どの本とは特定できないのですが、素子さんの本が好きな人は必ず影響を受けていると思います。
【莫迦】 さあ、なんと読むでしょう。
『グリーンレクイエム』 講談社文庫
素子さんの著作の中で一番好きな作品です。そしてショパンに興味を持ったきっかけの本です。主人公の明日香は実は人間ではない。ファンタジーものかと思えばそうではなく、奥が深い物語です。人間と植物の関係について考えさせられました。
「ほれた女一人守れなくて、それで男がつとまるか」(著作権はどうしよう・・)心に残る台詞です。
『あなたにここにいて欲しい』 講談社文庫
忘れもしない中学生の頃、国語の先生に反発してこの本で読書感想文を出しました。(普通は課題図書とか文学系ですよね)ちゃんと読むと深い内容があるんですよ。女同士・恋人同士の関係についてだと思うのですが、相手が自分よりも弱い部分があるとついつい「あたしがやってあげなきゃ」と思ってしまう・やってしまう。それは本当にお互いのためなのか。もしかしたら弱いのは自分かもしれない。主な登場人物は4人ですが、それぞれ人に対してコンプレックスを持っています。一人一人自分と相手に向き合えたときに、関係が前進するのかなと感じました。
ここ数年素子さんの昔の本を探すのは難しくなってきていますが、『グリーンレクイエム』と共に是非読んでもらいたい本です。
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