釈迦ヶ岳 (大峰山脈・1799.6m)



天気:晴れ時々曇り 日にち:2008年7月06日
メンバー:2人

旭登山口→釈迦ヶ岳→旭登山口 《歩行時間:4時間30分(休憩含む)》


【古田の森ピーク手前から釈迦ヶ岳】



前日は道の駅大塔で車中泊。熊ちゃんが登山口まで行くというのを、 19時頃既に眠くなっていた私が駄々をこね、 大塔へ。その結果、夜中に若者の叫声や車のエンジン音に幾度となく目を覚まされる羽目になりました。
7時頃登山口に到着。朝ごはんを済ませ、身支度を整えていると岩手ナンバーの車が到着。 男女4人が同乗しておられ、8時ジャストに登山口を登って行かれました。 私たちもその後徐ろに歩き始めました。

【左:登山口 右:駐車場とトイレ】

しばらくの間は笹が両側に生え頭上を 木々が覆う鬱蒼とした道を行きますが、 やがて稜線に出ると視界が開け開放感で満たされます。そよ風に吹かれながら心地よく歩きました。 先発された4人が前方に。 「遠くから来られたんですね〜」と熊チャンが話しかけると、 「車のナンバーは遠いけど、実は五條なんですよ」との返事が。 このグループの様子をみていると、どうやらガイドさんと引率されている人たち、という関係のようでした。 「お先です。」と声をかけ私たちが先に行くことになりました。とてものんびり歩く私たち なのですが、それに輪をかけてゆったりモードの人たちでした。
頭上には青い空、道の両側に今を盛りのバイケイソウの花。 正直なところ、こんなに綺麗に咲いているバイケイソウを初めて見たような気がします。 というのも、 バイケイソウって、若葉は瑞々しくて綺麗ですが、花の時期にあまり見ていないのです。 ここは群落が続いていて、 一株一株の花の密度が濃いというか花数が多くそして花そのものが大きいように思います。 嬉しい驚きでした。


大きなアップダウンがほとんどない快適な道を気持ちよく歩いていましたが、 虫が多いのには閉口しました。 虫除けスプレーも扇子もあまり効果なかったようです。

【青空が眩しい】


【大峰南部方面を振り返る】


【上に同じ】

古田の森ピークの少し手前で釈迦ヶ岳が姿を現しました。 さっきまで青空が広がっていたのに、あっという間に雲が広がっています。

【古田の森ピーク手前から釈迦ヶ岳】


【古田の森ピーク】


【こんな青空も】


【千丈平】

千丈平の標識を過ぎしばらく行くとテント場にある水場に到着。冷たくて美味しい水です。 ふと見ると、水の流れ口の周りに小さな小さな白い花。ミヤマムグラが遠慮がちに咲いていました。 この後、傾斜が少し急になった道をしばらく歩くと前鬼方面への分岐です。 ここを左にとって、尚も急な坂を歩くと山頂です。お釈迦様の姿が目に飛び込んできました。 去年来たときはお釈迦様がご不在だったのですが、今日は立派な姿を拝見できました。 他の人の姿はなく、山頂はお釈迦様と私たちが占領しました。

【山頂】

下山は来た道を戻ります。前鬼方面への分岐の少し手前で、 先程の4人と行き交いました。 この後は何組もの人たちとあいさつを交わしました。
昼食場所を探しながら歩いたのですが、 水場の周辺は虫だらけなので、水の補給だけして通り過ぎました。 すると前を歩いていた熊チャンが急に立ち止まり振り向いて、 「し、か」と小声で教えてくれました。指さした方向を見ると木々の間に小さめの鹿が可愛らしい顔をこちらに向けていました。 逃げる様子はなくこちらをジッと見つめています。少し移動してはこちらを見、また 2、3歩歩いては立ち止まりという感じで、といっても鹿と私たちの距離は変わらずで、 物怖じしない様子でしたが、 やがて木立の向うに姿を消してしまいました。


その後も、風がない、日射しがイヤ、虫が多いと×の条件が揃い、昼食をとらないまま 駐車場まで戻ってしまいましたが、 熊チャンが、駐車場を少し下ったところにある小さな河原で昼食にしましょうと提案。 そこには澄んだ水が流れていて、手を浸すと冷たくてとても気持ちよかったです。 虫もいなくて木陰があって素敵なランチスポットでした。 「こんな素敵なところを知っているのなら早く言ってよね〜。」
のんびりとした時間を過ごし車に乗り込んでいざ発進というときに後ろから1台の車。 岩手ナンバーの人たちが笑顔で手を振って過ぎて行かれました。 ガイドらしき人をはじめ、感じのいいグループでした。


大きな地図で見る


では、今回出会った花たちのほんの一部を紹介します。(クリックで拡大)
バイケイソウ
ツルアジサイ
オトギリソウ?サワオトギリ?
ミヤマムグラ
サラサドウダン
ベニドウダン