今回ご紹介する和歌山街道、和歌山別街道は、江戸時代に紀州藩の本城と東の領地松阪城、田丸城を結ぶ街道として整備された紀伊半島を東西に横断する街道です。
さらに古くは伊勢参宮や熊野詣、吉野詣の巡礼道として、また伊勢志摩の海産物を大和地方に運ぶ交易路として栄えた街道でした。
和歌山街道は高見峠から飯高、飯南を経て、途中飯南町横野から六呂木町まで伊勢本街道と重複するルートを通り松阪城に至ります。
和歌山別街道は飯南町粥見で和歌山街道から分岐し桜峠を超え丹生、野中を経由して玉城町田丸に至ります。
今回紹介するサイクリングコースは、多気町の多気駅から野中で和歌山別街道に合流し、粥見から和歌山街道で松阪駅に向かうJRの駅を起点と終点にする全長50kmのコースです。
今回紹介するルートは高低差もあり車の往来の多い国道も走るので上級者向けです。
スポルティーフで走った感じは、一部の道で舗装が悪くガタガタとしていましたが、全体的には舗装路ばかりで快適でした。
細い坂道や平坦な道、田んぼの中の道や格子戸の美しい古い街道、鳥の鳴き声しか聞こえてこない山の中や車の多い国道など景色もバラエティで楽しめます。
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JR紀勢線と参宮線の分起点 多気駅を起点に出発します。 小さな駅ですが特急南紀、快速みえも停車する駅です。 今回のルートは写真の右手の3階建ての建物の脇の道から始まります。 |
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東池上の集落を抜けて土羽に向かう道は道の両側の木々が良い木陰を作っています。 このあたりは交通量も少なく走りやすいです。 |
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外城田小学校の横を通り抜けてしばらく行くと県道伊勢多気線と交差します。 この交差点が野中、ここからが和歌山別街道です。 |
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現在、和歌山別街道は県道伊勢多気線の一部になっています。 多気から玉城町を経て伊勢に向かうメインルートなので車の量は多いです。 |
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国道42号線と交差する仁田の交差点です。 格子戸のある家があって歴史のある街道らしくなってきました。 |
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佐奈神社です。 宮司さんが常駐する神社で立派な森があります。 |
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旅の人や馬の安全を見守ってくれる馬頭観音が祀られていますが祠の中は暗くてよく見えませんでした。 |
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JR紀勢線に沿った細い道を仁田から前村まで走ります。 静かな生活道路なので大勢で爆走しないように心がけたいです。 橋の手前の緑の看板のところで右折して神坂を目指します。 |
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右折して直ぐのところに道標が建っています。 「金剛座寺観世音是より十一丁」と彫られています。 |
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神坂から長谷に向かう道の舗装路バージョン。 こちらは時々車が通ります。 ロードレーサーやスポルティーフはこちらの道がお勧めです。 |
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神坂から長谷に向かう道の山道バージョン。 近畿自然歩道「山あいの古寺と両郡橋をたずねるみち」の標識に誘われて入っていくと軽トラックがやっと通れるぐらいの小道になります。 一部未舗装部分があるのでロードレーサーの場合は避けたほうが良さそうです。ランドナーやシクロクロスの場合はこちらの道も一興です。 |
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長谷の配水場の坂です。 今回のルート中で最も勾配のきつい部分です。 フロントトリプルにして良かったと思える坂道でした。 |
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丹生大師の山門です。 往時の繁栄が偲ばれる立派な門で守護神も迫力があります。 |
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丹生の集落は家々に昔の屋号が書かれており江戸から明治にかけて「丹生千軒」と称されるほど繁栄した面影を見ることが出来ます。 今回のルートの中でも最も歴史を感じる街並みでスピードを上げて通り過ぎるのが勿体無いぐらいです。 ちなみに今回のルートではこの交差点で左折します。 |
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丹生の集落を後にして櫛田川沿いを走ると古江の集落に入ります。 突き当りを右折です。 |
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勢和大橋の下流には川原にキャンプ場が整備されていて夏の間は結構賑わっています。 |
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国道368号線は車も少なく舗装もいいので思いっきり走られて気持ちの良い場所です。 |
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国道368号線は桜峠まで緩やかな長い上り坂になります。 峠は多気町と松阪市の境になっています。 |
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上りがあれば下りもある、一生懸命登ったら長い走りやすい下り坂が続きます。 一生懸命登ったご褒美みたいに風が気持ちいいです。 |
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ココで再び櫛田川に出合います。 空の青と木々の緑の中に赤い桜橋がひときわ映えます。 |
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桜橋の下では川遊びに興じている家族連れで賑わっていました。 |
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向こうに見える坂を上ったところが粥見の交差点、和歌山別街道と和歌山街道の分基点です。 粥見から横野までは国道368号線と国道166号線の重複区間ですが、普通の感覚ではここで368号線とお別れして166号線に入ったって感じです。 |
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道の駅茶倉を過ぎるとしばらくは櫛田川を眺めながらのサイクリングになります。 国道166号線は松阪と奈良県桜井を結ぶ道で交通量が多いうえにスピードを出しているのでチョッと危険です。 |
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不動の夫婦滝。 不動院の奥に落差10mの滝があります。 夏場のサイクリングではこんな涼しいところでの小休止がとても気持ちがいいです。 |
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ひたすら166号線を走ります。 緩やかな下りか平坦な道ばかりで信号も無いので思いっきり走ることが出来ます。 |
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松阪市の大黒田で166号線とお別れです。 |
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大黒田の一部に古い街並みが残されています。 |
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松阪市日野町の交差点に和歌山街道の起点の道標が建っています。 「左さんぐう道」「右わかやま道」と彫られています。 |
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松阪駅JR側改札口。 今回のコースの終点です。 |