
■グランドファーザークロックの修理■ホールクロックの修理
↓下に画像が続きます。

大正時代に、ドロワール・ド・レゼー家より復生病院に贈られました。
今は復生記念館に置かれ、余生をおくっているアンティーク置時計
(2005年7月27日修理完了)
グランドファーザークロック(フロアクロック/ホールクロック) フランス製 (鐘チャイム打ち)
静岡県御殿場市神山109
TEL (0550)ー87ー3509

写真では大中小の三つですが、鋳物の鐘が四つあります。(右側の鐘の内側にもう一つ)
15分、30分、45分は小さな三つの鐘の連打、その後時報は大きな鐘で鳴り分けます。
現代人には真似の出来ない工夫により、鳴り方の全て違うチャイムが時を告げるのです。
約1世紀前、遠くフランスから日本に来たこの時計は、しかしその更に1世紀も前に作られたものでした。
その間戦争をはじめ様々なことが・・・。そしていつからか、本来の複雑な鐘は鳴らなくなっていたのです。
さてこの時計を元通りにする作業は一言、苦行。忍耐を重ねた結果がお分かりいただけたら幸いです。



時計技術者なら絶対にしないことですが、何十年もの間、機械全体に繰り返し「油」を吹き付け、
重りを重く改造しながら無理やり動かし続けて来た最後の姿です。一見、手に付く油のようですが
当初の潤滑油は完全に固まって接着剤状態。歯車はもちろん、全ての部品が微動だにしません。
ところが時計用でない油は一旦固まると洗浄液にはほとんど溶けません。根気強く物理的な方法
で取り除きます。しかし見た目はすばらしくきれいになっていても、完全に取り除くのは至難の技。
ほんの僅かでも残っているとやがて歯車を止めるので、洗浄しては組み立てる、を繰り返します。
(上の三枚は、修理ご依頼の際に、復生記念館の森下様からお送り頂いたお写真の一部です)






★また一台、古時計に命が戻りました。何事も無かったかのように時を刻むピカピカの歯車達。その笑顔、伝わりましたか。
ホールクロック(グランドファーザークロック)は、鐘の響きこそが命 東京都 町田市 橋本時計店 ホールクロック(グランドファーザークロック)の重り持ち上げ時の注意
Machida city Tokyo Japan
Alma(アルマ)、AMS(アムス)、ARTEM(アルテム)、CHRISTIAAN HUYGENS(クリスチャンハウヘンス)、DIAMANTINI DOMENICONI(ディアマンティーニ・ドメニコニ)、DOLD(ドルト)、ENRIQUE LAFUENTE(ラフェンテ)、HENTSCHEL(ヘンチェル)、HERMLE(ヘルムレ)、HORN(ホルン)、HOWARD MILLER(ハワードミラー)、INTERCLOCK(インタークロック)、J.WARMINK(ワルミンク)、KIENINGER(キニンガー)、RAURIS(ラウリス)、URGOS(ウルゴス)★ホールクロックを家具、インテリアとして扱い設置状態のまま移動(引越)したための破損事故が絶えません。グランドファーザークロックは引越し以外の少しだけ場所を変えたい場合でも細心の注意が必要です。