もぐら2 讐

1998/12/5 発行
850円
新書版
中央公論社



◇ストーリー◇


  暴力団と癒着の噂があった警部補の死体が、
  刑務所の壁に磔にされ、その胸には、ナイフで
  裁かれよ!≠ニ、刻まれていた。

  数日後。有馬という男が自首してきたが、
  捜査の指揮を執る瀬田刑事局長は、得体の知れない
  『裁き』の始まりを予感し、有馬が収監されている
  下関北刑務所に飛んだ。

  そこで、かつての部下であり、
  二年前、犯罪組織壊滅の際に殺人を犯して服役中の
  影野竜司と会う。

  瀬田は竜司に、有馬の監視を依頼するが……。

  爆破される刑務所。暴動を起こす囚人の群。
  惨殺される看守たち。

  死と隣り合わせの状況の中、竜司は、命をかけて、
  不気味で強大な敵に挑んでいく。
 


◆ひとこと◆


  1作目から、約半年後に出たこの第2作目。
  これは、その後の「もぐら」の行方を決める、
  大事な作品となりました。

  というのも、1作目とこの2作目が、
  明正堂 NTT上野店という書店さんで、
  えらい売り上げを記録していたようなんです。
  一時期は、西村京太郎さんを超えてたらしくて。

  たった一店舗の話ですが、ここでの売れ方が、
  もぐらを続かせる原動力になりました。

  ここでの売り上げ実績がなければ、
  このシリーズが、今まで続いてたかどうか……。

  ホント、名もない駆け出し作家のわしの作品を
  推していただいた店の方や営業の方には、
  めっちゃ感謝してます。

  で……。
  初めて書店さんでサインをして、サイン本を出したのも
  ここでの出来事でした。

  先生≠ニか呼ばれて、むっちゃ緊張した。(笑)

  このとき、書店さんの平積みカウンターに並んでいた
  サイン本は、きっと貴重です。
  (そうなるように、がんばれっちゅうこっちゃね)



読みたくなったら…