行者還岳 (大峰山脈・1546.2m)




天気:晴れ 日にち:2006年5月14日
メンバー:K谷さん、K村さん、K池さん、Sさん、Hさん、猫チャン

行者還トンネル西口(9:35)→(10:42)奥駈出合(10:50)→
(12:17)行者還小屋・昼食(13:19)→(13:40)分岐(13:40)
(13:51)行者還岳山頂(14:00)→(14:33)行者還小屋(14:45)   
(15:35)トンネル西口への分岐(15:45)→(16:42)行者還トンネル西口



シャクナゲが鮮やかに咲いていました。


今日のメンバーの中には膝の状態がおもわしくない人がいるので、 ゆっくり無理のないペースで歩きましょう、というのが事前の決め事。
前日は15時過ぎに日裏南家族村のバンガローに到着。二間(各部屋ロフト付) だから、広々ゆったりくつろげます。と言っても、ほとんどの時間を外でバーベキューをして過ごし、 バンガローを使用したのは寝るときと着替えのときだけですけど。一棟貸しで1万3、4千円(入村料1人500円込み)ほどです。 大雨の中、泊まる酔狂な人間は私たちだけしかいなくて、静かにのびやかに過ごすことが出来ました。Sさんがケーナという楽器の音色を披露してくれたり、みんなで懐かしい歌を歌ったり、そんなことも貸し切りだから出来ることでしょう。
当日は6時に起床。空模様が気になりましたが、雲が垂れているものの雨は降っていませんでした。天気はその後回復していき、稜線を歩く頃になると太陽が顔を出してくれました。
行者還トンネル西口の駐車場は早くも満車に近く、バスも止めてあります。 今日のコースは、登り始めるといきなりの急登。 その上、前日の豪雨で道がぬかるんでいて歩きづらかったです。



しばらく登ると前方で歓声が上がりました。 見上げると、シャクナゲがあでやかな色合いを披露しています。 ここを皮切りにしばらくシャクナゲの華麗な姿を楽しむことが出来ました。と言っても、 満開にはほど遠く、一本の木に、3.4輪が花を開いていて後はふくらんだつぼみの状態。今年は開花が遅れていると聞いていたので諦めていましたが、 こうして見ることが出来て幸せです。
シャクナゲを愛でていると早くも降りてこられた方たちと行き交いました。上り優先が原則ですが、 最初のうちは私たちが足を止めて、下りの方たちに先に下りて貰っていました。が、 「後ろにずっと続いていますから、どこかで頃合いを見て登らないと前に進めませんよ」と、 お声をかけて頂きました。それを潮に 歩き始めますと、上にはぞろぞろと人が並び私たちが行き過ぎるのを待っておられます。 お聞きしたところ、 80人ほどのツアーだそうです。あの方たちが一気に下りて行かれるということは、 多分私たちの岐路は大荒れに荒れていることでしょう。今でも、かなりぬかるんでいるのですから。



稜線に出たところで休憩。急坂を登っているときはさほど感じませんでしたが、稜線に出ると風が強く凄まじいほどでした。 この出合を右に進むと弥山、八経ヶ岳。左は行者還岳、七曜岳、大普賢岳へと続きます。 ここから行者還小屋までは心地よい散歩が楽しめました。 右手には大台の山々。 左手に大峰の山並が見えます。昨日とうって変わって好天気。ありがたいことです。



途中、とても小さくて涼やかな様子の可愛いお花を発見。後で調べたところ、 ワチガイソウという名前と判明しました。一目惚れです。
行者還小屋に到着。みんな口々に「(小屋が)綺麗になったなあ」。猫は初めてなので、特に感想はなし。 ここで昼食をとりました。昨日の夜、バーベキューをしながら炭火で炊いた飯ごうのご飯で作ったおにぎりや 朝食の残りのパンなどを皆それぞれに頬張っています。 「山で食うと、何でも美味いね。」K村さんが豪快に食べています。 みんな、嬉しそうな顔。気心の知れた人たちと登る安心感がみんなの笑顔から窺えます。
今日は本来、七曜岳まで歩く予定でしたが、リーダーのK谷さんの判断で行者還岳に変更となりました。 時間とメンバーの疲労具合を鑑みての配慮だと思えます。全員異存なしで、変更決定。



小屋の横の道を大普賢岳方面に一旦進むと木の梯子が見えます。かなり急です。ここを登ると、 さらに木の梯子が現われます。先程よりやや長め。それを登ってしばらくすると、 大普賢岳方面と行者還岳への分岐に着きます。 左に道をとって行者還岳へ。ここから10分ほどで、山頂に着きました。 シャクナゲなど の木々が生えている中分け入って行くと断崖絶壁です。 高所恐怖症の身にはつらいのですが絶景です。弥山方面が綺麗に見えました。



山座同定した後、来た道を辿って行者還小屋へ。そして、トンネル西口への分岐へ。



登りは、奥駈出合を経由しましたが、下りはこの分岐から下りることになりました。 時間はかなり短縮できました。途中、ロープが垂らしてあるところもありましたが、 人があまり歩いていない分、土が捏ねられてなくて滑りやすくはありません。但し、急な下りなので緊張を要すのは致し方ありませんが…。 この道も、シャクナゲやムシカリの花が咲いていて綺麗でした。そしてシロヤシオのつぼみを発見。まだお花の時期には早いのに、姿を見せてくれてどうもありがとう!



下山後は上北山温泉でひと汗流しました。
〜参考までに〜
上北山温泉・薬師湯:入浴料500円
露天風呂あり 泉質はややぬるりとした感じ。匂いはありません。 正確には炭酸水素塩泉というそうです。神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性に効果があるそうです。
ボディーシャンプーあり(リンスインシャンプーなし) ドライヤー1個

では、今回出会った花たちを紹介します。(クリックで拡大)
シャクナゲ
シャクナゲ
ワチガイソウ
ミツバツツジ
ヤマシャクヤクのつぼみ
バイケイソウ群生
エンレイソウ
ムシカリ
ヘビイチゴ
ミヤマシキミ
シロヤシオのつぼみ
オオイタヤメイゲツ?