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三重県多気町の相鹿瀬に有る女鬼峠は、古の時代お伊勢さんをお参りした旅人が熊野権現に向かった街道の最初の難所でした。
玉城町田丸から和歌山別街道と呼ばれる街道が紀州に向かって続いていました。
この道は世界遺産にも登録された熊野古道の一部であり、一部は舗装されて今も使われていますが、一部は新たに作られたトンネルに取って代わり日常生活から切り離された非日常の時間の中で昔の佇まいを残しています。
今回紹介するコースは、多気町役場を基点に田圃の中ののんびりした道を経由してから女鬼峠を満喫し、宮川沿いの眺めのいい道を疾走し、国道を併走する古い街並みの旧道で多気町役場に戻る全長25kmの手軽ながらもバラエティーに富んだコースです。
クロスバイクでも何とか走れますがオールマウンテンと呼ばれるような登りも得意なタイプのマウンテンバイクのほうが向いています。
ロードレーサーやマウンテンルック車にはお勧めできません。
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多気町役場の前の坂の上の信号を右に曲がって斜めに入る道を進むと42号線多気バイパスの上を立体交差します。 既に道は狭く下を走るバイパスの向こうに見えるシャープの巨大な工場との対比が別世界に続いている予感をさせてくれます。 真ん中の背の高い建物がホテルエコノ多気です。 |
| 2 | ![]() | 立体交差を過ぎて直ぐにあるミカン畑の向こうには多気町が進めるクリスタルタウン計画の造成地が広がっています |
| 3 | ![]() | 西山へ抜ける道は竹やぶの中で昼でも暗いですが舗装されているためクロスバイクでも快適に走ることが出来ます。 |
| 4 | ![]() | 西山の集落の突き当りを右折してのどかな田圃の中の道をひた走ると左手に溜池が見えてきます。
これが油夫池(ゆぶいけ)です。 このあたりは車の数も少なく道もいいので自転車で飛ばすにはもってこいです。 |
| 5 | ![]() | 栃が池です。訪れたときは3月の始めで鴨が数羽浮かんでいました。 |
| 6 | ![]() | 新女鬼トンネルには目もくれず栃が池の東端まで行くと道祖神がこじんまりと佇んでいます。 |
| 7 | ![]() | 道祖神のところの小道を入ってしばらくすると女鬼峠の入り口があり、道標には熊野古道と書かれています。 |
| 8 | ![]() | 女鬼峠の入り口の標識を過ぎてしばらくミカン畑の合間の簡易舗装の道を行くと伊勢自動車道をくぐるトンネルがあります。 トンネルを抜けて右に曲がって直ぐのところにチョッと場違いな立派な案内看板が設置されています。 |
| 9 | ![]() | 案内看板には熊野古道のいわれや、今回走る女鬼峠に残る遺産について簡単に紹介されています。 |
| 10 | ![]() | 看板のところから10数メートルで舗装路は終わりです。 案内板には「荷車の轍」と紹介されている部分です。 舗装こそされていませんが踏みしめられていて700C×35を履いたクロスバイクでもしっかり走れます。 |
| 11 | ![]() | 水呑み場跡から荷車の轍を見下ろす。 結構急な坂でこのあたりになるとクロスバイクではチョッときついです。 |
| 12 | ![]() | 女鬼峠頂上 峠と言っても高低差はそれほどでもありません。落ちている木の枝や岩の方が難儀でした。 |
| 13 | ![]() | 峠の切通しは子供の頭ぐらいある大きさの岩が転がる難所で両脇に迫る岩塊が迫力満点です。 |
| 14 | ![]() | 峠の切通しでいい加減難所は過ぎただろうと一安心したところで次の大きな試練が待ち構えていました。 普通の峠越えであれば上りが大変で、下りは爽快な気分になれるのですが、今回は敷かれたばかりの砂利に車輪を取られて全く走ることが出来ません。 |
| 15 | ![]() | 厚さ10cm程度のふかふかの砂利道では700C×35のタイヤでは底まで沈んで漕いでも動かないほどでした。 |
| 16 | ![]() | 如意輪観音像を過ぎて砂利道も半分ぐらい過ぎたところで多少硬く踏みしみられた砂利道に出て、そこからはスピードを出して走れるようになりました。 |
| 17 | ![]() | スピードが乗ってくると下り坂はあっという間で相鹿瀬側の看板のところまで一気に駆け下りてしまいました。 |
| 18 | ![]() | 相鹿瀬からは県道相鹿瀬大台線で宮川沿いを栃原まででて、国道42号線と国道に併走している旧道を利用して多気町役場まで戻りました。 国道は交通量も多くスピードを出している車が多い上に歩道や路肩の無いところも有るので極力旧道を利用したいです。 |