真妻山(523.4m) (和歌山県)



天気:晴れ 日にち:2008年3月16日
メンバー:2人

山野登山口→真妻山山頂→山野登山口


「日高平野周辺の山々のうち有数の高峰で、川辺町と印南町の境にそびえ、
標高は523.4mある。山容の美しいところから、日高富士とも呼ばれている。
幾筋かの渓流の源を養い、一種神秘の色を湛えているこの山の姿からは、
古くから丹生都姫命が鳶に乗り、この峯に天降りしたという伝説があるのも
極めて自然に感じられる。山頂には十一面観音を祀る観音堂や
一等三角点標石がある〜川辺町教育委員会〜」《登山口案内板より》


【御坊IC付近にて撮影】


阪和自動車道御坊ICで下りて日高川沿いに車を走らせると、やがて左前方に秀麗な山容の真妻山が姿を現します。 登山口は、山野小学校の手前を右折するとすぐにゴミ置き場が目につき、 その横の橋を渡ったところにありました。 登山口手前に駐車スペースがあります。


【左:登山口 右:林道脇のみかん畑】

登山口から30分ほどはコンクリートの林道が続きます。 両側にみかん畑が続き、たわわに実った橙が目をひきました。


【正面に真妻山が】



【林道終点】


3月というのに汗ばむ陽気ですが、林道が終わると樹林帯なので心地よく歩けます。
登山道を快適に歩いていると、道が下っているのが見えました。 登山道山側にテープを発見し、 近道と信じてテープに沿って歩くことにしました。


【ここが問題のポイント】

踏み跡はありますが、あまり人が通っていないのは明らかです。 藪を分け入って進むとあっけなく頂上に到着。しかし山名を記した物が何もありません。 周囲を見渡すと確かにここが一番高く、三方が急激に落ち込んでいるのが見て取れましたので、 山名板は伐採され放りっぱなしになっている 木々の下敷きにでもなったのかしらと、思いを巡らせながらしばし休憩しました。 遠くに海が見え、吹く風は爽やかなので、 山頂はイマイチだけどそれも良しとして下山することに。


【ここが問題のピーク】

さっきの分岐点で下っていた道は巻道だろうと思いこみ、 引き返さずにまっすぐに進めば戻れるのでは、と判断した ふたりは、ピストンせずにそのまま進むことにしました。激下りです。 踏み固められていない地面はズルズルと滑りやすいのですが、 テープを頼りに下りました。けれども、周囲を見渡すと、 さっきの道と合流しそうな気配がありません。 訝しく思いながらもズンズン下りました。やがて激下りが終わり、 なだらかな下り坂になりました。…と、見覚えのある山容が右手の木立の間から覗いています!
「熊チャン、あれは!」
「真妻山…! 戻りましょう」
どうやら一つ手前の尾根を歩いていたようです。 激下ったところを激登って、先程のピークを過ぎ、間違えた分岐点に戻り、 本来の登山道を歩きました。


【快適な登山道】

歩きやすく快適な道が続いています。少しだけ急な登りになったのも束の間、突如前方が開け頂上が目に飛び込んできました。
山頂は360度のパノラマ、筆舌に尽くしがたいほどの開放感と爽快感。 昼食を済ませ、下山の準備に取りかかるのが憂鬱なほど、 気持ちよいユルユルで穏やかな時間が過ぎていきました。


【目の前に山頂が】


【山頂】


【山頂からの眺望】


【山頂からの眺望。遠くに海が!】


【山頂からの眺望】

登りも下りも、とにかくこの山中では登山者にまったく会いませんでした。 林道歩きも何のその、静かで気持ちのいい本当に素晴らしい山だと思います。

(注:林道終点から山頂までは30分程。道迷いしなければ…。)