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衛星写真の3D地球儀ソフト「Google Earth」の使い方

※当ページの更新状況は「天窓のページ」更新履歴を参照ください。
 
「Google Earth」のベースは、Keyhole社がEarthViewer 3Dとして開発、後にKeyhole 2 として販売されていたソフトウェアである。同社を2004年10月に買収したGoogleは、このソフトをバージョンアップしたものを 「Google Earth」として2005年6月28日に公開した。
特徴として
 ・地形や建物を3D(立体)表示することができる。
 ・画像を回転させたり俯瞰角度を変更して自由な方向や角度から眺めることが可能。
 ・衛星・航空写真の画像の上に都市名や道路を重ねて表示ができる。
 ・衛星・航空写真の解像度は、Googleマップとほぼ同じレベル。
 ・専用ソフトのインストールが必要である。
 ・類似ソフトの「NASA World Wind」に比べ衛星写真の解像度が高い。
 
 インストールにおける注意
 
ダウンロードはこちらから
  フリー版の他に、有料版のGoogle Earth Pro(年400ドル)がある。
       ※Google Earth Plus(年20ドル)の新規契約は2008年12月に廃止された。

●使用上の注意点
  快適に使用するには、PCにそれなりの処理能力が要求される。
  グラフィックスカード(ビデオカード)のドライバーは最新のものにしておくことを推奨

  推奨スペックは以下のとおり
  ・ OS:Windows XP または Windows Vista
  ・ CPU:IntelR Pentium4 2.4GHz以上 または AMD 2400xp以上
  ・ システムメモリ (RAM):512MB
  ・ ハードディスク:2GB の空き容量
  ・ ネットワーク速度:768 kbps
  ・ グラフィックスカード:32MB の VRAM 搭載で3D 対応
  ・ ディスプレイ:1280x1024, 32ビットカラー

●ディスクキャッシュ
  デフォルト(初期設定)では、ディスクキャッシュとして400MBが割り当てられる。
  ハードディスクの空き容量が少ない場合は
  [ツール] ⇒ [オプション] ⇒ [キャッシュ] でディスクキャッシュのサイズが変更できる。
 
 
 簡単な使い方
 1)初期画面
  
 
 2)ナビゲーションコントロール
@方向リセット
  ボタンをクリックすると画面真上を北方向にリセットする。
A左右回転
  リング部分をマウス左ボタンを押しながら回転させると、その方向に画像が回転する。
B視点変更用ジョイスティック
  内円部の∧∨><の部分をマウスでクリックすることで視点を変える。
  飛行機の機体真下に搭載しているカメラをイメージして、機体の方向を左右または機体上昇角度をアップ/ダウンさせた時のように画像が変化する。
Cスクロール用ジョイスティック
  手のひらマークの∧∨><の部分をマウスでクリックすることで、任意の方向へ画像がスクロールする。
  (他の操作方法)
・画像の任意の場所でマウス左ボタンを押した状態にすると、手のひらカーソルが掴んだ状態に変化し、任意の方向へ自在に動かすことができる。
Dズームイン・ズームアウト
スライドレバーを+方向へ動かすとズームイン、−方向へ動かすとズームアウトする。
(他の操作方法)
・マウス左ボタンのダブルクリック:ズームイン
・マウス右ボタンのダブルクリック:ズームアウト
・マウス右ボタンを押したまま上下にスライドさせることによりズームイン、ズームアウトが可能
・マウスのホイール操作によりズームイン、ズームアウトが可能
 
 3)ステータスバー(画面下側)
Eポインタ(緯度)  
マウスで指した位置の緯度を示す。
Fポインタ(経度)
マウスで指した位置の経度を示す。
G高度(座標位置)
マウスで指した位置の高度を示す。
H高度(俯瞰位置)
俯瞰位置の高度(アイレベル)を示す。
Iストリーミング
画像情報の受信状態を示す。
※GHの間にマウス位置の画像の撮影日が表示される。
 
 4)サイドバー(画面左側)
  
検索
 検索内容によって”ジャンプ”, ”ビジネスを検索”, ”ルート”のタブをクリックしてモードを選択する。
 検索のキーワードを入力した後でボタンをクリックする。

1)ジャンプ
  対象地域を地名または座標データで入力する。
   例:京都の場合
     地名で      京都
     座標データで  34°59'8.54 N, 135°45'29.62 E
  Googleマップを利用すれば、簡単に座標データを貼り付けることができる。Googleマップで目的地を表示し
  『このページのリンク』をクリックした際に表示されるURLの"&ll="と"&spn"に挟まれた数字(下記例では
  "35.363856,138.733635")をコピーして貼り付ける。
  例: http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&om=1&ll=35.363856,138.733635&spn=0.097152,0.159645
2)ビジネスを検索
  ホテル、喫茶店、書店等のキーワードを入力して検索する。
  場所欄に何も入力しなければ、表示されているエリアから検索される。
3)ルート

  出発地点と到着地点を入力してルート検索をする。
  ドライブルートが紫色の線で、途中のポイントとともに画面に表示される。
  ボタンをクリックするとジャンプモードでツアーを開始する。途中でポーズもできる。




場所
 任意の場所に目印を作成して[お気に入り]フォルダへ登録する。

@コンテンツを追加
 ブラウザを起動してGoogle Earthギャラリーから登録されたコンテンツをダウンロードする。

Aツアーの再生
 お気に入りで選択したボタンをクリックするとジャンプ"モードでツアーを開始する。
 複数の場所を選択した場合、途中でポーズもできる。

B透過度調整
 スライドレバーでオーバーレイの透過度を調整できる。












レイヤ
  画像にスポット、境界線(市町村)、道路等を重ね合わせて表示する。

地図情報のレイヤ表示
 地形を3D表示する:[地形]にチェック
 建物を3D表示する:[建物の3D表示]にチェック

※Ver5.0では新しいレイヤとして「海」が追加された。

 
 5)上部ツールバー
@検索対象
  検索対象地域を地名または座標データで入力する
A検索を開始
  検索対象を入力後、ボタンをクリックする。
Bサイドバーを表示
  左側サイドバーの表示/非表示を切替える。
C目印を追加(プレースマーク)
  お気に入りに目印(プレースマーク)を登録する。
Dポリゴンを追加
  画像上に線や図を描いてkml または kmzファイルで登録することができる。
Eパスを追加
  画像上にハイキングルート等を描いてkml または kmzファイルで登録することができる。
Fイメージオーバーレイを追加
Gツアーの録画
H過去のイメージ
  時間スライダで設定した過去の画像を表示する。
I日照
  太陽光の影を画像に反映する
J地球/天体/惑星の表示切替
  天体、地球、他の惑星(火星)の表示モードを切替える。
K定規(ルーラー)を表示
  画像の上で指定した2地点間の距離または複数地点の累計の距離を表示する。
Lメール
  Eメールを送信する。
M印刷
  画面に表示されている衛星画像を印刷する。
NGoogle マップで表示

  画面に表示されているエリアをブラウザのGoogleマップで表示でする。
 
 「お気に入り」の登録
任意の場所を「お気に入り」として登録しておくことができる。
これで登録したkmlという拡張子のファイルをホームページで公開すれば、Google Earthの利用者であれば情報を共有することができる。
 
1) 表示されている方向や俯瞰位置がそのまま登録されるので、登録する場所を決めたらアングルや表示サイズを確定してから押しピンアイコンCをクリックするか、メニューバーの [追加] から [目印] をクリックする。
 
2) 押しピンマークが点滅状態となり、目印の登録ウィンドウが表示される。
 
3) マウスの左ボタンをクリックした状態で押しピンマークを任意の場所へ移動させる。(押しピンマークの位置のところへ名前が表示される。)
 
4) 目印の登録ウィンドウの名前欄に適当な名前をつけて、OKボタンをクリックする。
 
 
5) この時に、名前欄右側の押しピンマークをクリックしてアイコンを変更することができる。
 
6) 登録が完了すると場所欄に登録した目印が表示される。
 
7) 登録したものをkmlファイルとして書き出すには、場所欄の該当の目印(Placemark)を選んでから右クリックで名前を付けて保存をクリックし任意のフォルダに保存する。
上の例で登録した  皇居のkmlファイル     JR東京駅のkmlファイル
 
 建物の3D表示
「建物の 3D表示」の立体写真モデルにチェックと入れると、登録された建物が3D表示ができる。
Ver4での3D建物表示 Ver5での3D建物表示
「立体写真モデル」に登録されていない建物であっても、一般ユーザーやGoogleによってGoogle 3D ギャラリーに登録されたデータをダウンロードしてお気に入りとして登録できる。
 
3Dギャラリーから目的の画像を見つける。
 
ファイルとしてダウンロードする場合は、目的の画像をクリックして次のような画面が表示されたら、画像右下の「モデルをダウンロードから「Google Earth 4 (.kmz)」を選択する。
 
ダウンロードの画面が表示されたら「開く」ボタンをクリックする。
ダウンロードしたファイルは、一時ファイルとして場所の保留欄に追加されるので右クリックで「お気に入り」に保存を選んで登録しておくことができる。
 
 フライトシミュレータモード
Google Earthの世界をフライトシミュレータとして楽しむことができる。
ジョィスティックコントローラを使うこともできるが、マウスやキーボードでも操作できる。

1)フライトシミュレータの起動
  「ツール」から「フライトシミュレータを開始」を選択する
  または Ctrl + Alt + A キー (Macの場合は コマンド/アップル キー + Option + A キー)を押すと、下図の開始画面が表示される。

  開始画面では、
    飛行機の選択: 戦闘機(F16)またはプロペラ機(SR22)のいずれかを選択
    開始位置の選択: 現在位置または登録された空港から選択
 
  
  
2)シミュレータの操作(キーボード)
シミュレータの一時停止 Space
推力アップ(スロットル開) PageUp
推力ダウン(スロットル閉) PageDown
補助翼左 左矢印
補助翼右 右矢印
昇降舵を押す(下降) 上矢印
昇降舵を引く(上昇) 下矢印
左輪ブレーキ , (コンマ)
右輪ブレーキ . (ピリオド)
  
3)マウスでの操作
  左クリックでマウス操作の有効/無効を切替える。
  マウス操作が有効な状態では、画面上にポインタが表示される。
  ※操作に慣れるまでは、極端にマウス動かさないことが重要です!
 
4)フライトシミュレータの終了
 Ctrl + Alt + A キー または Escape キーを押す。
 
        
 
 NASA World Windと比べてみたら
「Google Earth」と「NASA World Wind」はイメージ的にソックリだが、比較してみると画像が鮮やかで遊び感覚で使うにはGoogle Earthに軍配が上がる。専用ソフトのファイルサイズ(ダウンロードファイル)で比較すると、10MbyteのGoogle Earthに比べWorld Windは60Mbyte(Ver1.3.5)とかなり大きいサイズであったがVer1.4では16Mbyteとほぼ互角になった。
 
ほぼ同じアングル、サイズになるように設定した状態での富士山周辺のスクリーンショットです。(画像補正なし)
Google Earthでのスクリーンショット NASA World Windでのスクリーンショット
 
 
  更新履歴
2009年06月10日 東京、大阪、京都、神戸の主要部が3D化された。
2009年02月03日 バージョン5.0 がリリースされた。
・天体モードに加え火星の画像を表示できるモードが追加された。
・海のレイヤが新たに追加された。
・過去の地球の衛星航空写真の画像を表示できるようになった。
2008年04月17日 バージョン4.3 がリリースされた。
・太陽光による影の変化を景観に反映させる「サンライト機能」が搭載された。
・Googleマップ同様のストリート ビューが表示できるようになった。
2007年01月10日 Google Earth 4 の正式版(4.0.2722)がリリースされた。
・「ベスト 3Dギャラリー」レイヤで、よりリアルに建物を3D表示できるようになった。
2006年09月14日 Google Earth 4(ベータ)日本語版がリリースされた。
・日本国内の主要な地域の「建物の3D表示」が可能となった。
2006年06月12日 衛星画像の解像度を高めたGoogle Earth 4 (ベータ)がリリース、Linux版も追加された。
2006年01月10日 Windows版正式バージョン英語版がリリース、Mac OS X版(ベータ)も公開された。
 
 
 こちらへもどうぞ  3D地球儀ソフト「NASA World Wind」の使い方
「Googleマップ」の使い方




 
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