ウインカーポジションユニット

ウインカーポジションユニット1 TJは米国国内の仕様から日本輸入向けの仕様にいくつか変更点があります。

その一つが灯火類。特にリアのコンビネーションランプの外観はかなり変わってますよね。あとは夜しか判らないところでフロントのポジションランプ(車幅灯)。US仕様ではヘッドライト内の白色灯とフェンダー前面の橙色灯の2対が光ってます。このうち後者が日本の車検に通る,すなわち道路運送車両法の保安基準を満たすため,途中で断線されてます。

この断線している線を接続するだけで,橙色灯をターンシグナル(ウインカー)とポシションランプとに兼用できます。ただし,これではターンシグナル作動時に光が点滅ではなく,点灯<=>減灯になるので保安基準に適合しません。

そこで作動時に点滅になる市販のキットを購入しました(写真)。WORLD AUTO PLANNINGのウインカーポジションユニットWPU-2で,メーカーサイトで車検対応となっています。
ウインカーポジションユニット2 取り付けの前に一つ問題があって,フェンダー横面のターンシグナル線は,前面の線から分岐したものなので,説明書通りに接続すると一緒にポジション化してしまいます。

横面の橙色灯をポジションランプとして使っても良いのかどうか確認できなかったのと,独立したターンシグナルがあったほうが視認性が高いだろうなということで,予め前面と配線を分離しました。

前面の橙色灯の裏側を見てみると,エンジンルームから写真左に線がきて,コルゲートチューブをめくるとターンシグナル用の黒(-)と黄緑(+)が2セットと黒/黄(断線しているUS仕様の線)が見えます。このうち横面用の黄緑を分岐点から切断し,助手席左足元のリアターンシグナル左右の+線(左:緑/赤,右:茶/赤)から分岐させました(キーレスエントリー参照)。
ウインカーポジションユニット3 助手席足元から分岐した線は,バッテリー裏からエンジンルームに引き込み,写真黄色の部分を通って左右のフェンダーに届かせます。

左フェンダーへは,既存の太いコルゲートチューブが通っているのでその中を通せばキレイに収まります。

一方,グリル上部は,7本スリットから手を入れると左右にチューブが通っていますが,中に入れるのが大変なので,タイラップ等で前から見えないように沿わせて固定しました。
ウインカーポジションユニット4 これからはキットの説明書通りです。必要な工具は電工ペンチ程度です。

これは左側の写真ですが,ヘッドライト裏の近くにターンシグナル線(2つ上の写真に繋がる)のうち,黄緑(+)を切断し,ランプ側にオスギボシ,反対側にメスギボシを付けて,キットに付属の延長コードのピンク,橙をそれぞれ接続します。

延長コードは上の写真のグリル内を通して右フェンダー側に届かせます。
ウインカーポジションユニット5 右側も同じようにターンシグナル(+)線を切断し,キットのピンク,橙をそれぞれ接続します。

次にヘッドライト裏にあるスモールランプの黒/黄にワンタッチコネクタでキットの黄線を分岐します。
ウインカーポジションユニット6 キットのユニット本体は写真のように大変小さいものです。

防水処理もされているようなので適当な平面を探し,写真の位置に付属の両面テープで固定しました。アースは写真のユニット右にある既存のものに共締めしました。

ここでヒューズを入れる前に作動テスト1としてターンシグナルが正常に作動するか確認します。
ウインカーポジションユニット7 作動テスト1が正常だったら,作動テスト2としてスモールランプを点けて,橙色灯も同時に薄く点灯するか確認します。これが正常であれば取り付け完了です。


ただし,これだけでは保安基準に適合しないんですね。

保安基準では車幅灯の灯光の色が全て同一である必要があるため,ヘッドライト内のスモールランプ球を外します。
ウインカーポジションユニット8

ウインカーポジションユニット9
取り付け後は,スモール点灯で写真上,ヘッドライト点灯で写真下の状態になります。かっこいいですよね!!!

なんといってもこのポジションの利点は,夜間の走行ではTJを含めてJeepのヘッドライトが中央寄りで車幅が判りにくいことを回避し,対向車に対して的確に車幅を伝えることができます。

WRANG-LAND!!!