東床尾山 (兵庫県・839.1m)



天気:曇り 日にち:2008年12月21日
メンバー:2人

大カツラ→東床尾山山頂(ピストン)
《所要時間:約3時間(休憩含む)》


このところ、日曜日はお天気が悪い…そんな周期に陥っているような気がします。 今日も昼から雨の予報です。大カツラが目印の登山口に到着したのは正午頃。 空は重く、すぐにも降り出しそうです。 以前、この登山口までは来たことがありますが、雨で 気持ちが挫けて断念したり、天気予報を聞いて前日に中止を決定したり、 とあまり相性のよい山ではありません。今日は雨具を装着して、多少の雨を覚悟して登ることにしました。
この大カツラは国の天然記念物だそうです。その奥にある橋を渡って歩き始めます。


糸井の大カツラ


歩き始めは、川に沿って緩やかな登りです。助右衛門桜の案内に気づいて矢印の方を見ると 大きな桜の木が葉を落とし寒そうに佇んでいました。



登山道脇のそこここでマツカゼソウの枯れた葉が揺れていました。 沢にかけられた小さな木橋を何度か渉り、精錬所跡というところに着くと同時にポツリポツリと雨が 顔に当たりました。この先ずっと雨にうたれながら歩くのか…と意気阻喪しましたが、 雨に降られたのはその後の少しの間だけでした。

高山精錬所跡地:床尾山の和田山町側の山肌一体は、古くから金山として栄え、かつては金の鉱脈が縦横 に走り、 石の露頭も多く、掘れば必ず金鉱脈に当たる鉱山として昭和初期頃まで採掘されま した。 この辺りには精錬所があって、金の精錬が行われていました。床尾山の金鉱脈は 「竹ノ内の鉱山」と呼ばれ、ここを含めて数カ所の精錬所跡が残っています。〜案内板より〜


お天気のせいなのかどうかはわかりませんが鬱蒼とした薄暗い道がしばらく続きます。 杉の植林地と広葉樹林が混在しています。落ち葉が重なった狭い道をジグザグに登って高度を上げると、 空が開けて、西床尾山への分岐点に着きました。 松林を渉る風がまるで海鳴りのように聞こえました。 落ち葉が風に吹かれ、ダンスを踊るかのようにくるくると舞っていました。



ここから少し下って登り返すと避難小屋がありました。



そこからまた下って登り返すと山頂です。 山頂に群生しているキンシバイが紅葉の名残をとどめていました。 360度の展望です。空は低いけれど、視界が開けていて気持ちのいい山頂です。 晴れていれば、豊岡市や出石町、氷ノ山、蘇武岳等但馬の山々、遠く天橋立まで望むことができるそうです。

東床尾山山頂


鉄鈷山方面


豊岡市方面


西床尾山方面


風が強い中、 腰を下ろし、昼食を兼ねて休憩しました。歩いている時は暑く感じましたが、じっとしているとさすがに冷え込んできました。 雲の色がどんどん鈍さを増して薄暗くなって来ましたので、重い腰を上げることにしました。 時間と天気次第で周回も考えていましたが、この空模様なので今日はここまで。来た道を下りました。
登山口に戻ったところで大粒の雨が落ちてきました。間一髪でずぶ濡れを免れました。

登山口



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