動しました(あっ私はジュリーの大ファンです)。

 ところで、後ろのNEW BANDの人たちの演奏が、これまた凄くカッコよかったのです。キーボードとピアノを一人で操る髪の毛サラサラの男の人や、ちょっと地味目なギターの人。その中でも特に目立っていたのは、Tokieさんという、青いドレスで長細い電子ベースと、普通のベースを操っていた人です…パーカッションの人も見た目は華奢なのに、凄くパワフルでいろんな音を聴かせてくれました。そんなパワーのある演奏の中で、陽水の声はそれ以上に心に響きました。

(松田・記)
 Tokieさんのベースはアップ・ライト・ベースというのだそうです。気になってホームページを探したら見つかりました。近くで見ると美人です(笑)。また、キーボードの三沢またろうさんのホームページも発見しました。ところで、陽水一行はこの日の前日に彦根入りしていたそうですよ。ということは、以前北村さんが予想した通り、やはり千成亭(彦根の老舗牛肉店)の近江牛を食べている可能性が高いですね(笑)。

(北村レポート続き)
 アンコールの『夢の中へ』が始まると、観客はいっせいに立ち上がり、手拍子の渦となりました。陽水は「感謝」を強調し、「ご自愛ください」と言って手を振りながら、静かに去って行きました。

 私は隣の席の奥様と一生懸命に手を振りました。隣の奥様は、「『氷の世界』は懐かしかったねぇ〜」と話し掛けてくださり、アンコールの拍手のときは、「もったいぶらないで、早く出てきて〜」と、一緒に盛り上がりました。終わって帰る時には、「楽しかったね!またどこかで」と、声を掛けていただき、改めて良かったなぁと思いました。こうして知らない人と感動を分かち合えることは、コンサートの醍醐味ですね。

 ロビーに出ると、曲のリストを写メールで撮っている人がいっぱいいて、会場内では気が付かなかったのですが、案外若い人も沢山いました。ロビーを出て歩いているときに、「久しぶりに感動したなあ」「70年代良かったなぁ」という、男の人の声が聞こえてきました。私も胸いっぱいでした。

 陽水はとにかく、あったかくて、パワフルでした。本当に来てよかったです。 m(_ _)m

 そこで決めました。私の次のコンサートは、ジュリーを観に行きます。なぜ今さらジュリーなのかと、自分でも突っ込みを入れてしまいますが、陽水が82年にジュリーに提供したアルバム「MIS CAST」の中の『Just Fit』を、今年のコンサートで一押ししている事――私の周囲に他にも還暦の人にご縁が多い事――京都会館8月23日(土)は、予定がなく、バッチリ行ける事――これはもう行くしかないんです。ジュリーはライブにこだわっていて、テレビに出ないし、元気なうちに(私が?)会いに行かないといけない(笑)。もちろん新しいアルバムを引っさげて全国を回るわけだし、(「ROCK'N ROLL MARCH」をアマゾンで買っちゃいました)一人、盛り上がっています。還暦のジュリーの唄に不安がなくはないのですが――。)



5月16日 砂田⇒松田
 松田さんが薦めてくれた五木寛之の「わが人生の歌がたり―昭和の青春」を面白く読んでいます。今日中に読めそうですので、明日、宅急便で送ります。楽しんでください。

 北村さんにとって、、陽水のコンサートは満足のいく素晴らしいものだったようですね。短いながらも、ステージの熱気と、聴衆の興奮が伝わってくるレポートでした。それから北村さんは、陽水だけでなく、相当のジュリー・ファンのようですね。こんなに熱くなれる彼女が、うらやましくなってきました。


5月16日B 松田⇒砂田
 陽水が民謡を唄ったのは、レアなステージだったと思いますね。きっと、会場ごとに演出を変えているのでしょう。

 変な話ですが、今、私は枕元にあるラジカセにすら、手が伸びない状態なのです。つまり、自分が何か楽しもうとすると、罪悪感が襲いかかるのです。こうしたストレス状態は、免疫力を弱め、胃腸にも悪いので、ある意味で最悪の状態です。そんな中、多くのメールが来ており、その点は嬉しいのですが。


5月17日@ 松田⇒砂田
 今日は、先日までとはうって変わり、気分が大変良いです。寝覚めの気分というのは、その晩に楽しい夢を見たかどうかに左右されるようです。ゆうべは、昔の同僚が出てきて、内容は忘れてしまいましたが、愉快でした。これは、皆さんの有り難い気持ちが、私に働きかけてくれたものだと思っています。

 月曜日の診察で今後の治療方針が示唆されるので、今から緊張しています。そんなことを悶々と一人で考えるのも時間がもったいないので、ほかにやることを見つけたいと思います。読んでない新聞がたまっています。精神的に不安定な状態と、未読の新聞の量は比例するようです。まずはこちらからゆっくり片付けようと思います。


5月17日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。今、五木寛之の「わが人生の歌がたり―昭和の青春」を宅急便で送りました。明日の午前中に届く予定です。私の感想ですが、最後の章の、ソ連・北欧旅行のところと、金沢に住んでいた体験談は面白く読めました。巻末にCDがありますので、それも聞いてみてください。五木節の語りが入っています。


5月17日A 松田⇒砂田
 先ほど近くの神社まで行ってきました。去年の御守りや門松が玄関の裏口にそのままになっていて、今さらですが、お焚き上げしてもらいました。またお札も買って貼り付けました。今日は、まだ気分障害が続き、気力が出ません。何かやろうとすると、誰かから責められるような感じは相変わらずです。新聞を読むことは、やはりかなりのストレスになるのですが、何とか目だけ通しました。


5月17日B 松田⇒砂田
 3日ぶりに風呂に入りましたら、少し元気になりました。やはりメンタルの病は、東洋医学的意味での「体の冷え」からくるようですね。こんな時は入浴が一番効くようです。


5月18日@ 松田⇒砂田
 先ほど、「わが人生の歌がたり―昭和の青春」の書籍が届きました。早速、読んでみたいと思います。ありがとうございました。


5月18日@ 砂田⇒松田
 メンタルのほうは、ご心配ですね。ややうつ的な症状かと思います。音楽を聴くなど、何かに集中できればよいのですが、ただ、音楽を聴こうとか、本を読もうなどと、無理をしてはいけないと思います。流れに身をまかせるといった楽な気分になれればよいと思います。


5月18日A 松田⇒砂田
 今日は一日不安定な気持ちのまま寝てしまいました。母は心配しているようですが、こればかりは仕方ありません。人の運気というものは確実にあるようですね。何をやっても裏目に出る時期があるのは、私の場合、端的に出ます。最近の例では、バスのオーバーランに遭遇し(次の停車場の近くでブザーを押したのに、運転手がミスで通り過ぎてしまった。一切謝りもしないので市にクレーム。こんな経験は初めてのことです)、その後、近くの薬局で、以前同じ患者さんに薦められた高いサプリメントを買ったものの、自分の体にまったく合わなかった、という1日がよい例です。こんな時はいくらポジティブな気持ちであっても、動かないほうがよいのでしょう。最近はほとんど四柱推命を診てもらっていないので、気分転換も含めて、どこかで占ってもらおうかと思います。ただ、当たる占い師は、これまたなかなか見付からないわけで、また占いはあくまでも占いです。


5月18日A 砂田⇒松田
 寝込んでいらっしゃるとのこと、心配しております。松田さんは、今、病気を抱えています。そして、治療を受けています。私は表面的には健康ですが、もう60歳ですから、いつ病気になるかは分かりません。一応は健康に生活している私には、今の松田さんが抱えている心情を十分に理解することはできないのかもしれません。病気という厳しい状況を抱えていらっしゃる松田さんが、ネガティブになってしまうことは、ある意味では当然です。でも私が思うに、松田さんは厳しい状況にありながらも、よく闘っている、闘病している、と思います。病気にならない人間はいません。闘っている松田さんにエールを送りたいと思います。

 今日こそはゆっくりと眠ることができますように祈っております。くれぐれもお大事にしてください。


5月18日B 松田⇒砂田
 力強い励ましのお言葉、ありがとうございます。まったく勿体ないくらいで、申し訳ないとしか言いようがありません。砂田さんに、私のこの状況を日ごろからダイレクトに付き合わせてしまっていることは、私は、かなり罪深いことをしているのでなないか、そんな気がして仕方がありません。もちろん、ほかの皆さんにもです。

 私は、特に「社会的抵抗力」というか、免疫力が落ちていると思い始めています。最近、やりきれない思いを抱くことが多いというのは、やはり自分の人生スキルがそれだけ落ちているからだと思います。また、多くの友人に何かを期待するような気持ちが、どこかに残っているのかもしれません。これは甘えだと分かっているつもりです。

 明日は診察です。医師から、どんな指針がなされるのか心配です。もう今までのような治療はゴメンですから、何とか負担の軽い、別の飲み薬にしてほしいと思っています。


5月19日@ 松田⇒砂田
 名前も知らない花が庭に咲いていました。


5月19日A 松田⇒砂田
 診察が終わりました。というよりは血液検査の結果だけ見て終わりで、薬による治療は見合わせです。次回の診察は6月9日です。一刻を争う状態にあるわけではないそうです。


5月19日 砂田⇒松田
 診察が終わったようですね。一安心というところでしょうか。ゆっくりとお休みください。


5月21日@ 松田⇒砂田
 今日は朝から腹痛に悩まされました。やがて楽になりましたが、痛みを我慢した疲れが残っています。この痛みは、今までにない症状です。幸い、今は落ち着いています。またその一方で、体のだるさが強く、主治医が言ったように、まだまだ薬の影響があるのでしょう。

 さて、五木氏の本読みました。ありがとうございました。私がびっくりしたのは、前半の章にあった、友だち同士のガムの貸し借りのくだりでした。今はアイポットのイヤホンでさえ、人が使ったものを嫌がる人がいるというのに、食べ物がない貧乏な時代の若者には、そんなことが平気だったのですね。私たちには、缶ジュースの回し飲みすら抵抗があります。

 また後半の、金沢での生活についても興味を引きました。「何かを書くときは、都会から外れた土地がちょうど良い」という話には、何となく納得できました。今の金沢はもちろん昔と違うわけですが、そんなに古本屋がたくさんある街なら、楽しみも多いことでしょう。肝心の音楽の話題は、当時の流行歌が中心で、私はリアルに感じることができなかったわけですが、五木氏の場合は、歌云々よりも、こういう時代背景や自己体験を綴ったほうが、特に若い読者には望まれるのではないかと思いました


5月21日 砂田⇒松田
 お腹の調子が快方に向かい、良かったですね。東京も明日は暑いそうですが、岡崎はさらに暑いのではないでしょうか。くれぐれもお体をお大事にしてください


5月21日A 松田⇒砂田
 段々食欲も出て来ました。明日は暑くなるようですが、そろそろ外出したい気持ちです。早く体調が回復してほしいものです。

 

5月23日@ 松田⇒砂田
 ゆうべはあまり眠れず、ついつい北村さんや砂田君のメールで熱くなってしまいました。昨日、県民性についての番組を見ていたのですが、大阪では天ぷらにソースをかけるのが常識とか。これには衝撃でした。また、砂田君も北村さんもソース派であったことを知り、愕然としました。もっとも私は、今はてんぷらを控えているわけで、ほとんど食べません。それにしても北村さんは関西の人ですからともかくとして、どうして飛騨地方の砂田君の周囲がソースなのか、理解に苦しむところです。


5月23日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。北村さんや砂田君との真夜中の会話も楽しそうですね。私も参加したくなりました。


5月23日A 松田⇒砂田
 音楽の話に戻りますが、ビーチ・ボーイズのキャピトル・シングル・ボックス(6月発売)が控えていまして、これが2万円もするのです。内容的には迷わず買いなのですが、ちょっとなあという感じです。贅沢な悩みですが、ここ数年、DVDなどは欲しいものが全くなかったので助かっていました。ここにきて、ここに来てビーチ・ボーイズのビッグ・アイテムとは。ビーチ・ボーイズもロックの歴史上、絶対に語らなくてはいけない存在ですから、また別の機会にお話ししたいと思います。


5月25日 松田⇒砂田
 砂田君のメールを転送します。美味しそうです。
 「知り合いから、ニジマス、イワナをいただきまして、外で焼いております。ちょっとしたキャンプ気分で椎茸なども焼いています。そんなわけで、こちらはほどよい休日を味わっております」


5月26日 松田⇒砂田
 こちらは、たいへん暑い一日でした。市役所〜コンビニ〜スーパーとかけずり回り、例のレンタル店に寄りました。私にとってこの店の利用は最後でしょう。いくら半額レンタルを連発されても、観たくないものを無理に借りたいとは思いません。半額でなくてよいから、もっと商品を充実させてほしいのです。今日は、ジョン・コルトレーン、ストーンズ、REM、コールド・プレイ、陽水3枚組ベストなどのCDを、一気に借りました。

 また、例の「エヴァンゲリオン」ですが、何とかついていっているつもりですが、残念ながらこの作品について語れる自信は私にはありません。


5月27日@ 松田⇒砂田
 Radio-iという名古屋のFM曲があります。全体的に選曲がたいへん良いので気に入っています。月曜の22時からジャズ番組があり、昨日初めて聞いてみました。残念ながら、往年の名盤をかけるわけではなく、現在活動中の日本人のCDを紹介する番組でした。内容や構成は面白いのですが、どうも日本人のジャズは洗練され過ぎていて、音が明る過ぎるように私には感じます。もちろんそれも好き好きなのですが、古臭い暗い音を期待すると、アレレッて感じになります。昔のNHK-FMのように、過去の名盤を丸ごとかける番組が、今の私としては聴いてみたいところです。


5月27日 砂田⇒松田
radio-iは貴重なFM局のようですね。ジャズもまた気軽に楽しく聴くことができそうです。今日は、東京はカラッと晴れていて、すがすがしい天候でした。岡崎はいかがですか。


5月27日A 松田⇒砂田
 こちらは、夕方からはようやく涼しくなってきました。昨日借りてきたジョン・コルトレーンをもう一度聴きました。最初はかなり違和感があったのですが、その素晴らしさに気付きました。2回、3回と聞いていくに連れ、その良さが分かってくるのは、どんな音楽でも同じですね。しかしジャズについては、まだまだ理解不足です。いつか人に紹介できるようになりたいな、と思っています。


5月28日 松田⇒砂田
 「宇宙に上手にお願いする法」(サンマーク出版)の本を入手しましたので、今朝郵送しました。明日には届く予定です。

 砂田君からいつものシリーズです。ホッとさせられます。

       


5月29日 砂田⇒松田
 本が届きました。ありがとうございました。これから読んでみます。


5月31日 松田⇒砂田
 今日はまた例のレンタル店に行ってきました。もう利用は最後と書きましたが、今日は本当に最後になることでしょう。この店は、もうすでに私にとって観たい商品の品揃えが限界になってきました。今回は、DVDは例の「新世紀エヴァンゲリオン」の最終回までの残り全て、吉田拓郎の3枚組ベストなどを借りました。岡崎には、郊外にたくさんのレンタル店がありますが、たまたま私の行動半径には品揃えの悪い店しかありません。この店は、今さらと感じる韓流モノが多く、これでは回転しないと思いました。私に、代わりにやらせてほしいくらいです。

 さて、吉田拓郎ですが、改めて聴いて感慨深いものを感じました。『襟裳岬』の拓郎バージョン、ライブなどを楽しむことができました。

 私の学生時代は、サザン・オールスターズ、山下達郎、大滝詠一(これに合わせてビーチ・ボーイズとフィル・スペクターの再評価が入る)が人気だったのですが、私はこれらをあまりポジティブな視点から聴けないのです。ついつい暗い学生時代を思い出してしまうからです。ビーチ・ボーイズはすでに中学時代から聴いていましたので、別格なのですが。

 その点、時代が私より過去の世代にある拓郎や陽水は、なぜか安心して聴けるから不思議です。拓郎の詩は、今聴くとかなり泥臭く、古臭く、陽水のような洗練さが残る作品は、時代とともに消えていっているように見えます(『ペニーレインでバーボンを』が発禁になっていたとは知りませんでした。一番聴きたかったのに残念です。→この歌は禁酒中の人は絶対に聴いてはいけません)。不滅の作品は揺るがないように思います。


6月3日@ 砂田⇒松田
その後、体調はいかがでしょうか。今、送っていただいた、「宇宙に上手にお願いする法」を読み終えました。全般にわたって、心が落ち着き、安心したような心持ちになりました。というのも、この本には「希望」があるように感じます。「宇宙に上手にお願いすれば、その願いはかなう」ということを知り、安心しました。そして、「誰でも願いはかなう」というように読み取れました。私も、改めて願ってみたいことがあります。この本をご紹介いただき、ありがとうございました。


6月3日 松田⇒砂田
 この本は良著だと思います。おっしゃる通り、そこには「希望」が書かれています。とにかく一度、「宇宙へのお願い」を試してみてください。

 明日はCT検査のために久々に病院に行きます。結果と診察は来週月曜で、いよいよ今後の治療が決定されます。

 また、今週金曜日は母の検査があります。母の体の状態が少し悪くなっているようで、妹も昨日から今朝にかけて怒りの発作が続き、疲れました。これについても宇宙に祈っているところです。

 また、2冊目の「宇宙にもっと上手にお願いする法」が出ています。ぜひこちらも併せて読んで頂ければと思います。一冊目で不十分な内容が補填されています。

 それにしても、この本に書かれている「祈り」というのは、コツが難しいですね。「〜でないようにしてください」と祈ってはいけないと書いてあります。例えば、悪いことが起き「ない」ようにとか、病が悪くなら「ない」ようにと祈ってしまうと、逆に悪くなってしまうという理屈です。これはなかなか工夫が必要です。

 私は前から気になっていたのです。この世の中で成功している人は必ず何かしているということを。芸能人で言えば(第1回の後半で少し触れましたが)、私は松島トモコさんに講演をお願いしたことがありました。直接お会いした瞬間、そのオーラは独特でした。高齢であるにも関わらずです。控え室でも何かいつも唱えられていました。おかしな宗教ではなく、昔から宇宙というか、神というか、そんな存在を固く信じているそうです。今は松島さんを知らない人のほうが多くなっているわけですが、過酷な芸能界、特に女優業にあって、その芸暦の安定した長さはたいへんなものです。また、動物に2度も襲われたのに無事でいられたのも奇跡と言えます。これは絶対に何かがあるに違いない、と思いました。

 話が戻りますが、吉田拓郎と『虹色の湖』のカラオケCDを、近日中に郵送します。


6月3日A 砂田⇒松田
 明日はCT検査の日なのですね。実は私も、糖尿病の検査のために病院に行きます。糖尿病を患ったのはもう7〜8年前なのですが、いったん直ったのですが、最近は体重が徐々に増えていますので心配です。今年の2月の人間ドックでは、薬を飲むほどではなかったのですが、今回は医者に何と言われるかを心配しています。

 松田さんのCT検査や気管支が重篤なもので「ない」ことを祈っております。あっ、「ない」と祈ってしまうと逆効果になるのでしたね。また、お母様も快方に向かうことを祈念しております。

 それから、「宇宙にもっと上手にお願いする法」をアマゾンに発注しました。松田さんが獲得しようとしている方法を、私も実践してみるつもりです。そうして一つ一つを乗りこえていきましょう。信じることができれば、願いはかなうはずです。


6月4日 砂田⇒松田
 今、糖尿病の診察を終えて、帰ってきたところです。酒を断て、というのが医師の結論でした。糖尿病のほうは大したことはなかったのですが、中性脂肪や尿酸値が多いのだそうです。体重も、2カ月で1キロ増えていました。痩せることが必要とのお達しで、明日から、ダイエットに取り組みます。

 松田さんのほうは、CT検査は終えたでしょうか。病気が快方に向かうことを祈っております。


6月5日@ 砂田⇒松田
 「宇宙にもっと上手にお願いする法」が、朝方届きました。これから読むことにします。そして、郵便受けに、松田さんが送ってくれた「吉田拓郎」のレンタルCDがが着いていました。早速、聴いています。
 私は、吉田拓郎の作品では、『旅の宿』と『襟裳岬』をカラオケで唄います。もっとも『襟裳岬』は森進一バージョンです。とても好きな歌謡曲で、歌詞が良いですね。もっとも、さえずりのママに言わすと、「(襟裳岬は)何も無い春」という歌詞がありますが、これが襟裳地方の人々の気に障ったらしくて、「素晴らしい自然のある(!)春」なのだから、「何も無い」というのは不当であると、苦情が出たそうです。面白いエピソードです。

 『旅の宿』を選曲するのはまれですが、ときどき唄います。「色っぽいね」という歌詞があるのですが、そこはとても気持ちよく唄うことができます。そのほかの作品も、2、3曲知っていました。吉田拓郎の良さは、全曲を通して、心地良い統一感があるところです。吉田拓郎ワールドを感じます。


6月5日@ 松田⇒砂田
 今日も天気は曇天ですが、おかげさまで朝から体調はすこぶる良く、助かっています。

 さて『襟裳岬』の作詞は拓郎ではありませんが、やはり「何も無い春です」の件はクレームがあったのですね(笑)。私も今回じっくり聞いて、当時大丈夫だったのだろうかと思ったのですが、やはりそうでしたか。拓郎は、一度聞くと耳に離れなくなりますね。

 ところで、砂田さんの診察結果ですが、酒を断てというのがお医者さんの結論なのですね。いきなり禁酒というのもなかなか辛い選択だと思います。しかし例えば居酒屋に通う頻度の半分を喫茶店にシフトするとか、さえずりのママさんにメニューを工夫してもらうなど、ストレスにならない方法がいくつかあるように思います。どうか無理のない禁酒の実践をお願いしたいと思います。また、今回せっかく話題にした拓郎の歌ですが、彼の作品は酒がらみの曲調が多く、あまり聴かないほうがよいかもしれません。何だか、本末転倒のオチになってしまいましたが。


6月5日A 砂田⇒松田
 体調も今日はまずまずとのこと。安心しております。お母様のことなど、何かとたいへんですね。

 私の診察結果を妻にも同じようにメールしたら、やたらと心配されてしまいました。「断酒せよ」と言われたのは事実です。しかしこれにはちょっとしたエピソードがあります。それは、ある患者が、「節酒せよ」というくらいなら、「断酒せよ」と言ってくれたほうが実行しやすい、と医師に言ったのだそうです。それ以来、その女医さんは、「断酒」せよと指導しているのだそうです。面白いですね。

 私の場合、中性脂肪が多く、尿酸値も高いので、痩せるしかない、だから「酒を断て」という指導が下されました。私が7、8年前、糖尿病で、血糖値が400まで行ったというお話しはしたと思います。その予後としては、まあまあ良いほうで、急に悪化することはないとのことです。そのため、ちょっと調子に乗って、「次はもう来なくてもよいのでは?」と聞いたら、「糖尿病では、3カ月もしないうちに目の網膜がやられることがある」と言われ、それで9月3日に診察を受けることになりました。


6月5日A 松田⇒砂田
 いろいろたいへんなご様子ですね。断酒というのは、いきなりできるものなのか、段階を踏む必要があるものなのか、酒を飲まない私には想像できないのですが、とにかくあまりストレスにならないような形で実行することを希望します。

 気分を変えて、また拓郎の話題に戻しましょう。『襟裳岬』の作詞は、「岡本おさみ」という人でです。どういう作詞家かを詳しく調べていませんが、当初、拓郎は彼とうまくやれるとは思っていなかったそうですよ。ところが作ってみると、拓郎の曲とうまく反応したのですね。また、拓郎はいろんな人に曲を提供していますが、その中でも好きなのは、キャンディーズの『やさしい悪魔』です。言われてみると、これはまさに拓郎節です。こういった作品を集めたコンピレーションがあったら、ぜひ聴いてみたいところです。


6月5日B 砂田⇒松田
 『襟裳岬』の作詞は、「岡本おさみ」なのですね。この歌は、歌詞も良いのですが、唄っていて気持ちがよいのです。拓郎の作ったメロディに歌い上げるところがあって、「唄った!」という高揚感があります。拓郎の唄う『襟裳岬』は軽い感じがありますが(本来はこちらで発表したかったのでしょうが)、森進一の演歌バージョンとは違う印象があって、それはそれでなかなかよいものでした。

 お母様の検査と診断結果はご心配ですね。体のことは、自分の思うようになりませんね。いつも無力感にさいなまれてしまいます。生身の体を持っているのだということをつくづく感じます。松田さんも、お母様も、お体を大事にしてください。私も節酒と節食をがんばります。


6月6日 松田⇒砂田
 先ほど病院から戻りました。母の方はおかげさまで深刻な状態でなくホッとしております。ただ、痛みがあるのはなんとかならないものかと思います。問題は月曜の私の結果ですが、問題ないものと祈っております。


6月6日 砂田⇒松田
 お母様のご病気が深刻なものでなくて良かったですね。確かに痛みは困ります。その対処療法も、現代の医学では進んでいるはずですが、本当に何とかしてほしいものです。

 夕刻だと言うのに、こちらはまだ明るいです。陽が長くなりましたね。良い週末をお過ごしください。


6月7日 砂田⇒松田
 お母様は、その後いかがですか。お母様のことでは松田さんも、気が休まる時間がなかなかないのではと、心配しております。

 「宇宙にもっと上手にお願いする法」を半分ほど読みました。その中に「アフォメーション」という言葉があり、一種の感動を覚えました。この本では、「自分を肯定すること」という意味だとされています。これは「自己否定」の逆の、「自己肯定」ということを言うのだと思います。下手な哲学書に書いてあることよりも参考になりました。私も「アフォメーション」すなわち「自己肯定」を続け、「宇宙にお願い」をしていきたいと思います。そうすれば、「願いがかなう」のだということが分かりました。


6月15日 松田⇒砂田
 ご心配をおかけしております。先週月曜の検査結果は、肝臓が悪化しているということでした。そのためショックから立ち直れないでいます。原因は、しばらく抗がん剤を止めたことにあるようです。来週から週に一度、少し軽い点滴に代えた治療が再開されます。

 私は、自分の検査結果について宇宙にお願いしたのですが、どうして今回ダメだったのか理由が分かりませんでした。そこで、お願いする文章をもっとシンプルにして、月曜から3日間、とにかく祈り続けたのです。すると不思議な出来事が急に始まりました。願いは人に言ってはいけないという鉄則がありますから、まだ砂田さんにお話しできませんが(笑)、明るい兆しが見えてきました。


6月15日 砂田⇒松田
 祈りがかないつつあるようですね。メール交換を続けることができるようで、私もほっとしております。


6月16日 松田⇒砂田
 今日は神経科と皮膚科をハシゴして帰ってきました。うつ状態が改善しないので、妹の通っているクリニックに行ってきました。最近出たばかりの薬で、副作用が少なく大変良く効く薬があるそうです。早速夕食後に飲んだところです。


6月18日 松田⇒砂田
 今からまた父の墓参りに行ってきます。どうも抗うつ剤が私にはきつくて、昨日は飲むのを止めました。それでも今日は昼から少し体が動くので、それなりに効いているのでしょう。


6月18日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。お父様の墓参りはいかがでしたでしょうか。東京は午後から晴れていました。岡崎のほうはどうだったのでしょうか。


6月26日 松田⇒砂田
 しばらく失礼しておりました。またまた緊急入院です。原因はガスの膨張による下腹部痛、吐き気、がん自体が出す発熱に悩まされました。おそらく来週退院して、やっと抗がん剤が打てるのではと思っていますが、まだまだ長引きそうです。今日はこんなところです。


6月26日 砂田⇒松田
 入院中とのことですね。治療に専念していただければと思います。大変だと思いますが、何とか、快方に向かうことを祈念しています。


6月27日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。体調など、大変な思いをしているのではないか、と、心配しております。お見舞い申し上げます。
 治療が進むと良いですね。何度も言うようですが、お体とお心をお大事にして、今回の腹痛などを乗り切ってください。


6月28日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。入院中でしょうか。腹痛はいかがでしょうか。何とか乗り切ってください。私のほうは、今日は銀ちゃんの皮膚が荒れているので、動物病院に行ってきました。それ以外は自宅で作業をしています。
 明日は関西から関東にかけて大雨になるようです。くれぐれもお体とお心を大事にしてください。


6月29日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。入院中でしょうか。体調が芳しくないのでは、と心配しております。全国的に雨模様のようですね。東京も雨が降っており、今日は一日中、自宅におります。


6月29日 松田⇒砂田
 いろいろご心配をおかけしています。体調はまだまだです。実は観て頂きたい番組があるのです。無理にとは申しませんが、8日火曜日の朝9時からNHK-BS2で再放送される「コンバット」(恐怖の流砂)です。コンバットの脚本は単なる戦争ドラマではなく、自己肯定と、宇宙の存在を教えてくれます。もし可能でしたら、ぜひご覧になってください。


7月1日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。こちらは昨日から晴れています。梅雨の晴れ間と言った天気です。早いもので、今日から7月ですね。今年も半分が過ぎてしまいました。気が向いたらメールをください。


7月1日 松田⇒砂田
 こちらも良い天気です。退院は未定ですが、今日はBSで吉永小百合の映画を観ました。貧乏をテーマにした日活映画でしたが、たまにはよいものです。いわゆる「サユリスト」の気持ちが、何となく分かりました。最近は、テレビが面白いです。


7月2日 松田⇒砂田
 今は少し落ち着いています。しかし入院は更に長引くそうです。また抗がん剤も打てないそうで、非常に複雑な思いです。


7月2日 砂田⇒松田
 入院中とのこと、療養に努めてください。快方を祈っております。

 松田さんが、建設的なことをしていない、と言う人がいるとのこと。そんなことはありませんよ。病気は人間である限り、誰でも患うものです。病気になることは誰が悪いのでもなく、人間誰しも直面する現実だと思います。療養する、治療することだけで大変なことです。そのことを非難することはできません。松田さんもそんな声は無視して、療養に努めてください。


7月6日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。入院療養中だと推察しております。一日早い回復を祈っています。私のほうは相変わらずです。明日は、講義の日なので、その準備をしています。

 昨日から東京は猛暑です。すでに梅雨明けしているのではないかと思えるような気候です。温暖化現象の一つなのか、今日も暑くなりそうです。くれぐれもお体を大切にしてください。気が向いたら、メールをください。


7月8日 砂田⇒松田
 いかがお過ごしですか。どのような容態か、心配しております。「コンバット」の再放送「恐怖の流砂」を観ました。戦争という状況の厳しさと、そこに直面する流砂の恐怖について、よく描かれていると思いました。ドキドキしながら、映像を追いかけていました。

 こちらは暑い日が続いています。梅雨明けも間近だと思われます。松田さんの容態が回復することを祈っています。

 

 

【砂田好正からのコメント】
 このコメントを書いているのは、2008年9月23日の秋分の日であるが、松田さんの容態は、一進一退が続いている。抗がん剤治療の副作用があるとは言うものの、メール交換をする体力は保持されており、音楽についての会話も以前と変わらずに続いている。ただ、第12回を迎え、これまでにお互いが言いたいことを、かなりの程度まで話したように思えてきた。そういう意味で、二人ともに、ある達成感を感じている。 そのため、この「音楽談義」をホームページに発表することに、そろそろ区切りをつけることを考えた。現在でも二人のメール交換は活発に続いているが、とりあえずこのあたりで「中締め」にしたいと思う。今は改めて、松田さんのご病気がさらに快方に向かうことを祈るばかりである。

 

【松田博仁からのコメント】
 現在、私は自宅療養を続けています。砂田さんとのメール交換は、減っているわけではありません。これまでのメール内容は没になったものも含めて、砂田さんの方で保管・保存の上、機会あれば出していきます。ただ、今はある事情と言いますか、プロジェクトがあって(その内容は言えませんが)第1回からの原稿をリニューアルしている最中なのです。これは砂田さんと一緒に現在進めていますが、なかなか大変な作業で、データも満載なボリュームになりそうです。いずれにせよ、砂田さんのコメントにあったように、「中締め」ですから、これでオシマイというわけではありません。第13回以降の原稿はたくさんあります。しかし、これからしばらくはそのプロジェクトに時間を使いたいのです。ホームページへのご意見、私宛てのメールは今まで通りです。ただ、返信はあまりできないかも知れません。その点につきましてはどうかご了承ください。とにかく私は今、前向きに生きています。

 

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