こんな法律をつくりたい
20世紀の産業社会は効率と利潤追及の男性中心の働き方によって、多くの環境破壊
とリスクを次世代に残しました。21世紀の社会は、生命と環境を最優先した
循環型自立社会づくりにむけ、生き方を変え、働き方を変えることが問われています。
ワーカーズ・コレクティブのさまざまな事業は、そのような「働き方」を創り変え
地域の中から、女性が中心になってつくりだしてきました。
そのキーワードは、自由な労働の自治です。「雇う・雇われる」の関係を越えた、
事業を協同で企画し労働する仕組みです。
私達がワーカーズ・コレクティブ法に盛り込みたい項目は下記の通りです。
- 自分達が出資をし、雇われないで働く平等な組織である。
- 非営利団体である。
- 相互扶助の精神で地域社会に貢献する事業を行う。
- 税制の優遇措置がある。
- 届け出により成立する。
世界に例を見ない早さで日本の高齢化はすすんでおり、これから約20年後にそのピークを
迎えるとされています。常に右肩上がりであった経済成長はもはや望めず、税金や行政に
すべてを期待することは難しく、企業も生き残りのためのリストラに奔走するのが精一杯です。
経済性や効率を優先するために失われた自然環境や食べ物の安全性。処分しきれないゴミ、
希薄になった人と人との繋がり...21世紀のイメージは決して明るくありません。
しかし、非営利の協同組合の精神に基づいて市民が地域で興す事業は、まちを明るく
元気にする手段の一つです。ワーカーズ・コレクティブを法律で位置づけることは、
その力の拡大につながります。 |