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慣れ親しんだマニュアル車を運転する場合,クラッチがギリギリ切れる位置までしかペダルを踏まないと思います。ところがシート位置を調整する時には,クラッチペダルを左足で一杯に踏める位置に調整しますよね。すると今度はやたらとブレーキペダルが近く感じませんか? また,インパネの下のほうにスネが当たりやすかったりして,とにかく窮屈な運転姿勢を強いられます。 そこで,今回はクラッチペダルの踏込みのストップ位置を制限し,無駄なストロークを短縮する"クラッチストッパ"をDIYで自作しました。 設置場所はフロアカーペットを留めている黒い樹脂カバーがはまっているボルト(写真中央)。手前に出てきており,M5サイズのナットがつきます。 |
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ストッパの材料は, 1) ホームセンターで売っているイレクターパイプの足のアジャスタ,約200円(上写真)。サイズは外径が30mm,高さが最小時に25mm(ボルト含まず),ボルト径はM8です。イスの足のアジャスタなどなど他の同じようなものでも可能。 2) アルミの中空の角材(中,下写真)。厚さは1.5mmで,サイズは12mm x 25mm x 70mmです。アジャスタを取り付けるための8mm以上の径の穴を空けておきます。その反対の端の奥の面には,車体側に取り付ける穴を後で空けます。 それぞれの穴の対面には,ナットを締めるためのラチェットレンチのソケットが回せるように,大きく切り欠きを入れます。(横からスパナは無理でした。) 作業の汚さはご愛嬌ということで。。(^^) |
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アジャスタは白い樹脂部分がボルトになっているので,これを回せば長さが調整できます。今回はとりあえず一番短い状態にしときます。 走行中に振動で回ってしまうとストップ位置が変わってしまうため,スプリングワッシャーとナットでしっかり固定しました。 |
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アジャスタをアルミ材に取り付けます。 これもスプリングワッシャーとナットで固定します。 |
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アジャスタがクラッチペダルを踏込んだときにアジャスタの中心に当たるように,できあがったストッパ本体に5mm以上の径の穴を空けて,車体に取り付けます。 このサイズのスプリングワッシャーが手持ちに無かったので,普通のワッシャーとナイロンナットで緩み留め対策をしました。 注) この車体側のボルトはかなり華奢なうえ根元の強度も弱そうなので,長期的な使用には,車体に別途穴開けして,直接アジャスタを取り付けたほうが良いかも知れません。今回の方法はあくまで完全に元に戻せる試作です。 |
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取り付けが完了したら早速テストをします。 エンジンを始動して,クラッチペダルをストッパまで踏込み,ギアが1速にすんなり入ればOK!です。 ところが,夕方取り付けて翌日の日中に運転したところ,停止状態で1速が少し入りにくくなりました。走行中は普通に変速できることから,気温が上がってほんの僅かに半クラッチ状態になっているようです。気温が高いほどクラッチは切れにくくなるので,寒い日の調整は避けたほうが良いですね。 そこでストッパと車体の間のマットを切断除去しました(写真赤線に沿って切り取ります)。 |
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取り付けたストッパは,屈み込まなければ全く見えません。 初期状態を短く作れば,好みに合わせてアジャスタにワッシャを挟んで固定し,クラッチが切れた以降のストローク幅を調整することができるでしょう。今回の仕様では無駄なストロークを約15mm短縮できました。 走行した感想は,初めはやや違和感がありますが,シート位置が1ノッチ分後ろにできたことで,足下のスペースに余裕ができました。 絶対にクラッチを切れるか切れないかの微妙なところに設定してはいけません。クラッチ板の摩耗や気候条件の変化で走行不能になるおそれがあります。くれぐれも製作,取り付け及び使用は全て自己責任で行って下さい。 |